「唇の形が嫌いでいつも口を隠してしまう」「憧れの唇の形がありあこがれる」という方もいるでしょう。そういった方には、唇のヒアルロン酸注入がおすすめです。

ヒアルロン酸を唇に注入し、理想の唇に近づくことができれば、唇のコンプレックスも解消できます。この記事では、唇のヒアルロン酸注入のデメリット・メリットについてわかりやすく解説します。「今の唇は好みではない」と悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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唇のヒアルロン酸注入のデメリット

初めに、唇のヒアルロン酸注入のデメリットについて解説します。唇のヒアルロン酸注入のデメリットは、以下のとおりです。

・痛み・腫れ・内出血を伴う可能性がある
・アレルギー反応が起こる可能性がある
・唇が膨らみすぎることがある
・定期的に注射を打つ必要がある
・施術の仕上がりが医師の技術に左右される

唇のヒアルロン酸注入の際に起こり得るリスクをしっかり理解したうえで施術に臨みましょう。

痛み・腫れ・内出血を伴う可能性がある

ヒアルロン酸注入では注射器を使用するため、チクッとした痛みが伴います。ただし、唇は痛みを感じやすい部位でもあるため、施術時に麻酔を使用することが多いです。そのため、痛みに弱い方でも心配はいりません。

また、まれに腫れや内出血を起こすことがありますが、これらは一般的に数日〜1週間程度で解消されます。腫れが気になる場合は唇を冷やしたり、口紅で隠したりすれば通常時と同様に外出することも可能です。

アレルギー反応が起こる可能性がある

ヒアルロン酸注入では、まれにアレルギー反応を発症する方がいます。ヒアルロン酸は本来ヒトの身体に存在するものであるため、アレルギーは起こりにくいです。しかし、人工的に製造されたヒアルロン酸は、添加剤などの何らかの原因でアレルギーを起こすこともあります。過去にヒアルロン酸でアレルギー反応が出た経験がある方は、事前に医師に伝えておきましょう。

唇が膨らみすぎることがある

ヒアルロン酸注入後、「想像していたよりも唇が膨らみ過ぎている」と驚くことがあります。唇の膨らみは、ヒアルロン酸注入による腫れが原因の場合が多いです。ヒアルロン酸は次第に体内に吸収されるため、そのうちに膨らみは解消されます。「どうしても待てない」「我慢できない」という方は、担当医師に相談してみましょう。

定期的に注射を打つ必要がある

ヒアルロン酸注入による効果を維持するためには、定期的に注射を打たなくてはいけません。ヒアルロン酸を注入すると効果はすぐに現れますが、1年程度しか効果が持続しないといわれています。ヒアルロン酸は注入しても次第に体内に吸収されることが効果が持続しない原因です。そのため、効果が失われる前にヒアルロン酸を注入する必要があります。

施術の仕上がりが医師の技術に左右される

唇のヒアルロン酸注入は、仕上がり具合が医師の技術に左右されやすい施術です。唇のヒアルロン酸注入前に、本人の希望注入箇所に沿って注入量を細かく決めます。細かなパーツである唇は、少しの注入量で微妙な左右差や不自然さが目立ってしまいます。そのため、信頼できる技術の高い医師に施術をしてもらうことが大切です。

唇のヒアルロン酸注入のメリット


唇のヒアルロン酸注入にはたくさんのメリットがあります。唇のヒアルロン酸注入のメリットは、以下のとおりです。

・ダウンタイムがほとんど発生しない
・デザインが気に入らなくても時間経過で元に戻る
・好みの形を作ることができる
・Eラインを整えられる

1つずつ解説していきます。

ダウンタイムがほとんど発生しない

ヒアルロン酸注入はメスを使わないため、肌に負担が少なく、ダウンタイムがほとんど発生しません。ごくまれに内出血や腫れが発生することがありますが、1週間以内に解消されることが多いです。ダウンタイムがほとんど発生しないことから、施術当日もシャワーや洗顔、メイクも可能なので、日常生活には支障はありません。

デザインが気に入らなくても時間経過で元に戻る

ヒアルロン酸は時間と共に体内に吸収されるため、仕上がりが気に入らなくても元に戻ります。メスを使った施術では、またメスを使って施術をしなければ修正できません。ヒアルロン酸注入は何もしなくても元に戻るという点では、安心感があり、大きなメリットといえるでしょう。ヒアルロン酸が吸収されるまで待てないという方は、ヒアルロン酸を溶解する薬を注入することもできるため、心強いです。

