「ピコスポットとピコレーザーってどんな違いがあるの?」

「シミの種類によっておすすめの施術方法の違いはあるの?」

などと疑問に感じていませんか?

この記事では、ピコスポットとピコレーザーの違いについて紹介します。

ピコレーザーの照射モードによって異なるそれぞれの特徴もまとめました。

レーザー治療を検討中の方に向け、シミの種類によって異なる照射モードの違いも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

ピコスポットとピコレーザーの違い

ピコスポットとピコレーザーの違い

ピコスポットとピコレーザーは、治療方法に関する概念に違いがあります。

ピコレーザーは、ピコ秒単位の超短パルスで肌に照射するレーザーの総称です。

主に色素沈着やシミ、そばかす、タトゥーの除去、肌のトーンの改善に使用します。

一方、ピコスポットはピコレーザーの照射モードを指します。

ピコレーザーの中でも特に「スポット照射」に特化しており、ターゲットにのみピンポイントで照射できる特徴があります。

ピコレーザーの中に「ピコスポットモード」があると違いを認識しておくと、言葉や意味を混同しにくいでしょう。

ピコスポットはピコレーザーの照射モードの1種

ピコスポットはピコレーザーの照射モードの1種

ピコレーザーは、短いパルス幅(ピコ秒)でレーザー光を照射する医療用のレーザー機器です。

主な使用目的は以下の通りです。

  • シミやそばかすの治療
  • タトゥーの除去
  • 肌の若返り など

ピコレーザーの照射モードの1つであるピコスポットは、特定した小さなエリアに対してレーザーを照射します。

周囲の肌への影響を最小限に抑えられるので、従来のレーザー治療よりも肌にやさしい治療法として知られています。

色素沈着やシミ、そばかすなど部分的な治療に効果的なのがポイントで、治療後のダウンタイムが少なく済むのも特徴の1つです。

従来のレーザーとピコレーザーの違い

従来のレーザー治療は「ナノ秒」と呼ばれる単位を用いて色素にアプローチする点が特徴です。

一方のピコレーザーは、従来のレーザー治療よりもさらに短いピコ秒(1兆分の1秒)で照射する違いがあります。

色素をより細かく砕き、周囲の皮膚へのダメージを抑えながら高い治療効果を得やすい傾向があります。

ピコレーザーにはさまざまな照射モードがあるので、患者の肌の状態や悩みに応じて最適なモードを選べるのもポイントです。

シミやくすみの改善から、肌の凹凸改善まで幅広い肌悩みに対応できるレーザー機器です。

ピコレーザーの照射モードの種類3つの違いは?それぞれにおすすめなシミの種類や特徴も

ピコレーザーの照射モードの種類3つの違いは?それぞれにおすすめなシミの種類や特徴も

ピコレーザーには、以下3つのモードがあります。

  • ピコスポット
  • ピコフラクショナル
  • ピコトーニング

各照射モードは異なる特徴を持っているため、肌の悩みに合わせてモードを使い分けると、より効果的な治療を受けられます。

ここからは、それぞれの照射モードの違いをみていきましょう。

①ピコスポット

ピコスポットは、532nmの波長でシミやそばかすに対してピンポイントで照射するモードです。

濃いシミや刺青の除去に効果的であり、1回の施術でも目に見える効果が期待できます。

直接的にメラニンをターゲットにするため、素早く効果を発揮するのもポイントです。

ピンポイントに狙ったシミを高精度で改善できるのが特徴です。

②ピコフラクショナル

ピコフラクショナルは、細かい点状に照射するモードです。

真皮層にあるコラーゲンや、エラスチンの生成を促進させる特徴があります。

ニキビ跡や毛穴の改善におすすめのモードで、皮膚へのダメージを最小限に抑えられます。

肌の凹凸を滑らかにし、全体的な肌質の向上に役立つのもポイントです。

肌の復元力を高めたい方におすすめの照射モードです。

③ピコトーニング

ピコトーニングは低出力で広範囲を照射し、肝斑(かんぱん)や色素沈着の改善に用いられる照射モードです。

肌全体に柔らかな光を与え、美しい肌を取り戻せるのが特徴です。

肌に優しく、特に敏感肌や色素沈着のある肌に適しています。

メラニン色素の生成を抑制するトラネキサム酸の内服と併用すると、より高い治療効果を得られるのもポイントです。

一般的に2~3回(※)施術を受けると、効果を実感しやすい傾向にあります。

※施術回数は個人差があります

レーザー照射後のアフターケア

レーザー照射後のアフターケア

レーザーの照射後は、肌が敏感になっている可能性があります。

紫外線の影響を受けやすいため、日焼け止めをしっかりと塗りましょう。

外出する場合は、帽子や日傘、長袖の服で肌を守るのがポイントです。

スキンケアアイテムで保湿する際は、保湿力が高くて肌への刺激が少ない製品を使用するのがおすすめです。

施術後のケア方法がわからない場合は、医師に相談するのもよいでしょう。

適切なケアを行えば治療効果を最大限に引き出し、回復を早めやすくなります。

記事まとめ:自分のシミの症状に適切なレーザー治療を選択するために、まずは美容皮膚科で診断しよう

記事まとめ:自分のシミの症状に適切なレーザー治療を選択するために、まずは美容皮膚科で診断しよう

今回は、ピコスポットとピコレーザーの違いについて紹介しました。

ピコレーザーには、ピコスポットを含め3つの照射モードがあるので、悩みに合わせたモードを選択するのがおすすめです。

大阪のWクリニックでは、照射モードの選択方法がわからない方向けに、無料カウンセリングを行っています。

照射モード以外にも、自分のシミの症状に合わせたプランを提案しています。

ピコスポットやピコレーザーについての疑問は、Wクリニックまでお気軽にお問い合わせください。

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