ボトックス治療は、シワやたるみが改善できるとして人気の施術です。ネットで調べてみると、効果を得るためには定期的に継続する必要があると紹介されています。
ボトックス治療を検討している方の中には、「施術間隔はどのくらいか?」「万が一途中で止めたらどうなるのか?」と疑問に思うことでしょう。
そこでこの記事では、「ボトックス治療を途中でやめたらどうなるのか」について、ボトックス治療の失敗例や適切な感覚、注意点をふまえて紹介します。ボトックス治療に興味があるが不安で悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。
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ボトックスとは?
ボトックスについて、以下の内容を紹介します。
- ボトックスとは何か?
- ボトックスの効果が出る仕組みについて
この章を読み進むことでボトックスの意味や効果が出る仕組みがわかります。ボトックスを検討している方は、ぜひ読んでみてください。
ボトックスとは?
そもそも、ボトックスとはアメリカのアラガン社が製造・販売するボツリヌストキシン製剤の商標登録名です。
ボトックスの主成分である「ボツリヌストキシン」はアセチルコリンの放出を抑制することで、筋肉を一時的に麻痺させる特徴があります。そして、ボトックスの使用目的はシワやエラの改善です。
一般的なボトックスは毒として知られていますが、美容整形に使用されているボトックスは、タンパク質からできているので毒の心配はありません。
ボトックスの効果が出る仕組み
ボトックスの効果は、アセチルコリンの放出を制御することです。アセチルコリンは、脳が筋肉を縮ませる指令を出すときに分泌されます。分泌されたアセチルコリンによって、筋肉が収縮運動を行った結果できるのがシワです。
ボトックスはこの筋肉の動きを麻痺させるため、シワができなくなります。
ボトックスが効果的な部位・症状
ボトックスが効果的な部位や症状に対する効果について、表にまとめて紹介します。悩んでいる症状に効果があるのか、ぜひ参考にしてみてください。
部位・症状 | 効果 |
おでこ | 前頭筋の収縮により横じわ改善 |
眉間 | 皺眉筋、鼻根筋、眉毛下制筋によるしわ改善 |
目尻 | 眼輪筋の収縮によるしわ改善 |
バニーライン | 鼻筋、上唇鼻翼筋による鼻上部の横ジワ改善 |
ガミースマイル | 上唇挙筋、上唇鼻翼筋の過剰な収縮による上歯茎が見えることの改善 |
肩 | 僧帽筋に緊張による肩こりの改善 |
ボトックス治療は、上記のような症状や部位に効果があります。悩んでいる方は、1度クリニックに相談してみてください。
ボトックスをやめると老ける?効果の持続期間
ボトックスをやめたからといって急に老けることはありません。通常ボトックスを注入してから、効果は半年〜1年間は続きます。
その後1年ぐらいかけて、筋肉の働きが戻ることでボトックス注入前の状態になるのです。肌のしわがない状態から、しわのある状態へと戻るため、老いたように感じてしまいます。
ボックス治療は、永久に効果があるわけではありません。また、治療をやめることで体調を崩すこともないので、ボトックスが合わなかったり、理想の肌を手に入れられなかったりした場合にやめられるので安心です。
また、気軽に部位を選ばずに施術が受けられるので、肌の悩みがある方は気軽にクリニックに相談してみてください。
【部位別】ボトックス治療をやめるとどうなる?
ボトックス治療を途中でやめても、施術前よりシワやたるみが悪化するということはありません。そこで、ここでは部位ごとに、どういった状態に戻るのか解説します。
- エラのボトックス治療の場合
- 肩ボトックスの場合
- おでこボトックスの場合
ボトックス治療に興味がある方は参考にしてみてください。
エラのボトックス治療の場合
エラのボトックス治療は、気になる部分に注入することで、エラのハリを改善する施術です。顔がシャープな輪郭になり、小顔効果があります。そのため、エラの張りが気になる方に人気がある施術です。
エラのボトックス治療を途中でやめると、抑制されていたエラの筋肉が働き始めます。その結果、ボトックス治療を行う前のエラが張った状態に戻ることでしょう。そのため、もとの状態に戻ってしまい違和感を感じます。
肩ボトックスの場合
肩にボトックスを注入することで、肩幅の広さやごつい見た目に効果があります。継続して注入することで、華奢な女性らしい肩のラインが定着することでしょう。
肩幅以外に肩こりにも効果があるため、整体やハリ治療を習慣的に通っている方にもおすすめです。肩ボトックスをやめることで、抑制されていた筋肉が活動を開始します。
ボトックスを注入する前の肩幅に戻るので、場合によっては肩こりや肩こりからくる頭痛に悩まされることもあるので注意が必要です。
おでこボトックスの場合
おでこボトックス治療は、おでこの横ジワに悩んでいる方におすすめの施術です。
おでこのボトックスを途中でやめると、もとの横ジワが戻った状態になります。決してボトックスをやめることで老けるわけではありません。しかし、戻った横ジワが見た目を老けたように感じてしまうのです。
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ボトックス治療を打ち続けるとどうなる?