好みの形を作ることができる

唇の形は人それぞれで、形や大きさだけでなく微妙な膨らみ具合も違います。そのうえ、理想とする唇も同じではありません。ヒアルロン酸注入は、注入量や注入箇所を調整しながら理想の唇に近づけます。「ちょっとだけ下唇を膨らませたい」「上下唇のバランスを整えたい」などの細かな願いも叶えられるでしょう。

Eラインを整えられる

唇のヒアルロン酸注入では、Eラインを整えて、理想の横顔に近づけます。Eラインは「エステティックライン」の略で、美しいといわれる横顔ラインのことです。理想とされるEラインは、「鼻先と顎先を結ぶとその線上に唇がちょうどのる」状態です。ヒアルロン酸注入を活用し、唇をふっくらさせ唇の先をうまくライン上にのせることで、美しいとされるEラインの横顔に近づけます。

唇のヒアルロン酸注入のよくある失敗


唇のヒアルロン酸注入は手軽で人気の施術ですが、まれに失敗することがあります。まず挙げられるのが、ヒアルロン酸を注入した唇が腫れぼったくなる失敗例です。俗に「ヒアル口(顔)」といわれるもので、その名のとおり「ヒアルロン酸によって腫れてしまった口や顔」のことをいいます。繰り返すヒアルロン酸の注入や注入量が多すぎたことが原因です。

また、注入されたヒアルロン酸が青白く見えることがあります。青白く見える現象は「チンダル現象」と呼ばれるもので、皮膚の薄い唇の浅い層にヒアルロン酸を注入することで青白く見えてしまいます。一般的に、ヒアルロン酸は肌に吸収されますが、チンダル現象を起こすと肌に吸収されません。このようにならないために、医師は深い部分へのヒアルロン酸注入を行います。

唇に注入するヒアルロン酸の量はごくわずかですが、しこりになるケースがあります。ヒアルロン酸の製剤は人工物であるため、しこりが発生するかもしれません。ヒアルロン酸を溶解する薬を注入すれば改善しますが、皮膚の中で膜を張った塊となった場合は溶かすことはできません。

唇のヒアルロン酸注入をした場合、表情を作る際に自分が違和感を感じるだけでなく、見ている他人も違和感を感じることがあります。特に唇を尖らせたときに感じやすいでしょう。過剰にヒアルロン酸を注入した際にこのような現象が起こりやすく「食事がしにくい」「発音がしにくい」など日常生活に支障が出ることがあります。ヒアルロン酸の注入量が適量の場合は、時間と共に解消されることが多いので安心しましょう。

ヒアルロン酸が血管を塞いでしまい、唇の皮膚が壊死することがあります。「ヒアルロン酸を血管に注入する」「ヒアルロン酸が血管を圧迫してしまう」「細い針が血管を傷付ける」ことが原因と考えられています。

唇のヒアルロン酸注入はどんな人におすすめ?


では、唇のヒアルロン酸注入はどんな人におすすめなのでしょうか。ここからは、唇のヒアルロン酸注入がおすすめな人を紹介します。唇のヒアルロン酸注入がおすすめな人は、以下のとおりです。

・魅力的な唇にしたい人
・女性らしい唇にしたい人
・輪郭やハリの悩みを抱えている人

それぞれ見ていきましょう。

魅力的な唇にしたい人

「唇の形を変えたい」「魅力的な唇にしたい」という方にという方にヒアルロン酸注入はおすすめです。ヒアルロン注入は、人気のM字型の唇や口角が上がった唇などの魅力的な唇に近づけます。メイクやセルフケアでの限界を感じた方は、唇のヒアルロン酸注入を試してみると良いでしょう。

女性らしい唇にしたい人

唇をプルンとさせて持たせたい方に、唇のヒアルロン酸注入はピッタリです。たとえば、「上下の唇にボリュームを持たせると女性らしいセクシーな唇」「上唇のみにボリュームを持たせると人中が短く見え愛らしい印象」「下唇のみプルンとさせると知的でエレガントな印象」など、女性らしい唇はさまざまです。ヒアルロン酸注入によって、唇を少しプルンとさせることで、さまざまな女性らしさを演出できます。

輪郭やハリの悩みを抱えている人

唇の輪郭がぼやけてきた、ハリがなくなってきたと感じる方にも唇のヒアルロン酸注入がおすすめです。体内のヒアルロン酸は加齢により減少します。年齢を重ね「唇にもハリがなくなった」「唇にもシワが増えた」と悩む方も多いでしょう。ヒアルロン酸の注入により、唇に保湿を与えシワを改善し若々しい唇に近づき、ぼやけた輪郭もはっきりします。ヒアルロン酸注入は年齢を感じた唇にも若々しさを与えてくれます。

