ほうれい線にヒアルロン酸注射をすることでほうれい線を改善することができます。ただ、「ほうれい線にヒアルロン酸を注入して失敗するのではないか」や「ほうれい線にヒアルロン酸注入するとどのように失敗することがあるのか知りたい」と考えてなかなか施術に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ほうれい線のヒアルロン酸注射の失敗例や失敗しないために気をつけたいことを紹介します。また、ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗してしまった際の対処法もあわせて紹介します。

ほうれい線のヒアルロン酸注射の施術を受けたかったけれど、失敗が怖くて受けられていなかったという方はぜひ参考にしてみてください。

ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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ほうれい線のヒアルロン酸注射とは

ほうれい線ができてしまうと、自分で改善することは難しく、美容医療の施術を受ける人が多いです。ほうれい線を消す美容医療の1つがヒアルロン酸注射です。

ヒアルロン酸注射をすることで皮膚の凹みや溝を自然にボリュームアップすることができ、ほうれい線を目立たなくすることができます。

ダウンタイムがほとんどなく、施術直後からメイクも可能です。また、傷跡ができてもメイクで隠すことができます。ただし、効果は永続ではないので、効果を持続させるためには定期的に施術を受ける必要があります。

ほうれい線ができてしまう原因

ヒアルロン酸注射で改善することのできるほうれい線ですが、そもそもどのような原因でできてしまうのでしょうか。ここからは、ほうれい線ができてしまう原因について解説します。ほうれい線ができて困っている方は参考にしてみてください。

加齢による肌のたるみ

加齢による肌のたるみや弾力の低下はほうれい線ができる原因の1つです。

人間の肌はコラーゲンやエラスチンで満たされていてピンと張った状態で保たれています。このコラーゲンやエラスチンは毎日の代謝によって保たれていますが、年齢を重ねるにつれてコラーゲンやエラスチンが減少してしまいます。コラーゲンやエラスチンが減少してしまうと肌の弾力がなくなってしまい、肌がたるんでしまうのです。

また、加齢だけではなく紫外線や摩擦刺激によって肌にダメージが蓄積されて肌がたるむこともあるので、毎日ケアするようにしましょう。

脂肪で頬が膨らんでいる

頬に脂肪が多いと頬が膨らんでしまい、ほうれい線が目立つこともあります。

肌にハリがあればほうれい線は目立ちにくいですが、肌のハリがなくなっていくと肌がたるんでほうれい線が目立ってしまいます。

表情筋が凝っている

表情筋が凝っていることもほうれい線が目立つ原因です。

例えば、口元をきゅっとする習慣があると表情筋に負担がかかり、表情筋が凝ってしまいます。表情筋が凝ってしまうと筋肉が硬くなり、柔軟に動きにくくなってしまいます。そうするとほうれい線が深く目立ってしまうのです。

また、加齢で表情筋が弱っても皮膚などの組織を支えられなくなってしまい、たるんでしまいます。これにより、ほうれい線が目立つこともあります。

このように、顔の筋肉や表情の癖がほうれい線の原因になることもあるのです。

骨格が影響することもある

さらに、骨格が原因でほうれい線が目立つこともあります。

そもそもほうれい線とは小鼻の横から伸びる線のことです。頬骨が薄く、凹んでいるとほうれい線の開始線が暗くなってしまい、ほうれい線が深く見えてしまいます。

このようにそもそもの骨格が問題でほうれい線がくっきり見えてしまうこともあります。そのため、まずは何が原因でほうれい線が目立っているのかを分析することが重要です。

ほうれい線はマリオネットラインは異なる

ほうれい線が目立っていると思っていたが実はほうれい線ではなかったということもあるかもしれません。ほうれい線と混同しやすいのが「マリオネットライン」です。

先述の通り、ほうれい線とは小鼻の両側から口角に伸びているしわのことです。これらは加齢などで徐々に深くなってしまいます。一方、マリオネットラインとは、口角から下側に広がるしわのことです。これは顔のたるみや脂肪のつき方が原因でできてしまいます。

口付近にできるということで混同されがちですが、ほうれい線は口の上方向マリオネットラインはした方向にできるもので、全くの別物です。

ただし、人によってはほうれい線とマリオネットラインがつながっていることもあります。

ほうれい線のヒアルロン酸注射の失敗例

ここまで、ほうれい線のヒアルロン酸注射について解説してきましたが、ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗することはあるのでしょうか。ここからは、ほうれい線のヒアルロン酸注射の失敗例を紹介します。失敗例を先に知っておくことで対策することができるでしょう。

