ボトックスの施術は、美容や医療目的で広く行われています。ボトックスの施術を検討されている方の中には、施術後のダウンタイムや注意点について気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ボトックスの施術後に起こり得る症状や避けるべき行動について詳しく解説します。安全かつ効果的な施術のため、事前に知識を身につけましょう。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

ボトックスはダウンタイムがほとんどない

ボトックス注射は、ほとんどダウンタイムがありません。施術後、すぐに日常活動に戻ることができます。ダウンタイムといっても、通常は軽い赤みや腫れが発生するだけで、数時間から数日間で消えることが多いです。ただし、ダウンタイムの期間や症状には個人差があります。まれに、一時的な頭痛や注射部位の軽い痛みが起こることもあるため、適切なアフターケアと専門医の指示に従うようにしましょう。

ボットクス注射のダウンタイムの症状

ボトックス注射のダウンタイムに、腫れや赤み、内出血が挙げられます。また、場合によっては注射部位に痛みや違和感を感じることもあります。さらに、技術や投与量が不適切な場合には、表情のひきつりや眼瞼下垂が生じる可能性もあるでしょう。症状の悪化や持続する場合は医師に相談をしましょう。

ボットクス注射のダウンタイムの期間

ボトックス注射後のダウンタイムは、数時間から数日で終わります。一般的に効果が現れるのは、5〜7日後、2週間経過すると、徐々に馴染んで落ち着きます。1ヶ月が経過してもダウンタイムが続く場合には、医師に相談しましょう。

ボトックス注射後にやってはいけない9つのこと

ボトックス注射はダウンタイムがほとんどありませんが、やってはいけないことがあります。ここからは、ボトックス注射後にやってはいけないことを紹介します。ボトックス注射後にやってはいけないことは、以下のとおりです。

  • 注射した箇所を触らない
  • 激しい運動を行わない
  • 飲酒を行わない
  • サウナ・長風呂を行わない
  • 施術直後にレーザー治療を行わない
  • 痛みがひどい場合は冷やす
  • 紫外線対策を行う
  • 注射後3ヶ月は避妊する

順番に確認していきましょう。

注射した箇所を触らない

ボトックス注射後は、治療箇所を触らないことが重要です。治療当日から1週間は、患部を強く揉んだりこすったりせず、優しく洗顔しましょう。

皮膚に洗顔料を馴染ませる際も、軽く行うように心掛けてください。患部を触りすぎた場合、効果が薄れたり、効き目が出にくくなるリスクがあります。なるべく手が触れないように意識しましょう。

激しい運動を行わない

ボトックス注射後は、激しい運動を控えることが重要です。注射後最低3日間は、体温が急上昇し大量の汗をかくような行動を避けましょう。

ボトックス製剤はタンパク質で構成されており、熱によって不活性化される性質があります。ボツリヌストキシン毒素が完全に失活するには高温が必要ですが、注射箇所の効果を損なわないためにも、激しい運動は控える方が良いでしょう。

飲酒を行わない

ボトックス注射後は、飲酒も控えてください。飲酒は体温を急激に上げる可能性があります。日本酒を例にした場合、1合飲むと、体温が通常よりも2℃上がることがあります。さらに、アルコールは血管を拡張させ、ボトックスの効果を妨げる可能性があるでしょう。したがって、ボトックス注射後は少なくとも、3日間は飲酒を避けてください。

サウナ・長風呂を行わない

ボトックス注射後は、サウナや長時間のお風呂を避けましょう。高温環境は体温を急上昇させ、ボトックスの効果を薄める可能性があります。サウナの温度は一般的に80~100度近くになり、15分入るだけで体温が0.8℃上昇することもあります。

高温によって血管が拡張し、血流が良くなることでボトックスの効果が低下することがあります。運動や飲酒と同様、高温の入浴もボトックスの効果を妨げるので、注射直後はこれらを避けるようにしましょう。

施術直後にレーザー治療を行わない

ボトックス注射後、期間を空けてレーザー治療を受けるようにしましょう。レーザー治療は、熱を加え、皮膚や筋肉を刺激し、コラーゲン生成を促進します。

しかし、これらの治療は皮膚や筋肉を高温にするため、ボトックスの効果が失われる可能性が十分にあります。レーザー治療を行う場合、医師と事前相談し、適切なタイミングで治療を行いましょう。

痛みがひどい場合は冷やす

ボトックス注射後、痛みが強い場合は冷やしましょう。濡れたタオルやガーゼに包んだ保冷剤にて注射部位を冷やすことで、痛みや腫れを和らげられます。ただし、冷やしすぎは皮膚にダメージを与える可能性があるので、注意しましょう。

