ハイフは、顔のたるみを引き締める効果が期待できる施術です。しかし、ハイフはやめたほうがいいといった声もあるため、「ハイフはやらないほうがいい?」「なぜやめたほうがいいの?」と疑問に思う方は多いでしょう。

そこで本記事では、ハイフはやめたほうがいいといわれる理由を解説します。また、ハイフが向いていない人の特徴も紹介しています。

この記事を読めば、ハイフはやめたほうがいいといわれる理由が理解できるので、後悔したくない方は、ぜひ参考にしてみてください。

ハイフでメスを使わず切らずに、リフトアップ・たるみ改善。気になる方は「ハイフ」のページをご覧ください。

ハイフはやめたほうがいいと言われるのはなぜ?

ハイフは、肌のたるみやしわを改善できるとして人気の美容施術ですが、やめたほうがいいと言われているのも事実です。ハイフはやめたほうがいいといわれる理由は、主に以下の8つです。

  • 効果を実感しにくい人がいるため
  • 施術中に強い痛みを感じることがあるため
  • 効果に持続性がないため
  • 副作用のリスクがあるため
  • 頬がこけて老けて見える可能性があるため
  • 神経を傷つける恐れがあるため
  • たるみが悪化する可能性があるため
  • 癌になる恐れがあるといわれているため

施術後に後悔しないためには、やめたほうがいいといわれる理由を確認しておきましょう。

効果を実感しにくい人がいるため

ハイフは、施術後に効果を実感できるまでに時間がかかる施術です。また、効果が現れるまでの個人差も大きいため、一度の施術で目に見える結果が期待できないケースもあります。

特に、たるみが強い場合や肌の状態が悪い場合は、十分な効果を感じにくいでしょう。施術後すぐに効果を実感したいと考えている人にとっては、後悔する原因になります。

そのため、ハイフを試す前に、自分の肌状態をしっかりと確認し、必要に応じて他の治療法との併用を検討することが大切です。

施術中に強い痛みを感じることがあるため

ハイフは、施術中に強い痛みを感じる可能性があることから、やめた方がいいといわれることがあります。顔の皮膚が薄い部位や、骨の近くでは、強い痛みを感じやすく、耐えられない方も多くいます。

痛みを和らげるために、麻酔クリームを使用するクリニックもありますが、完全に痛みが取れるわけではありません。

痛みに敏感な方は施術を受ける前に、痛みや麻酔のことを相談することが重要です。

効果に持続性がないため

ハイフの効果は、時間の経過とともに薄れていきます。1回の施術で得られる効果は、3ヶ月〜半年程度なので、その後は再度施術を受けなければなりません。効果の持続期間には個人差があり、年齢や肌質によっても変動します。

ハイフの施術で得た若々しい肌を維持するためには、定期的に施術を受けることが大切です。しかし、他の施術では、効果がより長期間持続するものもあるため、コストや手間を考慮したうえで選択しましょう。

副作用のリスクがあるため

ハイフ施術には、副作用とリスクが伴います。ハイフの副作用として、施術後の軽い赤みや腫れ、内出血などがあります。副作用の症状は、数日以内に治まりますが、長引く場合は注意が必要です。

また、まれに皮膚へ深刻なダメージを与える場合もあり、施術後に強い痛みや違和感が生じるケースもあります。ハイフの副作用は、医師の技術力が関係しているため、信頼できるクリニックを選ぶことがとても大切です。

ハイフの施術を受ける際は、口コミや実績をしっかり確認しましょう。

頬がこけて老けて見える可能性があるため

ハイフ施術は、顔全体を引き締める効果が期待できる施術です。しかし、過剰に施術を受けると、頬がこけてしまうことがあります。特に、頬の脂肪が少ない人や、骨格的に顔のボリュームが少ない人は、頬こけが起こりやすいでしょう。

