人中にできるニキビは、顔の中心にあるため目立ちやすく悩みの種になりやすいです。人中は皮脂分泌が活発な部位であり、外部からの刺激を受けやすい特徴があります。

そこでこの記事では、人中ニキビができる主な原因を詳しく解説します。また、男女別の原因や悪化を防ぐための対策、皮膚科で受けられる治療、美容医療での改善方法も紹介します。

人中や顔にニキビができやすく悩んでいる方やニキビを美容施術で改善したいと考えている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

人中にニキビができる原因

人中にニキビができる原因は多岐にわたります。主な原因は、以下の7つです。

  • 皮脂の分泌量が多い
  • 食生活が乱れている
  • ホルモンバランスが乱れている
  • 間違ったスキンケアをしている
  • 不十分な洗顔やクレンジングによるメイク汚れ
  • ストレス
  • 外部の刺激と摩擦

それぞれの原因について、詳しく見ていきましょう。

皮脂の分泌量が多い

人中は顔の中でも特に皮脂腺が多い部位です。皮脂が過剰に分泌されると毛穴が詰まりやすくなります。詰まった毛穴の中でアクネ菌が増殖し、ニキビの原因となります。

鼻周辺は他の部位に比べて皮膚が厚く、毛穴が深いため、分泌された皮脂が奥に溜まりやすい構造をしています。そのため、人中やその周辺はニキビができやすく、繰り返しやすい傾向にあります。

食生活が乱れている

日々の食生活は肌の状態に大きな影響を与えます。脂質や糖分の多い食品を過剰に摂取すると皮脂分泌の増加につながり、特に揚げ物やスナック菓子、糖分の多い飲料などは過剰分泌を招く要因となります。

一方、ビタミンB群やビタミンC、タンパク質などの栄養素が不足すると肌のターンオーバーが乱れます。バランスの良い食事を心がけることが大切です。

具体的な食べ物と期待できる効果は下記のとおりです。

  • ビタミンB群(豚肉、レバーなど):皮脂コントロール
  • ビタミンC(果物、野菜):抗酸化作用、コラーゲン生成
  • タンパク質(肉、魚、卵):皮膚の材料

ホルモンバランスが乱れている

ホルモンバランスの乱れは、皮脂の過剰分泌を引き起こします。生理前や排卵期には、女性ホルモンの変化により皮脂が増えます。また、睡眠不足やストレスもホルモンバランスを崩す要因です。

ホルモンの乱れは肌のターンオーバーにも悪影響を及ぼします。規則正しい生活を送り、自律神経を安定させることが、ホルモンバランスを整える近道です。

間違ったスキンケアをしている

肌に合わないスキンケア製品や、過度な洗顔は逆効果です。洗浄力の強い製品でゴシゴシ洗うと、必要な皮脂まで取り除いてしまいます。すると、肌は潤いを保とうと、かえって皮脂を過剰に分泌します。

また、保湿が不十分だと肌のバリア機能が低下し、外部刺激に弱くなります。肌を優しく扱い、十分に保湿することが重要です。

不十分な洗顔やクレンジングによるメイク汚れ

人中はメイクや皮脂が残りやすい部位です。特に、小鼻の横から人中にかけては、毛穴が深く汚れが溜まりやすいため、クレンジングや洗顔の際に、丁寧に洗わないと汚れが残ります。

残った汚れは毛穴を塞いでしまい、ニキビの原因となります。メイクや汚れをしっかり落とすよう、意識することが大切です。

ストレス

ストレスは、ニキビの大きな原因の1つです。ストレスを受けると、体内でストレスホルモンとして知られている、コルチゾールが分泌されます。これにより、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴が詰まりやすくなります。

また、ストレスは免疫力を低下させ、肌の回復力を弱めます。ストレスを溜め込まず、適度に発散することが肌の健康につながるでしょう。

外部の刺激と摩擦

人中は、日常生活で外部刺激を受けやすい部位です。マスクの着用や鼻をかむ動作、無意識に触る癖などが刺激となります。こうした刺激が繰り返されると、肌のバリア機能が低下します。

