美しい顎のラインを手に入れたい、と願う方は多いのではないでしょうか。そのような悩みを解決する美容施術の1つが顎のヒアルロン酸です。しかし、顎のヒアルロン酸注入には失敗のリスクもあります。それでは、どうすれば失敗を避けられるのでしょうか。

この記事では、顎のヒアルロン酸注入の失敗例を挙げつつ、失敗しないためのポイントを解説します。実績あるクリニックを選んだり、過度な施術を避けたりなど、希望通りの結果を得るための具体的な方法を詳しく解説します。

顎のヒアルロン酸注入を検討している方は、より安心して施術に臨めるように、ぜひ参考にしてください。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

顎のヒアルロン酸注入に期待できる効果

顎のヒアルロン酸注入には、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは、顎へのヒアルロン酸注入によって得られる効果について解説します。

顎をシャープにする

顎のヒアルロン酸注入には、顎をシャープにする効果があります。

顎をシャープにする効果は、多くの方にとって魅力です。この施術では、顎の先端にヒアルロン酸を注入し、顔のラインを引き締めます。顔の形が整い、卵型に近づくことで、より若々しく、健康的な印象を与えることができます。

また、フェイスラインがはっきりすることで、自信を持った表情にもつながります。この効果により、日常生活でも、人と会話する際の自信につながります。自然な美しさを追求する方にとって、顎のヒアルロン酸注入は、安全で効果的な選択肢といえるでしょう。

割れ顎を改善する

割れ顎は、顎の中央に縦のくぼみがある状態です。この特徴は、骨格や筋肉の発達によって生じることがあります。

割れ顎を改善するためには、くぼみを埋めるようにヒアルロン酸を注入します。この施術で、顎の形をより滑らかで自然な形状に整えることが可能です。施術後は、顎のラインがまとまり、顔全体のバランスが改善されます。

顔の印象が柔らかくなり、より魅力的な外見を手に入れることができるでしょう。さらに、この治療は身体への負担が少なく、短時間で終わるため、忙しい方にも適しています。割れ顎の改善を考えている方にはおすすめの施術といえるでしょう。

Eラインを美しくする

Eラインとは、鼻先から顎先にかけての理想的な直線のことです。Eラインを美しくすることで横顔のラインを整え、全体的なバランスが美しくなります。

顎にヒアルロン酸を注入する施術により、顎先が適切に前に出ることで、顔を横から見た際のラインが整います。

Eラインを整えることは、顔の美しさだけでなくコンプレックスの解消にもつながるため、施術を受ける方の自信にもつながるでしょう。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

顎のヒアルロン酸注入の失敗例

顎のヒアルロン酸注入の施術では、思いどおりの結果を得られないこともあります。ここでは、顎のヒアルロン酸注入の失敗例を紹介していきます。

顎が太くなる・大きくなる

顎のヒアルロン酸注入後、顎が太くなったり大きくなったりする例があります。これは、医師の技術に起因するケースが多いです。

顎を自然に見せるためには、注入するヒアルロン酸の種類や量が重要です。硬めのヒアルロン酸を適切な量で使用することで、顎の形をバランス良く整えられます。しかし、柔らかいヒアルロン酸を多量に使用すると、顎が不自然に大きく見えることがあります。

このような失敗を避けるためには、施術前にカウンセリングを受け、理想の顎のラインについて医師としっかり話し合うことが大切です。

顔が長くなる

「顎のヒアルロン酸注入で顔が長くなってしまった」という失敗例があります。顎が尖りすぎてしまうケースを「ヒアルロン酸顔」と称することもあるくらいです。

顔が長くなる現象は、ヒアルロン酸の注入位置や注入方法によって起こります。ヒアルロン酸の注入位置が低すぎると顎が下方に延び、結果として顔が長く見えてしまいます。

この状態を避けるためには、顎のラインを注視しながらヒアルロン酸の注入位置を決定することが重要です。

施術を受ける前には、医師と十分に話し合い、理想のフェイスラインについて共有しておくことが大切です。

しこりができてぶよぶよになった

顎のヒアルロン酸注入後にしこりができ、ぶよぶよとした感触が生じる場合があります。

ヒアルロン酸の注入量が多すぎる場合などに、均等に分散せず特定の部位に集中してしまうことで起こります。また、体がヒアルロン酸を異物と認識し、反応してしまうことも原因の1つです。

