「ウルセラ」と「ハイフ」は、近年美容医療で注目されている人気の施術です。それぞれの施術には独自の特徴があり、目的に合わせて施術を選ぶ必要があります。

この記事では、ウルセラとハイフの違いや各施術がどんな効果をもたらすのかを解説します。また、施術を受ける際に気を付けるべきポイントもわかりやすく解説します。まずは、それぞれの特徴を理解し、自分にあった施術方法を選びましょう。

Wクリニックでは、たるみ治療である「ハイフ(HIFU)」の施術を受けられます。 ハイフ(HIFU)は、メスを使わず切らずにたるみを改善する施術のため、ダウンタイムがほとんどありません。また、即効性が高いのもポイントです。

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ウルセラとハイフの違い

ウルセラとハイフは、どちらもたるみ改善やリフトアップを目的とした施術ですが、効果やアプローチの方法に違いがあります。ウルセラは医療用ハイフ機器で、皮膚の深い層まで高密度の超音波エネルギーを届け、強力な引き締め効果が期待できます。

一方、ハイフは浅い層から深層まで幅広く作用し、比較的手軽にリフトアップを実感できるのが特徴です。効果の持続期間や痛み、副作用にも違いがあるため、目的に応じて選ぶことが大切です。

ハイフがおすすめの人については、以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。

ハイフはたるみに効果がある?効果がないとされる理由やおすすめの人を解説

ウルセラとは

ウルセラは、アメリカFDA(日本でいう厚生労働省のような機関)にも認可された、 医療用ハイフ機器の1つです。心強いのが、肌の土台となるSMAS層(表在性筋膜)に直接アプローチできる点です。

この層は、年齢とともに緩み、フェイスラインのたるみや、頬の下がりを引き起こす原因になります。ウルセラはこの深い層にピンポイントで熱エネルギーを届け、自然なリフトアップ効果と持続性の高い引き締めを実現します。

また、1回の施術でも高い効果が期待でき「確実にリフトアップしたい!」そんな本格的なエイジングケアを目指す方に選ばれています。

ハイフとは

ハイフは、超音波のエネルギーを1点に集めて、皮膚の内部だけに熱刺激を与える技術のことです。ウルセラもハイフの1種ですが、一般的に「ハイフ」は、より気軽に受けられる施術機器を指すことが多いです。

ハイフ機器は種類が豊富で、ターゲット層や出力レベルもさまざまです。人気の理由に「痛みが比較的少ない」「ダウンタイムがほとんどない」「施術直後から引き締め効果を実感できる 」ことがあげられます。

「まずはエステ感覚でリフトアップを試したい」 そんな方にとって、ハイフはとても魅力的な選択肢です。

Wクリニックでは、たるみ治療である「ハイフ(HIFU)」の施術を受けられます。 ハイフ(HIFU)は、メスを使わず切らずにたるみを改善する施術のため、ダウンタイムがほとんどありません。また、即効性が高いのもポイントです。

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ウルセラとハイフの違い

同じ「たるみケア」の施術に見えるウルセラとハイフですが、 実際には使用目的や効果の実感の仕方、施術料金などに大きな違いがあります。

年齢を重ねる内に「フェイスラインがぼやけてきたかも」「目元・口元のたるみが気になってきた」という悩みが増えます。そんな年齢特有の変化に、より的確にアプローチするには、それぞれの違いをしっかり押さえておくことが大切です。

以下の表は、ウルセラとハイフの違いをまとめたものです。

項目 ウルセラ ハイフ
使用目的 深い層にアプローチしてリフトアップや引き締め 浅い層から深い層にアプローチし、引き締めやリフトアップ
期待される効果 顔のたるみの改善、小じわの予防、肌の引き締め 肌のハリ、引き締め、若々しい印象を与える
効果を実感するまでの期間 施術後数週間から1ヶ月で効果が実感できる 施術後1週間程度で効果が感じられる
推奨される施術期間 6ヶ月に1回の施術が推奨 3〜6ヶ月に1回の施術が推奨
施術時間 約60〜90分程度 約30〜60分程度
施術料金 約10万円〜20万円程度 約5万円〜15万円程度
痛み 中程度の痛みを感じることがあり 軽い痛みを感じることがあるが、ウルセラほど強くない
副作用やリスク まれに赤みや腫れ、むくみ、軽い痛み 赤み、腫れ、むくみ、軽い痛みがまれに現れる