バリア機能が弱まると、炎症も起こりやすくなります。また、摩擦によって皮脂の分泌が増えると毛穴が詰まりやすくなるため、肌への刺激を最小限に抑える工夫が必要です。

人中にできるニキビは、皮脂や毛穴汚れに加え、摩擦やホルモンバランス、自己処理の刺激などが重なり、悪化しやすい部位です。セルフケアで改善しない場合は、原因に合った治療が早期改善につながります。Wクリニックでは、人中ニキビの状態や肌質に合わせた無理のない治療を提案しています。ぜひ一度ご相談ください。

>>大阪で人中ニキビを改善するならWクリニック

【男女別】人中にニキビができる原因

人中にニキビができる原因は、男性と女性で異なる面があります。それぞれの特徴を理解することで、より効果的な対策ができます。以下の表に、男女別の主な原因をまとめました。

性別

主な原因

特徴

男性

男性ホルモンの影響

皮脂分泌量が多く、ニキビができやすい。髭剃りによる刺激も原因となる。

髭剃りによる刺激

カミソリ負けや不適切な髭剃りが、肌バリアを傷つけニキビの原因になる。

女性

生理周期の影響

生理前はプロゲステロンの分泌が増え、皮脂分泌が活発になる。

メイクによる毛穴詰まり

ファンデーションやコンシーラーの使用で毛穴が詰まりやすくなる。

本来、男性は女性よりも皮脂の分泌量が多いため、人中付近はニキビが発生しやすい環境にあります。また、髭剃りによる刺激が原因で、ニキビができることがあります。

女性の場合は、生理周期に伴うホルモンバランスの変化が大きく影響します。さらに、日頃のメイクの成分が落としきれていない場合も、ニキビができやすくなるため、注意が必要です。

ニキビの原因に関して、より詳しく知りたい方は以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

https://wclinic-osaka.jp/osaka-dr/causes-of-adult-acne/

人中ニキビを悪化させない対策

人中ニキビを悪化させないためには、適切な対策を日常的に実践することが重要です。以下の対策を取り入れることで、ニキビの改善と予防が期待できます。

  • ニキビを潰さない
  • 肌に合わない成分の製品を避ける
  • 正しいスキンケアの方法を身につける
  • 生活習慣を整える
  • 食生活を見直す
  • 肌への刺激を最小限に抑える

それぞれの対策について、具体的に解説していきます。

ニキビを潰さない

ニキビを指や爪で潰すのは、最も避けるべき行為です。無理に潰すと、毛穴の壁が破壊されて炎症が悪化します。また、不潔な手で触ることで新たな細菌が侵入し、症状がさらに悪化する恐れもあるため、気を付けなくてはなりません。

炎症が真皮層まで達すると、クレーター状のニキビ跡が残りやすくなります。一度できたニキビ跡は、セルフケアでの改善が非常に困難です。跡にならないように、ニキビができても潰さず、自然に治まるのを待つか、適切なケアを行うことが重要です。

肌に合わない成分の製品を避ける

肌質に合わない化粧品やスキンケア製品の使用は、ニキビを悪化させます。特に、刺激の強い成分が含まれる製品は、肌のバリア機能を低下させる原因です。

アルコール濃度の高い化粧水や、合成界面活性剤が多く含まれる洗顔料は避けることが重要です。ニキビ肌には、ノンコメドジェニックテスト済みの製品が適していますが、購入前に成分表示を確認し、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。

正しいスキンケアの方法を身につける

正しいスキンケアの基本は、とにかく優しく洗うことと潤いを十分に与えることです。洗顔は朝晩の1日2回、ぬるま湯で洗います。洗顔料はしっかりと泡立て、泡のクッションで優しく洗いましょう。ゴシゴシこすらず、指が直接肌に触れない程度の力加減が理想的です。

すすぎは20回以上を目安に、髪の生え際まで丁寧にしましょう。洗顔後は時間を置かずに保湿をして水分の蒸発を防ぐと、肌内部の水分量が保たれやすくなります。

生活習慣を整える

規則正しい生活習慣は、ニキビ予防の基本です。十分な睡眠時間を確保することで、肌のターンオーバーが正常に機能します。入眠直後の3時間は成長ホルモンの分泌がピークを迎える、肌修復のゴールデンタイムです。

