年齢を重ねると、顔のたるみが気になりませんか?ほうれい線が深くなったり、フェイスラインがぼやけたりすると、実年齢より老けて見られることがあるでしょう。たるみの原因は、加齢によるコラーゲンの減少だけでなく、紫外線や生活習慣の影響も関係しています。

この記事では、顔のたるみの主な原因のほか、改善・予防するポイントや生活習慣を解説します。人気の美容医療についても詳しくまとめているので、たるみを防ぎ、若々しい印象をキープするためのヒントにしてみましょう。

顔のたるみとは?

顔のたるみとは、加齢や生活習慣の影響で皮膚や筋肉が衰え、フェイスラインがぼやける状態を指します。皮膚の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが減少すると、頬やあごのラインが下がり、老けた印象を与えます。たるみが進行すると、ほうれい線やマリオネットラインが目立つようになり、実年齢よりも上に見られることもあるでしょう。

顔のたるみは一度進行すると自然には戻りにくいため、早めの対策が重要です。特に、生活の中で無意識に行っている習慣がたるみの原因になっていることも多く、正しいケアを続けることで予防や改善が可能です。

顔がたるむ原因

顔のたるみの主な原因には、以下のようなものがあります。

  • 肌の保湿不足
  • 紫外線の影響
  • 表情筋の衰え
  • 脂肪の増加
  • 加齢による弾力とコラーゲンの低下

肌の保湿が十分に行えていないと、皮膚のバリア機能が低下し、ハリを失いやすくなります。乾燥した肌は弾力がなくなるため、たるみの進行を早める要因となるでしょう。また、紫外線はコラーゲンやエラスチンを壊し、皮膚の老化を加速させます。紫外線に長時間当たることは、肌のたるみを促進する大きな要因です。

さらに、表情筋の衰えもフェイスラインの崩れや頬のたるみにつながります。脂肪が増えて筋肉で支えられなくなったり、加齢でコラーゲンやエラスチンが減り、肌の弾力が低下したりしてもたるみが出ます。

顔のたるみを改善する方法

顔のたるみを改善するには、日々のケアが重要です。以下の方法を実践すると、ハリのある肌を維持できます。

  • 正しい姿勢を心がける
  • 紫外線対策をする
  • 肌を保湿する
  • 表情筋を鍛える
  • 生活習慣を見直す

それぞれ確認していきましょう。

正しい姿勢を心がける

姿勢の悪さは、顔のたるみの大きな要因となります。特に、スマートフォンやパソコンを長時間使用する際に、首が前に出た姿勢を続けた場合は要注意です。背筋を伸ばし、首の位置を意識すると、たるみの進行を防げます。

また、デスクワーク中は、モニターの高さを調整することが大切です。綺麗なフェイスラインをキープできるように、日常から正しい姿勢を保ちましょう。

紫外線対策をする

紫外線は、コラーゲンやエラスチンを壊し、肌の弾力を低下させます。そのため、以下のような日常的な紫外線対策が重要です。

  • SPF30以上の日焼け止めを使用する
  • 帽子やサングラスを活用する
  • ビタミンCや抗酸化成分が含まれたスキンケアを取り入れる

紫外線によるダメージは、肌の内部で長年蓄積され、後になって急激にたるみとして現れることもあります。そのため、日々の紫外線対策をしっかりと行うことが大切です。

また、紫外線は曇りの日や冬場でも肌に影響を与えるため、一年を通じてケアしましょう。

肌を保湿する

乾燥は肌の弾力を奪い、たるみの原因になります。乾燥を防ぐためにヒアルロン酸やセラミドを含む化粧水や美容液のほか、保湿クリームを使って、肌をケアしましょう。

保湿を徹底すると、肌のバリア機能が強化され、外的刺激によるダメージを最小限に抑えられます。特に、夜のスキンケアでは美容液やシートマスクを活用し、肌に十分な水分と栄養を補給することが重要です。

