近年の美容業界では、ボトックス注射が人気となりつつあります。皮膚にメスを入れることなく美肌効果が期待でき、自力では改善できないシワやエラ張りに対応することが可能です。

この記事では、ボトックス注射の副作用を中心に解説していきます。ボトックス注射の副作用だけでなく、リスクを避けるためにできることも解説しているので、ボトックス注射を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。

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ボトックス注射とは?

ボトックス注射とは、ボツリヌス毒素から抽出した「ボツリヌストキシン」が入った製剤を、注射器で注入する美容施術です。ボトックス注射を顔に施術することで、表情じわやエラ張りなどを改善する効果が期待できます。また、顔以外にも注入が可能で、筋肉の張りや肩こりなどの改善も期待ができます。

なお、ボトックス注射の効果は約4〜6カ月程度継続するといわれており、長期間効果を維持したい場合は定期的に施術を行うことが必要です。

ボトックス注射の効果

ボトックス注射の効果としては、以下のものが挙げられます。

・フェイスラインを引き締める効果

・顎先をすっきりとさせる効果

・三角眉毛の改善

・ガミースマイルの改善

・口角を引き締める効果

・脚を引き締める効果

・多汗症・わきがの改善

・肩こりの改善

ボトックス注射を打ち、筋肉を緩めることで、顔だけでなく脚の引き締めや肩こりの改善に効果が期待できます。また、薬剤が交感神経に作用すると、アポクリン汗腺やエクリン汗腺の働きが抑制されるため、汗を抑える効果もあります。

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ボトックス注射による9つの副作用

ボトックス注射は副作用のある施術であるため、副作用の内容や生じる期間を把握することが大切です。ここでは、ボトックス注射の副作用を9つ紹介するので、必ず確認しておきましょう。

①痛みを感じる(施術中)

1点目に施術中にチクッとした痛みを感じることが挙げられます。極細の針を使うとはいえ、痛みに敏感な方はチクッと感じてしまうことが予想されます。

クリニックによっては麻酔を用意しているところがあるので、痛みに弱い方は麻酔を検討するようにしましょう。また、医師との事前カウンセリングで痛みに弱いことを伝え、無理のない施術を検討していくことが大切です。

②内出血・腫れ・痛みなどの症状が出る

2点目に内出血や腫れ、痛みといった症状が出ることが挙げられます。また、痛みと同時にしびれを感じるケースも確認されています。

これらの症状は長くても2週間程度で引くことがほとんどなので、それまでは化粧で隠しておくと良いでしょう。なお、2週間が経過してもこれらの副作用が生じている場合は異常事態なので、すみやかに医師に相談するようにしましょう。

③頭痛を感じる

3点目に頭痛を感じる可能性があることを挙げられます。ボトックス注射で筋肉が緩むことにより、筋肉のバランスが崩れて頭痛につながることがあります。

頭痛の症状はむくみや倦怠感と一緒に生じることが多く、数日間で回復する場合がほとんどです。ただし、頭痛と一緒にめまいや吐き気、熱といった症状が出た場合には、すぐに施術を担当した医師に相談しましょう。製剤が体に合っていない可能性や、施術内容に不備があったかなどを確認し、適切な処置を施してくれます。

④アレルギー反応が起こる

4点目にアレルギー反応が起こる可能性が挙げられます。ボトックス注射は、アレルギー反応が起こるリスクが低く、万が一発症しても重症化することはほとんどありません。

しかし、人によっては症状が重くなる可能性もあるため、アレルギー反応が生じた際には医師に相談しましょう。発熱や下痢といった症状がみられた場合は、アレルギー反応の可能性があるので、医師に必ず相談してみてください。

⑤かむ力が弱くなる

5点目にかむ力が弱くなることが挙げられます。エラ張りの改善を目的としてボトックス注射を受けた場合に、顎の筋肉が緩まりすぎてしまうことが原因です。

かむ力は1週間程度で戻るとされており、食べ物がかめなくなってしまうほど顎の筋肉が緩むこともほぼないので、心配が不要な副作用といえます。ただし、1週間を過ぎても顎の力が戻らない場合や、違和感が残り続ける場合は医師に相談しましょう。

⑥皮膚がたるみやすくなる

6点目に皮膚がたるみやすくなることが挙げられます。年配の方や皮膚が薄い方は、筋肉が緩むことで皮膚が余りやすくなり、皮膚のたるみにつながる可能性が高いです。

ボトックス注射は本来たるみを消すことも目的にして施術が行われますが、施術者の技術が不足している場合はかえってたるみが悪化する可能性もあります。そのため、たるみの改善を目的にしている方は、クリニック選びをより慎重に行わなければなりません。

⑦不自然な表情になる

7点目に不自然な表情になることが挙げられます。ボトックス注射は筋肉を緩めることで効果を発揮するものです。そのため、一部の筋肉が緩むと全体のバランスが崩れ、表情が不自然になる可能性があります。

たとえば、口角をうまく上げられなくなったり、眉上が不自然に吊り上がってしまったりすることがあります。ボトックス注射の効果は4~6カ月程度とされているので、一度不自然な表情になった場合は効果が切れるまで待たなければなりません。

