記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年に福岡大学医学部医学科卒業後、多方面の医療分野に挑戦し、Wクリニック心斎橋院で経験を重ね、福岡院院長に就任。

シワやニキビ跡、色素沈着、妊娠線の改善など様々な肌の悩みに効果的な施術がダーマペンです。ダーマペンは、針を皮膚に刺して自然治癒力を引き出し、肌を再生させる施術です。

針を刺した肌は、傷を治すためにコラーゲンやエラスチンの生成につながる成長因子が作り出されます。これにより、皮膚の修復が開始され、新しい肌が作られて若返りが期待できるのです。

このように、肌質改善に効果的なダーマペンですが、副作用はないのでしょうか。ダーマペンの副作用についてお伝えします。

 
質問者

先生、ダーマペンで起こる副作用について教えてください。

 
院長

ダーマペンは、針を皮膚に刺すため、出血・炎症・発疹・むくみ・かさぶたなどが生じる可能性があります。

また、肌に炎症がある状態で施術を受けてしまうと、色素沈着のリスクもあるため注意しなければいけません。

当院では、肌の炎症がひどい場合は、炎症が落ち着いてから施術を受けて頂いております。

炎症がひどい場合は診察に来ていただき、薬を処方することも可能です。ひどい炎症が長引くことは、ほとんどございませんのでご安心ください。

ダーマペンの副作用

出血

ダーマペンでは、とても細い針を使用しますが、広範囲にわたって細かく針を刺していくため出血のリスクが伴います。

特に皮膚が薄い箇所は、出血しやすくなります。

施術をしながら止血していきますが、内出血が起こりやすい方は、出血した後に内出血跡が目立ってしまう可能性もあるでしょう。内出血は、1週間から2週間ほどで自然に治ります。

炎症

皮膚で肌に傷をつけるため、肌が赤く炎症を起こす場合があります。炎症が起こることで、痛みを生じる場合もあるでしょう。熱感を伴ったり、ヒリヒリした感じが数日残る方もいます。

炎症が起きている間は、肌を刺激しないように特に注意してください。

冷やすことで炎症を落ち着かせることができます。炎症が落ち着かない場合は、感染を起こしている可能性もあるため、すぐにクリニックまでご連絡ください。

発疹

炎症により発疹が生じる場合と、施術で使用する薬剤や針や麻酔等でアレルギーが生じた場合に起こる可能性が高いです。

麻酔薬やステンレスアレルギーがある方、化粧品の成分でアレルギー反応が出たことがあるという方は、事前にご申告ください。原因により対処法が異なります。

むくみ

ダーマペンでは、傷を修復する過程でむくみが出る場合があります。むくみは数日でおさまるため特に心配はありません。

かさぶた

ダーマペンでは、傷をつくるため傷が治る過程でかさぶたになる可能性があります。

 
質問者

ダーマペンでかさぶたができた場合、剥がしても良いのでしょうか?

 
院長

かさぶたは自然に治っていきますが、気になって触ってしまう人も多いです。

しかし、かさぶたを無理に剥がしてしまうと、新たな傷を作ってしまうことになりかねません。かさぶたは自然に剥がれるのを待ってください。

 
質問者

かさぶたが痒い時はどうしたら良いですか?

 
院長

かゆみを抑えるために患部を冷やしたり、しっかり保湿するようにしてください。かさぶたができている部分は、清潔に保つようにしましょう。

皮膚の回復が早めるために、かさぶた部分が乾燥しないように保湿してください。

ダーマペンの副作用は、出血・炎症・発疹・むくみ・かさぶたなどがあることが分かりました。

これらの副作用は、針を刺す深さや肌状態でも異なってきます。個人差があるため、施術を受けた後に気になる症状がある場合は、クリニックまでご連絡ください。