このような症状が現れた場合、自己判断でのマッサージは避け、医師の指示に従うことが重要です。ヒアルロン酸によるしこりができた場合は、溶解剤を注入するなどの対処法があります。不快なしこりができた場合はすみやかに医師に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。

効果を実感できない

顎のヒアルロン酸注入後、期待していた効果を実感できないことがあります。

これは、使用されたヒアルロン酸の量や種類、注入の技術、個人の肌質や顎の形状など、さまざまな要因によります。そのため、理想とする顎の形や見た目に近づけるためには、施術前のカウンセリングでしっかりと医師とコミュニケーションを取り、希望を明確に伝えることが大切です。

万が一、施術後の顎の状態に満足できない場合は、追加の施術や調整が可能な場合もあります。不満がある場合は、医師やクリニックに相談しましょう。

アレルギー症状が出る

顎のヒアルロン酸注入後、稀にアレルギー症状が出ることがあります。

症状としては、赤み、腫れ、かゆみなどが挙げられます。アレルギー反応は個人の体質によるため、事前にアレルギー歴について医師に伝えておくことが重要です。

アレルギー症状が現れた場合は、すみやかに医師に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。安全に施術を受けるためには、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが大切です。

皮膚が壊死する

顎のヒアルロン酸注入によって、皮膚が壊死するケースがまれにあります。

ヒアルロン酸が血管を圧迫または閉塞させた結果血流が悪くなり、皮膚組織が十分な酸素や栄養を得られ無くなることが要因です。

副作用の1つである内出血と間違えるケースもありますが、痛みが徐々に増す場合は皮膚の壊死が疑われるため、早めに受診しましょう。

骨が溶ける

顎のヒアルロン酸注入で骨が溶けるケースがあるといわれていますが、実際には非常にまれです。顎のヒアルロン酸によって骨が溶けるケースには、どのような要因が考えられるのか、詳しく解説していきます。

過度な量を注入した場合

過度な量のヒアルロン酸を顎に注入すると、見た目が不自然になったり、顎の形が思いどおりにならなかったりする可能性があります。

また、過剰な注入は皮膚や骨への圧迫を引き起こし、合併症のリスクを高めることがあるため、注意が必要です。

細菌による炎症が起きた場合

ヒアルロン酸注入部位に細菌が入り込むことで、炎症が起こることがあります。炎症が起きた場合、施術部位に赤みや腫れ、痛みが現れます。

術後のケアが重要であるため、注入部位を清潔に保ち、医師の指示に従ってアフターケアに努めましょう。万が一、炎症の兆候がみられた場合は、すみやかに医師に連絡し、適切な治療を受けることが大切です。

他の治療が要因である場合

骨が溶ける要因が、顎のヒアルロン酸注入ではない可能性もあります。

ヒアルロン酸の施術以前にプロテーゼなどの施術を受けている場合、新たなヒアルロン酸の効果に影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。また、長期にわたって同一部位にプロテーゼなどが接触することで圧迫され、骨が溶けるリスクがあります。

施術を受ける前には、これまでに受けたことのある治療についても医師に正しく詳しく伝えることが重要です。

顎のヒアルロン酸注入で失敗する原因

顎のヒアルロン酸注入で失敗する原因には、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、顎のヒアルロン酸注入で失敗する原因について解説します。

ヒアルロン酸の種類が適していない

ヒアルロン酸の種類が顎の注入に適していない場合、望む効果を得られないことがあります。ヒアルロン酸は粒子の大きさによって硬さが異なり、顎の形成には形をしっかりと保持できる大きめの粒子を使用する必要があります。

