美容整形の分野において、人中短縮ボトックスが注目を集めています。微笑みの美しさを引き立て、印象を変える効果が期待できるでしょう。

この記事では、施術の詳細な効果やメリット・デメリット、そして費用相場について解説していきます。人中短縮に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

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人中短縮ボトックスとは?

人中短縮ボトックスは、鼻の下を短くする施術で、人中の短縮によって顔が小さく引き締まります。

メスを使用せず、ボトックスを4箇所に注入するだけの、自然な仕上がりが特徴です。効果は1~2週間で現れ、約3~6ヶ月持続します。

繰り返すことで効果を延長・増幅でき、鼻の下の短縮が小顔効果をもたらすだけでなく、上向きな唇と立体感ある口元も手に入るでしょう。そのため、手軽かつ効果的な美容法として注目を集めています。

人中短縮ボトックスに期待できる効果

ここでは、人中短縮ボトックスの効果について紹介します。施術を受けるとどのような効果が得られるか知りたい方は、ぜひチェックしてください。

小顔に見せることができる

人中短縮ボトックスは、鼻の下を短くすることで、顔全体が小さく引き締まります。この施術により、小顔でスリムな印象が生まれ、全身のスタイルが一層際立つでしょう。

同時に、目鼻立ちもくっきりと際立ち、バランスのとれた美しい顔立ちが実現します。小顔への憧れを叶える効果的な方法として、人中短縮ボトックスは人気です。

顔立ちが若々しく可愛らしくなる

人中の長さが下唇から顎までの半分程度であると、その顔立ちは可愛らしくみえるとされています。

加えて、加齢に伴い口周りの筋肉が衰え、鼻の下が伸びる傾向がある中、人中を短縮することで若々しい印象を演出することが可能です。

人中短縮ボトックスは顔全体の調和を保ち、可愛らしさと若々しさを同時に引き立てる美容法として注目されています。

ふっくらとした立体感のある唇になる

人中短縮ボトックスにより、唇がやや上向きになることでふっくらとした立体感を演出できます。

この施術によって生まれるボリュームのある唇は、感情表現が豊かで人懐こいイメージを与えるでしょう。

優しさと親しみやすさを感じさせ、自然な美しさを引き出します。人中短縮ボトックスは、唇の形を整え、表情豊かで魅力的な口元を手に入れるための効果的な手段です。

人中短縮ボトックスで可愛く見える理由

人中短縮ボトックスが可愛く見える理由は、その仕上がりが「童顔」や「可愛い」といった印象になることにあります。

この施術は、海外セレブのような整形されたイメージとは異なり、「おとなしく」「可愛らしい」印象を目指す方に効果的です。

人中と顎の長さの微調整により、小顔効果や唇を持ち上げる効果が期待でき、顔全体のイメージや印象が明るくなります。

ただし、堀が深くハッキリとした顔立ちを望む場合は、他の施術も考慮することが重要です。

人中短縮ボトックスのメリット

ここでは、人中短縮ボトックスを受けるメリットを紹介します。施術を受けるとどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しくみていきましょう。

手軽に施術を受けられる

人中短縮ボトックスは、「リップ フリップ ボトックス」とも呼ばれ、その名のとおりフリップ(ひっくり返す)効果に注目が集まっています。

この施術では上唇の口輪筋にボトックスを注入し、上唇をめくり上げることで人中を短縮します。

微細な調整が可能で、手軽かつ簡単に施術を受けることが可能です。わずかな変化が顔の印象に大きな影響を与え、リフトアップされた上唇によって人中が自然に短くなります。

副作用は一時的で、唇の違和感も経過とともに軽減されます。手軽に個性的な美しさを手に入れたい方にとって、人中短縮ボトックスは魅力的な選択肢といえるでしょう。

ダウンタイムが短い

人中短縮ボトックスは、注射のみの施術を採用しており、そのためメスを用いた手術と比べてダウンタイムが短いのが大きな利点です。

まれに内出血が伴う場合がありますが、約1週間〜10日程度で消失するため、手術後の生活への影響が最小限に抑えられます。

施術当日からメイクが可能なので、気になる部分を隠すことも容易です。この短いダウンタイムは、ボトックス注射の魅力といえます。

手術による場合、腫れや赤みが1~2週間ほど続き、入浴やメイクなどの生活に制限がかかります。また、施術中の痛みも麻酔や細い注射針を使用することで軽減できるでしょう。