紫外線対策を行う

ボトックス注射後、紫外線対策を怠らないようにしましょう。日焼けは皮膚表面の温度を上昇させ、ボトックスの効果を低下させる可能性があります。注射後から1週間程度は、施術部位が直射日光に当たらないように注意し、適切な紫外線対策を行いましょう。

注射後3ヶ月は避妊する

ボトックス注射後、3ヶ月間は避妊しましょう。現在のところ、ボトックスが精子や卵子、胎児に与える影響は明確に解明されていません。そのため、ボトックスの効果が持続する期間中は、男女ともに避妊することが推奨されます。妊娠を考えている方は、医師と相談しながら適切な措置を取りましょう。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

ボトックス注射後の過ごし方

ここから、施術後の過ごし方を注射当日から1週間にわけて紹介します。ボトックス注射がどのような流れで実施されるのか気になる方は、ぜひ確認してみてください。

注射後当日

注射の直後から数時間は、注射箇所を触らないようにし、横になって休むことも避けましょう。休憩場所に悩まれている方は、時間単位で貸し出している休憩スポットを利用するのもおすすめです。体温が上がる行動はなるべく控え、適切な休息をとり、静かに過ごすことが大切です。

注射後1日目

注射後1日目は、目立った変化はありません。ボトックスは筋肉の緊張を和らげ、効果が現れるまでには時間がかかります。そのため、エラ張りやシワの改善がみられなくても心配する必要はありません。体温の上昇を避けるためにも、激しい運動や飲酒、サウナは避け、通勤や通学に自転車や徒歩を使っている方は、一時的にバスや電車を利用するのが良いでしょう。

注射後3日目

注射後3日目は、まだ効果が現れていません。ボトックスが患部に定着するまでは、メイクは薄めにし、顔のマッサージは避けましょう。ファンデーションやアイメイクを厚くすると、クレンジング時に摩擦が増える可能性があるため、注意が必要です。特に、頬や目元に注射した方は気をつけるようにしましょう。

注射後1週間

ボトックス注射後1週間経つと、ようやく効果が実感できます。1週間経った時点では、ボトックスに含まれている成分も定着しているため、通常の生活に戻れます。そのため、運動や入浴、マッサージなども再開して問題ありません。

ただし、注射箇所に異常を感じたり体調不良を覚えた場合はすぐにクリニックに相談しましょう。旅行やレジャーを計画する場合は、ボトックスの前後に1ヶ月以上の余裕をもって計画することが大切です。

ボトックス注射のダウンタイムに関するよくある質問

ここからは、ボトックス注射のダウンタイムに関するよくある質問にお答えしてしていきます。ボトックス注射のダウンタイムについて疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

ボトックス注射が受けられない人はいますか?

ボトックス注射は、心疾患や肝・腎疾患、慢性的な呼吸器障害、閉塞隅角緑内障、薬剤過敏症、神経筋伝達機構の障害などを抱えている方は受けられません。さらに、妊娠中や授乳中の方、アミノグリコシド系抗生物質や抗凝固薬を服用している方、過去にボトックス治療でアレルギー反応があった方も該当します。これら以外にも疾患や薬の服用歴がある場合には、医師に報告し、施術を受けるべきか判断してもらいましょう。

ボトックス注射を打ち続けるとどうなりますか?

ボトックス注射を継続的に打ち続けても、特に影響はありません。むしろ、定期的な施術によって効果の持続性が向上する場合もあります。ただし、注射回数が増えれば費用もかかるため、予算との調整が必要です。

ボトックス注射で期待できる効果はなんですか?

ボトックス注射には、表情じわの改善や小顔効果、細かい小じわの改善などの効果が期待できます。眉間や目尻の表情じわを軽減し、エラや額の筋肉を縮小することで小顔効果も期待できるでしょう。さらに、多汗症やふくらはぎの筋肉の縮小にも効果があります。ボトックス注射は、過剰な筋肉の働きを弱めることで、これらの効果を実現します。

おでこのボトックス注射のダウンタイムはどれくらい?

おでこのボトックス注射のダウンタイムは、それほど長くありません。注射をした部位に一時的な赤みや腫れが生じることがありますが、すぐに消えていきます。当日から洗顔やシャワー、入浴も可能です。しかし、注入した部位のメイクは、当日は避ける方が望ましいです。

まとめ

ボトックスの施術後には、軽いダウンタイムがあります。一時的な腫れや赤みが生じることがありますが、数時間から数日で自然に収まることが一般的です。施術後は激しい運動や高温の環境、アルコール摂取を避け、注射箇所を触らないように注意しましょう。しっかりとしたアフターケアを心がけることで、ボトックス注射の効果を最大限に引き出すことができます。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属