ボトックス注射は、手軽にできる美容治療のひとつとして人気があります。

ボトックスを注射することで、筋肉のこりの改善、肌質改善、多汗症の改善が可能です。

ボトックス注射の効用は幅広いですが、この記事ではボトックス注射によるエラ張りの解消について解説しています。

Wクリニック福岡院では、ボトックス注射をはじめとして多くの美容治療の実績があります。

患者様の肌の状態を診察して、理想の状態をカウンセリングしたうえで最適な治療計画をご提案しています。

質問やお悩みのご相談はWクリニック福岡院へ気軽にご連絡ください。

ボトックス注射はエラ張りの改善に効果的?


美容医療で人気の小顔治療のひとつに、ボトックス注射があります。

ボトックス注射を筋肉へ打つと、筋肉のこわばりが緩みます。

頬の下あたりにできる「エラ」は、歯を食いしばる癖や歯ぎしりの癖によって表情筋が発達して膨らんだ部位です。

ボトックス注射によってエラの筋肉の張りをゆるめることで、シャープなフェイスラインを目指すことができます。

ボトックス注射とは

ボトックスとは、ボツリヌス菌から産生されるタンパク質です。

筋肉と神経の伝達をさまたげる作用があり、注入部位や注入量に応じて筋肉のはたらきを緩めることができます。

5分で終了?エラボトックス注射の施術の流れ

ボトックス注射の施術時間は5分程度です。

施術前に医師による診察や、カウンセリングを受けますが施術時間を含めても1時間程度で終了することができます。

ダウンタイムもほとんどなく、施術後の通院の必要もありません。

顔が大きくみえてしまうエラ張りの原因

エラが張りとは、耳の下付近にある咬筋が発達してフェイスラインの外側に張っている状態です。

エラが張っていると、顔が横に広がっているようにみえて顔が大きく、のっぺりとした印象を与えやすいです。

エラが張ってしまう原因は主に2つあります。

咬筋の発達

エラ張りの一つ目の原因は咬筋の発達です。

咬筋とは頬骨の下から顎にかけて広がる表情筋のひとつで、咀嚼をしたり歯を食いしばったりすることで、力が入ります。

日頃からの歯ぎしりのクセや、無意識に歯を食いしばることが多いと咬筋が凝り固まってしまい、必要以上に大きく発達します。

「「いー」と口を横に広げた際にエラのあたりにぽっこりとしたふくらみができると、咬筋が発達して張っている、とセルフ診断をすることができます。

フェイスラインの骨格

エラ張りのもう一つの原因は骨格です。

咬筋の発達ではなく、頬から顎にかけての骨格がもともと大きかったり外に少し出っぱっていたりする場合です。

咬筋のような筋肉がエラ張りの原因であればほぐすことができますが、骨格そのものが原因の場合はマッサージやボトックス注射で張りを解消することが困難です。

エラボトックスが向いているひと

エラのボトックス注射が向いている、効果を期待できるケースについて紹介します。

咬筋の発達によるエラ張り

エラ張りの原因が咬筋の発達の場合、ボトックス注射によって張りをほぐすことができます。

エラの張りをほぐすことで小顔効果や、シャープな顔立ちの印象を与えることができます。

ダウンタイムの少ない小顔治療をしたい

ボトックス注射は、ダウンタイムの少ない治療方法です。

肌を切開して発達した筋肉を取り出したり、エラの原因となっている骨格を削ると、肌に大きなダメージを与えますがエラボトックスはそのような心配が不要です。

フェイスラインをシャープな印象にしたい

エラボトックス注射を実施すると、頬下から顎周りのエラ張りが解消されてシャープなフェイスラインを目指すことができます。

エラボトックスのメリット

エラボトックスのメリットについて紹介します。

メスを使用せずに小顔治療ができる

エラボトックスの最大のメリットのひとつは、メスを使用せずに小顔治療ができることです。

施術時間も約5分と短く、ダウンタイムや副作用もほとんどありません

ボトックスを注入してから2週間~1ヶ月くらいすると効果を感じることができます。

肩こりが改善される

ボトックス注射は、注入する場所や注入する量によっていろいろな作用があります。

凝り固まった首、肩周りの筋肉に対してボトックス注射をすると、かたまった筋肉が弛緩して肩こりの改善が期待できます。

偏頭痛が改善される

偏頭痛の原因のひとつに、咬筋のこり、肩や首まわりのこりがあります。

肩周りにボトックス注射を打つことで偏頭痛の改善につながることがあります。

ダウンタイムや副作用がほとんどない

ボトックス注射にはダウンタイムや副作用がほとんどありません。

施術当日から2日間ほどは、激しい運動や長時間の入浴を避ける必要がありますが、そのほかに日常生活での特別な制限はありません。

施術後、数日間は患部に少し違和感が残ることがありますが、腫れたり痛みが強く出ることは基本的にありません

エラボトックスのデメリット

エラボトックスのデメリットについて紹介します。

骨格へのアプローチはできない

エラの張りの原因が骨格の場合、ボトックス注射では十分な小顔効果を得られないことがあります。

ボトックス注射は骨格ではなく、筋組織へはたらきかけます。

咬筋の発達に対して、筋弛緩の作用でエラをほぐす場合にボトックス注射が有効です。

顎が疲れやすくなる

ボトックス注射をすると、耳下から顎までのフェイスラインの筋肉が緩みます。

エラの張りが解消される一方で、これまで下顎を支えてきた筋肉が一部減るため筋力が弱まります

永久的な効果は期待できない

ボトックス注射は、1回の施術でも効果を感じることはできますが、永久的な効果の持続はできません。

3〜6ヶ月を空けて、定期的に施術を受けることが望ましいといわれています。

実際には、肌の状態をみて個別に治療スケジュールをたてると理想的です。

ボトックス注射やそのほかの美容医療のご相談はWクリニック福岡院へ

ボトックス注射をはじめとして、小顔治療にはハイフや糸リストなど複数の美容治療があります。

肌の状態や理想の姿にあわせて、ベストな美容医療を選択できるようお手伝いしますのでWクリニック福岡院へ気軽にご相談ください。

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属