「膣がゆるい気がする」「以前より締まりが弱くなった」と感じたことはありませんか。膣がゆるい原因は、加齢や出産だけでなく、日常生活の習慣や筋力低下など複数の要因が関係しています。放置すると尿漏れや感度低下などの悩みにつながる可能性もあるため、早めの対策が重要です。
この記事では、膣がゆるい原因やリスク、セルフチェック方法から改善方法まで詳しく解説します。尿漏れやお湯漏れ、膣ナラなどの悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
「膣がゆるい状態」ってどんな状態?

「膣がゆるい」とは、膣の締まりが弱くなり、膣圧が低下している状態を指します。膣のゆるみには、主に骨盤底筋と呼ばれる筋肉の衰えが関係しており、筋肉が弱くなることで膣の支えが不十分となりゆるみを生じる方が多いです。
膣がゆるい場合は、以下の症状が見られる可能性があります。
- お湯漏れ
- 尿漏れ(尿失禁)
- 膣ナラ(膣排気音・クイーフ現象)
性行為時の感覚の変化により気づくケースもあり、日常生活や自信にも影響を与えることがあります。そのため、症状に気づいたら早めの対策を検討することが望ましいです。
膣がゆるい主な原因

膣がゆるい原因は主に6つあり、複数の要因が重なることで膣圧が低下します。
- 妊娠や出産のダメージ
- 加齢によるエストロゲンの低下
- 運動不足による骨盤底筋の衰え
- 肥満・痩せ体質による骨盤底筋への負担
- 頻繁に腹圧をかけている
- 月経の期間
それぞれの原因について、詳しく解説します。
①妊娠や出産のダメージ
妊娠や出産は、骨盤底筋や膣周囲に強い負担がかかるため、膣のゆるみにつながる大きな要因です。さらに、以下のような出産ケースでは、ダメージが大きくなりやすい傾向にあります。
- 分娩までに時間がかかった
- 赤ちゃんが大きかった
- 吸引分娩や鉗子分娩などの機械分娩
また、妊娠や出産の回数が多いほど、筋肉や組織への負担が蓄積されやすくなります。産後はある程度回復するものの、膣のゆるみが完全に元通りになることは少なく、以後もゆるみが残る場合があります。
出産で膣がゆるくなる原因や改善方法は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
(url)産後は膣がゆるくなる?ゆるみの原因や改善方法を徹底解説
②加齢によるエストロゲンの低下
加齢に伴い女性ホルモンであるエストロゲンが減少すると、膣の弾力や潤いが低下しやすくなります。特に、40代ごろからはコラーゲン量が減少することで、膣内の壁が薄くなり、柔軟性が失われていく傾向にあります。
こうした症状は、老化によるホルモンバランスが原因です。膣周辺にある筋肉が硬くなると膀胱や尿道を支える力が弱くなり、尿漏れ症状によって膣がゆるいと感じる人は少なくありません。ホルモンバランスの変化は自然な現象ですが、放置すると症状が進行しやすくなるため注意が必要です。
③運動不足による骨盤底筋の衰え
運動不足も膣のゆるみを招く原因の1つです。骨盤底筋は日常生活で意識的に使われることが少ないため、運動量が減ると筋力が低下しやすくなります。加齢に伴い活動量が減ると筋肉の衰えが加速し、膣圧の低下につながるケースもあります。
また、デスクワーク中心の生活や座りっぱなしの時間が長い人も、知らないうちに骨盤底筋が弱くなっている可能性があります。尿漏れや膣ナラなど膣がゆるいと感じたら、骨盤底筋を鍛えることを意識した運動を日常に取り入れてみましょう。
④肥満・痩せ体質による骨盤底筋への負担