それぞれ詳しく解説します。

使用目的

ウルセラは「しっかり引き上げたい」「確実に結果を出したい」方に向いています。SMAS層へのアプローチができるため、たるみ改善効果はハイフより高めです。

一方、ハイフは「小じわの予防」「軽めのリフトアップ」を目的に選ばれることが多く、たるみが本格化する前にケアを始めたい30代女性にぴったりです。

期待できる効果

ウルセラは「フェイスラインの引き締め」「頬や顎下のたるみ改善」「ほうれい線やマリオネットラインの改善」効果が期待できます。ハイフは「軽いリフトアップ効果」「肌のハリ感アップ」「小じわ予防・毛穴の引き締め」効果が期待できます。

がっつりリフトアップしたいならウルセラ、 ナチュラルなエイジングケアをしたいならハイフがおすすめです。

効果を実感するまでの期間

ウルセラは施術後1〜3ヶ月ほどかけて徐々にコラーゲン生成が促進され、肌のリフトアップ効果や引き締まりを実感できるようになります。

一方、ハイフは比較的早く、施術直後から1〜2週間以内に肌のハリや引き締め効果を感じる人が多いのが特徴です。ただし、どちらも個人差があり、肌の状態や年齢によって実感までの期間に違いが出るため、事前に医師と相談することが大切です。

推奨される施術間隔

ウルセラは高いリフトアップ効果を持続させるために、6ヶ月から1年に1回程度の施術が推奨されています。しっかりとした効果が実感できるため、頻繁に施術を受ける必要はありません。

一方、ハイフは効果が比較的穏やかで持続期間も短めなため、3〜6ヶ月ごとに定期的に受けることが推奨されています。悩みの深さや目指す仕上がりに応じて、最適な施術間隔を選ぶことが重要です。

施術時間

ウルセラの施術時間は、顔全体でおおよそ60〜90分程度です。照射する範囲や細かい調整が必要なため、比較的時間がかかるのが特徴です。

一方、ハイフの施術は、顔全体で30〜60分程度とウルセラより短時間で終了することが一般的です。忙しい方やすき間時間に施術を受けたい方には、短時間で効果を実感しやすいハイフが向いているケースもあります。ただし、施術内容により時間は多少前後します。

施術料金

ウルセラは医療機関のみで扱われる高性能機器のため、1回あたり10〜20万円程度と、やや高額です。ハイフは機種や照射範囲によりますが、1回あたり5〜10万円程度が相場です。

コスト面を重視する場合は、ハイフがおすすめです。

痛み

ウルセラは高出力のため、照射時に「チクチクするような痛み」や「骨に響く感覚」がある場合もあります。ただし、痛み対策(麻酔クリームなど)を用意しているクリニックも多いです。

ハイフは比較的出力がマイルドなので、「ピリピリする程度」で済む方がほとんどです。

副作用やリスク

ウルセラ・ハイフどちらも、基本的には安全性の高い施術ですが、まれに以下のような副作用が出ることがあります。

  • 赤み
  • 腫れ
  • 軽いむくみ
  • 一時的な神経のしびれ感

いずれも通常は数日〜1週間ほどで自然に回復しますが、事前に医師としっかり相談することが大切です。

ウルセラとハイフどっちがおすすめ?

ウルセラとハイフ、どちらを選ぶべきか迷っている方は多いのではないでしょうか。どちらが自分に合っているかを見極めるためには、まずは自分の肌状態や目的を再確認することが大切です。