1日あたり6〜8時間の睡眠を心がけ、就寝前のスマートフォン操作は控えましょう。また、適度な運動は血行を促進することで、肌の回復を助けてくれます。運動習慣をつけることも、ニキビ予防には効果的です。

食生活を見直す

バランスの取れた食事は、健康な肌作りに欠かせません。ビタミンB群は皮脂分泌をコントロールし、肌のターンオーバーを正常化します。豚肉やレバー、納豆や卵などに多く含まれています。

ビタミンCは抗酸化作用があり、色素沈着を防ぐ効果も期待できます。パプリカ、ブロッコリー、柑橘類を積極的に摂取しましょう。一方、糖分や脂質の多い食品は控えめにすることが望ましいです。

肌への刺激を最小限に抑える

日常生活で、肌に触れるアイテムを見直すことも大切です。マスクは肌に優しい素材のものを選び、サイズも顔に合ったものを使用しましょう。シルクやコットンなどの天然素材がおすすめです。

鼻をかむ際は、保湿成分配合のティッシュを使い、優しく押さえるように拭きます。無意識に人中を触る癖がある人は、意識して触らないよう心がけることが重要です。

人中にできるニキビは、皮脂や毛穴汚れに加え、摩擦やホルモンバランス、自己処理の刺激などが重なり、悪化しやすい部位です。セルフケアで改善しない場合は、原因に合った治療が早期改善につながります。Wクリニックでは、人中ニキビの状態や肌質に合わせた無理のない治療を提案しています。ぜひ一度ご相談ください。

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人中ニキビを原因から改善!皮膚科で受けられる治療

人中ニキビの症状が改善しない場合や、繰り返し発生する場合は、皮膚科での治療が効果的です。皮膚科では、ニキビの状態に応じて適切な治療法を選択できます。主な治療法として、面ぽう圧出と内服薬・外用薬の処方があります。

面ぽう圧出(めんぽうあっしゅつ)とは、専用器具でニキビの芯を清潔に取り出す医療処置です。 自分で潰すのとは異なり、清潔な環境で適切に行われるため、跡が残りにくい特徴があります。早期段階のニキビに対して効果的な治療法です。

内服薬や外用薬の処方も、皮膚科での一般的な治療です。よく使われる薬の種類を以下の表にまとめました。

薬の種類

主な成分

効果

外用薬

過酸化ベンゾイル

アクネ菌の増殖を抑制し、角質を剥離する作用がある

アダパレン

毛穴詰まりを改善し、ニキビの発生を予防する

内服薬

ビタミン剤

ビタミンB2・B6:皮脂分泌をコントロール

ビタミンC:肌のターンオーバーを促進

ホルモン剤

男性ホルモンを抑えるスピロノラクトン、女性ホルモンを整える低用量ピルなどが用いられる

外用薬・内服薬

抗生物質

炎症を伴うニキビに対して、アクネ菌を殺菌する

人中ニキビを改善するなら美容医療もおすすめ

人中ニキビの改善には、美容医療の活用も効果的な選択肢です。Wクリニック大阪では、ニキビ治療に特化したさまざまな施術を提供しています。

  • ケミカルピーリング
  • ウーバーピール
  • アンストレス
  • 肌育リフティング(ウルトラデュオ)
  • ビタミントリートメント
  • エクセルV
  • ビタミンリフト

それぞれの施術について、特徴と効果を詳しく紹介します。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、肌の角質を薄く剥離してターンオーバーを促進する治療です。乳酸やフルーツ酸などの薬剤を使用し、毛穴に溜まった古い角質を除去します。

これにより、ヒアルロン酸やコラーゲンなどの美肌成分の増殖が促されます。ニキビだけでなく、毛穴の開きやくすみの改善にも効果が期待できる治療法です。

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ウーバーピール

ウーバーピールは、ダーマペン4と組み合わせて行うピーリング治療です。肌の深部まで有効成分を浸透でき、炎症を起こしたニキビや、ニキビ跡の改善に高い効果を発揮します。

