
涙袋ヒアルロン酸は、短時間でできるとても人気の施術です。涙袋といわれる下まぶた部分にヒアルロン酸注射をすることで、目がより大きく見え、やさしい印象を与えるといわれています。しかし、「失敗したらどうしよう」「周りにバレないか心配」と思われる方は多いのではないでしょうか。
この記事では、涙袋ヒアルロン酸のバレない自然なデザインにする方法を解説します。また、周囲にバレてしまう原因も併せて紹介していきますので、涙袋のヒアルロン酸を受け八か悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次
涙袋ヒアルロン酸でバレるデザインとは?
涙袋ヒアルロン酸が周囲にバレてしまうのは、デザインが大きく関係しています。涙袋のデザインによって顔の印象が大きく変わるので、自然な涙袋にしたいと言う方は注意してください。
涙袋ヒアルロン酸の周囲にバレやすいデザインは、以下のとおりです。
- 涙袋が大きすぎるデザイン
- 目とのバランスが不自然なデザイン
- 目尻側のボリュームが多く、長いデザイン
1つずつ見ていきましょう。
涙袋が大きすぎるデザイン
涙袋ヒアルロン酸がバレてしまう原因の1つ目が、涙袋が大きすぎるデザインです。涙袋を強調するために、ヒアルロン酸の注入量を多くすると、涙袋が大きくなりすぎて不自然な仕上がりになってしまいます。自然な印象にしたいのであれば、注入量は両目で0.3ccくらいまでにするのがおすすめです。
涙袋のボリュームを出しすぎてしまうと自然な印象から遠ざかるだけでなく、「涙袋 ナメクジ」といわれる違和感のある仕上がりになるので注意が必要です。
目とのバランスが不自然なデザイン
涙袋ヒアルロン酸がバレてしまう原因の2つ目が、もともとの目とのバランスに合わない不自然なデザインです。もともと持っている自分の目の形や大きさ、涙袋とのバランスとかけ離れたデザインにしてしまうとバレやすくなります。
例えば、タレ目に見せようとして目尻側の涙袋に多く注入しすぎると、仕上がりが不自然になります。自分の目や涙袋の位置、幅を把握し、大きく外れないデザインにすることが大切です。
目尻側のボリュームが多く、長いデザイン
涙袋ヒアルロン酸がバレてしまう原因の3つ目が、目尻側のボリュームが多く、長いデザインです。目尻側にボリュームを出すことで、タレ目に見せる効果があります。適切な量であれば問題ありませんが、もともとの目と大幅に異なるデザインにしてしまうと不自然になるので注意しましょう。
涙袋にも流行がありますが、目尻と目頭はボリュームを出さず、黒目の下がふっくら見える「並行型」が人気のデザインです。また、目尻より長い部分に入れてしまうと、整形感が出てしまいます。
涙袋ヒアルロン酸でデザイン以外でバレる原因
涙袋ヒアルロン酸が周囲にバレるのは、デザインによるところが最も大きな原因です。しかし、デザイン以外にもバレてしまう原因があります。
- チンダル現象が起きている
- 腫れや内出血が出ている
- 涙袋ヒアルロン酸を短期間で繰り返している
それぞれの原因を、1つずつ詳しく見ていきましょう。
チンダル現象が起こっている
チンダル現象とは、肌からヒアルロン酸が青白く透けて見える現象のことです。光が当たると涙袋が青白く見えてしまい、バレる原因となります。
チンダル現象は、本来皮下組織の中でも深い部分に注入しなければいけないヒアルロン酸を、浅い層に注入してしまうことが主な原因です。チンダル現象を防ぐためには、施術前のカウンセリングや、施術する医師の技術が大切になってきます。
腫れや内出血が出ている
ヒアルロン酸注射をする際に、針を刺したことにより腫れや内出血が出てしまいバレる可能性があります。腫れや内出血が出る期間をダウンタイムといい、一般的に数日〜2週間ほどで落ち着いてきます。
腫れや内出血が出てしまうダウンタイムの期間は、周囲にバレてしまう可能性が高い期間です。人に会うことが少ないタイミングを選んだり、大事な予定がある場合は避けたりすることが望ましいでしょう。
涙袋のヒアルロン酸を短期間で繰り返している
涙袋ヒアルロン酸は、見慣れてくると効果を感じにくくなる場合があります。施術後、ヒアルロン酸が体内に吸収されるまでにかかる期間は半年から1年ほどのため、定期的にメンテナンスが必要です。
しかし、施術を繰り返すことで物足りなくなってしまい、1〜2ヶ月ほどの短期間で繰り返し注入してしまうと、涙袋が太く大きくなってしまい不自然な印象になります。人によって持続時間や効果は異なるため、医師としっかり相談することが大切です。
涙袋ヒアルロン酸とは?
