HIFU(ハイフ)はメスを使用することなく、フェイスアップや小顔治療ができるとして人気が高い施術です。
ハイフを1回受けた場合に施術効果を感じることができるのか、複数回受けるとしたら施術頻度や間隔はどのくらいか、といった疑問に対して解説していきます。
また、ハイフの施術後の経過や効果を長持ちさせる方法についても紹介します。
Wクリニック福岡院では、最新の機器を使用してハイフをおこなっており、多くの患者様に満足いただいています。
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ハイフは1回の施術でも効果がある?
ハイフは1回の施術でも、肌の引き締めや小顔効果を十分に感じることができます。
しかしハイフの施術効果は永久的ではないため、時間が経つと効果は薄れていきます。
また、ハイフの施術直後から効果を感じる方もいますが、人によっては徐々に効果を実感される方もいます。
ハイフの施術後の一般的な経過や、効果の持続期間について解説していきます。
ちなみに、HIFU(ハイフ)を受けた方がいい回数について「HIFU(ハイフ)は何回受けるといい?施術回数や間隔について解説!」に解説してあるのでこちらもご覧ください。
ハイフの効果はショット数や照射パワーによっても異なる
ハイフは「医療ハイフ」といわれる美容クリニックでのみ取り扱い可能なものと、エステサロンで使用されている「エステハイフ」と呼ばれる2種類に大きく分かれます。エステハイフは医療用と比べて高い出力での施術ができないので、医療用の方がより高い効果を期待できます。
医療用ハイフには多くの種類があり、クリニックによって導入しているハイフ機種も同じものではありません。代表的なものは、ウルセラシステム、ウルセラセルQ+、ダブロなどです。
ウルセラシステムは、手術でしか治療できなかった皮膚の一番深い層(SMAS層)からリフトアップできるたるみ治療マシンです。超音波を使用するため、術後の赤みや腫れもほとんどなく、たるみをリフトアップできます。持続期間は半年〜1年持続と、マシン施術の中でも長く、効果が高いです。
ウルトラセルQプラスは、ウルセラに比べると照射パワーが弱く設定されており、効果の面でいえばウルセラに劣ります。しかし、照射パワーの細かな設定が可能であるため、痛みを感じにくくするなどができます。
ダブロは韓国メーカーが開発した後発機です。4.5mmの深さまで照射できるのはウルセラとほぼ同じですが、ダブロの場合は4.5mmと3.0mmの2種類のみで、1.5mmの深さには対応していません。また、ダブロの場合は照射する範囲がウルセラよりも広く、ウルセラがピンポイントで熱を加えるのに対し、ダブロはふんわりと丸い範囲に伝えます。
効果や副作用はショット数(照射密度)と照射パワーにより変化します。他にも照射する深さ、照射する方向や角度も、その効果に影響を与えます。
すぐにリフトアップ効果を感じたい人
ハイフの効果の出方は個人差があります。施術する部位も皮下脂肪の厚さも違うので当然ですが、すぐに効果を感じる人、施術によるむくみがひいて数日してから実感できる人、1ヶ月ほど経過してから効果を実感する人、と効果の出方が様々です。
イベント当日に最大限の効果を得たい、と考えている方は事前カウンセリングで、効果の目安を医師に相談してみるといいでしょう。
1回の施術で最大の効果を得たい人
ハイフは一度の施術でも効果があるといわれていますが、最大の効果を期待するならば、多少痛みを我慢しても照射パワーの強い機械を使った施術がおすすめです。先ほど紹介した機種の中ではウルセラシステムが最も高出力で皮膚の深層まで届けることができます。
痛みやダウンタイムをできるだけ抑えたい人
多少効果が出るまで時間がかかっても良いから、痛みや腫れなどを抑えて穏やかな効果を期待するのであればウルトラセルQ+がおすすめです。細かな照射設定が可能なので、試して痛みが強ければ弱めに設定を変更することも可能です。
ハイフの効果は施術後どのくらいで感じられる?施術後の経過
ハイフを施術したあとの一般的な経過について解説していきます。
ハイフは施術直後から、肌の引き締まりを実感することもあります。
施術直後から2、3日後
ハイフの施術直後から2、3日間は、頬がほてるような感じがあります。
ハイフでは高密度の超音波の熱エネルギーを、肌の奥深くに照射します。
その熱エネルギーが頬のほてりとして数日間残ることがあります。
一方で、ハイフによる肌の引き締めや小顔効果を感じはじめることができます。
施術から1週間後
施術から一週間程度経過すると、頬のほてり感は落ち着きます。
施術から1ヶ月
施術から1ヶ月と経過すると、肌の引き締まりとあわせて肌のハリやツヤのアップ、肌質改善を感じることができます。
ハイフの熱エネルギーで刺激を受けた細胞が活性化し、コラーゲンの増産が盛んになるころです。
1ヶ月後から3ヶ月後
個人差はありますが、ハイフの施術後1ヶ月から3ヶ月程度は肌の引き締め効果が持続します。
3ヶ月程度経つと徐々に効果がうすれてきます。
ハイフの効果を持続させるためには、3ヶ月〜半年に一度、定期的に施術を受けることが推奨されます。
個人の肌の状態や、肌質によっても適切な施術間隔が異なるので医師へ相談するようにしましょう。
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ハイフのダウンタイム
皮膚の土台である筋膜層(SMAS層)に超音波の刺激を与え、肌を支える力を回復させるハイフは気軽にリフトアップが可能な施術ですが、それでもダウンタイムが起きるときがあります。それでは、ハイフのダウンタイムはどれくらいの期間で、どのような症状が起きるのでしょうか。
ハイフのダウンタイムの期間
ダウンタイムがないことも多いですが、あったとしても、期間としては数日から一週間程度です。エイジングケア治療の中ではダウンタイムが短い施術といえるでしょう。一週間経っても痛みや腫れがあるようなら、医師に相談してください。
