ボトックス注射は表情筋の動きを抑制することにより、シワやたるみを改善することができます。ダウンタイムの症状も少ないため、そこまで心配する必要がありません。そのため、比較的トライしやすいプチ整形としても有名です。ただし、効果を維持するためには、継続的に施術を受ける必要があります。

そこでこの記事では、ボトックス注射を打ち続けた場合の注意点や副作用について詳しく説明します。ボトックス注射を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、汗を抑えたり、シワを目立たせなくさせたり、人中短縮したり、ガミースマイルを改善したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックス注射のページから確認することができます。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

そもそもボトックス注射とは?

ボトックス注射は美容施術の1つであり、体内にボツリヌス菌が作り出すタンパク質の一種「ボツリヌストキシン」を注入する施術です。注入する薬剤は、世界中の多数の国々でさまざまなメーカーによって作られていますが、アメリカのアラガン社が製造販売する「BOTOX VISTA(ボトックス・ビスタ)®」が有名です。

注入した箇所の神経伝達物質「アセチルコリン」の放出を抑制することで、注入した部位の筋肉の動きや汗腺、皮脂腺の分泌が抑制され、さまざまな効果が得られます。注射するだけで切開を伴わないため、比較的簡単な美容整形として行われています。

しかし、薬剤を注入する部位や注入量によって、期待できる効果が変化する施術でもあります。そのため、経験豊富で技術的に熟練した医師の施術でないと、望んだ仕上がりにならないリスクもあるので注意が必要です。

ボトックス注射に期待できる効果

ボトックス注射に期待できる効果には、以下のようなものがあります。

  • シワ改善
  • 肌質の改善
  • エラ張り改善・小顔効果
  • ガミースマイルの改善

それぞれの効果についてみていきましょう。

しわ改善

ボトックス注射は、笑ったり怒ったりしたときにできる「表情ジワ」を改善する効果があります。ボトックス注射では以下に挙げるシワなどに効果的です。

  • 額の横シワ
  • 眉間の縦ジワ
  • 目尻の笑いジワ
  • 顎の梅干しジワ
  • 口角のシワ
  • 鼻根部の横ジワ
  • バニーライン
  • 首筋のシワ

これらのシワの原因となる筋肉の動きを抑制することで表情ジワを抑止できます。

しかし、深く刻まれたシワや皮膚のたるみ、乾燥が原因のシワには効果がありません。たとえば、ほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインや目の下のシワなどには効果が期待できないため、別の治療法を検討する必要があります。

肌質の改善

ボトックス注射によって、わきや手のひらといったエクリン汗腺から分泌される汗の量を抑制することができます。この効果を利用して、多汗症の改善が可能となります。さらに、全顔の美肌を目指すことも可能です。

この場合の施術は「マイクロボトックス」と呼ばれ、ごく微量のボツリヌストキシンを皮膚の浅い箇所に注入します。この施術によって毛穴が引き締まり、ハリのある滑らかな肌になるなどの効果が得られます。

エラ張り改善・小顔効果

ボトックス注射には、筋肉の過剰な緊張から引き起こされる肥大化を抑える効能もあります。咬筋に過度に刺激を与えることで起こる顔のエラ張りには、適切な量のボトックス注射を打つことで、アセチルコリンの分泌量を減らし、咬筋を縮めることができます。

筋肉の動きを抑制することで、食いしばりや歯ぎしりなどの癖を防ぎ、過剰な筋肉の肥大を防ぐことが可能で、顎のラインを小さく変えられるのです。ただし、骨格によるエラ張りの場合は筋肉とは無関係であるため、ボトックス注射は有効ではありません。医師との相談の上、適正な施術方法を選びましょう。

ガミースマイルの改善

ボトックス注射は、上唇を上向きに引き上げる筋肉である上唇挙筋を抑制することにより、「ガミースマイル」を改善する効果があります。原因に上顎骨の過剰発達などがある場合は難しいですが、筋肉発達が原因の場合は改善が期待できます。

上唇挙筋筋肉の活動が抑制されることにより、上唇が上方向に動かなくなり、歯茎が見え過ぎる問題を解決できるのです。

ボトックス注射の効果はいつごろ出始める?

