睡眠中の「いびき」に悩む方は意外と多いもの。
しかし、「たいしたことないだろう」と放置している方や、「どこでいびき治療が受けられるのかがわからない」と諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
いびきには一時的なものもありますが、長く続いている場合は病気などの原因が隠れている可能性があり、そのような場合はいびき治療が保険適用となることもあります。
本記事では、いびき治療を希望される方に向けて、保険適用でいびき治療を受けられるケースについて詳しく解説します。
また、大阪で「痛くないいびき治療」や「効果が長いいびき治療」をお探しの方におすすめのクリニックも紹介しておりますので、いびきにお悩みの方はぜひ参考になさってください。
大阪でいびき治療を保険適用する条件とは
いびき治療においては、すべてのいびきが保険適用となるわけではなく、次のような条件があります。
- いびきの原因が医学的に認められた病気である
- 医療機関が保険診療を行っている
- 保険適用となる治療方法を選択している
つまり、ただ「いびきをかいている」というだけでは保険適用にはならないのです。
いびき治療でどのような場合に保険適用できるのか、詳しく見ていきましょう。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)などの病気が原因
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状のひとつにいびきがあり、これが原因の場合は保険が適用されます。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に何度も呼吸が停止する病気です。
呼吸が止まることによって血中の酸素濃度が低下し、睡眠が中断されるため、日中の眠気や集中力の低下を招きます。
重度の睡眠時無呼吸症候群を放置すると高血圧や動脈硬化、さらには心疾患のリスクも高まるため速やかな治療が必要です。
また、慢性鼻炎、扁桃肥大などが原因と診断された場合も保険適用される可能性があります。
病気が原因でいびき治療を受ける場合には、まず、専門の医療機関での検査・診断が必要です。
医療機関が保険診療を行っている
いびき治療に保険適用させたい場合は、受診する医療機関が保険診療を行っているかどうかを事前に確認しましょう。
保険診療に対応している医療機関では、診察・検査も保険でカバーされます。
いびきの原因に病気が疑われるケースの初診は、耳鼻咽喉科または呼吸器内科を受診するのが一般的です。
保険適用となる治療方法を選択している
いびき治療の代表的な方法には、CPAP療法、マウスピース、薬物療法、外科手術などがあり、治療方法によって保険適用されるかどうかも変わってきます。
どの方法を採るかは医師との相談の上で決定されますが、保険適用が可能かどうかは個別に確認が必要です。
診断から保険適用までの流れ
いびき治療を保険適用で受ける際の流れを解説します。
初めて保険適用でいびき治療を受ける方は、どのような手続きが必要なのかしっかりと確認しておきましょう。
① 初診予約を行う
いびきが気になる場合は、耳鼻咽喉科やいびき治療に対応しているクリニックの予約を取りましょう。
いびきの治療は複数回の通院が必要になることもありますので、診療時間やクリニックの特徴、通いやすさを確認し、自分に合った医療機関を選ぶことが大切です。
② 初診・検査を受ける
初診では、いびきの症状や既往歴について詳しく問診を受けます。
その後、必要に応じて睡眠時無呼吸症候群などの検査が行われます。
③ 診断結果の確認
検査結果に基づいて診断が行われ、治療方法や今後の治療計画について医師と相談します。いびきの原因が睡眠時無呼吸症候群などの病気によるものであると診断された場合、保険適用で治療が受けられる可能性が高くなります。
④ 治療方法の選択
医師と相談の上で最適な治療方法を選択します。
保険適用したい場合は、どのような治療方法があるのかを確認しましょう。
「自費診療で最新の治療法を希望する」などの相談もできます。
⑤ 治療開始
いよいよ治療開始です。
治療にかかる費用や保険適用範囲については、事前にクリニックのスタッフに確認し、納得の上で進めましょう。
⑥ 定期的なフォローアップ
治療開始後も、定期的な診察やフォローアップを受け、効果を確認し、必要に応じて治療内容を見直します。
特に、CPAP療法やマウスピースの場合は、使用開始後の調整が必要になることもありますので、定期的な診察を欠かさないようにしましょう。
【保険適用もあり】いびきの治療方法
ここでは、代表的ないびき治療の方法を紹介します。
いびきの原因や症状の程度によって効果的な治療方法が異なり、また、痛みの有無や続けやすさなど、ご本人の負担も変わってきます。
価格だけではなく、自分に合った方法を選ぶのがいびき治療を成功させるコツです。
薬物療法
