「鼻のヒアルロン酸注射を受けてみたい」「鼻のヒアルロン酸注射にはデメリットがある?」という悩みを抱いている方もいるかもしれません。ヒアルロン酸注入は、切開をせずに鼻の形を整えられるので人気がある美容医療の1つです。

しかし、鼻のヒアルロン酸にはデメリットがあるのも確かです。そこでこの記事では、鼻のヒアルロン酸注射のデメリットについて詳しく解説します。あわせて、メリットや失敗しないための対策方法などもまとめました。鼻のヒアルロン酸注入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ヒアルロン酸注射の施術を受けることで、顔の形を整えたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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鼻のヒアルロン酸注射とは?

鼻のヒアルロン酸注射とは、鼻の根元から鼻筋にかけてヒアルロン酸を注入して、鼻筋をきれいにしたり高さを出したりするプチ整形です。もともと体内にある成分を注入するため、体への負担はほとんどありません。ヒアルロン酸注射後の仕上がりはとても自然なので、鼻の印象を変えたい方にもおすすめです。

ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されるため、注射の効果を実感できるのは3ヶ月〜1年程度といわれています。部位に合わせた硬さの薬剤を使い分けることで、長期間の効果が期待できます。

鼻のヒアルロン酸注射のデメリット

鼻のヒアルロン酸注射は手軽に鼻の形を変えられるため人気があります。しかし、以下のようなデメリットがあるので理解をしたうえで、施術を行うようにしましょう。

  • 効果が永久的ではない
  • 血流障害や神経圧迫のリスクがある
  • 鼻全体に対する効果はない
  • 打ち続けると不自然になることがある
  • 腫れ・むくみ・痛みなどの副作用が現れることがある
  • 見慣れるとさらに打ち続けたくなる

上記に挙げたデメリットについて詳しく解説します。それぞれみていきましょう。

効果が永久的ではない

鼻のヒアルロン酸注射は、効果が永久的ではありません。個人差はありますが、3ヶ月~1年程度です。しかし、ヒアルロン酸を注射をしても、成分が徐々に体内に吸収されてしまうので、効果を持続させたい場合は継続的に打つ必要があります。

ただし、ヒアルロン酸はもともと体にある成分なので、注射で注入しても体に悪影響はありません。効果を持続したい場合は、定期的に施術を受けるようにしましょう。

血流障害や神経圧迫のリスクがある

ヒアルロン酸注射では、血行障害や神経圧迫のリスクがあります。施術を行う医師の技量にもよりますが、皮膚の上からではわからない血管に直接薬剤を注入してしまうと、このようなリスクが起こってしまうのです。

また、注射針が眼動脈に刺さると、最悪の場合、失明の可能性もあります。ヒアルロン酸注射を行うたびに、同じリスクを背負う必要があり、誰にでも起こり得ることなので、頭に入れておきましょう。

鼻全体に対する効果はない

ヒアルロン酸注射は、鼻筋に対して効果があります。しかし、団子鼻の改善を行いたい方は、小鼻を小さくしたり鼻先を尖らせたりする施術が必要です。

ヒアルロン酸注射は気楽に受けられる施術ですが、本格的に鼻の形を整えたい場合や鼻全体の形を変えたい場合には、十分な効果が得られない可能性があります。そのような場合は、切開を伴う施術を検討しましょう。

打ち続けると不自然になることがある

ヒアルロン酸注射を複数回行うことは問題ありませんが、ヒアルロン酸注射を頻繁に打ち続けると、不自然な仕上がりになる可能性があります。ヒアルロン酸は体内へ吸収される成分ですが、適切な施術期間を設けずに再注入すると、鼻筋にヒアルロン酸が残った状態でさらに追加されることになります。

その結果、鼻筋が横に広がってしまう恐れがあります。また、ヒアルロン酸が注入されすぎるとしこりが残ってしまうこともあります。打ち続ける場合は、前回の注入から期間を開けて行いましょう。

腫れ・むくみ・痛みなどの副作用が現れることがある

ヒアルロン酸注射だけでなく、美容医療には副作用のリスクが常に伴うことを理解しておきましょう。ヒアルロン酸注射では腫れやむくみ、痛みなどの副作用が現れることがあります。ほとんどの場合は3日程度で軽減しますが、1週間以上続く場合は医師に相談しましょう。