ボトックス注射の効果は、表情ジワに対しては1週間程度で現れ、2週間目にピークを迎えます。効果の持続期間は、個人差があったり部位によって異なったりはしますが、通常約3ヶ月~6ヶ月ほどです。

ただし、エラの縮小や肩の調整などの目的で使用されるボトックス注射では、範囲が広いため筋肉の収縮を抑制するまでに相応の時間がかかります。そのため、効果が現れるまでには1カ月程度かかることがあることを覚えておきましょう。

ボトックス注射は打ち続けても大丈夫?

即効性がありダウンタイムが少ないボトックス注射ですが、打ち続けても大丈夫なのでしょうか。ここからは、ボトックス注射を打ち続けることについて解説していきます。

適度な頻度なら継続的に効果が得られる

ボトックス注射の効果が切れると、その部位は施術前の状態に戻ってしまいます。そのため、効果の持続を望む場合は、ボトックス注射を定期的に打ち続ける必要があります。

何度も打ち続けることは体に悪いと考える方もいるかもしれませんが、実際には眼瞼痙攣などの治療にも使われており、長期的な使用が前提とされています。

また、美容医療の分野ではボトックス注射を繰り返すと、効果の持続期間が徐々に長くなる傾向があるとされています。そのため、長期的にみれば継続的な施術を行うことで、1回あたりの効果をより長持ちさせることができるでしょう。

短期間で連続して打つのは効き目が弱くなることも

ボトックス注射は、連続して打ち続けると抗体ができて効き目が弱くなるといわれています。自分の判断で施術サイクルを早めるのは避け、次の施術までには適切な間隔を空けましょう。効果が薄れてきたと思った際は必ず医師に相談し、適切な施術サイクルをヒアリングしてください。

ボトックス酸注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ヒアルロン酸注射の施術を受けることで、汗を抑えたり、シワを目立たせなくさせたり、人中短縮したり、ガミースマイルを改善したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックス注射のページから確認することができます。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

ボトックス注射を打つ際の注意点

ここからは、ボトックス注射を打つ際の注意点について解説します。

  • 効果がないシワもある
  • 効果は4~6か月ほどである
  • 副作用もある

上記に挙げた注意点について、それぞれ詳しくみていきましょう。

効果がないシワもある

ボトックス注射の効果が期待できないシワもあります。ボトックス注射の効果が期待できるシワは、表情筋が原因でできる表情ジワです。しかし、表情筋以外が原因でできるシワには、ボトックスではなくヒアルロン酸の使用が適している場合もあります。

また、無表情状態でできているシワの場合、ボトックスが効果を発揮しないこともあります。自分のシワにどのアプローチが効くのか、医師の診断が重要となります。

 効果は4~6ヶ月ほどである

ボトックスの効果は長期間持続するわけではなく、筋肉の神経支配を一時的に緩める方法であるため4~6か月ほどで効果が薄れます。そのため、定期的に注射を受けることが必要です。しかし、治療を中止したからといって急激に老け込んだり、エラの張りが目立ったりすることはないので安心してください。

副作用もある

ボトックス注射は手軽に効果を実感できるうえに、ダウンタイムが少ないこともあるため、多くのメリットがあります。しかし、場合によっては副作用が現れることがあります。

  • 表情が不自然になる
  • 痛みや腫れ、内出血
  • まぶたが重たくなる可能性がある

ここでは、上記に挙げたボトックス注射の副作用について解説します。

表情が不自然になる

ボトックス注射の薬剤が過剰に効いてしまうと、表情が失われたり違和感を感じたりすることがあります。ボトックス注射は、筋肉の弱化度合いを制御するための正確な注入量が必要であり、医師が適切な方法で投与しなければなりません。

一般的に、表情が消失するケースは医師が間違った量を注入したり、間違った部位に注入したりした場合が考えられます。経験豊富な医師による施術であれば、このような問題の発生が少なくなります。

一方、表情に違和感が生じるケースは、適切な回数や頻度を超えて投与するか、注入量が多すぎた場合に起こります。治療計画と医師の指示に従って、安全かつ適切な注射を受けましょう。