体重増加や痩せ体質など、体型も膣のゆるみに影響を与えます。肥満体型の場合、体重によって骨盤底筋に常に負担がかかるため、膣圧の低下から膣がゆるみやすくなります。一方で、適正体重よりも痩せている場合も安心できません。
脂肪減少とともに、膣や外陰部の筋力が減少することで支えが弱くなり、膣のゆるみを感じやすくなります。体重の偏りは骨盤周囲のバランスにも影響するため、適正体重の維持が欠かせません。
⑤頻繁に腹圧をかけている
日常的に腹圧をかける習慣があると、骨盤底筋への負担は蓄積されます。例えば、重い荷物を何度も持ち上げる作業や、長時間立ちっぱなしの仕事などが挙げられます。
これらの動作は無意識に腹圧がかかりやすく、筋肉が下方向に押し下げられる状態が継続するからです。腹圧をかける機会が多いほど、骨盤底筋の機能は低下し、膣のゆるみにつながる可能性があります。
⑥月経の期間
月経の期間中は、ホルモンの影響により子宮や膣の組織が一時的に柔らかくなります。そのため、月経中に膣がゆるいと感じる人も少なくありません。
しかし、この状態は一時的なものであり、生理が終わると元に戻ることがほとんどです。そのため、月経中に感じる膣のゆるみは、過度に不安になる必要はありません。
ただし、もともと骨盤底筋が弱い場合は、月経時により強くゆるみを感じることがあります。月経時における膣のゆるみは、普段との違いを把握しておくことで、不安を軽減しやすくなります。
膣がゆるいのを放置するリスク

膣のゆるみを放置すると、日常生活や体にさまざまな影響を及ぼす可能性があります。
- 尿漏れや頻尿が日常生活に影響
- 膣ナラ(膣鳴り)が原因で自尊心の低下
- 入浴後にお湯漏れしやすくなる
- 性交時の感度が低下
- 子宮や膀胱が下がり骨盤臓器脱のリスク
軽度の違和感から始まり、症状が進行すると生活の質を下げる原因にもなるため、早めの対策が重要です。ここからは、膣がゆるいのを放置するリスクを詳しく解説します。
尿漏れや頻尿が日常生活に影響
膣がゆるい状態の代表的なリスクの1つが、尿漏れや頻尿です。骨盤底筋は膀胱や尿道を支える役割を担っているため、この筋肉が弱くなると尿をコントロールする力が低下します。くしゃみや咳、ジャンプなどの軽い衝撃でも尿漏れが起こりやすくなり、外出時の不安につながるケースもあります。
さらに、頻尿の症状が重なると、夜間に何度もトイレに起きるなど生活の質(QOL)が低下するケースも見られます。膣圧の低下と尿トラブルは密接に関係しています。違和感を覚えた段階で、骨盤底筋トレーニングなどの対策を取り入れてみてください。
Wクリニックでは、尿漏れの症状に合わせて最適な治療法を提案しています。くしゃみや力を入れたときの尿漏れで悩んでいるなら、ぜひWクリニックにご相談ください。
膣ナラ(膣鳴り)が原因で自尊心の低下
膣ナラは、膣がゆるいことで空気が出入りしやすくなり、体勢を変えたときや性行為中に膣から音が出る現象です。医学的に問題があるわけではありませんが、突然音が鳴ることで恥ずかしさを感じやすく、精神的なストレスにつながるケースがあります。
特に、パートナーに指摘された経験がある場合、自信の喪失につながるケースも少なくありません。また、「膣がゆるいのではないか」といった不安が強くなることで、性行為自体に消極的になることも考えられます。膣ナラは骨盤底筋のトレーニングや膣圧の改善によって軽減が期待できるため、時間があるときに取り組んでみてください。
膣ナラに対する男性の本音に興味がある方は、ぜひ以下の記事も併せてご覧ください。
https://wclinic-osaka.jp/osaka-dr/vagina-farts/
入浴後にお湯漏れしやすくなる
膣のゆるみがあると、入浴中に膣内へ入り込んだお湯が、入浴後に少しずつ漏れ出ることがあります。お湯漏れは膣圧が低下しているサインの1つとされており、違和感や不快感の原因になるケースもあります。
また、お湯漏れが外出先や就寝前に起こると、衛生面への不安やストレスを感じる人も少なくありません。お湯漏れ自体は一時的な現象である場合もありますが、頻繁に起こる場合は骨盤底筋の衰えが進んでいるケースも考えられます。セルフチェックの1つとしても意識し、気になる場合はトレーニングや医療的ケアを検討することが大切です。
お湯漏れは、膣がゆるいだけでなく膣縮小でも起こります。膣縮小によるお湯漏れに関して詳しく知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
https://wclinic-osaka.jp/osaka-dr/vaginal-water-leakage/
性交時の感度が低下

