いざ「ダイエットをしよう！」と意気込んでみても、ダイエットに関する知識がしっかりしていないとリバウンドをしてしまったり、健康を害してしまう場合があります。
ですから、正しいダイエットを行っていただくために今回は「ダイエットの基礎知識」をご紹介致します。

まず一つ目にご紹介するのは、「食事」についてです。
ダイエットをしていると、「1日2食」といった無理な食事制限をする方がいらっしゃいますが、これは逆に太る原因となってしまうので、やめた方が良さそうです。
「どうして1食抜いただけで太りやすくなるのか？」というと、私たち人間の体はエネルギーが足りなくなると、生命維持のため「エネルギー節約」の力が働きます。
食事を減らした分の少ないエネルギーを節約して消費し、食事を取った際には「なるべく沢山のエネルギーを補給しよう」と吸収率が上がるため、ダイエットに大敵な脂肪もより多く取り入れてしまうのです。
また、「カロリーが多めな食事は夜ではなく朝食で摂るべき！」といった言葉をダイエットではよく使われますが、これは「日中と夜では活動量が異なること」が関係しています。
例えば、朝にカロリーの高いメニューを食べてもその後、仕事や家事・買い物等の日常生活でエネルギー消費されますが、夜に食べた場合、後はほぼ寝るだけになってしまう為、朝よりも脂肪が蓄えられやすくなってしまいます。
ダイエットをしているからといって無理し過ぎも禁物ですが、お肉などを食べる際はなるべく朝、そして夜は朝や昼よりも多めの野菜類を食べる様にすると、ダイエット成功率が高まります。

二つ目は、「体重」についてです。
ダイエットを始めるにあたって体重を量る機会が増える事と思いますが、実は体重の量り方にはルールがあります。
そのルールとは、「毎日量ること」・「毎日同じ時間帯に量ること」・「量った体重を必ず記録すること」です。
例え、ダイエット中に「少し食べ過ぎてしまった」としても、きちんと毎日量ることで「反省」ができたり、「新たな目標」を持つことができたり、「今、しているダイエットの改善策」を考えたりする事ができます。

三つ目は、「体脂肪」についてです。
体脂肪は、「体に蓄積された脂肪」です。
実は体脂肪は、落としすぎも良くないことが分かっています。
特に、女性の場合「17％以下」になると「月経機能」が低下するなど、危険な場合もありますので落としすぎにも注意しましょう。

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