
ヒアルロン酸注入は、美容治療の一環として広く知られており、施術可能なクリニックも数多く存在します。しかし、ヒアルロン酸注入に関するリスクについては、噂程度の情報しか持たない方も少なくありません。
注入箇所や施術者の技術によっては、ヒアルロン酸注入を受けることで重篤な合併症が発生する可能性があります。中でも、失明に関しても、これまでに事例がありました。
この記事では、ヒアルロン酸注入で失明する理由やリスクが上がる要因などについて解説します。ヒアルロン酸注入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸注射を受けるなら、Wクリニック福岡院のヒアルロン酸注射がおすすめです。ヒアルロン酸注射をすることで、しわやたるみの改善、パーツや輪郭の形成をすることができます。さらに、近年肌質改善のできるヒアルロン酸も登場していて、肌のハリや弾力を出すこともできます。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのヒアルロン酸注射のページから確認することができます。
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ヒアルロン酸とは?

ヒアルロン酸は、ムコ多糖と呼ばれる成分の1つで、高い保湿効果が期待され、化粧品や美容治療に広く使用されています。
1gのヒアルロン酸は6Lもの水分を保持できる驚異的な能力を持つといわれています。
これは、500mlのペットボトル12本分の水分です。体内でも生成されるこの成分は、若々しい肌を保つために不可欠ですが、年齢とともに生成量が減少し、加齢とともに肌のハリや弾力が失われる原因の1つです。
20歳の時点で最大の量を有するヒアルロン酸も、年を重ねるごとに減少し、60歳になるとその量は23%にまで低下します。
ヒアルロン酸注入で失明する理由

ヒアルロン酸注入による失明の主な原因は、注射時に誤って血管内に注入され、血流を遮断することです。
この状態は血管塞栓と呼ばれ、眼動脈などの血管にヒアルロン酸が詰まります。その先の組織に栄養が行き渡らなくなり、結果として失明が引き起こされるのです。
特に、眉間や目の周り、鼻根など、目に近い部位へのヒアルロン酸注入によって失明が起こったという事例が報告されています。
血管を傷つけにくい器具の使用や、腕のある医師を選ぶことにより、失明のリスクは低くなるでしょう。
ヒアルロン酸注入してから失明するまで

ここでは、ヒアルロン酸注入をしてから失明するまでの過程を解説します。どのタイミングで症状が現れるのか、初期症状はどのようなものなのかなどについて解説するため、ぜひ参考にしてください。
ヒアルロン酸による失明が起こるタイミング
ヒアルロン酸による失明が起こるタイミングとしては、注入後直ちに症状が現れることが多いです。ヒアルロン酸注入から、数分以内に視覚障害の前兆が現れた事例もあります。
血流が速い眼動脈にヒアルロン酸が誤って注入されると、その部位が詰まり、視力障害や眼痛、頭痛、吐き気、発汗などの症状が現れます。
このような症状が発生した場合、失明のリスクが考えられます。注入後に異常を感じた場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。
ヒアルロン酸による失明が起こる際の初期症状
ヒアルロン酸注入による失明は、施術直後から突然発症することがあります。初期症状としては、急激な視力の低下が挙げられます。
視覚障害は非常に進行が早く、眼痛や光の感受性の増加、ものが二重に見える、視界が暗くなるなどの症状が現れることが多いです。これらの症状は、一般的には施術直後から数時間以内に急速に進行する傾向があります。万が一、視力に違和感を感じた場合には、早急な受診が必要です。
ヒアルロン酸注入による失明のリスクが上がる要因