ハイフのダウンタイムの症状
ハイフのダウンタイム中に、むくみや、腫れ、赤みが生じることがあります。これらの症状は、軽度で済むことが多いです。施術後すぐにメイクもできるので、赤みが気になるようなら、コンシーラーやファンデーションで隠して帰宅できます。
ハイフの効果の持続期間
ハイフの持続期間は、リフトアップ効果なら約半年〜1年程度が目安です。半年に一度の間隔で施術を受けるのがおすすめです。
1回でも効果があるが通った方が効果を維持できる
一度でも効果を感じ、半年程度と長期間の効果が期待できますが、永久的な効果はありません。持続的に効果を維持したいなら、継続して施術をうけると、リストアップを続けて実感できるでしょう。
初めは3ヶ月に1回
一回のハイフの効果は施術直後から現れ、3〜6ヶ月で薄れていきます。効果が消えてしまう前に次の施術を受けると、完全にたるみが戻る前に再度引き締めるので効果的です。
ハイフの効果を長持ちさせるために
ハイフの効果を長持ちさせるために、できることがいくつかあるので紹介します。
3~6ヶ月に1度施術を受ける
前述したように、1回のハイフの施術効果は3〜6ヶ月で徐々に薄れていきます。
ハイフの効果がほとんどなくなってしまう前に、次の施術を受けることで肌のたるみが完全にもどる前に再度引き締めることができます。
必要以上に頻繁にハイフを受けると肌へのダメージが強くなってしまいますが、適切な期間をあければ問題ありません。
ハイフの熱エネルギーは、肌の土台の引き締めとともに細胞への刺激となるので、細胞が活性化し肌質改善へとつながります。
保湿・紫外線対策をする
特にハイフの施術直後〜1週間は、肌が刺激をうけたあとでデリケートな状態です。
肌が乾燥しやすくバリア機能も弱まっている状態なので、保湿・紫外線対策をしましょう。
乾燥や紫外線の刺激といった肌トラブルの原因を取り除くことで、ハイフの効果を感じやすくなります。
他の施術と組み合わせる
フェイスラインの引き締めや小顔効果が期待できる美容施術は、ハイフだけではありません。
顔まわりのたるみや二重あごの原因も、脂肪の量がもともと多い場合、加齢によって皮膚の土台の筋力が低下したるみが生じている場合、頬のエラが張っていて顔が大きく見えている場合、といったようにさまざまです。
ハイフは皮膚の奥深くの土台となる筋層へアプローチすることができますが、ハイフとあわせてボトックス注射や脂肪溶解注射を組み合わせると、より効果的に理想のイメージへ近づくことができるケースもあります。
医療用ハイフとエステハイフで1回の効果は異なる
ハイフの効果は、美容クリニックで使用される医療用ハイフのものであり、エステハイフとは異なります。
エステハイフは医師資格がなくとも施術ができるように出力に制限がかかっており、医療ハイフと同じ効果は期待できません。持続期間も短く、施術の間隔も短くなることが多いです。一回の施術料金は医療用ハイフの方が高いですが、その分効果も高く、効果が続きます。効果や施術回数など、総合的に判断して、どこでハイフを受けるか考えましょう。
ハイフの1回の施術の料金相場
ハイフの1回の施術の料金相場について解説します。
ハイフは美容クリニックなどの医療機関でおこなう医療ハイフと、エステサロンでおこなうサロンハイフがあります。
美容クリニックには医師や看護師などの医療者が在籍していますが、エステサロンはそうではありません。
エステサロンでのハイフの施術者は、医療資格を所有していないひとであることも多いです。
医療ハイフとサロンハイフで大きなちがいは2点で、ハイフの効果と料金です。
医療者が在籍している医療ハイフでは、安全面に配慮したうえで照射パワーを強く設定できるので、効果があらわれやすいです。
一方でサロンハイフでは、肌トラブルの際に対応できる医師がいないことから照射パワーを弱く設定します。
その分効果に差がでるため、サロンハイフでは医療ハイフよりも頻回に施術を受ける必要があります。
そのためハイフ1回あたりの料金は、サロンハイフの方が安くなります。
医療ハイフの料金相場
医療ハイフには施術料金に大きく幅があります。
美容クリニックの施術であっても自由診療なので、統一の料金ではなく美容クリニック独自に料金設定をしています。
およそ2万円〜15万円で1回の施術をおこなっているところが多いです。
美容クリニックによっては、複数回の施術を予約して割引になったり、キャンペーンを実施していたりするのでよく確認しましょう。
サロンハイフの料金相場
サロンハイフの1回の施術料金は1万円〜3万円に設定していることが多いです。
一見安くみえますが、複数回受ける必要があるため総額では高くなります。
また、万が一肌トラブルが起きてしまった場合には、他の美容皮膚科や病院へかかることもあるので総合的なアフターケアの有無も確認をしておくようにしましょう。
ハイフのご相談はWクリニック福岡院へ
ハイフはフェイスアップや小顔治療の点で、手軽で人気があります。
1回の施術でもフェイスアップや小顔効果を感じることができますが、期間をあけて持続的に施術を受けることで、より理想的な状態へ近づくことができます。
肌の状態をしっかりとみきわめて、施術計画をたてる必要がありますがWクリニック福岡院では、これまでの実績と経験、医療の専門知識を用いて患者様個人にあった治療計画を提案しています。
お悩みや相談はWクリニック福岡院へ気軽にご連絡ください。
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Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
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2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属