ヒアルロン酸注射は、手軽にしわやたるみを改善できる安全性の高い施術です。しかし、パンパンに腫れてしまうことがあると聞くと不安になり、なかなか施術に踏み込めない方も多いのではないでしょうか。
この記事では、本当にヒアルロン酸注入でパンパンになってしまうのか、その理由や対処法について詳しく解説します。
ヒアルロン酸の施術を受けたいが迷っているという方は、ぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。
福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから
福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから
-
お電話でのご予約はこちら
【電話受付時間】9:00-19:00 休診日 / 年始のみ
ヒアルロン酸で頬がパンパンになるって本当?
ヒアルロン酸注射は、手軽に若々しい肌を手に入れられる美容施術として人気です。しかし、まれに頬がパンパンになってしまうことがあります。この状態は一般的に「ヒアル顔」と呼ばれており、ヒアルロン酸の過剰注入が原因で頬がパンパンになったり唇が腫れぼったくなったり、額がやたらツルツルになったりします。
日本の芸能人やアメリカのハリウッドスターの中にも、時々ヒアル顔と呼ばれる状態になった方を見かけます。このようなケースを見聞きすると、ヒアルロン酸注入を検討している方は不安になるでしょう。
しかし、高い技術の医師の施術を受ければ、頬がパンパンになるリスクはそれほど高くはありません。
ヒアルロン酸で頬がパンパンになる理由
ヒアルロン酸で頬がパンパンになる理由には、次の4つが考えられます。
・副作用で腫れたから
・注入する量や位置が正しくなかったから
・注入する量が多すぎるから
・頬と唇にヒアルロン酸を入れすぎてしまうから
これらについて順に解説します。
副作用で腫れたから
ヒアルロン酸注射は、メスを使わないため比較的副作用の少ない施術ですが、まれに腫れを起こすことがあります。注射によって免疫反応を起こしたり、ヒアルロン酸が周辺部の水分を吸収して浮腫になったりすることが主な原因です。
施術後の副作用による腫れは、比較的軽症な場合が多く数日から1週間程度で治まることが多いため、様子を見ても良いでしょう。日が経っても腫れがおさまらない場合は、クリニックに相談しましょう。
注入する量や位置が正しくなかったから
ヒアルロン酸の注入量や注入する位置が適切でないと、頬がパンパンになることがあります。
ヒアルロン酸の注入量はほとんどが1cc以下の微量です。注入箇所が少しずれると、持ち上げたくない部分が持ち上がってしまい腫れた感じになってしまいます。
このような副作用を避けるためには、最適な量のヒアルロン酸を適切な部位に注入する高度な技術が必要です。
注入する量が多すぎるから
頬や唇がパンパンになる主な原因は、ヒアルロン酸の入れすぎである場合が多いです。
ヒアルロン酸を注入した状態に慣れてしまい、「もっとヒアルロン酸を打ちたい」と何度もヒアルロン酸を注入してしまいます。この状態は『ヒアルロン酸入れすぎ症候群』とも呼ばれています。
結果として大量のヒアルロン酸を注入することで、頬がパンパンになってしまうのです。
頬と唇にヒアルロン酸を入れすぎてしまうから
顔の中でも、頬と唇はヒアルロン酸の影響を受けやすい部位です。
頬と唇にヒアルロン酸が過剰に注入されると、輪郭が不自然になってしまい顔全体が膨張しパンパンになってしまいます。これらの部位に次いで涙袋、鼻の付け根もヒアル顔独特の状態になりやすいです。
どうしてヒアルロン酸を入れすぎて顔がパンパンになる?
