頬や目の周辺にもやっとしたシミがある場合、肝斑かもしれません。

肝斑はレーザートーニングで治療することができますが、実は飲み薬でも治療可能です。肝斑を治療するお薬についてお伝えします。

 
質問者

先生、肝斑はお薬で治すことができるのですか?

 
院長

はい。市販されている肝斑治療薬が有名ですが、クリニックでも処方可能です。

 
質問者

どのような成分が配合されているのでしょうか?

 
院長

市販薬も処方薬も「トラネキサム酸」が主成分となっています。

 
質問者

市販されているお薬と処方されるお薬の違いはどのような点ですか?

 
院長

配合されている「トラネキサム酸」の含有量に違いがあります。

市販薬の場合は、1日およそ750mgとなりますが、処方薬は症状に合わせて調整します。

目安として1日1500mgとなっています。当院では、トランサミンと一緒にビタミンCとビタミンEの服用の組み合わせをおすすめしています。

 
質問者

トラネキサム酸は、処方薬と市販薬では含有量にかなり差があるのですね。

 
院長

はい。そのため、市販薬で思うように効果が実感できなかったという方に、クリニックで処方することもあります。

 
質問者

飲み薬で副作用はありませんか?

 
院長

副作用は少なく、比較的安全性が高いお薬です。まれに体質に合わない方もいらっしゃいます。

わずかですが、発疹や食欲不振、胸やけ、かゆみなどの副作用が報告されています。

 
質問者

肝斑の治療は飲み薬だけですか?

 
院長

塗り薬を併用することでさらに効果を期待できます。

肝斑の治療では、ハイドロキノンやトレチノインがおすすめです。また、ビタミンC誘導体を含む化粧品もおすすめしています。

 
質問者

ハイドロキノンやトレチノインは皮膚への刺激が強いと聞いたので心配です。

 
院長

肌質によっては、刺激が出る方もいらっしゃいます。

症状を確認し、使用が難しい場合は、飲み薬やレーザートーニングをおすすめしています。

肝斑に効く薬を紹介しました。クリニックで処方してもらうお薬は、医師の診察を受けて処方されるため、症状に合わせた量を調整してもらうことができます。

市販薬で効果が出ない方や、市販薬では効果が出るか不安という方、肝斑をお薬で治療したいという方はご相談ください。

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属