膣がゆるい状態になると、膣内の密着感が弱まり、性行為時の感度が低下したと感じる場合があります。膣圧が低いと刺激が分散されやすくなるため、満足感を得にくくなるケースも見られます。
これによりパートナーとのコミュニケーションに影響が出る可能性もあり、心理的な悩みへ発展してしまいかねません。同時に、自分自身の体に対して自信を失うきっかけになることもあり、放置せず適切なケアが必要です。膣のゆるみは、膣トレや美容医療によって改善が期待できるため、自分に合った方法を選ぶことがポイントになります。
子宮や膀胱が下がり骨盤臓器脱のリスク
膣のゆるみを放置すると、骨盤底筋の機能低下が進み、子宮や膀胱、直腸などの臓器が本来の位置より下がりやすくなります。この状態が進むと、「骨盤臓器脱」を引き起こすリスクが高まります。
なお、骨盤臓器脱の初期段階は違和感です。しかし、症状が進行した場合、次のようなトラブルに見舞われるケースがあります。
- 下腹部の圧迫感
- 異物感
- 排尿・排便のトラブル
骨盤臓器脱は重症化すると、日常生活に大きな支障をきたすだけでなく、手術が必要になるケースもあります。膣のゆるみはこのような疾患の前段階ともいえます。そのため、早期のセルフケアや骨盤底筋トレーニング、必要に応じた医療的アプローチが重要です。
膣がゆるいか自分で確認する方法

膣がゆるいかどうかは、自宅でもいくつかの方法でセルフチェックできます。膣圧や骨盤底筋の状態を把握することは、早期の改善や対策につなげられるメリットがあります。以下の項目をもとに、自分の膣がゆるいかどうか確認してみてください。
- 排尿中に尿を途中で止められるか(骨盤底筋の筋力チェック)
- 膣に指を入れて締めて膣の収縮を感じられるか(膣圧の確認)
- くしゃみや咳で尿漏れが起こっていないか
- 入浴後にお湯漏れがないか
- 膣ナラ(膣鳴り)が起きやすくなっていないか
- 性行為時の感度や締まりに変化を感じていないか
排尿を止める骨盤底筋の筋力チェックや、膣の収縮で膣圧の確認など、複数当てはまる場合は膣がゆるい可能性があります。セルフチェックで気になる場合は、膣トレや生活改善を心掛け、必要に応じて専門医へ相談することが大切です。
膣がゆるいときのセルフケア

膣がゆるいと感じた場合でも、日常生活の中で取り入れられるセルフケアによって、改善する可能性があります。
- 膣トレ・ケーゲル体操
- 身近なものを使った膣圧トレーニング
- 生活習慣や姿勢を整える
重要なのは短期間で結果を求めるのではなく、無理のない範囲で継続することです。自宅でできるケアを習慣化することで、ゆるみの進行予防にもつながります。それぞれ詳しく解説するので、ぜひ試してみてください。
膣トレ・ケーゲル体操
膣のゆるみ改善に効果的なのは、骨盤底筋を鍛えることで膣圧を高める効果が期待できる「ケーゲル体操(膣トレ)」です。ケーゲル体操のステップは以下のとおりです。
- 仰向けや椅子に座った状態でリラックス
- 尿を我慢するような感覚で膣や肛門を締める
- その状態を5秒ほどキープする
- ゆっくりと力を抜く
- 同じ動作を10回程度繰り返す
ケーゲル体操は、1日3セットが目安です。呼吸は止めず膣に力を入れ、骨盤底筋を意識することがポイントです。継続することで筋力が徐々に向上し、尿漏れ予防や膣ナラの改善につながるケースも見られます。
身近なものを使った膣圧トレーニング
自宅で手軽に取り組める方法として、身近なアイテムを使ったトレーニングもおすすめです。テニスボールや本、辞書などを太ももの付け根に挟み、落とさないように力を入れることで、内転筋と骨盤底筋が同時に鍛えられます。
座りながらできるトレーニングのため、デスクワーク中心の人でも取り入れやすい点がメリットです。同時に、意識的に膣を引き締める感覚を覚える練習にもなり、膣圧の向上につながります。日常生活の中で無理なく続けられる方法を選ぶことで、習慣化しやすくなり、ゆるみの改善効果も実感しやすくなります。
生活習慣や姿勢を整える
膣のゆるみは筋力だけでなく、日常の姿勢や生活習慣とも深く関係しています。猫背や反り腰の状態が続くと骨盤が歪み、骨盤底筋が力を発揮しにくくなります。
膣のゆるみを改善するなら、日頃から背筋を伸ばし骨盤を立てる意識を持つことが大切です。さらに、適度な運動を取り入れることで全身の筋力バランスが整い、骨盤底筋の機能維持にも寄与します。
また、バランスの良い食事や適正体重の維持も重要なポイントです。肥満や極端な痩せ体型は骨盤周辺の筋肉や組織に影響を与えます。体全体のコンディションを整えることが、膣の引き締めをサポートする一助となります。
セルフケアで膣のゆるみが改善できない場合は、美容医療の力を借りるのも1つの方法です。Wクリニックでは、尿漏れの症状に合わせて最適な治療法を提案しています。尿漏れや膣ナラなどデリケートな悩みで困っているなら、ぜひWクリニックにご相談ください。
膣のゆるみを改善するなら美容医療がおすすめ