場合によっては、再手術でヒアルロン酸を抜く必要がある場合もあります。施術後に違和感を感じたら、放置せず早めに医師に相談してください。

見慣れるとさらに打ち続けたくなる

鼻が高い状態やきれいな状態に見慣れてしまうと、ヒアルロン酸をさらに注入したいと感じてしまうようになるかもしれません。そのため、もともとはナチュラル鼻を希望していたにもかかわらず、どんどん注入量を増やしてアバター鼻や太い鼻筋になるケースもあります。

鼻を高くしたい場合はヒアルロン酸注射ではなく、切開を伴う整形を検討するのが良いでしょう。

鼻のヒアルロン酸注射のメリット

鼻のヒアルロン酸注射にはデメリットがありますが、メリットもあります。ここでは、以下のようなメリットについて解説します。

  • 施術時間が短く手軽に試すことができる
  • メスを使わずダウンタイムが短い
  • アレルギー反応を起こしづらい
  • 施術当日からメイクができる

それぞれのメリットについて詳しくみていきましょう。

施術時間が短く手軽に試すことができる

鼻のヒアルロン酸注射は、10分程度で終了することがほとんどです。また、ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、効果はいずれなくなります。他の美容医療の施術に比べると短い時間で手軽に試すことができるといえます。

メスを使わずダウンタイムが短い

ヒアルロン酸注射はメスを使わないため、ダウンタイムが短いのも特徴です。注射針はかなり細く少しずつ注入するため、術後すぐにでもメイクをすることができます。また、内出血や腫れが出ることもありますが、ほとんどの場合メイクで隠せる程度です。長期間の休みが取れない場合や忙しい方にも、ヒアルロン酸注射はおすすめです。

アレルギー反応を起こしづらい

ヒアルロン酸はもともと体に存在している成分なので、アレルギー反応を起こしづらい特徴があります。そのため、アレルギー反応が不安で施術がなかなかできないという方でも、安心して受けられる施術といえます。

施術当日からメイクができる

鼻のヒアルロン酸注射はダウンタイムが少ないため、施術当日からメイクができるメリットがあります。たとえば、夜に仕事がある場合でも、午前中に施術を受けて夜はメイクをして出勤することも可能です。また、施術時間も短いので働いている方でも、手軽に受けられるでしょう。

ヒアルロン酸注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ヒアルロン酸注射の施術を受けることで、顔の形を整えたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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鼻のヒアルロン酸注射の失敗例

鼻のヒアルロン酸注射では、部位によっては不自然な仕上がりになり、失敗だと感じる方もいます。医師の技量によって仕上がりが異なるので、実績があまりない医師に施術をしてもらうと以下のような失敗が起こる可能性があります。

  • 顔のバランスに合っていない
  • 鼻根部のみにヒアルロン酸を注入した
  • 左右非対称になった

それぞれの失敗例について詳しくみていきましょう。

顔のバランスに合っていない

ヒアルロン酸を注入する際は、顔全体のバランスをみながら注入する必要があります。とにかく鼻の高さを出したい方もいますが、闇雲に注入してしまうと鼻だけが目立って不自然な仕上がりになってしまいます。

しかし、カウンセリングの段階では術後の仕上がりがイメージしにくいかもしれません。失敗しないためにも、施術前には医師としっかりと話し合い、自分に最も似合う鼻に仕上げてもらうようにしましょう。

鼻根部のみにヒアルロン酸を注入した

鼻根部のみにヒアルロン酸注射をした場合は、鼻根部が盛り上がって横から見ると不自然になります。正面から見た顔は高さが強調されるだけなので目立ちませんが、横からみたときに失敗に気づく方が多いようです。

正面も横顔もきれいに仕上げる場合には、鼻筋も含めて全体にヒアルロン酸を注入することが大切です。

左右非対称になった

鼻の左右非対称は気づきにくいですが、骨の形に左右さがあることがほとんどです。左右差を見極めて施術ができる医師であればきれいに仕上がりますが、医師の技量によっては左右差がわからずにそのまま注入することも考えられます。

鼻の高さが今まで以上に強調されることで、左右差が目立ってしまうことがあります。ヒアルロン酸は体内に吸収されるので、いずれ治りますが効果が切れるまでは気になるかもしれません。