ウルセラは、しっかりリフトアップしたい人や本格的なエイジングケアをしたい・顔の輪郭をしっかり引き締めたいと感じる方に効果的です。

一方で、ハイフはリフトアップを試してみたい・忙しくてダウンタイムが気になる・エステ感覚で気軽に受けたい方に適している施術となっています。

医療用ハイフの機器や種類については、以下の記事で紹介しています。ぜひ、ご覧ください。

医療ハイフにはどんな種類がある?人気機器や効果の違いを比較

ハイフ・ウルセラのクリニックを選ぶ際の注意点

ハイフやウルセラを受ける際には、クリニックの選び方にも注意が必要です。まずは、口コミや実績をチェックしましょう。

そして、信頼できる医師が施術を行っているかどうか、施術後のフォローがしっかりしているかも確認しましょう。

施術を受ける目的を明らかにしておく

クリニック選びで迷わないためには、まず自分がどんな効果を期待しているかを明確にしておくことが大切です。たるみ改善・フェイスラインの引き締め・小じわ予防など・目的をしっかり伝えることで、より適切な施術が提案されます。

料金だけでクリニックを選ばない

料金はもちろん重要ですが、価格だけでクリニックを選ばないようにしましょう。安価な施術が気軽に受けられる一方、機器や技術が不十分な場合もあります。しっかりと実績と安全性を重視して選ぶことが、長期的に満足できる結果につながります。

ウルセラを謳っている他の機器に騙されない

「ウルセラ」を名乗っている機器でも、実際にはウルセラでない機器も存在します。実績のある医療機関や信頼できるクリニックで施術を受けるようにし、正規のウルセラ機器を使用しているかどうかを確認しましょう。

Wクリニックでは、たるみ治療である「ハイフ(HIFU)」の施術を受けられます。 ハイフ(HIFU)は、メスを使わず切らずにたるみを改善する施術のため、ダウンタイムがほとんどありません。また、即効性が高いのもポイントです。

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サーマジェンに期待できる効果

サーマジェンは、肌のハリや弾力をアップさせる効果に特化した施術です。この施術は、高周波を使用して肌の深層に働きかけることで、コラーゲン生成を促進し、肌の内側から引き締めます。

小じわの予防や肌のターンオーバーを整える効果が期待できます。 ハリや潤いが不足しがちな肌にぴったりのケアです。

>>Wクリニックのサーマジェン

フォトナレーザー(スムースリフト)の期待できる効果

フォトナレーザー(スムースリフト)は、肌表面の改善だけでなく、深層のリフトアップも可能にする治療法です。 特に、顔のたるみやシワを改善したいというニーズに応えることができます。

30代になると、目元や口元の乾燥や小じわが目立ちやすくなるため、フォトナレーザーで肌を引き締めると、しっとりとした若々しい印象を取り戻すことができます。肌のトーンが均一になり、明るさがアップする点も魅力の1つです。

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ウルセラとハイフの違いに関するよくある質問

ウルセラやハイフについて、よくある質問に回答していきます。まだ不安な点があるという方は、参考にしてみてください。

ウルセラの後遺症や副作用はありますか?

ウルセラは、非常に安全性が高い施術ですが、まれに赤みや腫れ、軽いむくみが出ることがあります。これらは、通常数日以内に改善するため、気になる症状が続く場合はクリニックに相談することが大切です。

また、施術後に軽い痛みや違和感を覚えることもありますが、数日以内に収まることがほとんどです。

ウルセラとウルトラセルQプラスの違いはなんですか?

ウルセラとウルトラセルQプラスは、どちらも高密度焦点式超音波を使用した施術ですが、アプローチする深さや出力に違いがあります。

ウルセラは、より深い層にアプローチするため、しっかりとしたリフトアップ効果を求める方に向いています。ウルトラセルQプラスは、やや浅い層に働きかけることができ、軽めのリフトアップや「肌のハリを整えたい」といったニーズに応えます。

まとめ

ウルセラとハイフは、どちらも効果的なリフトアップ施術ですが、そのアプローチ方法や効果の現れ方には違いがあります。自分の肌の状態や目的に合った選択をすることが大切です。

ウルセラは深層にアプローチして本格的なリフトアップを目指す方に、ハイフは軽い引き締めや短期間でのリフレッシュを求める方に適しています。

また、施術を受けるクリニック選びも重要なポイントです。信頼できる医師と、実績のある機器を使用しているクリニックで施術を受けることが、安全で満足のいく結果につながります。

肌の悩みを解消し、自信を持てる素肌を手に入れるために、自分にぴったりの施術を見つけて、理想のフェイスラインを目指してみてください。

足立 真由美
この記事の監修者 医療法人 涼葵会 理事長 足立 真由美
美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する。
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