ボトックス治療に使用されている成分は、体に害がないため打ち続けても問題がありません。しかし、シワやエラの原因である筋肉の適切な箇所に、適切な量を注入することが大切です。
必要以上の量や違った筋肉に注入することで、不自然な輪郭や顔の表情になってしまう可能性があります。また、人間には菌に対抗するための機能があるため、打ち続けることで抗体ができてしまい効果が実感しづらくなることもあるでしょう。
注入する箇所やボトックスの量、施術間隔は、担当するクリニックに細かく相談してみてください。
ボトックス治療の失敗例
ボトックス治療を検討している方の中には、治療に失敗したらどうしようと不安になることもあるでしょう。
そこで、部位ごとにどんな失敗例があるのかを紹介します。事前に失敗例を把握しておくことで、安心して施術を受けられるでしょう。
目元
目元のボトックス治療には、表情によってできた目尻のシワや吊り上がった目の改善に期待できます。しかし、下記のような失敗例がありまし。
- まぶたが重くなる
- 眉尻が上がる
それぞれどのような状態になるか見ていきましょう。
まぶたが重くなる
目元のボトックス治療によって、まぶたが重くなったというケースがあります。これは、目元にあるシワの原因である前頭筋にボトックスが効きすぎているからです。
前頭筋がまったく動かなくなっているため、まぶたが重く目も開けづらいと感じてしまいます。そのため、目元のボトックス治療では注入量だけでなく注入する部位やシワ、前頭筋の状況によって判断が必要です。
眉尻が上がる
目元のボトックス治療の失敗例として、施術後にスポック・ブローと呼ばれる症状がおこることがあります。
目や眉尻が吊り上がり 怒ったような表情になるため、他人からは人相が悪いと思われてしまうことでしょう。スポック・ブローは、前頭筋の外側と内側でボトックス注射の効果に差が出てしまったことが原因です。
失敗を避けるためにもクリニック選びでは、症例や経験豊富な医師がいるクリニックを選びましょう。
フェイスライン
フェイスラインのボトックス治療は、エラの張りを改善し、顔がシャープな輪郭になるので小顔効果があります。しかし、下記のような失敗例もあるので、事前に気になる方は参考にしてみてください。
- 片側だけが笑いにくくなる
- 噛む力が弱くなる
片側だけが笑いにくくなる
フェイスラインのボトックス治療の失敗例として、笑顔が不自然になることがあります。
これは、注入範囲である咬筋の近くに口角を上げる働きをする筋肉があり、そこに薬剤が作用してしまっているからです。エラボトックスの施術範囲や注入量を見誤ってしまった可能性があります。
噛む力が弱くなる
フェイスラインのボトックス治療の施術後に、嚙む力が弱くなったと感じることがあります。これは、口角やエラにボトックスを注入しすぎて、顎の筋肉を弱めてしまうからです。
特に硬い食べ物をかむときに、力が入らず違和感を感じることでしょう。 数日して慣れることで違和感が感じなくなりますが、施術後しばらくは、硬い食べ物を避けるようにしてみてください。
おでこ
おでこのボトックス治療は、表情筋の働きを弱めることでおでこのシワを改善させる効果がある施術です。
しわ改善に人気な施術ですが、下記のような失敗例があります。ボトックス治療を検討しているのであれば、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 眉が上がってしまう
- 頭痛が起きる
それぞれ、どのような症状かみていきましょう。
眉が上がってしまう
おでこのボトックスは目元のボトックス治療と同様に、施術後にスポック・ブローと呼ばれる症状がおこることがあります。
おでこに注入する際は、細かい量の調整とバランスが取れた部位を見極める必要があります。実際にクリニックを選ぶ際は、症例があるかを事前にチェックしてみてください。
頭痛が起きる
失敗例とまではいきませんが、おでこのボトックスの施術後に頭痛を引き起こすことがあります。 これは、ボトックスを注入したことによるものではありません。
ボトックス治療によって顔を動かす筋肉のバランスが崩れてしまうからです。 通常、頭痛の症状は、2週間程経つと治まります。万が一頭痛が治まらないようなら、担当したクリニックに相談してみてください。
ボトックス治療の注意点
ボトックス治療を受けるうえで、失敗しないために気を付けるべき注意点があります。
- 適切な頻度で施術を受ける
- 信頼できるクリニックで選ぶ
ぜひ、クリニックを選ぶ参考にしてみてください。
適切な頻度で施術を受ける