顎への注入に適していないヒアルロン酸を選択すると、硬すぎて自然な感触を損なったり、柔らかすぎて形が持続しなかったりなど結果になってしまうかもしれません。

特に、顎の形は顔の輪郭を形作るため、見た目に大きく影響します。硬いヒアルロン酸を誤って注入すると、不自然なしこりなどが目立つかもしれません。施術前のカウンセリングで、使用するヒアルロン酸の種類について医師からしっかりと説明を受けることが大切です。

医師の注入技術が高くない

医師の注入技術が十分でない場合、顎のヒアルロン酸注入は失敗に終わることがあります。顔の皮膚は薄く非常に繊細であるため、高度な技術と正確な知識が必要です。

未熟な技術では、ヒアルロン酸が均等に分布せず、不自然な膨らみやぼこぼことした仕上がりになる恐れがあります。

また、注入の深さにも注意が必要で、浅すぎると硬さが目立ち、深すぎると効果が薄れることがあります。顔の解剖学に基づく高い技術や実績をもつ医師を選ぶことが、失敗のリスクを下げるポイントになるといえるでしょう。

顎のヒアルロン酸注入で失敗した時の対処法

顎のヒアルロン酸注入で失敗した場合の対処法は、溶解剤の注入です。多くのクリニックで使用されている溶解剤として、ヒアルロニダーゼがあります。ヒアルロニダーゼは、ヒアルロン酸を分解し、不要な部分を溶かして取り除く働きをもっています。

不自然な膨らみや硬さ、または感染による炎症などが生じた場合、この溶解剤を使用することで対処可能です。

また、ヒアルロン酸が原因で顎の骨に異常がみられる場合も、ヒアルロニダーゼによって圧迫を解消できます。

顎のヒアルロン酸で失敗しないために気をつけたいこと

ここからは、顎のヒアルロン酸注入で失敗しないために気をつけたいことについて解説していきます。

実績のあるクリニックを選ぶ

実績のあるクリニックを選ぶことは、顎のヒアルロン酸注入を成功させるために非常に重要です。経験豊富な医師が在籍しているクリニックでは、治療前のカウンセリングが充実しており、患者ごとの顔の形状や肌質、希望する仕上がりに合わせて、最適なヒアルロン酸の種類や注入量を提案してくれます。

また、万が一合併症が発生した場合にも、迅速かつ適切な対応が期待できます。実績のあるクリニックでは、施術後のフォローアップもしっかりしており、安心して治療を受けることができます。

クリニック選びでは、医師の経歴や症例写真、口コミなどを事前に確認し、信頼できるところを選ぶようにしましょう。

納得するまでカウンセリングを受ける

納得するまでカウンセリングを受けることは、顎のヒアルロン酸注入で望む結果を得るために欠かせません。

カウンセリングでは、使用するヒアルロン酸の種類や注入量、期待できる効果だけでなく、リスクについての詳細な説明を受けることができます。また、医師とのコミュニケーションを通じて、自分の希望する顎の形状や仕上がりについて具体的に伝えることも可能です。

カウンセリングの際には、疑問点がすべて解消されるまで時間をかけることが重要です。

過度な施術を行わない

過度な施術を行わないことは、顎のヒアルロン酸注入で自然な仕上がりを目指すうえで非常に重要です。

施術を重ねるうちに、自分の顔の自然なバランスを見失い、注入量を増やしてしまうことがあります。しかし、過度な施術は、顎を不自然に見せたり、期待した効果とは異なる結果になったりする原因となります。

顎の形状や全体の顔のバランスを考慮し、必要最小限の施術で理想の結果を得られるように心がけましょう。

まとめ

顎のヒアルロン酸注入は、クリニックの選び方や十分なカウンセリング、そして過度な施術を避けることが成功の鍵です。

理想のフェイスラインを手に入れるためには、数多くの美容クリニックの中から技術や実績の豊富な医師やクリニックを選び出すことが最大のポイントといえるでしょう。

顎やフェイスラインにコンプレックスがあるという方は、この記事をぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属