また、引き締める効果が強すぎると、顔の輪郭が際立ち、目元や口元のしわが目立ちやすくなります。そのため、ハイフ施術の範囲や、エネルギーの強さを慎重に調整することが大切です。

神経を傷つける恐れがあるため

ハイフは、高密度焦点超音波を使用する施術なので、神経に直接影響を与えるリスクがあります。特に、顔の神経が密集している部位に施術する場合、エネルギーが集中すると、神経にダメージを与えてしまう可能性があります。

神経がダメージを受けると、顔面麻痺やしびれ、感覚異常がみられるため、専門知識と技術を持った医師を選ぶことが重要です。また、神経に与える影響に関して、十分な説明を受け、リスクを理解したうえで施術を受けましょう。

たるみが悪化する可能性があるため

ハイフ施術は、顔のたるみを引き締める効果が期待できますが、過度に施術すると、逆にたるみが悪化する可能性があります。過度な照射は皮膚の弾力を低下させ、たるみを進行しやすくさせます。

また、施術後の肌が十分に回復しないうちに追加で施術を受けることは、肌への負担が大きくなるため、施術間隔にも注意が必要です。施術前に十分なカウンセリングを受け、適切な施術プランを立てましょう。

癌になる恐れがあるといわれているため

ハイフ施術が癌を引き起こすリスクもあると懸念されていますが、癌を発症する科学的証拠は確認されていません。しかし、ハイフは高密度焦点超音波を使用しており、過剰なエネルギーが、周囲の組織に影響を与える可能性があります。

施術を受ける前に、医師からリスクの説明を受け、疑問点を解消しておくことが重要です。

ハイフをやめたほうがいい人の特徴

ハイフは人気のある美容施術ですが、すべての人に適しているわけではありません。以下に当てはまる方は、ハイフを避けたほうがよいでしょう。

  • 10代・20代の人
  • フェイスラインがすっきりしている人
  • たるみが強い人
  • 日焼けしている人
  • 肌が炎症を起こしている人
  • 定期的に施術を受けられない人

上記に当てはまる方は、なぜハイフをやらないほうがいいのか詳しく解説します。

10代・20代の人

10代や20代など、肌が綺麗で若い方は、肌に自然な弾力があるため、ハイフの効果を実感しにくいからです。さらに、若い世代がハイフを受けると、過剰に引き締められ、顔に不自然な印象を与えてしまう可能性もあります。

また、若い肌に対して強いエネルギーを当てることは、肌に負担をかけすぎるリスクにも繋がります。

フェイスラインがすっきりしている人

フェイスラインがすでにすっきりとしていて、たるみが気にならない人には、ハイフの施術は必要ないでしょう。顔に明らかなたるみがない場合、ハイフを受けることで過度に引き締められ、顔が痩せてしまい、老けて見られる可能性があります。

顔がすっきりしている方は、必要以上に顔の脂肪を減らすことなく、自然な美しさが維持できる施術を検討しましょう。顔のバランスを保ちながら、美しさを引き出すためには、自分に合った施術を選ぶことが大切です。

たるみが強い人

たるみが強い方も、ハイフの施術はおすすめできません。ハイフは引き締め効果が期待できるものの、軽度なたるみに高い効果を発揮する施術です。強いたるみがある場合、ハイフの効果が十分に得られない可能性があります。

そのため、たるみがひどくなる前に、施術を受けることが重要です。たるみが強い方は、医師と相談のうえ、ハイフ以外の適切な施術を選ぶ方が安全で効果的です。

日焼けしている人

日焼けをしている肌に対して、ハイフ施術することは、非常にリスクが高く危険です。日焼けした肌は、紫外線によるダメージを受けており、敏感になっています。日焼けしている肌にハイフの強いエネルギーを加えると、炎症や色素沈着を起こす恐れがあります。

特に、日焼け後すぐの施術や、肌が回復していない段階で施術を受けるのはおすすめできません。日焼けした肌を保護するためにも、ハイフを受ける前は紫外線対策をすることが重要です。

