形成外科

ほくろ(母斑)

ほくろ(母斑)

ほくろ(母斑)とは

ほくろは、皮膚に存在する「メラノサイト」という色素細胞が集まってできた良性の腫瘍です。

一般的には黒色や茶色の小さな斑点として見られますが、皮膚の深さや性質によって、形や色、大きさが異なります。

ほくろの原因

ほくろは以下の要因によって引き起こされます。

先天性(生まれつき)
遺伝や胎児期の細胞の変化によって発生
後天性(成長とともに出現)
紫外線・ホルモンバランス・皮膚への刺激などが関与するといわれています

ほくろの症状・特徴

  • 茶色〜黒色の斑点や隆起
  • 直径数ミリの小さなものから、大きく盛り上がるものまでさまざま
  • 毛が生えていることもあります
  • 顔や首、体のどの部位にも出現します

ほくろの種類

  • 平らなほくろ(色素斑)

    平らなほくろ
    (色素斑)

    毛穴が開き、皮脂が酸化して黒く見える状態

  • 盛り上がったほくろ(隆起性母斑)

    盛り上がったほくろ
    (隆起性母斑)

    丸くふくらんでおり、
    色は黒〜濃い茶色

  • 毛のあるほくろ

    毛のあるほくろ

    表面から毛が生えている

  • 青色ほくろ(青色母斑)

    青色ほくろ
    (青色母斑)

    皮膚の深い部分にメラニンが沈着し、青黒く見える

  • 大きな先天性ほくろ

    大きな先天性ほくろ

    生まれつき存在し、大きくて色むらがある場合も

気をつけるべきほくろ
(要注意サイン)

以下のような変化がある場合は、悪性腫瘍(メラノーマ)の可能性もあるため、早めに受診をおすすめします。

  • 形が左右非対称になってきた
  • 境界がギザギザしている
  • 色がまだらで濃淡がある
  • 大きさが急に大きくなってきた
    (直径6mm以上)
  • 出血やただれがある

ほくろの治療法として

ほくろの治療は、見た目の改善と悪性腫瘍の鑑別を目的に行います。

  • ① 手術による切除

    • メスでほくろを切り取って縫合します
    • 保険適応になる場合あり
      (悪性の疑い、生活に支障がある場合など)
    • 切除した組織を検査して、悪性かどうかを確認できます
  • ② レーザー治療

    • 主に小さなほくろや隆起の少ないものに適応
    • 自費診療となることが多い
    • 傷跡が目立ちにくく、短時間で治療可能
    保険適応外になります。
  • ③ その他の治療法

    • 部位や大きさによって治療法を選択します
    • 再発の可能性があるため、医師の診断に基づいた適切な方法が重要です

日常のスキンケア・
生活習慣のポイント

  • 紫外線対策(UVケア)をしっかり行う

    紫外線対策(UVケア)をしっかり行う

  • 気になるほくろを繰り返し刺激しない(カミソリ、摩擦など)

    気になるほくろを繰り返し刺激しない(カミソリ、摩擦など)

  • 見た目が変化したら早めに受診

    見た目が変化したら早めに受診

まとめ

ほくろは多くが良性で心配のないものですが、なかには悪性腫瘍と区別がつきにくいものもあります。
「見た目が気になる」「大きくなってきた」「形が変わってきた」など気になる変化がある場合は、形成外科での診察をおすすめします。
W CLINIC では、美容面と安全面の両方から、患者様に合った最適な治療法をご提案いたします。

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