糸リフトは特殊な溶ける糸を皮下脂肪に入れて肌を持ち上げることで、顔のシワやたるみの改善、小顔効果や美肌効果、若返り効果が期待できる施術として人気が高いです。

一方で、口の周辺の皮膚に糸を挿入するため、施術後に頬が突っ張って口が開きにくくなることを心配に思う方も多くいます。

今回の記事では、糸リフトによって口が開きにくくなる症状の原因や対処法を紹介します。

Wクリニック福岡院では、医師が厳選した糸による糸リフト(スレッドリフト)の施術を行っています。

糸リフトは気になるけど、施術後のリスクが心配な方はWクリニック福岡院へお気軽にご相談ください。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

糸リフトで口が開きにくいとは?


糸リフトは、皮膚を引き上げるので、施術後に肌のつっぱりやひきつれによって口が開きにくくなることがあります。

どの程度口が開きにくいかはその人の顔の作りや肌の状況により個人差があります。

また、挿入位置や挿入本数、引き上げの強さなどによっても変わります。

特に、皮膚が薄い方は糸の干渉を受けやすいため、口が開きにくいという症状が強く出る傾向にあります。

糸リフトで口が開きにくくなる原因

糸リフトの後に口が開きにくくなる原因は、主に以下の5つです。

・糸で皮膚のたるみを引き上げるから

・神経の近くに糸を挿入するから

・皮膚が薄いから

・皮膚が修復する際にひきつるから

・糸の挿入に失敗しているから

それぞれについて解説します。

糸で皮膚を強く引き上げるから

糸リフトで引き上げる強さが強すぎると、口が開きにくくなる原因となります。

一人ひとりの皮膚の厚さなどを考慮して糸を引き上げる強さを調節する必要があります。

どうしても肌を強く引き上げたい方は、バッカルファット除去術などの方法もございますので医師に相談するといいでしょう。

神経の近くに糸を挿入するから

糸リフトで口が開きにくい原因の1つに、神経の近くに糸を通すことがあります。

糸リフトは、顔面神経という顔の動きに重要な役割を果たす神経の近くに糸を通す施術です。

特に糸リフトを挿入するフェイスラインなどは多くの神経が通っているため、表情によって顔が動くたびに口が開きにくいという違和感を感じてしまいます。

皮膚が薄いから

元々皮膚が薄い人ほど、糸リフトによって皮膚が持ち上がりやすいです。

皮膚が持ち上がりやすいと施術によるリフトアップ効果が出やすい一方、施術後の違和感を感じやすい傾向があります。

反対に、皮膚が分厚い人は皮膚が持ち上がりにくい分、口が開きにくい症状は出にくいです。

皮膚が薄い人の糸リフトは慎重に行う必要があるため、施術前に医師とよく相談することをおすすめします。

皮膚が修復する際にひきつるから

糸リフトによって挿入部分の皮膚細胞が損傷しますが、時間が経つとやがて修復していきます。

この修復の過程で肌がひきつることが原因で、口が開きにくくなることがあります。

糸の挿入に失敗しているから

糸リフトは、一人ひとりの肌質や肌の状態、挿入する場所や深さ、糸の本数、引き上げる強さなどを調節する必要がある難しい施術です。

医師の技術や経験が不足していると、不自然な仕上がりになるだけでなく、口が開きにくくなるなどのダウンタイムが長くなることがあります。

糸リフトで口が開きにくいのはいつまで?

糸リフトによって口が開きにくくなる症状は、個人差はありますが1〜2週間程度で治ることがほとんどです。

その後、少しずつ糸が馴染んできて口が開きにくい症状が軽減されていきます。

しかし1ヶ月以上症状が改善されなければ、糸を取り除いたり、再度糸を入れ直すなどの処置が必要になる場合があるのでクリニックに相談してください。

また、症状が治るまでは熱いお風呂やサウナ、飲酒や激しい運動などの血行が良くなる行動を避け、大きく口を開けないことや傷口を触らないことに注意をする必要があります。

糸リフトで口が開きにくい時の対処法

ここでは、糸リフトで口が開きにくくなった時の対処法を紹介します。

患部を冷やす

糸リフトによる腫れやひきつれをできるだけ少なくするために、施術後2〜3日の間は患部を冷やしましょう。

保冷剤などを直接肌に当てると凍傷の危険性があるため、肌との間に薄手のタオルを挟んで冷却するようにしてください。

また、血行が良くなるとダウンタイムが長引いてしまいますので、腫れが落ち着くまでは入浴や飲酒を控えておくことも重要です。

経過観察

施術後すぐの期間は、口の開きにくさが治っていくか様子をみてください。

個人差がありますが、一般的に施術後1〜2週間程度で徐々に肌がつっぱる違和感は少なくなっていきます。

診察を受ける

1ヶ月以上症状が改善しなかったり、むしろ口がどんどん開きにくくなっている場合は、速やかにクリニックの診察を受けてください。

症状によっては、糸を取り除く、糸を入れ直す、ヒアルロン酸注入を行うなどといった対応が必要となることがあります。

糸リフトはWクリニック福岡院がおすすめ

痛みやリスクを最小限に抑えた糸リフトを受けたい場合、Wクリニック福岡院がおすすめです。

Wクリニック福岡院では、先が丸くなった「鈍針」を使用した糸リフトを行っています。

施術後は腫れが出ないようにクーリングをしっかり行ったり、内服や外用を処方するなどして、できるだけダウンタイムが短くなる処置を行います。

施術後に気になることがある場合も、すぐに相談できるので安心です。

まとめ


糸リフトによって口が開かなくなるとは、施術後のダウンタイム中に肌につっぱり感が生じて口の周りが動かしにくくなることです。

原因は、糸を引き上げる強さが不適切であること、神経が多い部分に挿入すること、元々皮膚が薄いことなどです。

一般的に、口が開かなくなる症状は1〜2週間程度、長くても1ヶ月程度で治まります。

Wクリニック福岡院では、安心して治療を行っていただけるよう事前のカウンセリングに力を入れており、患者様一人ひとりに最適な治療をご提案します。

糸リフトのご相談は、ぜひWクリニック福岡院にお問い合わせください。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属