ボトックス治療を失敗させないために、適切な頻度で施術をうけることが必要になります。なぜなら、継続することで効果が実感できるからです。
しかし、間隔を短くしてたくさん施術を受ければいいわけではありません。たくさん注入すると抗原抗体反応が起きてしまい、副作用や効果が実感できなくなる可能性があります。
ボトックス治療を受ける際は、担当医師と施術間隔を話し合ってみてください。
信頼できるクリニックで選ぶ
ボトックス治療を失敗させないために、信頼できるクリニックを選ぶ必要があります。ぜひ、クリニックを選ぶ際の参考にしてみてください。
症例数が多いか
クリニックを選ぶ際は、症例数が多いかを見てみましょう。ボトックス治療は医師の技術や経験、知識が必要です。ホームページに症例数や症例写真があれば、施術後の完成イメージがつきやすくなります。
また、最近ではSNSが発展していて、症例や口コミなど忖度のない意見を探すことができるので、気になるクリニックが見つかったら実績や評判をみてみてください。
デメリットも教えてくれるか
信頼できるクリニックを選ぶ際に必要なこととして、デメリットもしっかりと教えてくれるかどうかが大切です。ボトックス治療は、シワを改善できるというメリットだけでなく、副作用やダウンタイムなどのデメリットもあります。
良いことだけを説明して、悪いことを隠すようでは信頼できないでしょう。カウンセリング時にしっかりとデメリットを教えてくれるクリニックを選んでみてください。
アフターケアが充実しているか
ボトックス治療を受けるクリニックを選ぶ際は、アフターケアが充実しているかを確認しましょう。初めて美容整形を受ける際は、ダウンタイムや失敗をしたらと考えて不安になることが多いです。
施術に対してアフターケアがしっかりとしていれば、安心してボトックス治療をうけることができます。ぜひ、クリニックがどんなアフターケアを用意しているか調べてみてください。
ボトックスに関するよくある質問
ボトックス治療に対して多くの不安や質問があることでしょう。そこで、ここでは一般的によくある質問に回答します。
ボトックス治療の検討をしている方や興味はあるが一歩踏み出せない方は、ぜひ参考にしてみてください。
ボトックス治療は体に悪い?
ボトックス治療に使われている、ボツリヌストキシンはタンパク質由来のため体に悪くはありません。しかし、体に機能障害や神経と筋肉に障害があった場合、副作用が強く出る可能性があります。
実際に悪い事例として、妊婦が施術を受けたあと胎児が死亡してしまったということもあるので注意が必要です。カウンセリング時に、施術が適しているか相談してみてください。
ボトックスとヒアルロン酸はどっちがいい?
ボトックスとヒアルロン酸が、どちらがいいかは症状とシワの原因によって変わってきます。
例えば、ボトックスは筋肉に働きかけ、シワを改善できる施術です。そのため、ほうれい線には不向きと言えます。ほうれい線の改善には、ヒアルロン酸の方が効果的です。
カウンセリング時に担当医師に相談して、状態を確認しながらより良い施術を提案してもらいましょう。
ボトックス治療の間隔は何ヶ月おき?
ボトックス治療の効果は、通常3~4か月ほど続くとされています。そのため、ボトックスの効果が薄れてきたら再度注入することがおすすめです。
しかし、施術回数を多くすればその分効果があると言うわけではありません。ボトックスの治療の間隔は、担当医師にしっかりと相談して納得した状態で施術を受けてみてください。
まとめ
ボトックス治療は、シワやエラの改善が期待できる施術です。しかし、初めて美容整形を受ける人の多くは、「失敗したらどうしよう」「ダウンタイムが不安」と考え悩むことでしょう。
実際のところ、ボトックス治療は医師の技術や知識、経験が必要です。
この記事では、起こりうる失敗例を踏まえて、ボトックス治療について紹介してきました。ボトックス治療に興味が湧いた方や検討したい方は、ぜひクリニックに相談してみてください。
ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。
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Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
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2003年 | 福岡大学病院 |
2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属