「以前より膣の締まりが悪い気がする」「年齢や出産の影響かもしれない」と感じても、相談しにくく悩みを抱え込む方は少なくありません。膣の締まりの変化は加齢、出産、生活習慣など複数の要因が重なって起こることがあります。
この記事では、膣の締まりが悪くなる原因、気づきやすいサインなどを詳しく解説します。この記事を読んで、自分に合う膣の締まりの改善を目指しましょう。
目次
膣の締まりが悪くなる原因

膣の締まりが悪くなる原因は1つではありません。膣の締まりが悪くなる要因として、以下の6つがよく挙げられます。
- 加齢による変化
- 出産の経験
- 便秘をはじめとしたいきみの習慣
- 運動不足
- 肥満
- 生理
それぞれの要因を詳しく解説します。
加齢による変化
加齢は、膣の締まりが変化する代表的な要因です。年齢を重ねると筋力や組織の弾力が低下しやすくなり、膣まわりのハリや支える力も弱くなる傾向にあります。更年期前後ではホルモン変化も重なり、乾燥感や違和感として気づく方もいます。
出産の経験
出産時に赤ちゃんが産道を通る過程で、膣や骨盤底筋に大きな負担がかかります。骨盤底筋が伸びて膣の筋力が低下し、締める力も弱まるうえ、分娩の際には骨盤底筋は大きく引き伸ばされるため、ダメージを受けます。
そのため、産後しばらくは締まりの変化を感じやすいです。産後の回復スピードには個人差があるため、骨盤底筋が元の状態に戻るまでに時間がかかるケースも珍しくありません。
便秘をはじめとしたいきみの習慣

便秘のようないきむ習慣があると、腹部への圧力が繰り返しかかり、骨盤底筋に負担が蓄積しやすくなります。排便時だけでなく、重い物を持つ、咳を我慢する、力んで立ち上がるといった日常の動作も見直すことが大切です。
運動不足
運動不足が続くと、骨盤底筋を含む体幹の筋力が落ちやすくなります。運動不足が原因の骨盤底筋の筋力低下は、膣圧の低下につながる原因になります。
デスクワーク中心の生活や産後の活動量低下は、締まりの変化を感じる一因になり得ます。強い運動よりも、継続しやすい骨盤底筋トレーニングのほうが実践しやすいでしょう。
肥満
肥満も見逃せない要因です。体重が増えると腹圧がかかりやすくなり、骨盤底への負担が増します。腹部に強い圧力がかかることで骨盤底筋が伸びてしまい、結果として膣のゆるみを引き起こす原因になります。
急激な体重増加がある方は、締まりの違和感だけでなく尿漏れの有無も確認しておくと変化に気づきやすくなります。
生理

生理前後や生理中は、むくみやホルモン変化により、膣の状態が変わったように感じる方もいます。
生理の期間に感じるゆるみは恒常的なものとは言い切れず、一時的な感覚の変化である場合もあるため、周期との関係を記録しておくと判断しやすくなります。
膣の締まりが悪くなっているサイン

膣の締まりが悪くなっているサインは、日常生活にも表れます。膣の締まりが悪くなっているサインは、大きく3つあります。
- 尿漏れ
- お湯漏れ
- 性行為の満足度の低下
- 膣に空気が入る
それぞれ詳しく解説します。
尿漏れ
尿漏れは、膣の締まりが悪くなった際に気づきやすいサインです。膣壁や尿道括約筋のゆるみで、膀胱や尿道を支える力が低くなり、尿漏れリスクが上がります。
くしゃみや咳、ジャンプなどで尿が漏れる場合、骨盤底筋が十分に働いていないサインとして考えられます。軽度でも長く続くなら、生活の質に影響しやすいため注意が必要です。
くしゃみで尿漏れするケースは、以下の記事で年代別の対策も紹介しています。併せて読むことで、自分に合った改善方法を知ることができます。
くしゃみで尿漏れする原因は?年代別の対策や妊娠中・産後の注意点も徹底解説
お湯漏れ
入浴後に膣からお湯が出る「お湯漏れ」とよばれる状態も、締まりの変化を示すサインの1つです。
産後によく見られ、膣内に水が入りやすい状態が背景にあるとされています。一時的なこともありますが、長引く場合は骨盤底筋のケアを意識したいところです。
性行為の満足度の低下

