ボトックスは、美容医療の中でも比較的受けやすいため人気の施術です。

しかし、医師の腕が表れやすいため、ボトックスで失敗してしまったという声もあります。

ボトックスで失敗しないためにはどうしたらいいのでしょうか?

今回は、ボトックスで起こりうる失敗例と原因、対策を詳しくご紹介します。

事前にボトックスでの失敗例や対策を知って、満足のいくボトックスを受けるための参考にしてみてください。

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ボトックスとは?


ボトックスとは、筋肉が収縮するのを抑制する働きがある薬剤のことです。

特に、額や眉間、目尻、顎、などのシワが気になる部分に直接注入していきます。

注射するだけなので時間もかからず簡単に受けやすいため、非常に人気がある施術です。

ボトックスで失敗した実際の例

ボトックスはお手軽に受けやすいため人気ですが、実は医師の腕によって差が出やすい施術でもあります。

そのため、「失敗してしまった」という事例も聞かれます。

ここでは、ボトックスの失敗例にはどんなものがあるのか、原因も一緒に解説していきます。

表情が硬くなる

ボトックスは筋肉の収縮を抑制させる働きのある薬剤のため、適切に注入しないと表情がうまく動かせなくなってしまう可能性があります。

笑っていてもどこか引きつっていたり、表情筋が動かないために不自然な笑顔になってしまったりすることがあります。

ボトックスを打つ際に、きちんとそれぞれに合わせた注入量や、適切な位置を見分けられずに打ってしまったことが原因です。

凸凹になる

ボトックスを適切に注入出来ないと、肌が凸凹になってしまうことがあります。

きちんと、その方の筋肉の付き方などを見分けられない場合に起こりやすくなります。

ボトックスの注入量や注入箇所は1人1人違うため、医師が適切に診断出来るかどうかが、失敗しないためには重要です。

皮膚がたるむ

ボトックスを打って咬筋の筋肉の働きが弱くなることで、咬筋あたりの皮膚のたるみが目立ってしまう場合もあります。

元々皮膚のたるみがあった方に起こりやすい事例です。

たるみが出るのを防ぐには、きちんと顔の状態を把握して、適切な量のボトックスを注入することが必要になります。

ただし、元々の筋肉の付き方によって、どうしてもたるみやすくなってしまう方もいらっしゃいます。

その方にボトックスが適切か、きちんと見分けられる医師のもとで受けるようにすると安心でしょう。

おでこボトックスでの失敗例

おでこは大きなシワが気になりやすい箇所のため、ボトックスでの治療が人気ですが、その分失敗例もいくつかあります。

おでこにボトックスを受けた際の、実際にあった失敗例をいくつかご紹介します。

まぶたが重くなる

おでこボトックスの失敗例として、瞼が重くなることで目が開けづらくなってしまい、目が細くなってしまうことがあります。

ボトックスが効きすぎることによって起こる失敗例です。

キレイになりたくてボトックスを受けたのに、目つきが悪い印象になってしまったら悲しいですよね。

ボトックスは、人それぞれ適切な量と注入位置は違うので、きちんと見極められる医師のもとで施術を受けるようにしましょう。

眉が下がってしまう

おでこボトックスを打った後、眉尻が不自然に下がってしまうことがあります。

ボトックスをおでこに注入する際に、きちんと適切な位置と量でなかった場合に起こってしまう失敗例です。

注入前にしっかりと筋肉の位置や量を適切に見分けていれば、通常はこのようなことは起こりません。

眉間ボトックスでの失敗例

眉間はとても狭い範囲のため、ボトックスを打つ医師の腕の差が特に出やすい箇所です。

ここでは、眉間ボトックスで起こりうる失敗例をご紹介します。

眉が上がってしまう

眉間ボトックスを打った後に眉尻が上がってしまい、怒ったような表情になってしまう失敗例があります。

眉間ボトックスは、範囲が狭いため、特に医師の腕の差が出やすい箇所と言われています。

きちんとバランスを見ながら、それぞれの位置にそれぞれ適した量を注入出来ていないと、このような失敗が起こってしまうのです。

眼瞼下垂を引き起こす可能性も

眉間ボトックスの失敗例として、眼瞼下垂によって目が小さく見えてしまうことが挙げられます。

眉間ボトックスを鼻根筋や皺眉筋に注入しすぎたり、上眼瞼挙筋に流れてしまうことで起こる失敗例です。

ボトックスを注入する量や、上眼瞼挙筋に薬剤が流れないようにして施術をすることが必要になります。

ボトックスでの失敗を防ぐ対策は?

ボトックスで失敗を防ぐためには、いくつかの対策があります。

満足のいくボトックスを受けるために、失敗を防ぐための対策をご紹介します。

ボトックス注入後は体を温めすぎないようにする

ボトックス注射の主成分であるボツリヌストキシンは、熱に弱い性質です。

そのため、施術直後に体を温めてしまうと、ボトックス注射の効果が弱まってしまう可能性があります。

シャワーや入浴は注入当日からOKですが、ボトックス注射を受けたあと3日間ほどは、温泉やサウナ、激しい運動など、急激に体温の上がる行為は避けた方が安心です。

また、ボトックスを注入した箇所は、必要以上に擦らないように気を付けましょう。

信頼できる医師のもとで受ける

ボトックス注射は医師の腕により差が出てきやすいため、安心して任せられる医師を探すことが何よりも大切です。

一度注入してしまうと、ボトックスの効果が消える半年ほどはそのままの状態になってしまいます。

カウンセリング時に、きちんと納得のいくまで、理想の出来上がりについて話すようにしてからボトックス注射を受けるようにしましょう。

ボトックスでの失敗例や対策まとめ


今回は、ボトックスで起こりうる失敗例や対策などをご紹介しました。

ボトックスは手軽に受けやすいことで人気ですが、医師の腕によって仕上がりが左右されやすくなります。

きちんと信頼できる医師のもとで、納得のいくまでカウンセリングをしてからボトックスを打つようにすると、失敗も防げるでしょう。

Wクリニック福岡院のボトックスは、それぞれに合わせたオーダーメイド治療を行っております。

また、安心して受けてもらえるよう、ボトックスの講習やセミナーを受講し、施主資格を取得したVST認定医がカウンセリングから行います。

さらに、Wクリニック福岡院では少量のボトックスを注入するため、ナチュラルな仕上がりが特徴です。

しっかり顔は動くけど、しわは気にならないという、自然でキレイな仕上がりを提供しております。

ボトックスを安心して受けたい方や、自然な仕上がりを求める方は、ぜひ一度Wクリニック福岡院にご相談ください。

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記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属