小顔になりたいと思っている方は、エラボトックスをすれば小顔になれるのでは?と考えているかもしれません。
しかし、エラボトックスで小顔になれるかどうかは、お顔の状態で変わってきます。
エラボトックスが適していない方が施術を受けてしまうと、たるみが生じたり、頬がこける、やつれて見えてしまうというようなことが起きてしまうのです。エラボトックスによる頬コケのリスクについてお伝えします。
エラボトックスをすることで、頬がコケてしまうということはありませんが、頬がコケて見えてしまうということはあります。
頬骨が目立っている方、頬が少しやせてきている方、目の周りにくぼみが出ている方、たるみが気になっている方は、エラボトックスで頬がコケてしまったように見えたり、やつれて見える可能性があります。
どうしてそのように見えてしまうのですか?
エラボトックスでは、咬筋にボトックスを注射します。これにより、発達していた咬筋が小さくなっていきます。
筋肉のふくらみが小さくなることで、頬の部分が目立つようになってしまうのです。
頬コケしてしまうかどうかは診察で分かりますか?
はい。当院では、カウンセリングの際にしっかりお顔の状態を診察させていただき、エラボトックスによって頬のコケが目立つ可能性がある場合は、お伝えさせていただきます。
どうしてもエラボトックスを受けたいという方には、施術後に頬の周りのバランスを整えて頬コケを目立たなくさせるヒアルロン酸注入なども合わせて提案させていただきます。
エラボトックスによって、たるみが出てしまうかどうかも診察で分かりますか?
ご年配の方は、たるみが出るリスクが高くなります。エラボトックスで咬筋が小さくなると、もともとあった皮膚が余り、たるみが目立つようになる可能性があるためです。
通常は、皮膚が縮んで元に戻るのですが、年齢を重ねると皮膚が戻るスピードが追い付かずたるみになってしまうことがあります。
この場合は、たるみ治療を併用すれば改善できます。
エラボトックスで頬コケが出る人の場合、他の施術で小顔になることもできるのでしょうか?
お顔の状態を拝見し、より適した小顔施術を提案させて頂くことは可能です。
エラボトックスでは、お顔の状態によって頬コケのリスクがあります。エラボトックスで小顔になりたいという人は、本当にエラボトックスが必要なのかを見極めなければいけません。お気軽にご相談ください。

Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
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2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属
先生、エラボトックスをして頬がコケてしまうことがあるって本当でしょうか?