肌が炎症を起こしている人

肌がすでに炎症を起こしている場合、ハイフ施術が受けられないクリニックもあります。炎症がある部位に強いエネルギーが加わると、炎症が悪化したり、深刻な肌トラブルを引き起こしたりします。

アトピーやニキビなど、炎症がある状態でハイフ施術を受けることは、炎症を広げる原因となるため注意が必要です。

定期的に施術を受けられない人

ハイフは一度の施術でも効果を実感できますが、持続させるためには、定期的に施術を受けることが大切です。施術を一度受けた後は、少なくとも半年に一度のペースでメンテナンスが必要です。

そのため、忙しくて定期的に通う時間が取れない方は、ハイフはやめたほうがいいでしょう。もし、施術後に十分な効果を持続させられない場合、ハイフの本来の効果が発揮されず、期待した結果が得られません。

ハイフの施術を受けるときは、スケジュールが確保できるかを検討することが重要です。

ハイフが受けられない人

ハイフは非常に効果的な施術ですが、受けられない方もいます。ハイフが受けられない方は、以下のとおりです。

  • 妊娠・授乳中である
  • ケロイド体質である
  • 心臓疾患がある
  • 施術部位に金属を埋め込んでいる
  • 糸が埋まっている
  • ペースメーカーを入れている
  • 金属アレルギーがある
  • ステロイド剤を服用している

上記以外にも、ハイフを受けられない方がいるため、カウンセリングで自分の状態を伝えることが大切です。

ハイフがおすすめの人

ハイフは向いていない方や、受けられない方もいますが、以下に当てはまる方はハイフの施術がおすすめです。

  • 顔のたるみが気になる
  • 顔のハリやしわが気になる
  • メスを使いたくない
  • ダウンタイムの短い施術を選びたい

ここでは、ハイフがおすすめの人を詳しく解説します。当てはまる方は、ぜひハイフの施術を検討してみてください。

顔のたるみが気になる

顔のたるみが気になる方には、ハイフ施術が非常に効果的です。年齢と共に顔の筋肉が緩み、皮膚もたるんでいきます。加齢によるたるみは、ハイフによって顔の深層に熱エネルギーを送ることによって、コラーゲンの生成が促進され、皮膚の引き締め効果が期待できます。

皮膚が引き締められると、顔全体のたるみが改善されるため、若々しい印象を取り戻せるでしょう。特に、顔の下半分にたるみが目立つ方は、顎や頬のラインが整ったと感じられる傾向にあります。

顔のハリやしわが気になる

顔のハリやしわが気になる方にも、ハイフはおすすめの施術です。ハイフは、超音波エネルギーを深層に届け、コラーゲンの生成が促進されることで肌が引き締まり、しわを目立ちにくくする施術です。特に、目の周りや額、頬などのしわに対して有効で、リフトアップ効果も期待できます。

肌のハリが戻り、しわが改善されることで、顔全体が若々しく、健康的に見えるでしょう。

メスを使いたくない

メスを使わずに顔の悩みを解決したいと考えている方には、ハイフがとてもおすすめです。フェイスリフトは手術が必要なので、ダウンタイムが長く、リスクが伴います。しかし、ハイフはメスを使うことなく、顔のたるみやしわを改善できます。

超音波エネルギーを使用するため、痛みも少なく、傷跡が残ることもまれです。また、施術後の回復が早く、すぐに普段通りの生活ができるため、手術を避けたい方にぴったりです。ハイフは、より手軽にリフトアップ効果を得たい方に向いているといえます。

ダウンタイムの短い施術を選びたい

忙しい方にとって、ダウンタイムが短い施術は大きな魅力です。ハイフは、ダウンタイムが非常に短く、メイクは施術直後から可能です。副作用として、施術後に軽い赤みや腫れが生じることがありますが、数時間以内に改善されるでしょう。

