近年では、コンプレックスを感じる部位の改善のための美容医療が身近なものとなっています。
肌のシワやたるみは、加齢に伴って目立ちやすくなることが多いです。そのような肌の改善する方法の1つとして、ボトックス注射があります。
この記事では、ボトックス注射について、その効果や安全性、注意点や失敗例について、詳しく解説します。ボトックス注射の施術を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。
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ボトックス注射とは?
ボトックス注射とは、ボツリヌス菌の毒素(ポツリヌストキシン)から抽出した成分をもとに製造した薬剤のことです。一般的に「ボトックス」と呼ばれる名称で多くの方に認知されており、顔の表情筋に注射することで以下の効果が期待できます。
・シワの改善
・エラを目立たなくする
・肩こりの改善
・脇汗の抑制
ボトックス注射と聞くと、顔に注射するイメージが大きいですが、肩こり改善や脇汗の抑制などの効果も期待できることで、近年注目を集めています。
ボトックスで失敗する可能性はある?
ボトックス注射による施術には、失敗するリスクもあります。ボトックス注射が失敗した場合、以下のような症状が現れることがあります。
・表情が不自然になった
・笑った顔が引きつる
・まぶたが下がる
・見た目がでこぼこになった
・皮膚がたるんでしまう
上記のようなボトックス注射の失敗リスクを理解したうえで、施術を受けるかどうか検討しましょう。
ボトックス注射による失敗例
ボトックス注射による失敗事例を10つほど紹介します。
・笑顔が不自然になる
・口の周りが動かしにくくなる
・左右に差が出てしまう
・皮膚がたるむ
・肌の表面がでこぼこになる
・目や眉尻が吊り上がる
・無表情になる
・頬がこけてしまう
・目が小さく見える
それぞれの失敗事例を踏まえたうえで、詳しく解説します。
笑顔が不自然になる
ボトックス注射を施術後の失敗事例として「笑顔が不自然になること」が挙げられます。ボトックス注入量が多すぎた場合や、注入箇所を誤った場合などに、笑顔が不自然になりやすいです。
笑顔が不自然になると、喜怒哀楽がうまく表現できなくなってしまいます。ボトックス注射は、医師の知識や技術力、解剖学に関する知識の深さが重要です。
口の周りが動かしにくくなる
ボトックスの注入量が多すぎた場合などに、効果が強く出過ぎてしまい、口周りが動かしにくくなることがあります。
口周りは、食べる動作や喋る動作などに大きく関係する部位です。そのため、口周りが動かしにくくなる症状は、日常生活に支障が出てしまいます。
左右に差が出てしまう
ボトックス注射は、施術箇所の筋肉量やバランスを確認後、注入を行う方法です。しかし、医師の技術不足により、施術後に顔の左右バランスに差が出る可能性もあります。
明らかに顔の左右バランスに違和感がある場合、日常生活に支障が出てしまうため、医師によるすみやかな処置が必要です。
皮膚がたるむ
ボトックス注射をする際、注入量が多すぎると皮膚がたるんでしまう可能性があります。ボトックスの効果が強く出過ぎて筋肉が萎縮してしまい、皮膚が余った状態になるためたるんでしまうのです。
特に、エラの張りを改善するためにボトックスを注入した場合、咬筋とよばれる顎の動きを支える筋肉が収縮してしまい、顔の側面の皮膚がたるんでしまいます。
肌の表面がでこぼこになる
ボトックス注射後の失敗事例の1つには、「肌の表面がでこぼこになる」ことが挙げられます。ボトックスを注入する部位や注入量によって起こる症状です。
特にフェイスラインやエラなどにボトックス注射を注入する場合には、注入量や注入部位に注意が必要です。
目や眉尻が吊り上がる
目や目尻が吊り上がる症状もボトックス注射後の失敗事例として挙げられる問題点の1つです。
ボトックスを眉毛付近に注射した場合、目や目尻が吊り上がる可能性があります。ボトックス注射を眉毛付近に注射する際は、眉頭側と眉尻側の前頭筋の大きさを考慮して注入する必要があります。
無表情になる
ボトックス注射の施術後に、無表情になってしまうケースもあります。
ボトックスの注入量が多すぎる場合、顔全体の筋肉が硬くなってしまい、結果として表情筋がうまく動かず無表情になってしまうのです。このような失敗を避けるには、ボトックスの注入箇所や量を的確に見極める技術が必要です。
頬がこけてしまう
頬がこけてしまう症状もボトックス注射による、失敗事例の1つです。ボトックス注射を行う方の中には「エラや頬がこけている箇所をボリュームアップしたい」という希望で施術を受ける方も少なくありません。
しかし、ボトックスの注入箇所や注入量が的確でない場合は、逆に頬がこけているようにみえてしまいます。エラの張りを改善したら、もともと頬がこけているのが目立ってしまうケースも考えられます。
まぶたが垂れ下がる
ボトックス注射後にまぶたが垂れ下がる症状も失敗事例の1つです。
眉間やおでこのシワを改善するためにボトックスを注入する場合、注入量が多すぎるとまぶたの筋肉の働きも弱くなってしまい、瞼が重くなってしまうことが考えられます。
ボトックスは眉間や額のシワを改善する効果が期待できますが、筋肉の動きを制限させてしまう可能性もあります。まぶたが重くなることで、目が小さく見えるリスクも考慮しましょう。