性行為の満足度が以前より下がったと感じる場合も、膣の締まりの変化が関係していることがあります。膣にゆるみがあると、フィット感に違和感を覚える方も少なくありません。
ただし、乾燥や痛み、疲労、ホルモン変化など別の要因が重なることもあるため、単純に「ゆるみだけ」が原因とは限りません。痛みがあるときは無理をしないことが大切です。
性行為の満足度が低下する原因に関しては、以下の記事で詳しく触れています。原因に応じた改善策を知ることで、性行為の満足度を向上させるきっかけになります。
女性が濡れないのはなぜ?濡れない原因や改善する方法を解説!
膣に空気が入る
体勢を変えたときや運動時に、膣へ空気が入ったり、抜けたりする感覚がある場合もサインの1つです。
骨盤底筋や膣壁の支えが弱くなると起こりやすい傾向にあります。頻度が増えて気になる場合は、筋力低下の目安として受け止めるとよいでしょう。
膣の締まりの改善方法【セルフケア】

膣の締まりを整えたいときは、まず骨盤底筋に負担をかけすぎないセルフケアから始めるのがおすすめです。膣の締まりの改善方法として、以下の方法が挙げられます。
- 骨盤底筋トレーニング
- 膣引き締めグッズを活用する
- 冷えや姿勢の見直し
それぞれの詳細を詳しく解説します。
骨盤底筋トレーニング
骨盤底筋トレーニングは、膣の締まり改善を考える際の基本です。骨盤底筋は膀胱や子宮、直腸を支える筋肉で、弱ると膣圧の低下、尿漏れ、お湯漏れにつながることがあります。
セルフケアで改善が見込める場合もありますが、変化は緩やかで、数ヶ月単位で継続する姿勢が必要です。呼吸を止めて強くいきむやり方は逆効果になりやすいため、短時間でも正しいフォームを優先してみてください。
膣引き締めグッズを活用する
膣引き締めグッズは、トレーニングの意識づけとして使われることがあります。自分だけでは筋肉の動きがわかりにくい方にとって、補助的に役立つ場合がある一方、使用感や適応には個人差があります。
痛み、違和感、出血があるときは無理に続けず、感染予防のため清潔管理も欠かせません。産後早期や炎症が疑われる時期は自己判断で使わずに、状態を確認してから検討するほうが安心です。
冷えや姿勢の見直し
冷えや姿勢の乱れを見直すことも、日常で取り入れやすい方法です。姿勢が悪いと本来は体幹で支える負担が骨盤底筋に集まり、膣のゆるみや尿漏れにつながることがあるため注意が必要です。
また、体が冷えて筋肉がこわばると、トレーニングの質が落ちやすくなります。長時間の前かがみ姿勢を避け、骨盤を立てて座る意識を持つだけでも、ホームケアの効率は変わってきます。
膣の締まりの改善方法【美容医療】

セルフケアで物足りなさがある場合は、美容医療を選択肢に入れるのがおすすめです。美容医療で改善する方法として、以下の施術が挙げられます。
- 膣ヒアルロン酸注射
- インティマレーザー
施術内容に関して詳しく解説します。
膣ヒアルロン酸注射
膣ヒアルロン酸注射は、膣内へヒアルロン酸を注入し、ボリューム感を補う施術です。Wクリニックでは施術時間は約20分、麻酔クリームを使用し、笑気麻酔などは別料金です。
大きな腫れや傷跡は少ない一方、圧迫感や数日の出血が出ることがあり、性交渉は1週間、自転車も1週間控える必要があります。妊娠中、授乳中、生理中、感染症がある方は施術対象外になるケースが多く、術後のスケジュールまで考えて選ぶことが重要です。
インティマレーザー
インティマレーザーは、熱エネルギーを膣粘膜へ照射し、コラーゲンの生成を促す働きがあり、膣の引き締めや機能改善を目指す治療です。Wクリニックでは施術時間は10〜15分ほどで、麻酔クリームを使うため痛みはほとんどありません。
シャワーは当日から、入浴は翌日から可能ですが、性交渉やタンポンの使用は照射後3日間は控える必要があります。一方で、浮腫、点状出血、おりもの増加、表在性火傷などの副作用があります。
膣の締まり改善ならインティマレーザーがおすすめ!