ダウンタイムが短いため、長期間の休みが取れない方には、とても向いている施術といえます。

ハイフで後悔しないためには

ハイフを受ける前に、後悔しないためのポイントを確認しておくことが重要です。

  • 経験豊富な医師が在籍している医療機関を選ぶ
  • リスクや副作用を理解する
  • 術後の過ごし方に気をつける
  • ほかの施術の併用も検討する
  • 信頼できるクリニックで施術を受ける

ここでは、ハイフで後悔しないために押さえておきたいポイントを解説します。

経験豊富な医師が在籍している医療機関を選ぶ

ハイフの施術を受ける際は、信頼できるクリニックを選ぶことがとても重要なポイントです。施術を受けるクリニックの技術や、使用する機器の質が効果に大きな影響を与えます。

クリニックを選ぶ際は、経験豊富な医師が在籍しているか必ず確認しましょう。SNSやネットでクリニックの口コミをチェックしたり、公式サイトで症例を確認したりして、医師の実績を確認するのもおすすめです。

リスクや副作用を理解する

ハイフ施術は、比較的安全性の高い施術ですが、一定のリスクや副作用が伴います。施術後は一時的な腫れや赤み、痛みなどの副作用がみられる可能性があります。しかし、副作用の症状は、数日内に治まる方がほとんどです。

まれに、過度の反応を示す場合もあるため、注意が必要です。医師の技術不足や、施術後のケアが不十分だと、リスクが高くなります。そのため、施術を受ける前に、アフターケアや注意点も確認しておくことが大切です。

術後の過ごし方に気をつける

ハイフの施術後は、肌を刺激から守るため、過ごし方に注意が必要です。施術後に痛みが残ることもありますが、無理に触れたり、圧力をかけたりしないようにしましょう。

また、施術後は肌が乾燥しやすいため、十分に保湿することが重要なポイントです。外出するときは、しっかり紫外線対策する必要があります。術後は、しっかりケアすることで、効果を最大限に引き出せるでしょう。

ほかの施術の併用も検討する

ハイフ施術と他の美容施術を併用することで、効果をより高められます。たとえば、ヒアルロン酸注入やボトックスを組み合わせると、ハイフでリフトアップした部分にボリュームを与えたり、しわを目立たなくさせたりする効果が期待できます。

しかし、併用する際は、施術間隔をしっかりと守り、肌の状態を見ながら慎重に進めることが大切です。自分の肌の状態に合った施術を組み合わせることで、より納得のいく効果が得られるでしょう。

信頼できるクリニックで施術を受ける

ハイフの施術を受ける際は、信頼できるクリニックを選ぶことがとても重要です。医師の経験だけでなく、ハイフ施術の実績も確認するとよいでしょう。さらに、クリニックの評判や口コミも参考にしてクリニックを選ぶのがおすすめです。

術後の後悔を防ぐためには、事前にしっかり情報収集して、納得したうえでクリニックを選ぶことが大切なポイントです。不安なことがあれば、カウンセリングや診察時に解消しておきましょう。

まとめ

この記事では、ハイフはやめたほうがいいといわれる理由を解説しました。

ハイフは効果を実感しにくい人がいたり、痛みを感じたりするため、やめたほうがいいと言われています。しかし、施術によるリスクを確認し、術後のケアを徹底することで、後悔することなく、効果を実感できるでしょう。

ハイフの施術を受けたい方は、ぜひWクリニックにご相談ください。

足立 真由美
この記事の監修者 医療法人 涼葵会 理事長 足立 真由美
美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する。
免責事項
  • ・本コンテンツの情報は、充分に注意を払い信頼性の高い情報源から取得したものですが、その正確性や完全性を保証するものではありません。
  • ・本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としています。医療上のアドバイスや診断、治療に関しては、必ず医療従事者にご相談ください。
  • ・本コンテンツの情報は、その情報またはリンク先の情報の正確性、有効性、安全性、合目的性等を補償したものではありません。
  • ・本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。