Wフェミナクリニック(婦人科)|デュピュイトラン拘縮

デュピュイトラン拘縮

デュピュイトラン拘縮の原因

60歳代以降の男性に多い、掌の皮下に硬い硬結が出来、指が伸びにくくなる進行性の疾患です。

疼痛はなく、手を机に着いたときに掌が浮いている状態です。
繰り返す外傷、また、人種間差があることも指摘されていますが、日本人の発症も多くなってきています。

デュピュイトラン拘縮の治療法

局所の腫れ、掌には結節とそれを結ぶコードが見られます。
疼痛はないために、徐々に進行してゆき、指が伸展できなくなります。
顔を洗う際に、指が伸びないために目や鼻に指がはいってしまったり、水が汲めなかったりします。両側の掌がつかず、お祈りするときに手が重なりません。

外科的治療は拘縮の原因である結節、コードを皮膚を切開して切除して、指を伸ばします。
その際、大切な神経・血管を損傷しないように慎重に手術を進める必要があります。
十分な訓練を受けた手外科専門医が行なうべき手術です。手術後にはリハビリが必要です。