肌にしこりができる

ほうれい線にヒアルロン酸注射をすることで肌にしこりができてしまうことがあります。肌に触るとしこりを感じる失敗例もありますが、ひどいとみただけでしこりがあることがわかるほどの失敗例もあります。

しこりができる原因は粗悪なヒアルロン酸を注入してしまうことです。良質なヒアルロン酸は、時間が経過するとともに体内に吸収されていきます。一方、粗悪なヒアルロン酸だと一部が塊になって残ってしまうのです。また、注入量が多いことでもしこりになってしまうかもしれません。

皮膚がぼこぼこする

ほうれい線のヒアルロン酸注射の失敗例として、皮膚がぼこぼこしてしまうというものもあります。また、みみず腫れになってしまうこともあり、これらのように失敗してしまうとほうれい線の問題が解決しても見た目の改善にはならないでしょう。

皮膚がぼこぼこしてしまう主な原因は医師の技術力や経験が不足していることです。ヒアルロン酸の注入量が適切でなかったり、ヒアルロン酸の種類があっていなかったり、注入する角度や深さを間違えたりすると皮膚がぼこぼこになってしまいます。

また、施術後に注入箇所を強く揉むと、ヒアルロン酸がずれてしまい、皮膚がぼこぼこになる原因になりかねません。

ほうれい線が目立ってしまう

ほうれい線にヒアルロン酸を打つことで、逆にほうれい線が目立ってしまうという失敗例もあります。

これは、医師の技術力や経験不足で、溝ではない部分にヒアルロン酸を注入してしまうことが原因です。溝ではない部分にヒアルロン酸を注入してしまうと、溝周辺が盛り上がってしまい、ほうれい線が悪目立ちしてしまいかねません。

ヒアルロン酸を注入してほうれい線を目立たなくするには、適切な位置にヒアルロン酸を注入するだけでなく、筋肉の動きを考慮する必要があります。そのため、技術力があり、経験豊富な医師に施術してもらうことが重要です。

左右が非対称になってしまう

ヒアルロン酸注入後の仕上がりが左右非対称になってしまうこともあります。

元々人間の顔は左右非対称になっていることが多いです。また、噛み癖や姿勢などによっても顔に左右差ができてしまうことがあります。その際、ほうれい線の深さも非対称になってしまいます。

ヒアルロン酸を注入する際に、この顔の左右非対称性を考慮しないと、さらに見てわかるほど顔が左右非対称になってしまいかねません。そのため、医師の技術力や経験が重要です。

不自然なふくらみができてしまう

不自然なふくらみができてしまうこともほうれい線のヒアルロン酸の失敗例の1つです。

ヒアルロン酸は体内の水分を引き寄せます。そのため、施術直後は自然な仕上がりでも施術から数日経ってふくらみが不自然になっていることもあります。

注入されたヒアルロン酸は時間が経過するとともに体内に吸収されます。効果がなくなったように見えても、完全にヒアルロン酸が吸収されたわけではありません。施術直後の仕上がりに慣れて、時間が経ってから過剰にヒアルロン酸を注入すると、不自然なふくらみができてしまいます。

不自然なふくらみができないようにするには、医師の技術力や経験はもちろん、客観的な視点で見れるかどうかも重要です。

効果が感じられない

ヒアルロン酸を注入しても効果が感じられないという失敗例もあります。

ほうれい線を改善するには、適切な種類のヒアルロン酸を適切な場所に適量注入しないといけません。ぼこぼこやしこりにならないように少量しかヒアルロン酸を注入しないと効果が長続きせずすぐに戻ってしまいます。

また、溝にヒアルロン酸を注入する際は頬のたるみを考慮する必要があります。頬のたるみを考慮できていないと、施術後すぐに戻ってしまうと感じるでしょう。

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ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗したときの対処法

ここまで解説したとおり、ほうれい線のヒアルロン酸注射は失敗してしまうこともあります。実際にヒアルロン酸注射で失敗してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。ここからは、ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗した時の対処法について解説していきます。

ヒアルロン酸を溶解する

上記で紹介したケースの多くが、ヒアルロン酸を溶解することで対処することができます。

ヒアルロン酸を修正するには、ヒアルロン酸溶解剤である「ヒアルロニダーゼ」を使用します。ヒアルロニダーゼとは、ヒアルロン酸を溶かす作用を持つ酵素のことで、使えば施術前の状態に戻すことができます。