それでは、なぜパンパンになるまでヒアルロン酸を入れてしまうのでしょうか。ここでは、パンパンになるまでヒアルロン酸を入れてしまう理由について順に見ていきましょう。
注射後に変わっていないといわれないようにするため
施術を受けた患者に「せっかく施術を受けたのに変わってない」といわれたくないため、ヒアルロン酸を入れすぎてしまう医師もまれにいます。中には、「料金を支払ったのに全然変わってない」というクレームが入ることもあり、それを阻止するために大きく変化させることを優先させてしまう医師もいます。
顔全体のバランスを見ない、改善したい部位だけしか見ない、過剰注入になっても気にしないという行動を医師はとってしまいます。その結果パンパンになるまでヒアルロン酸を注入することになるのです。
注射後にもっと入れておけばよかったと後悔しないようにするため
ヒアルロン酸注入は、レーザーや光治療などの美容医療施術に比べて効果がすぐ感じられるという特徴があります。
施術を受けたの中には「こんなに効き目があるなら、もっと注入しておけばよかった。」と後悔しないために追加でヒアルロン酸注入を検討する方もいます。
医師が患者の希望を断りたくないため
患者の中には、ヒアルロン酸の追加注入をする時期ではないのに来院する方もいます。「患者の希望を断りたくない」と考える医師の場合はヒアルロン酸の入れすぎにつながりやすいでしょう。
このようなときに「まだ前のヒアルロン酸が残っているので必要がない」という旨を伝えてくれる医師を選ぶことも重大な副作用を避ける方法の1つです。
注入する医師の美的感覚が破綻しているため
美的感覚が破綻している医師と、過度に追加注入をしたい患者とが重なるとヒアルロン酸の過剰注入につながります。
ヒアルロン酸の注入によって、コンプレックスのあった部位が理想の形に変化したことで患者は満足します。医師の中には、それを繰り返すうちにヒアルロン酸を多く注入して結果がでれば患者が喜ぶということだけにとらわれてしまう方も少なくありません。
徐々に美的感覚がズレてしまうことで、本来の美しいフェイスラインを作るための施術ではなくなってしまうのです。
福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから
福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから
-
お電話でのご予約はこちら
【電話受付時間】9:00-19:00 休診日 / 年始のみ
ヒアルロン酸で顔がパンパンになってしまったときの対処法
万が一、ヒアルロン酸で顔がパンパンになってしまったらどうすれば良いのでしょうか。ここでは、ヒアルロン酸で顔がパンパンになってしまった場合の対処法について解説します。
1〜2週間様子を見る
ヒアルロン酸の副作用で頬や唇がパンパンになってしまったら、まずは1〜2週間様子を見ましょう。ヒアルロン酸を注入したあとに起こる副作用は、通常何もしなくても自然に治まってくることがほとんどです。
腫れ具合や治まるまでの日数には個人差がありますが、1〜2週間の間に治まるでしょう。
患部を冷やす
ヒアルロン酸を注入した後に顔が腫れて熱を持っているときは、患部を冷やしてみると良いでしょう。
保冷剤(なければビニール袋に氷と水を入れ硬く縛ったもの)をタオルやハンカチで包んで軽く押し当ててください。「1回あたり数分」を1日のうちに数度行い、こまめに冷やすと良いでしょう。
長時間続けて冷やしたり、直接保冷剤をあてたりすると凍傷になることがあるので注意が必要です。また、患部を強く押し過ぎると、注入したヒアルロン酸が移動してしまう恐れがあるため、軽く当てて冷やす程度にしましょう。
ヒアルロン酸溶解酵素を注入する
1ヶ月以上経ってもパンパンに腫れているようなときは、ヒアルロン酸溶解酵素(ヒアルロニダーゼ)の注入も考えると良いでしょう。
ヒアルロン酸溶解酵素には、ヒアルロン酸を加水分解し溶解する作用があります。腫れを抑えたい部分に注入すると、注入したヒアルロン酸を分解してくれます。
ヒアルロン酸溶解酵素注入後、数日〜2週間程度でパンパンになってしまった顔を元に戻すことが可能です。
注入したヒアルロン酸が大量の場合は、完全に分解するため2回以上ヒアルロン酸溶解酵素を注入することもあります。
ヒアルロン酸で顔がパンパンにならないためにはどうすれば良い?