ヒアルロン酸注入で失明するリスクを避けるには、どのような点に気をつければ良いのでしょうか。ここでは、ヒアルロン酸注入による失明のリスクが上がる原因について解説します。
医師の技術不足
ヒアルロン酸注入による失明のリスクが上がる要因の1つは、医師の技術不足です。
経験の浅い医師や適切な訓練を受けていない医師によるヒアルロン酸注射は、慎重に検討する必要があります。治療の成功には、医師の技術と信頼が不可欠です。要望を聞き入れつつ的確な施術が行える、技術が優れた医師を選びましょう。
医師の実績や技術を確認し、リスクについてもしっかりと説明を受けたうえで、治療を受けることが大切です。
施術箇所と同じ部位に手術歴が有る
ヒアルロン酸注入で失明のリスクが上がる要因の1つは、施術箇所に過去の手術歴がある場合です。
手術歴がある部位では、血管の形状や位置が通常とは異なることがあるため、ヒアルロン酸注入時に血管への誤った注入や血管塞栓のリスクを高める可能性があります。
特に、眼の周囲や顔の部位に過去に手術を受けた方は、リスクに対する十分な注意が必要です。リスクを最小限に抑えるためには、正確な情報を医師に伝え、事前にしっかりとカウンセリングを受けましょう。
安全性の低いヒアルロン酸製剤の使用
ヒアルロン酸注入による失明のリスクが上がる要因の1つは、安全性の低いヒアルロン酸製剤の使用です。
ヒアルロン酸には、多様な製品が存在し、注入する部位によって使用するヒアルロン酸が変わります。また、クリニックや施術料金によっても変動します。
安全なものかどうかはFDAやCEマークの有無で判断しましょう。厚生労働省から認可が下りているかもチェックポイントです。
日本では、厚生労働省が認可した「ジュビダームビスタシリーズ」が広く知られており、安全性が確認されています。どのような製剤が使用されているのかが気になる場合は、施術前に医師と製品についての十分な相談を行うことが重要でしょう。
ヒアルロン酸注入で失明しやすい施術部位

どの部位にヒアルロン酸を注入すると、失明のリスクが上がるのでしょうか。ここでは、ヒアルロン酸注入によって失明が生じやすい部位について解説します。
鼻
ヒアルロン酸注入において、失明のリスクが高い施術部位の1つは鼻です。鼻筋の通った鼻や高い鼻に憧れて、鼻へのヒアルロン酸注入を考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、鼻背部には血管や神経が集中しているため、注入時にリスクが高まります。誤ってヒアルロン酸が血管に達すると、血管塞栓や血流の阻害が起こり、失明のリスクが増加します。鼻への注入を検討する際は、経験豊富な医師に事前に相談し、リスクについて確認しておくことが重要です。
ほうれい線
ヒアルロン酸注入で失明しやすい施術部位の1つとして、ほうれい線も挙げられます。ほうれい線があると実年齢より老けてみられたり、不機嫌な印象を与えたりするため、改善したいと考える方も少なくありません。
しかし、ほうれい線に沿って顔面動脈が走行しているため、ヒアルロン酸注入時に誤って血管内に入り込む可能性があります。その結果、血管塞栓が起こり、失明のリスクが高まるのです。
また、顔面の構造は個人によって異なるため、注入箇所を正確に把握することが重要です。ほうれい線への注入を検討する場合も、経験豊富な医師にカウンセリングしてもらい、リスク評価について確認しておくことが重要です。
眉間
眉間へのヒアルロン酸注入も、失明のリスクが高まる施術部位の1つです。この領域には顔面動脈やその枝が存在し、注入時に血管に誤った注入してしまうとと、血管塞栓が起きたり血流が阻害されたりして、失明するリスクがあります。
眉間の解剖学的特徴や個人差を理解し、技術と経験を持つ医師に注入してもらうことが重要です。リスクを最小限に抑えるために、カウンセリングをしてもらい、事前にリスクについて確認しておきましょう。
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ヒアルロン酸注入で実際に失明した施術事例