実際にあった鼻のヒアルロン酸注射による事故例

鼻のヒアルロン酸注射は切開せずに理想の鼻の形が作れるため、手軽に施術が受けられるイメージがあるかもしれません。しかし、医療事故が起きないとは限りません。ここでは実際に起こった医療事故の症例を紹介します。

失明

レディエッセという薬剤を注入して、鼻筋を高くした女性が失明した事例があります。原因は、注入材を誤って血管に直接注入したことで、周囲の組織への血流が止まってしまった血行障害です。

鼻のプチ整形に用いられる薬剤は、レディエッセやヒアルロン酸などさまざまありますが、どの薬剤を用いても失明の恐れはあります。もちろん、頻繁に起こることではありませんが、失明の危険性は理解したうえでヒアルロン酸注射を行うか検討しましょう。

皮膚の壊死

体の一部の組織や細胞が死んでしまうことが壊死です。たとえ原因を取り除いたとしても、死んだ組織は元に戻らず、組織を元に戻すには手術が必要になります。

日本でヒアルロン酸による皮膚の壊死の確率は1万件以上のうち1件以下です。海外のクリニックと比べると確率は低いといえますが、壊死も誰にでも起こり得るリスクです。

鼻のヒアルロン酸注入で失敗しないための対策方法

鼻のヒアルロン酸注入で失敗すると、失明や皮膚の壊死など取り返しのつかないことになってしまいます。ここでは、鼻のヒアルロン酸注入で失敗しないための対策方法を紹介します。

  • 慎重にクリニックを選ぶ
  • 慎重にカウンセリングをする
  • 手術歴や持病をきちんと伝える
  • 場合によっては他の施術も検討する

それぞれの対策方法について詳しくみていきましょう。

慎重にクリニックを選ぶ

家から近いから、料金が安いからなどの理由で、クリニックを選ぶのはとても危険です。施術を受ける前には、クリニックの公式サイトで実績や口コミを確認したり、カウンセリングを複数のクリニックで受けたりして慎重に選ぶようにしましょう。

クリニックを選ぶ際は、近さや安さだけでなく総合的に評価して選ぶようにしましょう。

慎重にカウンセリングをする

ヒアルロン酸注入に限ったことではありませんが、カウンセリングの時間は失敗しないためにとても大切です。自分と医師がカウンセリングを行い、注入する薬剤や理想の鼻の形、施術方法などを決めます。

適当にカウンセリングを行ったり、理想がうまく伝えられなかったりする場合は、医師との間に認識のずれが生じます。認識がずれたまま施術を行っても、理想の仕上がりにはならないでしょう。カウンセリングを行う際は、慎重にしっかりと行いましょう。

手術歴や持病をきちんと伝える

過去の手術歴や持病がある場合は、事前に医師にその旨を伝えるようにしましょう。特に顔の手術をしたことがある方は、必ず報告するようにしましょう。手術歴があると、血管に血の塊や脂肪、空気などが詰まり、血管を塞いでしまう塞栓と呼ばれる症状のリスクが高まります。

持病がある場合は重大な影響を及ぼす可能性があるので、施術ができないことも多いです。また、施術日に体調が悪い場合も医師に報告して判断を仰ぐようにしましょう。

場合によっては他の施術も検討する

ヒアルロン酸注入は手軽に受けられる施術ですが、場合によっては他の施術を検討した方が良い場合もあります。たとえば、ヒアルロン酸のリスクが怖い場合やヒアルロン酸注入では理想の鼻の形にならない場合です。

ヒアルロン酸注射は切開をしない施術ですが、失明や皮膚の壊死などリスクはつきものです。医師とカウンセリングを重ね、どのような施術をしていくのが適切なのかをしっかりと見極めて施術を受けるか判断しましょう。

まとめ

「両手で「いいね!」する若い女性」の写真[モデル:高尾実生]

この記事では、鼻のヒアルロン酸注射のデメリットについて詳しく解説しました。ヒアルロン酸注射は切開を伴わないため手軽に受けられる施術ですが、効果が一時的であることや仕上がりが不自然になる可能性があるなどさまざまなリスクがあります。

ヒアルロン酸を鼻に打つ場合は、この記事で解説したようなデメリットや失敗するリスクがあることを理化したうえで、施術を受けるのかを検討しましょう。鼻のヒアルロン酸注射で、理想の鼻を手に入れてください。

ヒアルロン酸注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ヒアルロン酸注射の施術を受けることで、顔の形を整えたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属