肌の乾燥によって顔がたるまないように、日常から保湿を心がけましょう。

表情筋を鍛える

顔のラインをすっきりさせるには、表情筋を鍛えることも重要です。筋肉が衰えると皮膚を支える力が弱くなり、フェイスラインが崩れる原因となります。「あいうえお体操」や「口角アップ運動」、「舌回し運動」を毎日継続すると、フェイスラインをすっきりさせることが期待できます。

また、表情筋のトレーニングとマッサージを組み合わせると、よりハリのある顔立ちを維持できるでしょう。

生活習慣を見直す

生活習慣の見直しは、たるみを改善するために重要です。特に、食事や睡眠、運動のバランスを整えると、肌のハリや弾力を維持したるみの進行を防げます。

食事では、コラーゲンの生成を助けるビタミンCを含む食べ物を積極的に摂取しましょう。また、睡眠不足は肌の修復を妨げたるみの原因になるため、避けましょう。寝る前のスマートフォンの使用は、メラトニンの分泌を抑え睡眠の質を低下させるため控えることをおすすめします。

さらに、ウォーキングやストレッチを習慣化し、ヨガやピラティスで姿勢を整えることもたるみ予防に効果的です。

顔のたるみ予防する生活習慣

顔のたるみを予防するには、日々の生活習慣を見直すことが大切です。適切な運動や食事、スキンケアを意識すると、たるみの進行を抑えられます。以下のポイントを意識してみましょう。

  • 適度な運動をする
  • コラーゲンを意識した食事をする
  • 顔のストレッチをする
  • 顔のたるみ予防に有効な成分が含まれた製品を使う

それぞれを詳しく解説していきます。

適度な運動をする

運動は血流を促進するため、たるみの予防効果があります。運動不足になると、顔に余計な脂肪がついたりむくんだりするため、顔の輪郭がぼやけやすくなります。

たとえば、ウォーキングやストレッチであれば全身の血流を改善するため、むくみの解消につながるでしょう。特に、ヨガやピラティスは姿勢を改善させられるため、たるみに効果的です。軽いものでも問題ないため、たるみの改善につなげられるように運動する習慣を身につけましょう。

コラーゲンを意識した食事をする

コラーゲンは肌のハリや弾力を支える重要な成分です。コラーゲンの生成をサポートするビタミンCを食事に取り入れることがおすすめです。レモンやオレンジ、キウイフルーツなどを食べて、肌のハリを保ちましょう。

また、ビタミンCは紫外線から守ってくれる役割もあります。紫外線もたるみにつながるため、食事で積極的にビタミンCを摂取しましょう。

顔のストレッチをする

顔の筋肉を鍛えると、たるみを防げます。特に、「口角アップ運動」や「あいうえお体操」は、表情筋を刺激しフェイスラインの引き締めに役立ちます。また、舌回し運動を取り入れると口周りの筋肉を鍛えられるため、ほうれい線の予防にもつながるでしょう。

さらに、顔のリンパマッサージを行うことで老廃物の排出を促し、むくみの解消の効果があります。日常的に簡単な顔のストレッチを取り入れ、顔の筋肉を鍛えることが重要です。

顔のたるみ予防に有効な成分が含まれた製品を使う

たるみ予防に効果的な成分を含む製品を、スキンケアに取り入れるのも1つの手段です。以下の成分が含まれた製品を使うと、たるみ予防につながります。

  • ヒアルロン酸
  • レチノール
  • ビタミンC

それぞれ見ていきましょう。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は肌の水分保持能力を高め、乾燥を防ぐことでたるみの進行を抑える成分です。年齢とともに減少するヒアルロン酸を補うと、肌の弾力を維持しやすくなります。

特に、高濃度のヒアルロン酸が配合された美容液を使用すると、肌のハリを持続させる効果が期待できるでしょう。また、化粧水や美容液だけでなく、補助アイテムとしてサプリメントを摂取する方法もあります。