涙袋ヒアルロン酸とは、下まぶたの膨らみ部分にヒアルロン酸を注射することで、よりふっくらとボリュームアップさせる施術です。ここでは、涙袋ヒアルロン酸のメリット・デメリットや持続期間などを解説します。
涙袋ヒアルロン酸のメリット
涙袋にヒアルロン酸を入れるメリットは、以下のようなものが挙げられます。
- 目が大きく見える
- タレ目効果でやさしい印象に見える
- ダウンタイムが少ない
- すぐに実感できる
- ハリのある肌を取り戻せる
- 失敗してもヒアルロン酸を溶かせる
涙袋ヒアルロン酸はすぐに効果が実感でき、約1cmほど目が大きく見えるといわれています。やさしい印象になるため、目が少しきついと思われる方にもおすすめです。ダウンタイムは3日〜2週間ほどで、当日からメイクや洗顔ができます。
失敗してもヒアルロン酸を溶かせる点はメリットですが、リスクも伴うことがあるので注意しましょう。
涙袋ヒアルロン酸のデメリット
涙袋にヒアルロン酸を入れるデメリットは、以下のとおりです。
- 効果は半永久的ではない
- 痛みが生じる
- たるみや違和感が残る場合がある
涙袋ヒアルロン酸の効果は半永久的ではないので、涙袋ヒアルロン酸の効果を維持したい場合は定期的に注入し続けなければいけません。また、涙袋ヒアルロン酸は目元のデリケートな部分に施術をするので、痛みを感じる場合があります。
施術後、涙袋ヒアルロン酸の注入量が多すぎると、重みによって目の周りの皮膚にたるみが生じる場合があります。また、目の下に違和感がある場合も、時間とともに馴染んでいきます。
涙袋ヒアルロン酸の持続期間と施術間隔
涙袋ヒアルロン酸は体内に次第に吸収されてしまうため、半年から1年ほどで効果が半減します。効果を維持させるためには、ヒアルロン酸が体内に吸収されていく半年〜1年間に1回、定期的に注入してメンテナンスしていくと良いでしょう。
ただし、1〜2ヶ月の期間の短い期間で入れてしまうと、涙袋が大きくなりすぎたり太くなったりと違和感が出てしまうことがあるので、医師に相談のうえ自分にあった期間でメンテナンスをしていくことが大切です。
涙袋ヒアルロン酸のダウンタイム
涙袋ヒアルロン酸のダウンタイムは3日程度〜2週間程です。施術後腫れや内出血が出てしまう場合がありますが、長くても2週間ほどで治ってきます。
内出血が出てしまった場合も、施術後からメイクOKの場合も多いのでファンデーションなどでカバーすると良いでしょう。
腫れが気になる場合は、目元を冷やすと効果的です。ダウンタイム中は過度な運動、飲酒などは血行が促進され、腫れや痛みにつながる場合もあるので、注意しましょう。
涙袋ヒアルロン酸のリスクや副作用
涙袋ヒアルロン酸は、以下のようなリスクや副作用を伴うことがあります。
- 内出血が起こる
- アレルギーが生じる
- 血管が詰まってしまうことがある
ヒアルロン酸は体内に存在する成分のため、安全性が高いといわれています。しかし、ヒアルロン酸や麻酔剤に対してアレルギーがある方は、施術部位にかゆみや赤味が生じることがあるので注意が必要です。
また、可能性は低いですが、ヒアルロン酸が血管に入り込み詰まってしまうと、血管閉塞が起こる可能性もあります。ヒアルロン酸により血管が塞がることで、壊死や失明する恐れもあるので、副作用やリスクを知ったうえで施術をすることが大切です。
涙袋ヒアルロン酸の適正量は何cc?
涙袋に入れるヒアルロン酸の適正量は、一般的に両目で0.1〜0.3ccです。注入するヒアルロン酸量が他の部位に比べると少ないため、安価でできる施術といえます。涙袋ヒアルロン酸は、目の大きさやデザインによって注入量は変わるので、事前のに医師とイメージをしっかり共有しましょう。
施術後、涙袋に見慣れてきてしまうと物足りなさを感じることがありますが、客観的に見て量を調整することが大切です。物足りないからと入れすぎると、不自然になりやすいので注意しましょう。
涙袋ヒアルロン酸の費用相場は?