ヒアルロン酸を注入して顔がパンパンにならないためには、以下の点に注意してください。
・頬・唇・涙袋・鼻根にヒアルロン酸を注入するときは特に気をつける
・施術後に飲酒やサウナなどはしないようにする
・施術後はヒアルロン酸の注入部位に触らないようにする
・信頼している医師にヒアルロン酸注入をしてもらう
・短期間でヒアルロン酸を打ちすぎないようにする
それぞれ詳しく解説します。
頬・唇・涙袋・鼻根にヒアルロン酸を注入するときは特に気をつける
顔の中でも特に、頬・唇・涙袋・鼻根にヒアルロン酸を注入するときは気をつけましょう。
これらの部位は、表情や全体のバランスに影響を及ぼしやすいです。ヒアルロン酸を入れすぎてしまうとパンパンになったり、顔が不自然に見えたりすることがあります。
施術後に飲酒やサウナなどはしないようにする
ヒアルロン酸注入当日は、過度のアルコール、サウナなどは避けたほうが良いでしょう。これ以外にも、激しい運動、長時間の入浴など、体温を上げるような行為は避けることをおすすめします。
体温が上がると血行が良くなり、腫れが治りにくくなります。ヒアルロン酸注入2〜3日後であれば、通常どおりに過ごしても大丈夫です。
施術後はヒアルロン酸の注入部位に触らないようにする
ヒアルロン酸を注入した後は、注入部位をあまり触らないようにしてください。
ヒアルロン酸を注入した部位は、気になってさわりたくなるものです。しかし、むやみに刺激したりマッサージしたり強い力を加えたりすると、腫れがひどくなったりヒアルロン酸が移動したりして不自然な状態になってしまいます。
マッサージやエステなどは、ヒアルロン酸注入後1ヶ月は控えるようにしましょう。
信頼している医師にヒアルロン酸注入をしてもらう
ヒアルロン酸は、手軽に受けられる施術といえども、高度な技術と美的センスを要する施術です。信頼できる医師に施術してもらうことが重要です。
「信頼できる医師」は次の要素を基準に探すと良いでしょう。
・症例数が多い
・カウンセリングが丁寧
・口コミや評判が良い
・日本美容外科学会に所属している
ホームページやSNSなどで、クリニックの情報を入手して自分に合ったクリニックを選び、ヒアルロン酸注入で後悔しないようにしましょう。
短期間でヒアルロン酸を打ちすぎないようにする
ヒアルロン酸でパンパンにならないためには、短期間でヒアルロン酸を打ちすぎないようにすることが大切です。一度に大量のヒアルロン酸を注入したり、短期間に何度も注入したりすると、頬がパンパンに腫れ上がる可能性が高まります。
また、ヒアルロン酸を打ち過ぎると、より高い効果を求めて辞められなくなる「ヒアルロン酸依存症」になる恐れもあります。
ヒアルロン酸注入のペースは半年〜1年に1回がおすすめです。効果がなくなりかけるタイミングで注入するため、身体に馴染みやすく自然で違和感のない効果を実感できます。
ヒアルロン酸の顔がパンパンになる以外のリスク
ヒアルロン酸を顔に注入したときには、「パンパンになる」以外にも次のようなリスクがあることも覚えておきましょう。
・しこりになる
・凸凹になる
・皮膚が伸びる
・皮膚が変色し最悪壊死もある
・副作用
(内出血・血流障害・軽い痛み・感染症)
ヒアルロン酸を1ヶ所に集中して注入したり大量に一度に注入したりすると、上手くなじまずしこりになることがあります。
また、目の下のような皮膚の薄い部位ではヒアルロン酸が青白く透けて見えることがあります(チンダル現象)。その後どんどん皮膚が変色し、そのまま放置すると最悪壊死を起こすこともあります。
まとめ
どのような美容施術にもリスクは付きものです。ヒアルロン酸注入は、メスを使用しないことから手軽に受けられると人気の施術です。しかし、軽度なものから重度なものまで、副作用が起こる可能性はゼロではありません。
この記事では、ヒアルロン酸で頬がパンパンになることについて解説しました。
ヒアルロン酸の注入量や頻度をしっかり守ることで、頬がパンパンになることは回避できます。そのためには、実績や確かな技術を持ち、信頼できる医師やクリニックを選ぶことが大切です。
ヒアルロン酸注入を検討している方で、副作用に関して不安があるという方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。
福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから
福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから
-
お電話でのご予約はこちら
【電話受付時間】9:00-19:00 休診日 / 年始のみ
Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
---|---|
2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属