セルフケアやトレーニングを継続しても改善を実感しにくい場合は、美容医療による治療を検討するのも1つの選択肢です。以下の施術はダウンタイムが短く、日常生活への影響を抑えながら膣の引き締めが目指せます。
- インティマレーザー
- 膣ヒアルロン酸
それぞれの施術を詳しく解説するので、膣圧の向上や弾力の回復など、より即効性を求めるなら参考にしてみてください。
インティマレーザー
インティマレーザーは、膣内にレーザーを照射することでコラーゲンの生成を促進し、膣壁の弾力や厚みを回復させる治療法です。膣のゆるみ改善や引き締め効果が期待できるだけでなく、膣の乾燥や尿漏れの軽減にもつながるケースがあります。
切開を伴わないため体への負担が少なく、施術時間も短いのが特徴です。また、ダウンタイムもほとんどなく、忙しい人でも受けやすい治療法として注目されています。インティマレーザーは、加齢や産後の膣圧低下に悩む人に選ばれることが多く、自然な改善を目指したい場合にも適しています。
Wクリニックのインティマレーザーは、女医による施術です。尿漏れの相談をしやすい環境のため、ぜひWクリニックのカウンセリングをご利用ください。
膣ヒアルロン酸
膣ヒアルロン酸は、膣壁にヒアルロン酸を注入することで内側からボリュームを補い、物理的に膣の締まりを改善する施術です。比較的短時間で施術が完了し、即効性を感じやすいのが大きな特徴です。
なお、膣ヒアルロン酸は膣圧の向上に加え、潤い不足や感度低下の改善を目的として選ばれることもあります。ダウンタイムも短く、日常生活に大きな支障が出にくい点もメリットです。セルフケアでは効果を実感しにくい場合や、短期間で変化を感じたい場合に適した選択肢です。
まとめ

この記事では、膣がゆるい原因やおすすめのセルフケア、改善が期待できる美容医療を紹介しました。
膣がゆるい原因は、妊娠や出産、加齢、運動不足などさまざまな要因が重なって起こります。放置すると尿漏れや膣ナラ、感度低下、さらに骨盤臓器脱といったリスクにつながる可能性もあるため、早めの対策が必要です。
まずはセルフチェックで状態を把握し、膣トレや生活習慣の見直しといったセルフケアを継続することが基本となります。
それでも改善が難しい場合は、美容医療による治療も選択肢に入れるとよいでしょう。自分に合った方法で無理なくケアを続けることが、膣の引き締めと健康維持につながります。
【こちらもよく読まれています】
膣ヒアルロン酸注入の期待できる効果は?効果を高めるための過ごし方やクリニック選びのコツなどを解説
インティマレーザーで尿漏れは改善できる?効果や治療の流れ・費用を詳しく解説
インティマレーザーは保険適用になる?悩み・回数別の料金相場や安く受けるコツを解説
- ・本コンテンツの情報は、充分に注意を払い信頼性の高い情報源から取得したものですが、その正確性や完全性を保証するものではありません。
- ・本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としています。医療上のアドバイスや診断、治療に関しては、必ず医療従事者にご相談ください。
- ・本コンテンツの情報は、その情報またはリンク先の情報の正確性、有効性、安全性、合目的性等を補償したものではありません。
- ・本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。