涙袋ヒアルロン酸の費用、クリニックやヒアルロン酸の量・種類によって変わります。費用相場は20,000円〜40,000円ほどで、クリニックによっても金額は大きく異なります。ただし、涙袋を形成するために必要なヒアルロン酸の量は少ないため、他の施術と比べると比較的安価です。
自分にとって何が必要なのか、オプションも比較したうえで検討しましょう。モニターやキャンペーンを利用すると、少し費用を抑えることができます。
涙袋ヒアルロン酸でバレない自然なデザインにする方法
涙袋ヒアルロン酸で周囲にバレない自然なデザインにするためには、以下のポイントが大切です。
- ヒアルロン酸の量を多く入れすぎない
- もともとの目に合わせてデザインを決める
- 経験や実績が豊富な医師や病院を選ぶ
- 理想のデザインとイメージを医師と共有する
1つずつ見ていきましょう。
ヒアルロン酸の量を多く入れすぎない
涙袋ヒアルロン酸の注入量が多すぎることで、不自然になる場合があります。目元にヒアルロン酸を注入する際、一般的に片目0.1〜0.3ccほどが自然な涙袋ヒアルロン酸の注入量だといわれています。強調しようとして、入れすぎないように注意が必要です。
また、定期的に施術をしているとだんだん涙袋に見慣れてきてしまい、注入量を多くしすぎてしまう方もいます。客観的な目線で、量を選択することが大切です。
もともとの目に合わせてデザインを決める
自分がもともと持っている目にあわせてデザインをすると、自然な印象になります。しかし、目尻側だけをボリュームアップさせたり、注入量が多すぎたりすると、今の目元や涙袋からかけ離れてしまい、不自然な顔の印象になってしまうでしょう。
目の形やしわ、たるみなどによっては、きれいに涙袋が形成できない場合もあります。そのため、カウンセリングで医師とよく相談することが大切です。自分だけで決めず、医師と相談のうえ、客観的に判断するようにしましょう。
経験や実績が豊富な医師やクリニックを選ぶ
涙袋ヒアルロン酸の経験や実績が豊富な医師やクリニックを選ぶと、自然な涙袋になりやすいでしょう。目元のバランスを見極め、注入量の調整や自然なデザインにできるかは医師の技術によるところが大きくなります。
医師の施術した症例や口コミ、体験談などを参考にして選びましょう。クリニックのホームページなどでも、取り扱いの実績や症例を確認できます。
理想のデザインのイメージを医師と共有する
涙袋ヒアルロン酸のバレない自然なデザインにするためには、施術前のカウンセリングで理想のデザインとイメージをしっかり医師に伝えることが大切です。
理想とするデザインがある場合は医師に写真を見せて、どのような涙袋になりたいのか自分のイメージを具体的に共有すると良いでしょう。理想のデザインがない場合は、どういったデザインは避けたいなどの苦手とするデザインを伝えておくこともおすすめです。
涙袋ヒアルロン酸に関するよくある質問
ここからは、涙袋ヒアルロン酸に関して、よくある質問とその回答を解説していきます。事前に涙袋ヒアルロン酸への疑問点を解消して、安心してカウンセリングや施術に臨みましょう。
涙袋ヒアルロン酸が馴染むまでの時間はどのくらいですか?
涙袋にヒアルロン酸を注射した後、周囲と不自然なく馴染むまでには約1〜2週間かかります。その間、目元の擦りすぎや触りすぎには注意しましょう。
また、血行が促進されることで腫れや痛みにつながる場合があるため、施術当日はアルコールや過度な運動を控えましょう。施術後、しっかりケアをして涙袋ヒアルロン酸の効果を維持していきましょう。
涙袋ヒアルロン酸の注入のとき、痛みはありますか?
涙袋ヒアルロン酸の注入をするときは、目元のデリケートな部分の施術のため、個人差もありますが痛みが伴うことがあります。少しでも痛みを軽減させたい方は、施術前の麻酔がおすすめです。
クリームタイプや貼るタイプなどクリニックによって麻酔の種類が異なるので、事前カウンセリングで相談すると安心して受けられるでしょう。極力痛みを少なくするために、注射の針を細いものに変更できるクリニックもあります。
涙袋のヒアルロン酸の施術が上手い先生の基準はなんですか?
涙袋ヒアルロン酸の施術が上手い先生の基準は、経験や実績、実際の体験談や口コミを参考に判断すると良いでしょう。
上手い先生であれば、好みにあったデザインを提案してくれたり希望を聞いてくれたりするほかにも、トラブルにも迅速に対応できます。クリニックでの実績や症例などがホームページで公開されているので、事前に確認しておきましょう。
特に、ヒアルロン酸注射の中でも涙袋は目元のデリケートな部分の施術なので、信頼できる先生と出会えるかがポイントになります。
まとめ
この記事では、涙袋ヒアルロン酸のバレない自然なデザインを解説しました。涙袋ヒアルロン酸を自然なデザインにするためには、信頼できるクリニックと確かな技術の医師に施術してもらうことが大切です。
クリニックの症例や実績を確認し、カウンセリングを受けることで、理想の涙袋のデザインやヒアルロン酸の注入量を見つけていきましょう。この記事を参考に、涙袋ヒアルロン酸の情報を確認し、安心して施術に臨みましょう。

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