ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、多くの女性にとって魅力的な選択肢ですが、後悔しないためには慎重な検討が必要です。失敗事例やクリニックの選び方を知り、安心して美しさを追求しましょう。
この記事では、ヒアルロン酸の豊胸手術による後悔について詳しく解説し、理想の胸を手に入れるためのステップをご紹介します。後悔のない美しさを実現するために、まずは正しい情報と知識を身につけましょう。
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ヒアルロン酸注入での豊胸で後悔した失敗事例
ここでは、ヒアルロン酸注射による豊胸手術の失敗例をいくつか紹介します。理想の胸元を手に入れるために人気の豊胸手術ですが、どのような失敗が考えられるのでしょうか。施術を検討するためにも、ぜひ参考にしてください。
胸が硬くなった
豊胸手術後の硬さは、ヒアルロン酸が皮膚の表面近くに注入されたことが原因です。粒子が大きく、硬い性質を持つヒアルロン酸は、顔用のものと異なり、胸部での使用では硬さを感じやすくなります。
特に、元々脂肪が少ない胸を持つ方は、硬さをより強く感じることがあるでしょう。しかし、硬さの原因は単にヒアルロン酸の性質だけではありません。
適切な深さを守らないと、皮膚に近い部位に注入されることがあり、凹凸や不自然な外観が生じることも考えられます。
ヒアルロン酸注入の成功には、人体の構造を熟知し、最適な深さに注入できる医師の技術力が必要です。
しこりができて凹凸した見た目になった
通常、ヒアルロン酸は体内で徐々に分解されて無くなりますが、体が異物と認識し、アレルギー反応を引き起こすことがあります。
この反応により、注入されたヒアルロン酸の周りに硬い被膜が形成され、しこりの状態になる可能性があるでしょう。
ヒアルロン酸注入の際、注入が大きな塊状で行われたり、薬剤の質が悪かったりすると、しこりが発生しやすくなります。
しこりを防ぐためには、ヒアルロン酸を細かい粒状に注入し、過度な量を一度に注入しないようにすることが重要です。
また、品質管理の行き届いたクリニックで治療を受けるようにしましょう。
豊胸の効果をあまり感じられない
ヒアルロン酸注入による豊胸治療は、1回の注射で片方の胸に最大200㏄程度のヒアルロン酸を注入することが一般的です。
この量によって通常は2カップ分のサイズアップが期待されますが、実際に感じられる効果は個人差があり、満足できないケースも存在します。
多くのクリニックではリスクを最小限に抑えるため、コストの観点からも少ない分量での注入が行われています。
そのため、期待通りのサイズアップが得られず失望することもあるでしょう。豊胸手術で大幅なサイズアップを望む場合、ヒアルロン酸注入よりもインプラントバッグによる豊胸術を検討することが適しています。
不自然なくらい大きくなった
バストのボリュームアップを望む多くの方がヒアルロン酸注入を選択しますが、注入量が過剰であったり、注入箇所が不適切であったりすることで、バストがあまりにも不自然に大きくなってしまう事例があります。
あまりに大きなサイズになると、周囲に手術の痕跡が目立ってしまうことに対する不安や、違和感を抱くことが免れません。
美しさを目指すはずが、逆に過度のボリュームが生活の質を損なうことにつながることもあります。
ヒアルロン酸注入によるバスト豊胸は、個々の体格や希望に合わせた適切な量と位置で行うのが大切です。
思っているよりも早く元に戻ってしまった
ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、効果が永続的ではないことを理解しておく必要があります。
ヒアルロン酸は時間とともに体内で吸収されるため、ヒアルロン酸注入による豊胸の効果も一時的なものです。
ヒアルロン酸注入の効果の持続期間は、ヒアルロン酸の種類や個人差によって異なり、一般的には6ヶ月から2年程度です。
しかし、中には半年経過すると効果が半減してしまうケースもあり、これに失望する方もいます。
持続性を高めて効果を長持ちさせるためには、定期的にヒアルロン酸の追加注入が必要です。
仕上がりのデザインが思っているものと違った
ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、胸の形状を理想的に仕上げるために用いますが、時には希望と異なるデザインで仕上がることがあります。
デコルテをふっくらさせたいという希望を実現するためには、胸の上部にヒアルロン酸を注入する必要があり、デコルテ自体に膨らみを持たせることは難しいため、理想のカタチにならないことがあります。
また、ヒアルロン酸の注入位置を調整することでバストデザインを決められますが、術前のカウンセリングや医師の技術力不足などが原因で、仕上がりのデザインが満足できない場合もあるでしょう。
しこりが瘢痕化した
ヒアルロン酸注入による豊胸手術後、しこりが炎症を引き起こすと、ヒアルロン酸が不純物と結合し、バストに残留するリスクが存在します。
しこり自体は通常、乳腺に悪影響を及ぼしませんが、しこりが瘢痕化すると、炎症が他の部位に広がる可能性があるため、しこりを取り除くため胸部の切開が必要となります。
ヒアルロン酸注入の豊胸手術は、傷跡が残らないことが魅力の一つですが、しこりが瘢痕化すると、最終的には傷跡を残す摘出手術が必要になることに注意が必要です。
失敗や後悔を避けるためには、信頼性のある医師との綿密なカウンセリングが大切です。
ヒアルロン酸注入での豊胸の副作用・リスク
ここでは、ヒアルロン酸注入の副作用やリスクについて解説していきます。ふっくらとしたバストが手に入るヒアルロン酸注入ですが、メリットばかりではありません。事前に副作用をしっかり頭に入れておきましょう。
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腫れ・内出血・痛み
ヒアルロン酸注入の豊胸手術には、最も一般的な副作用として腫れ、内出血、そして痛みが挙げられます。
手術中は麻酔が行われるため、ほとんど痛みを感じませんが、麻酔の効果が切れると胸部に腫れと痛みが生じます。この痛みは筋肉痛のような感覚で、約1週間程度続くことがあるでしょう。
1週間から1ヶ月経過すると、痛みや腫れは徐々に収まり、内出血も治まります。しかし、痛みが持続する場合は、医師に相談しましょう。
血管閉塞
誤ってヒアルロン酸を血管内に注入すると、血管が詰まり血液の流れが停止し、組織の壊死リスクが高まります。
これは非常に重大な副作用であり、慎重な施術が不可欠です。医師は血管の位置を正確に把握し、血管閉塞を回避するために確認作業を丁寧に行います。
患者自身も、経験豊富な医師による治療を受けることが安全な治療の鍵となるでしょう。
感染リスク
ヒアルロン酸注射による感染リスクは一般的に低いですが、まれに施術中または施術後に細菌が侵入し、ヒアルロン酸の周囲で炎症を引き起こすことがあります。
感染による炎症は、赤く腫れ上がり、時には痛みを伴うでしょう。感染が疑われる場合、抗生剤の点滴や内服による治療が行われますが、それでも症状が改善しない場合、ヒアルロン酸の溶解注射が必要となることがあります。
感染リスクを最小限に抑えるため、施術前後の清潔さと適切なアフターケアが重要です。
アレルギー反応
アレルギー反応の原因は主に2つあります。ひとつ目は、ヒアルロン酸注射に含まれるヒアルロン酸以外の物質がアレルギーの原因となる場合です。ふたつ目は、ヒアルロン酸注入後に、注入されたヒアルロン酸が体内で異物と認識され、免疫反応を引き起こす場合です。
ただし、アレルギー反応は非常にまれで、発生率は0.0012%とされています。アレルギー反応が疑われる場合、適切な医療処置が必要です。
ヒアルロン酸注入での豊胸での豊胸で後悔する人の特徴
豊胸手術後に後悔する人の共通の特徴は、「リサーチ不足」です。情報収集やリサーチを怠ると、後悔の元となるでしょう。
一般的な後悔パターンとして、以下のような例が挙げられます。
・近くのクリニックを選び、医師の実力や評判を調査しなかった。
・大手クリニックという理由で選び、医師個人の実力差を見逃した。
・価格を優先し、手術の種類や医師のスキルを考慮しなかった。
これらのパターンに共通するのは、ドクターやクリニックの実績、評判、スキルを十分に調査せず選択することです。美容整形手術は自身の健康と外見に関わるため、リサーチを怠らないようにしましょう。
ヒアルロン酸注入での豊胸で後悔しないためには?