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唇のヒアルロン酸注入後にしないほうが良いNG行為


次に、唇のヒアルロン酸注入後、避けるべき行為について解説します。注入後に避けるべきNG行為は、以下のとおりです。

・唇のマッサージ
・血行促進するような行為

順番に見ていきましょう。

唇のマッサージ

唇のマッサージは絶対に行うことで、腫れが長引くだけでなく、注入したヒアルロン酸が移動し、形が崩れてしまう恐れがあります。形が崩れてしまうと、せっかくの綺麗な唇も台無しです。エステに行って顔のマッサージを受けることも3週間程度は控えましょう。

血行促進するような行為

ヒアルロン酸注入後は次のような血行促進になるような行為は避けましょう。

・激しい運動
・長時間の入浴
・サウナ
・岩盤浴
・過度の飲酒

これらの行為は血行が促進され、内出血やむくみが発症したり悪化したりする場合があります。当日はシャワーのみか短時間の入浴にしておきましょう。

唇のヒアルロン酸注入の持続時間


唇のヒアルロン酸注入では、効果の持続期間は1年ほどです。もちろん個人差や使用製剤によって差はあります。先述したとおり、ヒアルロン酸は時間経過とともに体内に吸収されていきます。体内に吸収されてしまうことにより、元の唇に戻ってしまうため、定期的にヒアルロン酸注入しましょう。

唇のヒアルロン酸注入の施術時間


唇のヒアルロン酸注入は10分程度で終了します。要望の細かさによって施術時間は多少異なりますが、短時間で終了する手軽な施術です。ヒアルロン酸注入は、メスを使用しません。注射器の使用がメインになるため、メスを使用する施術に抵抗のある方でも受けやすい施術だと言えるでしょう。

唇のヒアルロン酸注入の流れ


クリニックで唇のヒアルロン酸注入を受ける際の施術の流れを紹介します。唇のヒアルロン酸注入を受ける際の施術の流れは、以下のとおりです。

1.カウンセリング
2.麻酔
3.ヒアルロン酸の注入
4.帰宅

受付完了すれば、初めにカウンセリングを受けます。カウンセリングでは、医師に希望の唇のデザインを伝えます。理想とする唇の写真などがあれば、医師にも伝わりやすいです。施術や施術後に関して、不安なことがあればカウンセリング時に遠慮なく聞いておきましょう。

唇は皮膚が薄く痛みを感じやすいため、施術前に麻酔を使用します。クリニックによってクリームや麻酔テープ、注射など使用する麻酔の種類は異なります。麻酔完了後、注射器で唇にヒアルロン酸を注入します。クリニックによっては、鏡を見て本人と確認しながら注入量を調整することがあります。

10分程度の施術が終了後、施術後の注意事項などのアナウンスがあります。洗顔、メイクは当日から可能ですが、痛みや腫れが気になる場合は数日様子を見ましょう。

唇のヒアルロン酸注入に関するよくある質問


最後に、唇のヒアルロン酸注入に関するよくある質問を紹介します。先述の内容にて、疑問や不安がある方は、ぜひご覧ください。

唇のヒアルロン酸注入後にキスをしたらばれる?

「唇のヒアルロン酸注入後にキスをすると相手にばれるのでは?」と心配している方もいるでしょう。基本的に唇のヒアルロン酸を注入したことで、ばれることはほとんどありません。

注入用のヒアルロン酸にはさまざまな固さがあります。自然さを重視するため、多くのクリニックでは唇への注入には柔らかいヒアルロン酸を使用します。そのため、注入前と注入後で唇の硬さが変わることなく、キスをしたことでばれることはありません。

唇のヒアルロン酸注入で凹凸が発生しても治すことができる?

ヒアルロン酸は注入後でも、ヒアルロン酸を溶解する薬剤を注入して溶かすことができます。そのため、時間が経てば凹凸も消えることになります。

どうしてもヒアルロン酸注入後の唇が気になるという方は、溶解剤を使用してヒアルロン酸を溶かしましょう。しかし、再度注入し直す際には、溶解剤の効果が切れるまで3週間程度空けなくてはいけません。発生した凹凸があまり酷くないのであれば、自然とヒアルロン酸が体内に吸収されるまで待つという方法もあります。

まとめ


唇のヒアルロン酸注入は唇をプルンと女性らしい魅力的にするだけでなく、加齢を感じた唇にも効果的に働きます。また、唇のヒアルロン酸注入は、ダウンタイムが少なく、施術時間も短いことから非常に人気です。しかし、唇のヒアルロン酸注入にもリスクや失敗例もあります。この記事を読んでこれらをしっかり理解したうえで、唇のヒアルロン酸注入を経験してみましょう。

ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。

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記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属