陥没乳頭の原因を解説!乳首にかゆみがある場合のケア&治療法も紹介

乳首・乳房に関する悩みは、なかなか人には相談しにくいもの。

「陥没乳頭の原因は何だろう」

「乳首のかゆみと陥没乳頭は関係ある?」

といった疑問をひそかに抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、陥没乳頭の主な原因や、乳首にかゆみが生じる原因をわかりやすく解説します。

かゆみのケア方法や根本治療についてもご案内していますので、陥没乳頭や乳首のかゆみでお悩みの方は、ぜひ本記事の内容を参考になさってください。

陥没乳頭の主な原因

陥没乳頭の主な原因

陥没乳頭(かんぼつにゅうとう)とは、乳首が内側に引っ込んでいたり、平らになっている状態を指しますが、その原因は一つではありません。

ここでは、陥没乳頭の主な原因を「先天的なもの」「後天的なもの」に分けて解説します。

先天性の陥没乳頭も多くある

陥没乳頭には先天的なケースが多くあります。

原因は乳腺と乳管の発達バランスと言われており、日本人女性の10~20%が陥没乳頭を持って生まれてくるとされています。

しかし、先天的な陥没乳頭は発育により自然軽快するケースも多いため、日常生活に支障がない場合は思春期が過ぎるまで経過観察となるのが一般的です。

成人後も症状が続く場合は授乳困難になる等の影響が出ますので、必要に応じて治療を検討します。

後天的な陥没乳頭は病気の可能性も

後天的な陥没乳頭は、乳房のたるみや打撲などの物理的な原因によって起こります。

また、乳がんや乳腺炎など乳房の病気が潜んでいる可能性もあるため、原因に心当たりがないにもかかわらず乳頭が陥没してきた場合には、より注意が必要です。

病気が原因の場合、放置することで症状が進行し治療が困難になることもあるため、早期診断・治療が重要になります。

乳首がかゆい原因は?

乳首がかゆい原因は?

陥没乳頭の方には、乳首のかゆみでも悩んでいる方が少なくありません。

かゆみの原因はさまざまで、乳頭の形状が原因の場合もあれば、乾燥や炎症が原因の場合、さらには重大な病気の兆候である可能性もあります。

乳首にかゆみがある場合は放置せず、原因に応じて適切なケアを行ったり、必要な場合は医療機関を受診したりしましょう。

汚れが溜まっている

乳頭に汗や汚れが蓄積すると、皮膚が刺激され、かゆみの原因になることがあります。

デリケートな部位ですから、入浴時に刺激の少ない石けんでやさしく洗ったり、汗をこまめに拭き取ったりして清潔に保ちましょう。

皮膚の乾燥・摩擦

乳首の皮膚は非常にデリケート。

環境やホルモンバランスの乱れにより乾燥しやすく、かゆみを感じることがよくあります。

また、下着の締め付けや衣服との摩擦による刺激が原因の場合も多くありますので、十分な保湿ケアを行うのはもちろん、下着や衣服の素材にもこだわってみましょう。

授乳の影響

授乳中は、乳首が赤ちゃんによって頻繁に刺激されるため、皮膚が乾燥したり、傷がついたりすることがあり、これが原因でかゆみや炎症が起きることもあります。

皮膚の乾燥を防ぎ回復を早めるために、専用のクリームやケア用品を使って保湿を心掛けましょう。

炎症・感染症

乳首のかゆみが続く場合、炎症や感染症が起きている可能性があります。

特に陥没乳頭の状態では、汚れや細菌が乳首の内側に溜まりやすく、雑菌感染のリスクが高くなります。

炎症が見られた場合は、皮膚科や乳腺科などを受診することをおすすめします。

乳がん

乳房のかゆみ、ただれ、赤みは、パジェット病や炎症性乳がんが原因の可能性もあります。

パジェット病は上皮内に発生するがん細胞で、乳房に発生した場合は「乳房パジェット病」と呼ばれ、乳がんの一種と分類されています。

いずれも発症頻度は稀ですが、受診が遅れれば症状が進行するリスクがあります。

乳頭・乳輪にできた湿疹やただれが悪化したり、広がっていく場合には早急に医療機関を受診しましょう。

陥没乳頭は治療・手術で改善できる

陥没乳頭は治療・手術で改善できる

陥没乳頭は、医療機関で適切な治療を受けることで治せるものです。

軽度のものであれば、日常的なケアや吸引器具の使用など、保存療法で改善できる場合も多くあります。

重度の場合は外科的手術が必要になることもありますが、日帰りでの手術が可能です。

現在の手術方法では乳管を傷つけない手術が可能ですので、授乳に影響はなく、日数の経過とともに手術痕も目立たなくなります。

まとめ・乳首の悩みはWクリニックへご相談ください

wクリニック

陥没乳頭にはさまざまな原因がありますが、たとえ無症状だとしても、乳首が陥没していることによる授乳障害や、雑菌の繁殖、炎症発生のリスクが高く、現代では病気と同等に考えられています。

特に、完全母乳を目指す方や、乳首の炎症・かゆみ等でお悩みの方は、早めに治療しておくことで病気のリスクやストレスを軽減することができます。

大阪・梅田にある美容皮膚科・美容外科「Wクリニック 梅田院」では、陥没乳頭の原因や症状に合わせ、最適な方法での治療を行っています。

また、乳頭の黒ずみや乳輪の肥大化などのお悩みも、Wクリニックで治療可能です。

人には相談しにくい乳首のお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度Wクリニック 梅田院へご相談ください。

陥没乳頭手術

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