ここでは、ヒアルロン酸注入での豊胸で後悔しないために、気をつけたいポイントを紹介します。理想の仕上がりを目指すために、ぜひチェックしてください。
注入量は200ccまでに抑える
ヒアルロン酸注入の豊胸手術を成功させるためには、注入量の管理が非常に重要です。多くの場合、失敗の原因となるのはヒアルロン酸の過剰な注入です。
大量のヒアルロン酸を注入すると、胸が不自然に膨らみ、乳腺組織や皮下組織に過度な圧力がかかり、炎症やしこりのリスクが高まります。したがって、適切な注入量をコントロールすることが大切です。
適切な注入量は、個人の体格や希望によって異なりますが、一般的には片胸あたり200cc程度までが安全な範囲とされています。
適切な量を守り、適切な位置に均等に注入することで手術の成功率を高めることが可能です。
繰り返し注入しないようにする
ヒアルロン酸注入の豊胸手術は、持続性を高めようと何度も手術を繰り返すのは控えましょう。
注入回数を過度に増やすことは、炎症や合併症のリスクを高める要因となります。また、ヒアルロン酸が多くの回数注入されると、組織に負担がかかり、被膜が硬くなり、最終的にはしこりが瘢痕化する可能性があります。
後悔や不自然な外観の原因になるため、一度の手術で適切な量のヒアルロン酸を使用し、自然な仕上がりを目指しましょう。定期的なフォローアップとメンテナンスも大切です。
手術前に綿密なカウンセリングを受け、最適な方法を医師と共に検討しましょう。
後悔しないクリニックの選び方
後悔しない施術を受けるには、クリニック選びが大切です。ここでは、クリニックを選ぶ際にチェックしたいポイントを紹介します。後悔を避けるためにも、信頼できるクリニックを選びましょう。
症例や実績が豊富なクリニックを選ぶ
ヒアルロン酸注入の豊胸手術は、一般的にはプチ整形とされがちですが、実際には施術者の高度な技術と美的センスが求められます。
誤った注入箇所は炎症の原因となり、過度な量の注入はしこりを引き起こす可能性があります。
これらの問題はドクターの熟練技術によって予防できるものです。安心感を持ちたい方は、実績と経験豊富なクリニックを選び、事前のカウンセリングで詳細を確認しましょう。
症例の写真も確認する
ヒアルロン酸注入の豊胸手術を検討する際、選んだクリニックや医師の過去の症例写真を必ず確認しましょう。
通常、症例写真はクリニックのウェブサイトや医師のSNSなどで公開されています。各クリニックや医師の施術方法や技術力、美的センスは異なるため、症例写真を見てどのような結果が期待できるかを確認することは非常に重要です。
自身の理想に近い症例や仕上がりが掲載されているかを確かめ、クリニック選びの参考にしましょう。
アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶ
どのような豊胸手術を受けるにしても、個々の症状や希望に応じて異なる結果が生じることがあります。また、前述のような失敗や副作用の可能性は完全にゼロではありません。
したがって、手術後のアフターフォローが充実しているクリニックを選びましょう。これには定期的な健診が含まれ、手術後の経過を確認し、問題があれば迅速に医師の診察や適切な処置が受けられます。
アフターフォローがしっかりと整備されたクリニックは、安心感を持って施術が受けられるでしょう。
安さだけでクリニックを選ばない
豊胸手術を検討する際、予算内で施術を受けるのは重要ですが、費用だけを基準にしないようにしましょう。
技術力の高さ、カウンセリングの丁寧さ、アフターサービスの充実度など、総合的な要素の考慮が必要です。
価格の安さは一時の満足感をもたらすかもしれませんが、手術の成功と満足度には長期的な視点が欠かせません。
信頼性の高いクリニックは、患者の安全と結果を第一に考え、経験豊富な医師とスタッフによる高品質な施術とケアを提供します。
まとめ
理想の胸元を手に入れたい方にとって、ヒアルロン酸注入による豊胸手術は魅力的な選択肢のひとつです。
しかし、クリニック選びを失敗すると、胸が硬くなったり、しこりができたりする可能性があります。
また、ヒアルロン酸注入での豊胸手術には、腫れや血管閉塞などのリスクがあることも考慮しなければなりません。
実績が多く、アフターフォローが充実した信頼できるクリニックを選び、後悔がない施術を受けましょう。
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Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
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2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属