従来のピーリングよりもマイルドな作用で、敏感肌の方にも適している点が特徴です。

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アンストレス

アンストレスは、クリスティーナのトリートメントシリーズの1つです。ストレスによって乱れた肌のバランスを整え、ニキビのできにくい肌質へと導きます。

植物由来の成分が肌を鎮静化し、赤みや炎症を抑える効果があります。繰り返すニキビに悩む方におすすめの施術です。

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肌育リフティング(ウルトラデュオ)

肌育リフティングは、高密度の超音波を使用する最新の美肌治療です。肌の深部まで作用し、コラーゲン生成を促進します。

ニキビ跡の改善や、肌質の根本的な改善が期待できます。痛みやダウンタイムが少ないため、初めての方でも受けやすい施術です。

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ビタミントリートメント

ビタミントリートメントは、高濃度のビタミンを肌に浸透させる治療です。ビタミンCやビタミンAが、肌のターンオーバーを促進し皮脂分泌を調整します。

ケミカルピーリングと併用することで、より高い効果が期待できます。ニキビの予防と改善の両方に効果的な施術です。

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エクセルV

エクセルVは、レーザー治療の1つです。赤みを伴うニキビや、ニキビ跡の赤みに対して効果を発揮します。ニキビの炎症によって拡張した毛細血管に熱エネルギーを与え、赤みを鎮静・改善します。

痛みが少なく、施術後のダウンタイムもほとんどないため、忙しい方にもおすすめです。

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ビタミンリフト

ビタミンリフトは、特殊な糸を使用した施術です。肌の内側からビタミンが徐々に放出され、長期的なニキビ予防効果が期待できます。

毛穴の引き締めや、肌質改善にも効果があります。繰り返すニキビに悩む方に適した治療法です。

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できてしまったニキビ跡の治療を検討したい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。

https://wclinic-osaka.jp/osaka-dr/lift-up-immense-effect/

人中ニキビに関するよくある質問

最後に、人中ニキビに関するよくある質問を紹介します。正しい知識を持つことで、適切な対処ができるようになるでしょう。

人中ニキビは面疔や粉瘤の可能性もありますか?

人中にできる皮膚のトラブルは、ニキビだけとは限りません。面疔は、黄色ブドウ球菌などが原因で、毛穴の奥にある毛嚢に細菌が感染して起こる炎症です。黄ニキビと見た目が似ていますが、より深刻なため、早めに治療することが推奨されます。

一方で、粉瘤は皮膚の下に袋状の構造ができ、その中に角質や皮脂が溜まる良性腫瘍です。中央に黒い点が見えることや、独特の臭いを伴うことが特徴です。自然に治ることは少なく、医療機関での処置が必要になります。

人中にできるニキビの種類は何がありますか?

人中にはさまざまな種類のニキビができる可能性があります。適切な対処ができるように、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

白ニキビ

毛穴に皮脂が詰まった初期段階のニキビ。表面が白く盛り上がって見える。

黒ニキビ

毛穴に詰まった皮脂が酸化して黒く見えるニキビ。角栓が目立っている状態。

赤ニキビ

炎症を起こして赤く腫れたニキビ。痛みを伴うこともある。

黄ニキビ

炎症が進行して膿が溜まっているニキビ。炎症が激しく、膿を持っている状態。

まとめ

この記事では、人中ニキビの特徴やできる原因、そして治療法や予防法まで詳しく紹介しました。人中ニキビは、皮脂分泌の多さや外部刺激など、複数の原因が重なって発生します。原因を理解し、適切な対策を行うことが改善への近道です。

日常のスキンケアや生活習慣の見直しとともに、必要に応じて皮膚科での治療や美容医療を活用しましょう。健やかな肌を取り戻すために、繰り返すニキビや悪化した症状には、専門家のサポートを受けることをおすすめします。

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足立 真由美
この記事の監修者 医療法人 涼葵会 理事長 足立 真由美
美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する。
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