薬物療法は、鼻づまりやアレルギーが原因でいびきをかいている場合に有効な治療方法です。
抗ヒスタミン剤や鼻炎用のスプレーなどが処方され、いびきの原因となる鼻症状の改善を目指します。
医療機関で処方してもらう場合は保険が適用されますが、定期的な通院と長期的な服薬が必要になることが多いです。
マウスピース
就寝中にマウスピースを着用することも、主要ないびき治療方法のひとつです。
マウスピースで就寝中に下顎を前に固定し、気道を広げることでいびきを防ぎます。
マウスピースには市販品もありますが、医療用マウスピースは自分の顎に合わせて調節できるため効果を実感しやすいと言われています。
睡眠時無呼吸症候群によるいびき治療が目的の場合、医療用マウスピースは保険適用で作れることが多いです。
CPAP療法
CPAP療法は、睡眠時無呼吸症候群の治療に最も有効とされている方法です。
就寝時に顔にマスクを装着し、CPAP装置から空気を送り込んで気道が塞がるのを防ぎ、いびきや無呼吸を予防します。
睡眠時無呼吸症候群の診断があれば、CPAPには医療保険が適用されるのが一般的です。
CPAP装置のレンタル費用として、医療費3割負担の場合で月額5,000円程度がかかります。
外科手術
外科手術は、口蓋垂や扁桃腺などが原因でいびきが発生している場合に行われることがあります。
気道を塞いでいる組織を手術で除去し、呼吸しやすくすることでいびきを防ぎます。
手術には一定のリスクが伴うため、重症度や検査結果、患者さんの体調などを総合的に考慮して判断されます。
保険適用できるかどうかは症状や手術法により異なりますが、3割負担の場合でも検査・手術・薬代を合わせて数万円かかるのが一般的です。
レーザー治療
最近、レーザーを利用した切らないいびき治療が注目されています。
口蓋垂や軟口蓋をレーザーで縮小し、気道を広げることでいびきを軽減します。
このようなレーザー治療は外科手術に比べリスクが少なく、一定期間効果が持続します。
レーザーによるいびき治療(切開なし)は自由診療扱いとなっていることが多く、一般的には保険適用となりません。
ただし、睡眠時無呼吸症候群の診断を受けている場合、一部の治療法については保険適用できる可能性がありますので、クリニックに確認してみましょう。
痛みが少ないいびき治療法は?大阪でおすすめのクリニックを紹介!
いびきは気になるけれど、病気とは診断されていない方も多いのではないかと思います。
そのような場合はいびき治療に保険適用できませんが、自由診療では、より痛みや負担が少ない方法を選ぶこともできます。
切開不要でダウンタイムほぼなし!「Wナイトレーザー」とは
「Wナイトレーザー」は、切開を行わずにいびきを改善できるレーザー治療法。
口蓋垂にレーザーを照射し、組織を引き締めることで気道を広げます。
従来はレーザーを使って組織を切除する治療法が多く使われてきましたが、Wナイトレーザーでは「切らないで引き締める」のがポイント。
切開しないから出血がなく、痛みが少ないのでダウンタイムもほぼ不要です。
レーザーを深層部まで照射しますので、効果・持続性が高いのも特長です。
Wナイトレーザーの詳細はこちら
Wナイトレーザー治療ができるクリニックはここ
実は、Wナイトレーザーの治療を受けられるのは、「W CLINIC」だけなんです。
大阪でいびき治療を受けるなら、「W CLINIC 心斎橋院」「W CLINIC 梅田院」へ。
どちらも大阪市の中心にあり、最寄り駅から徒歩5分以内だから、会社やお買い物帰りの通院にも便利。
土日祝日も営業していますので、お仕事が忙しくてお休みが取りにくい方もぜひお気軽にご相談ください。
記事まとめ
いびきの原因には、睡眠時無呼吸症候群などの病気が隠れていることもあります。
そのため、医療機関で診断された場合には保険適用でいびき治療を受けられることも。
また、「保険適用にはならないけれど、どうしてもいびきを治したい!」という方は、一度の施術で効果が長期間持続するレーザー治療を受ける選択肢もあります。
「W CLINIC」で提供している「Wナイトレーザー」は、施術時間がたったの15分。
切ったり削ったりがないからダウンタイムがほぼなく、すぐ日常生活に戻れます。
Wナイトレーザーの効果や従来のレーザー手術との違い、料金など詳細はこちらでご覧いただけますので、いびき治療をご検討中の方はぜひご一読ください。
- ・本コンテンツの情報は、充分に注意を払い信頼性の高い情報源から取得したものですが、その正確性や完全性を保証するものではありません。
- ・本コンテンツは一般的な情報の提供を目的としています。医療上のアドバイスや診断、治療に関しては、必ず医療従事者にご相談ください。
- ・本コンテンツの情報は、その情報またはリンク先の情報の正確性、有効性、安全性、合目的性等を補償したものではありません。
- ・本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。