継続的に施術を受ければシワを予防できる

ボトックスはしわやたるみを改善する効果が期待できます。特に、人中に継続してボトックスを注射することで、口元の縦じわを加齢による影響から守れるでしょう。

唇の縦じわが目立つと、簡単に老けた印象を与えてしまいます。ボトックスによる縦じわの解消は、加齢による変化に対抗し、より若々しい印象の口元を保つ手段です。

縦じわの予防だけでなく、ボトックスは持続的な美容効果を提供するため、定期的な施術を通じて年齢を感じさせない艶やかな口元を実現できるでしょう。

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人中短縮ボトックスのデメリット

人中短縮ボトックスはメリットだけではありません。ここでは、デメリットを紹介していきます。施術を受ける前にしっかりチェックしておきましょう。

効果が持続するのに期間がある

人中短縮ボトックスは唇の周りの口輪筋に注射するため、日常生活で頻繁に使われる筋肉です。

この特性から、通常のボトックス施術と比較して効果の持続期間が短い傾向があります。通常のボトックスが3〜6ヶ月の効果をもたらすのに対し、人中短縮ボトックスは2~3ヶ月程度で効果が薄れてしまいます。

口元の微細な調整が求められるため、施術の頻度が増えることも考えられるでしょう。この点を踏まえ、効果を持続的に享受するためには継続的な施術が必要となります。

唇に違和感を感じることがある

人中短縮ボトックスの施術後、約1週間ほど唇がジンジンとしびれたような違和感が生じることがあります。

痛みを伴うものではないため、耐え難いほどではありませんが、一部の方にとっては気になるでしょう。

施術後の違和感は一時的で、時間の経過とともに軽減されていくため、辛抱強く待つことが重要です。

日常生活が不便になることがある

人中短縮ボトックスは、口元の筋肉を収縮させるため、日常生活に一時的な不便が生じる可能性があります。

歯磨きやうがいがしづらく、ストローの使用が制限され、麺類のすする動作や発音にも制約が生じるでしょう。

これらの症状は通常、施術後2週間程度で収まります。歯磨きや食事が不便な期間も短く、1ヶ月経てばほとんど気にならなくなります。

慎重なアフターケアと医師の指導に従いつつ、不便な期間を乗り越えることで、効果的な施術の結果を実感できるでしょう。

施術を受けられない人もいる

妊娠中の方は、人中短縮ボトックスを含むボトックス関連の施術を受けることができません。

この制約は妊娠中だけでなく、妊活中や将来の妊娠を考えている方にも適用されます。ボトックスによる施術は妊娠を計画している方には制限があるため、注意が必要です。

妊娠中でも人中を短くしたい場合は、切開による人中短縮が選択肢となります。医師との十分な相談を経て、安全かつ適切な方法で美容目的を追求することが重要です。

効果に即効性はない

人中短縮ボトックスは、注射直後に即効性を発揮するわけではありません。通常、注射から効果が現れるまでには約一週間の時間がかかります。

そのため、即効で結果を求める方にはあまり適していません。特別な日やイベントに合わせて施術を希望する場合は、前日ではなく一週間前に施術できるように日程を調整することが重要です。

時間をかけて効果を感じたい方や計画的に美容ケアを進めたい方には適していますが、即座な変化を期待する場合は他の選択肢を検討しましょう。

人中短縮ボトックスの副作用

ここでは、人中短縮ボトックスの副作用について紹介します。ダウンタイムが少ない施術とはいえ、さまざまな症状が出る場合があります。詳しくみていきましょう。

腫れや赤み

人中短縮ボトックスの施術後、注射針の影響で患部がやや腫れたり赤みを帯びることがあります。

これは一時的な症状であり、通常数日で目立たなくなりますが、体温の上昇が影響することも考えられます。

激しい運動や高温の場所での滞在など、体温を上げる行動は一時的に控えることが重要です。医師の指導に従い、副作用が軽減されるのを待ちましょう。

内出血

人中短縮ボトックスの際、針が細い血管を傷つけることによって内出血が発生することがあります。

幸いなことに、これによる大きな危険性はなく、通常は1週間程度で自然に治まるでしょう。この期間中はメイクが可能であり、コンシーラや化粧で内出血が目立つ部分を隠すことが可能です。