⑧仕上がりが左右対称にならない

8点目に仕上がりが左右対称にならないことが挙げられます。人は誰しも顔のバランスが左右非対称になっていますが、ボトックス注射の施術を誤ると非対称さが強調されてしまう恐れがあります。これは、注入箇所が誤っていることや薬剤の注入量が過不足していることが原因です。

表情が不自然になるのと同様に、こちらもボトックス注射の効果が切れるまで待つ必要があるので注意しましょう。どうしても非対称さが目立ってしまうという方は、追加で施術を行うことも検討に入れる必要があります。

⑨体がだるいと感じる

9点目に体がだるいと感じることが挙げられます。ボトックス注射は注入した箇所の筋肉を緩めるため、その影響で筋肉全体のバランスが崩れ、体のだるさを感じることがあります。

数日程度でだるさはとれていきますが、1週間以上経過してもだるさが残る場合は医師に相談してみましょう。

ボトックス注射による副作用はいつまで続く?

多くの場合でボトックス注射の副作用は1週間~1カ月程度で治まります。しかし、ボトックス注射の効果は4~6カ月程度持続するといわれており、表情の不自然さや左右非対称といった副作用のように最長で6カ月程度持続してしまうものもあります。ボトックス注射の効果が切れると表情関連の副作用は解消されますが、すぐにでも治したい場合は追加で施術を行うと良いでしょう。

また、表情の不自然さや左右非対称以外の副作用に関しては、通常であれば長期間に続くことはありません。万が一これらの副作用が1カ月以上持続する場合は、何かしらの異常が起きている可能性が高いので、必ず医師に相談しましょう。

ボトックス注射を受けてはいけない・控えるべき人

ボトックス注射はさまざまな効果を期待できる美容施術ですが、すべての方が施術をできるわけではありません。ボトックス注射にはリスクもあるため、一部の疾患がある方や妊婦の方など施術に適さない方もいます。

ここでは、ボトックス注射を控えるべき方の特徴について解説をしていきます。

神経疾患のある人

神経疾患のある方はボトックス注射の施術を受けることはできません。ボトックス注射は、神経筋接合部にも作用することがあるため、神経に悪影響を与える可能性があります。

特に、神経伝達に影響する薬を飲んでいる方は注意が必要です。神経疾患のある方や、神経伝達に影響する薬を服用している方は、事前にその旨を医師へ伝えるようにしましょう。

妊娠中・授乳中の人

妊娠中や授乳中の方もボトックス注射の施術を受けることができません。ボトックス注射が胎児や乳児に悪影響を与えるリスクがあるからです。

妊娠中にボトックス注射の施術を受けたが問題はなかったという過去の事例もありますが、安全性が保障されているわけではないため、妊娠中・授乳中の方はできるだけ避けるのが無難です。

また、男性もボトックス注射の施術を受けてから3カ月間は避妊しなければなりません。これは、精子が形成される期間にボトックスが投与されるのを防ぐために必要なことです。

高齢の人

65歳以上の高齢の方は、ボトックス注射を控えたほうが良いでしょう。高齢の方がボトックス注射の施術を受けても効果が低いうえに、副作用のリスクも高いからです。

また、高齢の方は持病のある方が多く、ボトックス注射と相性の悪い薬を服用しているケースも多いです。そのため、高齢の方はリスクと効果をしっかりと把握するために、しっかりと医師に相談するようにしましょう。

ボトックス注射による副作用やリスクを避けるためのコツ

ボトックス注射の副作用やリスクを軽減するコツは以下のとおりです。

・技術力が高い医師を選ぶ

・副作用の経過を医師に相談する

・施術後は安静にする

ボトックス注射の副作用やリスクは、技術力の高い医師を選ぶことで軽減できます。技術力の高い医師は、副作用やリスクを最低限に抑えた施術ができるからです。

また、施術後の経過観察も安心して任せられるため、万が一副作用の症状が重い場合も安心して相談できます。なお、ボトックスは熱に弱い性質があるため、施術後は血流を良くする飲酒や激しい運動、入浴を避けて安静に過ごすことが大切です。

ボトックス注射を打ち続けるとどうなる?

ボトックス注射を打ち続けても問題はありません。そもそもボトックス注射は長期間にわたって行う施術のため、継続して打つことを前提としています。

なお、ボトックス注射を長期間打ち続けていると、効果の持続期間が長くなっていくため、施術間隔も長くなっていくことが多いです。しかし、人によってはボトックス注射を打ち続けることで、体内にボトックスの耐性がついて効果が薄まるケースもあります。

そのため、ボトックス注射を打ち続ける場合は、個人に合わせて施術の頻度と注入するボトックス製剤の量を調整していく必要があります。

まとめ

この記事では、ボトックス注射の副作用やリスクを紹介しました。ボトックス注射はしっかりとした効果を見込める施術である一方で、副作用やリスクも多く存在します。

そのため、副作用やリスクを考慮しながら施術を行っていくことを意識しましょう。また、副作用のリスクを軽減するためにも、クリニックと医師の選び方には注意しましょう。ボトックス注射に興味のある方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてはいかがでしょうか。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。

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記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属