目が小さく見える
まぶたが下に垂れ下がることで、目が小さく見える症状もボトックス注射を施術後に失敗事例として挙げられます。目が小さく見える原因は、ボトックス注射したことで、まぶたの筋肉の動きを制限させてしまうことです。
ボトックス注射による効果と同時にリスクもあることを考慮しましょう。
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ボトックス注射に失敗した際の対処法
ボトックス注射には、さまざまな効果が期待できると同時にリスクもあります。ここでは、ボトックス注射に失敗した際の対処法について解説します。
・施術を受けた医師に相談する
・効果が弱まるまで待つ
それぞれの対処方法を詳しく解説します。
施術を受けた医師に相談する
ボトックス注射に失敗した際は、まず施術を受けた医師に相談することから始めましょう。知識や実績が豊富な専門医は、ボトックス注射が失敗した場合の対処方法も心得ています。
ボトックスの効果を弱める薬剤を投与することで、症状を抑える方法もあります。
効果が弱まるまで待つ
ボトックスによる効果は、永久的に持続する訳ではありません。一般的には4ヶ月〜6ヶ月ほどが効果の持続期間だといわれています。
注入した薬剤を取り除くことは難しいため、症状が小さなものであればボトックスの効果が消えていくのを待つのも良いでしょう。副作用の症状が大きく、効果が切れるまで待てない、という場合には医師に相談して対処してもらいましょう。
ボトックス注射による失敗を防ぐポイント
ボトックス注射による失敗を防ぐポイントには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、ボトックス注射による失敗を防ぐポイントについて解説します。
・信頼できる医師やクリニックを選ぶ
・施術前のカウンセリングは納得できるまで行う
・施術後は医師の指示を守る
それぞれ詳しく解説します。
信頼できる医師やクリニックを選ぶ
ボトックス注射の施術を行っているクリニックは数多くあり、比較的手軽に受けられる施術でもあります。しかし、ボトックス注射が失敗した場合、簡単に元の状態に戻すことはできない治療方法であることも間違いありません。
ボトックス注射による失敗を防ぐには、ボトックスに関する知識が豊富であり、かつ施術に対する不安や疑問に対して親切丁寧にアドバイスしてくれる医師やクリニックを探すことです。
施術前のカウンセリングは納得できるまで行う
施術前のカウンセリングは納得できるまで行うことをおすすめします。クリニックによっては、施術前に十分にカウンセリングされず、後々トラブルに発展するケースも中にはあります。
ボトックス注射に関して、施術後にトラブルに発展させないためにも、事前カウンセリングを丁寧に行ってくれる医師やクリニックがあれば、安心できます。
自分の希望するイメージを正確に伝え、万が一失敗した際にどのような処置を行う予定でいるのかなどの確認もしておきましょう。
施術後は医師の指示を守る
施術後は、医師の指示を必ず守るようにしましょう。
施術直後は注入したボトックスが安定していないため、強くさわることや過度なマッサージは避ける必要があります。また、施術直後の激しい運動やサウナなども控えたほうが良いでしょう。
指示を守ることで、ボトックス注射の効果が長続きします。
ボトックス注射に関するよくある質問
ボトックス注射についてよくある質問を以下に2つまとめました。
・ボトックス注射の失敗は治る?
・施術後の入浴は可能ですか?
それぞれの質問事項について詳しく解説します。
ボトックス注射の失敗は治る?
ボトックス注射後、完全に治療前の状態に戻すことは難しいです。ボトックス注射は効果は4ヶ月〜6ヶ月ほど持続しますが、症状が重くない場合は、効果が治まるのを待つのも選択肢の1つです。
施術後の入浴は可能ですか?
ボトックス注射の施術を受けた当日であっても、入浴は可能です。ただし、入浴時間はあまり長くならないよう気をつけましょう。
また、施術部位への強いマッサージは避けてください。ボトックスが流れてしまい効果が半減してしまう可能性があります。過度な刺激を避けるためにも、施術当日はシャワーでとどめておくのが安心です。
まとめ
この記事では、ボトックス注射による失敗例や施術を受ける際の注意点について詳しく解説しました。
ボトックス注射は、顔のシワやたるみなど、加齢とともに気になる部位への効果が期待でき、手軽に受けられる点も人気です。しかし、手軽に受けられる施術といってもリスクは伴います。
ボトックスの施術を受ける場合には、知識や実績が豊富で、信頼できる医師やクリニックを選びましょう。ボトックス注射の施術を検討している方は、この記事をぜひ参考にしてください。
ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。
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Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
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2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属