倦怠感

人中短縮ボトックスの施術により筋肉のバランスが変化することがあり、その影響で慣れるまでだるさを感じることがあります。

通常は数日で症状が軽減されますが、中には頭痛やめまいを伴う場合もあります。これらの不快な症状が続く場合は、すぐに医師に相談することが重要です。医師のアドバイスを受けつつ、施術後の体調を注意深く観察しましょう。

幹部の違和感

人中短縮ボトックスの効果により、患部の筋肉がやや動きにくくなることがあり、その結果、違和感を感じることがあります。

時折、意図しない筋肉にも効果がおよび、表情がこわばる場合もまれに見受けられるでしょう。

しかし、この違和感は成分が徐々に吸収されるにつれて緩和され、通常数日から数週間で自然な状態に戻ります。

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人中短縮ボトックスはこんな人におすすめ

人中短縮ボトックスがおすすめな方は、下記のような方です。

  • 鼻の下が長いことでコンプレックスを感じる方
  • より可愛らしい印象や引き締まった表情を求める方
  • 笑うと上唇が薄く見える方
  • 面長の方
  • 加齢により鼻の下の面積が広がってしまった方

施術は切らずに行われるため、手術を前にして効果を試してみたい方や、リアルな変化を確認しながら美容を探求したい方にも適しています。

人中短縮ボトックスの効果は約3ヶ月程度で薄れるため、短期間で試してみたいという方に理想的です。医師との相談を通じて、自分の希望と適切な施術方法を見つけましょう。

人中短縮ボトックスの費用相場

人中短縮ボトックス注射の費用は、クリニックによって異なりますが、一般的には2万円台が相場です。

手術に比べて手軽で簡単な施術であり、その費用も手頃なため、多くの人が気軽に受けられます。

具体的には、手術が30~40万円程度である中、人中短縮ボトックス注射は2万円前後で受けられます。

この価格差は顕著であり、手術を検討する際の予算の制約がある方にとっては、手軽でコスト効果の高い選択肢といえるでしょう。

人中短縮ボトックスに関するよくある質問

ここでは、人中短縮ボトックスに関するよくある質問にお答えしていきます。施術について疑問がある方は、ぜひチェックしてください。

人中短縮ボトックスはどれくらいの頻度で打てば良いですか?

人中短縮ボトックスの効果は一般的に3ヶ月から半年ほど続きます。個人差はありますが、効果が薄れてきたと感じた場合、少なくとも3ヶ月は施術を受ける間隔を空けることが推奨されます。

一方で、人中を短くするためには一度の施術だけでなく、継続的なケアが重要です。しかし、施術回数が過多になると、ボトックスに対する抗体ができやすくなり、効果が減少するリスクが生じます。適切な頻度を医師と相談しながら検討することが重要です。

人中短縮ボトックスでガミースマイルは治りますか?

人中短縮ボトックスはガミースマイルの改善に効果があります。ガミースマイルは筋肉の過剰な緊張が原因で、ボトックスを注射すると緊張が和らぐでしょう。

施術は小鼻の片側に2箇所、両側で計4箇所に注射を行い、5~10分程度で終了します。ダウンタイムもほぼなく、1週間後くらいから効果が現れ、1ヶ月後にはより効果を感じられます。

効果の持続を望む場合は、半年おきに繰り返し注射することで、持続期間が長くなり、注射量も少なく済むようになるでしょう。

まとめ

人中短縮ボトックスは、鼻の下を短くし、小顔や若々しい印象を叶える施術です。ボトックス注射を使用し、効果は1週間〜2週間で現れ、約3ヶ月〜半年実感できます。

メリットは手軽でダウンタイムが短く、シワ予防も期待できるでしょう。デメリットは効果期間が短いことや一時的な違和感があることです。費用相場は2万円台で、自然な変化を求める方におすすめの施術といえるでしょう。

記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属