膣の締まり改善を目的に美容医療を検討するなら、インティマレーザーがおすすめです。ここでは、インティマレーザーがおすすめな理由をお伝えします。
- 痛みや出血が少ない
- 副作用が少ない
- 施術後のダウンタイムが短い
それぞれ詳しく見ていきます。
痛みや出血が少ない
インティマレーザーは麻酔クリームを使用し、照射時は温かさを感じる程度です。切開をせずにアプローチをするため、痛みや出血が少ない傾向にあります。
ただし、感じ方には個人差があり、萎縮傾向がある方では痛みが出ることもあります。
インティマレーザーで得られるメリットはこちらの記事でも詳しく解説しています。併せてチェックすることで、インティマレーザーに関する知識が深まります。
インティマレーザーで得られる効果は?メリット・デメリットも詳しく解説
副作用が少ない
インティマレーザーはメスを使用しないため、切開を伴う手術と比較して体への負担を抑えやすい治療法です。そのため、施術内容やリスクを確認したうえで施術を検討しましょう。
副作用は浮腫、施術中後の痛み、表在性火傷、点状出血、おりもの増加、一過性尿失禁などが示されています。重い副作用を避けるためにも、炎症や感染の有無、産後の時期などを踏まえて適応を確認することが大切です。
Wクリニックでは、カウンセラーと医師が丁寧にヒアリングを行います。副作用が心配な方は相談をして、安心して膣の締まりを改善できます。
施術後のダウンタイムが短い
施術後はすぐに日常生活に戻れるケースがほとんどです。通院ペースは、初回から効果を感じるまで3〜4週間に1回の頻度で通うことが推奨されています。
軽度の尿漏れやお湯漏れ、空気漏れなどでは1〜2回、中等度以上の腹圧性尿失禁や混合性尿失禁は2〜3回が目安で、1回で十分かどうかは症状次第です。
汗をかきやすい時期では、デリケートゾーンの清潔管理を丁寧にすると術後も過ごしやすくなります。
膣の締まりに関するよくある質問

ここでは、膣の締まりに関して患者様から寄せられる、以下の質問にお答えします。
- 膣のゆるみは自然に治るものですか?
- 膣がゆるみやすい人の特徴はありますか?
- インティマレーザーは一度の施術で効果を感じられますか?
1つずつ見ていきましょう。
膣のゆるみは自然に治るものですか?
一時的な変化で自然に落ち着くことはありますが、加齢や出産、生活習慣が重なっている場合は自然回復だけで十分とは限りません。
尿漏れや違和感が続く場合は、セルフケアだけで抱え込まないことが大切です。
Wクリニックでは、カウンセラーと医師が丁寧にヒアリングを行います。なかなか改善しない膣の締まりに関しても、専門的な知識を持った医師があなたに合った改善方法を提案いたします。セルフケアで改善が難しい場合、まずはクリニックに相談するのがおすすめです。
膣がゆるみやすい人の特徴はありますか?
加齢、出産歴、運動不足、肥満、姿勢の悪さ、便秘や力仕事によるいきみの習慣がある方は、膣のゆるみを感じやすい傾向にあります。さらに、尿漏れやお湯漏れなどのサインがあります。
膣がゆるみやすい人は、骨盤底筋の働きが弱まり、膣や内臓が支えられません。複数の要因が重なるほど、変化を自覚しやすくなります。
インティマレーザーは一度の施術で効果を感じられますか?
1回で変化を感じる方もいますが、症状や目的によって必要回数は異なります。さらに1回のみの施術では、効果が感じられないリスクもあります。
軽度の症状なら1〜2回、腹圧性失禁や混合性尿失禁などの中等度以上では2〜3回、骨盤臓器脱では4〜5回以上が目安です。
Wクリニックでは、症状に応じた幅広い治療方法から適した治療法を提案いたします。カウンセラーと医師が丁寧にヒアリングを行うため、ご自身に合った方法で膣の締まりの改善を目指せます。
まとめ

この記事では膣の締まりが悪くなる原因やセルフケア・美容医療を詳しく解説しました。膣の締まりの改善は、骨盤底筋トレーニングや姿勢の見直しなど、無理のないセルフケアから始めることがおすすめです。
そのうえで、変化が乏しい場合は膣ヒアルロン酸注射やインティマレーザーといった美容医療も選択肢になります。痛みやダウンタイム、費用、禁忌を比較しながら、自分の生活に合う方法を落ち着いて選んでいきましょう。
【こちらもよく読まれています】関連記事
おりものが尿漏れみたいになるのはなぜ?考えられる理由と対処法を解説
女性が中イキする方法は?中イキの種類とできない原因を徹底解説!
名器形成のデメリット徹底解説!名器形成のメリットや施術の種類なども紹介
- ・本コンテンツの情報は、充分に注意を払い信頼性の高い情報源から取得したものですが、その正確性や完全性を保証するものではありません。
- ・本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としています。医療上のアドバイスや診断、治療に関しては、必ず医療従事者にご相談ください。
- ・本コンテンツの情報は、その情報またはリンク先の情報の正確性、有効性、安全性、合目的性等を補償したものではありません。
- ・本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。