日々のケアにヒアルロン酸を取り入れて、たるみの改善につなげましょう。

レチノール

レチノールはコラーゲンの生成を促し、肌のターンオーバーを活性化する成分です。しわやたるみの予防に優れた効果を発揮し、継続的に使用することで肌の弾力が向上します。

敏感肌の人は低濃度から試し、肌の様子を見ながら使用しましょう。レチノールを初めて使用する際は週に数回から試し、肌の慣れを確認しながら徐々に頻度を増やすのがポイントです。また、レチノールを使用する際は紫外線対策を徹底することが大切です。

ビタミンC

ビタミンCは抗酸化作用があり、紫外線ダメージから肌を守る役割を持っています。コラーゲンの生成を補助するため、肌のハリを保つのに最適な成分でもあります。また、ビタミンCは美白ケアの効果が期待でき、シミやくすみの予防にも効果的です。

特に、朝のスキンケアに取り入れることで、紫外線によるダメージを軽減し、たるみの進行を抑えられます。ビタミンC配合の美容液やサプリメントを活用し、内側からも外側からも肌をケアしましょう。

顔のたるみの改善におすすめの治療法

たるみが進行すると、セルフケアだけでは改善が難しい場合もあります。その場合、美容医療の力を借りると、より効果的なリフトアップが可能です。顔のたるみにおすすめの治療法は、以下のとおりです。

  • サーマジェン
  • ヒアルロン酸注入
  • レーザー治療
  • リフトアップ治療

ここでは、顔のたるみ改善におすすめの治療法を紹介します。

サーマジェン

サーマジェンは、ラジオ波(RF)を用いた治療法で、顔の引き締め効果が期待できます。皮膚の深部に熱を加え、コラーゲンの生成を促進することで、たるみ改善にも有効な施術法です。

サーマジェンはダウンタイムが少なく、施術直後から引き締め効果を感じやすい点が特徴です。効果は3ヶ月程度持続しますが、定期的なメンテナンスを行うとさらにたるみの進行を抑えられます。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸の注入は、皮膚の内側からボリュームを補い、たるみを目立たなくする治療法です。特に、頬やほうれい線、フェイスラインに注入するとたるみの改善が期待できます。

即効性が高く、施術後すぐに変化を実感できるのが特徴です。また、体内に徐々に吸収されるため、安全性が高く必要に応じて再注入が可能です。たるみの程度や希望の仕上がりに合わせて、医師と相談しながら施術を受けるのがおすすめです。

レーザー治療

レーザー治療は、皮膚の奥深くに熱を加えてコラーゲンの生成を促し、肌の引き締めを図る治療法です。フラクショナルレーザーやピコレーザーなどの種類があり、肌の状態やたるみの程度に応じて選択できます。

レーザー治療は、肌のハリを向上させるだけでなく、毛穴の引き締めや肌質改善にも効果的です。施術後のダウンタイムが少なく、忙しい人でも気軽に受けられる治療法として人気があります。

リフトアップ治療

リフトアップ治療には、糸リフトやフェイスリフトなど、さまざまな方法があります。糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮下に挿入し、物理的にたるみを引き上げる施術です。比較的手軽に受けられ、即効性が高いのが特徴です。

一方で、外科的なフェイスリフトは、皮膚を切開して余分な皮膚を除去しリフトアップを行います。持続期間が長く、大きなたるみの改善が期待できますが、ダウンタイムが長くなるため、慎重に検討しましょう。

まとめ

顔のたるみを予防するためには、生活習慣の見直しが欠かせません。適度な運動やバランスの取れた食事、顔のストレッチを継続するとたるみの進行を防げるため、ハリのある若々しい肌を保てます。

また、スキンケアでヒアルロン酸やレチノール、ビタミンCの成分を含む製品を使うとより高い効果を得られます。毎日の積み重ねが、未来の肌を美しく保つ鍵となるため、今日からできるケアを始めましょう。

足立 真由美
この記事の監修者 医療法人 涼葵会 理事長 足立 真由美
美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する。
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