ヒアルロニダーゼは数日前に注入したヒアルロン酸はもちろん、数ヶ月〜数年前に注入したヒアルロン酸にも作用します。

修正できないこともある

ヒアルロニダーゼを注入しても修正できないこともあります。それが、ヒアルロン酸注入後にできたしこりがバイオフィルムの膜を張った塊になったり繊維化したりしていて溶解できない場合です。また、溶解できても体内に吸収されないこともあります。

ヒアルロニダーゼで修正できない場合、穿刺除去などで対応できることもあります。また、繊維化している場合は、ケナコルトという薬剤で繊維化した組織を薄くしたり、脂肪を注入したりすることで修正できることもあります。

ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗しないために気を付けたいこと

ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗しないためにはどのようなことに気をつければ良いのでしょうか。ここからは、ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗しないために気を付けたいことについて解説していきます。

信頼できる医師・クリニックを選ぶ

ほうれい線のヒアルロン酸注射で失敗しないためには、まずは信頼できる医師やクリニックを選ぶようにしましょう。先述のとおり、ヒアルロン酸注射の失敗の多くが医師の技術力不足や経験不足が原因です。

症例数の多いクリニックや実績が豊富な医師を選べば技術力や経験面で信頼することができるでしょう。また、解剖学に精通している医師であれば筋肉の動きを考慮して施術をしてくれるのでおすすめです。

カウンセリング時に医師としっかり相談する

カウンセリング時に医師としっかりすることも重要です.

医師がどれだけうまくデザインしていたとしても、自分の思い浮かべる仕上がりと違うと失敗したと感じてしまいます。そのため、カウンセリング時に自分の理想の仕上がりを医師と共有して、それに合わせて施術をしてもらいましょう。

医師に理想のイメージを伝えておくことで、それに合わせてヒアルロン酸の種類や量を選んでくれます。また、ヒアルロン酸のメリットだけでなく、デメリットもちゃんと伝えてくれる医師であれば安心して施術を受けられるでしょう。

ほうれい線のヒアルロン酸注射のメリット

失敗する可能性のあるほうれい線のヒアルロン酸注射ですが、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここからは、ほうれい線のヒアルロン酸注射のメリットについて解説していきます。施術を受ける前にヒアルロン酸注射のメリットを理解しておきましょう。

即効性がある

まずヒアルロン酸注射のメリットとして挙げられるのが、即効性があることです。ヒアルロン酸注射は、他の施術と比べて効果を早くから実感しやすいです。

注入したヒアルロン酸がほうれい線を内側から押し上げるため、すぐに溝が改善されます。そのため、施術直後から効果を実感できるでしょう。

施術時間が短い

施術時間が短いのもヒアルロン酸注射のメリットです。

クリニックによっても異なりますが、一般的なヒアルロン酸注射の施術時間は5〜10分です。大掛かりな施術は必要なく、施術時間が短いため、手軽に受けられるのがヒアルロン酸注射のメリットです。

周囲にバレにくい

ヒアルロン酸注射は、施術時間が短いだけではなく、ダウンタイムがほとんどなく、周囲にバレにくいのもメリットです。

内出血や腫れなどのダウンタイムの症状が出ることがありますが、一般的には数日〜2週間程度で収まります。また、ダウンタイムの症状が翌日で治ることも多く、中にはそもそも症状が出ないということも少なくありません。そのため、施術をしても周囲にはバレないでしょう。

このようにヒアルロン酸注射は施術時間が短く、ダウンタイムがほとんどありません。そのため、周囲にバレにくいことから長期休暇を取る必要がないので、仕事帰りや休憩などに気軽に施術を受けられます。

まとめ

この記事ではヒアルロン酸注射の失敗例や、失敗した時の対処方法、失敗しないために気をつけたいことについて解説しました。

医師の技術力や経験がなくて、ヒアルロン酸を適切な場所に適切な量注入できないと、しこりになったりぼこぼこになったりしてしまいます。そのため、医師やクリニックの症例や実績を確認して、信頼できるところを選びましょう。

また、ヒアルロン酸注射は失敗しても修正することができます。失敗したと感じてしまった場合はまずは施術してくれたクリニックに相談してみましょう。

ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属