切らずにリフトアップする方法には、糸リフトやハイフがあります。では、糸リフトとハイフでは、どちらのほうがたるみに効果的なのでしょうか。糸リフトとハイフの効果についてまとめておきます。
糸リフトとハイフでは、効果に違いがあります。糸リフトは、すでにたるみが出ている方、しっかりリフトアップしたい方におすすめです。
ハイフは、たるみが軽度の方や、これからたるまないように予防しておきたいという方におすすめです。
ダウンタイムの違いはありますか?
個人差はありますが、ハイフはほぼダウンタイムがありません。糸リフトに関しては、腫れや違和感が数日続く可能性がありますが、日常生活に大きな支障をきたすほどではありません。
どちらも即効性はあるのでしょうか?
ハイフは、施術後1~3か月程度でコラーゲンが増加するため、その間にリフトアップや肌の弾力アップを実感していただきやすいです。
糸リフトは施術直後から引き上がりますが、腫れがあるため、リフトアップ効果がやや分かりにくいかもしれません。
腫れが落ち着いて1ヶ月すると糸が馴染みますので、綺麗な仕上がりを実感していただけます。
効果の持続期間はどちらが長いのでしょうか?
効果の持続期間は個人差があります。目安になりますが、ハイフは、6~12ヶ月ほど、糸リフトは、使用する糸の種類や挿入本数にもよるため、およそ6〜24ヶ月かけて吸収されます。
糸リフトの場合は、糸が吸収されてからも肌の中でコラーゲンが産生されるため、その後も肌のハリやツヤなどを実感していただけます。
糸リフトとハイフ両方受けることもできるのでしょうか?
はい。組み合わせも可能です。糸リフトとハイフの併用で、さらなる引き上げ効果を期待できます。
ですが、同日の施術は行っていないため、糸リフトを先に受けていただき、1ヶ月後以降、ハイフの施術を受けていただけます。
組み合わせればよりたるみへの効果が期待できますか?
はい。たるみ予防とたるみ改善効果を高めることができます。また、糸リフトによる肌質改善効果も期待できるでしょう。
切らずに行えるたるみ治療「糸リフト」と「ハイフ」は、どの程度たるみが出ているのかで、どちらがより適しているか決めることができます。悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。

Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
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2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属
糸リフトとハイフでは、どちらのほうがたるみに効果的なのでしょうか?