痛みや腫れ、内出血

ボトックス注射はほとんどダウンタイムを必要としない美容施術ですが、痛みや内出血が生じることもあります。内出血を促進する可能性のある過度の入浴やアルコール摂取、マッサージなどは特に注意が必要です。

これらの行為は内出血を引き起こすだけでなく、ボトックスの効果の減衰につながる可能性があります。施術直後は、このような行為は控えるようにしましょう。また、内出血や痛みの症状は1週間ほどで改善しますが、症状が持続する場合には医師に相談してください。

 まぶたが重たくなる可能性がある

ボトックス注射を額や眉間に打つことにより、まぶたが重くなってしまう症状が起こることがあります。これは注入量が多すぎたり、誤った箇所に注射したりしたことが原因です。また、眼瞼下垂を持っている人がボトックス注射を受けると、その症状が強く表れる場合があります。施術前には、医師にボトックス注射が適正であるかどうかを判断してもらいましょう。

ボトックス注射に関するよくある質問

最後にボトックス注射に関するよくある質問について紹介します。

  • 1回でやめたらどうなる?
  • ボトックスはやめられない?途中でやめたら老けるの?
  • 後悔しないためにはどうしたら良い?
  • ボトックス注射が打てない人はいる?

それぞれの質問について詳しく回答します。それぞれみていきましょう。

1回でやめたらどうなる?

エラボトックス注射は1回だけでも効果を期待できますが、その効果は永続的ではありません。個人差はありますが、一般的には4〜6か月で元の状態に戻るといわれています。施術後に効果が残っている間に次の施術を受けることで、ボトックスの効果を継続的に感じられるでしょう。

ボトックスはやめられない?途中でやめたら老けるの?

ボトックス注射をやめると肌にたるみが出て老化したような印象を受けるのは、ボトックス注射が効いている状態と効果が切れて元に戻った状態にはギャップがあるためです。しかし、ボトックス注射の効果が切れたとしても、老化のサインが現れるわけではありません。

ボトックス治療を中止したからといって悪化することはなく、治療を中止すると元の状態に戻るというだけです。

後悔しないためにはどうしたら良い?

エラボトックスの効果を確実に得るためには、クリニックの公式サイトでこれまでの実績や症例を確認することが必要不可欠となります。また、エラボトックスを担当する医師の能力や実績も事前に調べておくことが重要です。

クリニックによっては、複数の医師が在籍していることがありますので、信頼できる医師を探し出すことが成功の鍵となります。実際に、エラボトックスを行った方の口コミも参考にすることができますが、オンライン上の口コミには偏った情報も含まれているため、注意深く判断しましょう。

ボトックス注射が打てない人はいる?

ボトックス注射については、妊娠中の方や授乳中の方は安全性が検証されていないため受けることはできません。男性の場合でも、最終投与から3カ月間は避妊が必要です。また、ボツリヌス毒素製剤は医薬品であるため、事前にアレルギーの有無を医師に伝えることも重要です。

薬剤にアレルギー反応がある方が打つと、腫れや赤み、かゆみなどのアレルギー症状が発生する可能性があります。症状が軽度であれば様子をみても良いですが、強い症状や長引く場合は医師に相談しましょう。

まとめ

この記事では、ボトックス注射を打ち続けた場合の注意点や副作用などについて詳しく解説しました。適度な頻度であればボトックスを打ち続けても問題ありません。効果を持続させるためにも、医師の指示に従って適切な間隔で施術を受けるようにしましょう。

また、施術の質は医師の技量によって大きく影響されるので、希望通りの仕上がりを得るためにも、信頼できるクリニックで施術を受けるようにしましょう。ぜひこの記事を参考にし、ボトックス注射を打って美しさをキープしてください。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、汗を抑えたり、シワを目立たせなくさせたり、人中短縮したり、ガミースマイルを改善したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックス注射のページから確認することができます。

福岡院へのお問い合わせ・カウンセリングのご予約はこちらから

福岡院へのお問い合わせ
カウンセリングのご予約はこちらから

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属