ヒアルロン酸注入は、切らずにシワや顔の輪郭を整えられる人気の美容施術です。しかし、ヒアルロン酸注入による医療事故が報告され、注目を集めています。
たとえば、鼻を高くするためにフィラーを注入した20代の女性が、右目の視力喪失や皮膚の壊死という重大な後遺症を被った事例があります。
このような事例は、鼻だけでなくほうれい線や眉間など他の部位でも報告されており、部位は限定されていません。
ヒアルロン酸注射のプチ整形は、手軽で簡単な印象があるかもしれませんが、これらのような重篤な事故が起こることもあります。事故を起こさないようにするためにも、クリニック選びがとても重要です。
ヒアルロン酸注入で失明が起こった際の対処法

ヒアルロン酸注入によって失明の症状が現れた場合には、速やかな対応が不可欠です。注射後に急激な視力低下や視界の異常がみられる場合、ヒアルロン酸が血管内に侵入し、目の血流を阻害している可能性があります。
このような場合は、直ちに専門的な治療が必要です。具体的な処置としては、ヒアルロン酸を溶かすヒアルロニダーゼの投与や眼圧調整薬の投与、酸素療法などが行われます。
これらの治療は、ヒアルロン酸による血流障害を解消するものです。そのため、美容皮膚科だけでなく、救急医療や眼科の専門知識を持つ病院での治療をおすすめします。ただし、失明が発生すると視力の回復は難しく、完全な回復が望めないケースもあるため注意が必要です。
ヒアルロン酸注入で失明するリスクを下げるためには?

ヒアルロン酸注入で失明のリスクを下げるためには、施術を担当する医師が顔面解剖学に精通していることが不可欠です。
ヒアルロン酸の注入量を的確に調整し、異常を見逃さず早期に発見できる医師を選びましょう。針の細さは血管の誤注入に関わるため、適切なサイズの針を選択することも重要です。
誤って血管に注入していないかを確認するため、吸引テストもしてもらいましょう。ただし、慎重に施術をした場合でも、失明のリスクはゼロではありません。
また、医師と患者の間での意思疎通や、施術前のカウンセリングで顔の手術歴をしっかり伝えることなども失明のリスクを下げるためには重要です。
ヒアルロン酸による失明に関するよくある質問

ここでは、ヒアルロン酸による失明に関するよくある質問に答えていきます。ヒアルロン酸注入によって起こる失明について疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。
日本でもヒアルロン酸 による失明の事例はある?
日本でも、ヒアルロン酸による失明の事例が報告されています。
20歳の女性が美容整形目的で鼻背にヒアルロン酸を注射した直後、右眼の視力障害や後頭部痛、麻痺などの症状が現れ、眼動脈閉塞を起こしました。
搬送先の病院で行われた検査では、右眼の網膜に白濁浮腫が認められ、血流が完全に途絶えていたそうです。治療として、眼球マッサージやウロキナーゼ点滴、高圧酸素療法が行われましたが、視力回復しませんでした。
この事例から、隆鼻目的のヒアルロン酸注射では、重篤な合併症に注意が必要であることが示唆されています。
ヒアルロン酸注入後に気をつけることは?
ヒアルロン酸注入後にはいくつかの注意点があります。
施術直後の内出血を予防し回復を促すため、当日は過度な飲酒や長時間の入浴、激しい運動、サウナなどを避けましょう。
また、2〜3日は注入部を冷やすと、腫れや内出血を抑えられます。施術後の食事やシャワー、メイクは可能ですが、施術部分を避けるかパウダーファンデーションの使用がおすすめです。
さらに、施術後から3週間程度は注入部を強く圧迫しないように注意し、マッサージや美顔器の使用、エステなどを控えましょうまた、注入部位によっては歯の治療にも注意が必要です。
施術後のダウンタイムは個人差があるため、大切な予定やイベントは入れない方が無難でしょう。
まとめ

ヒアルロン酸注入は、美容のための一般的な治療法ですが、リスクも存在します。
この記事では、ヒアルロン酸注入による失明に関して詳しく解説しました。ヒアルロン酸が血管へ誤注入されることが失明の主な原因とされています。ダウンタイムの少ない施術ではありますが、リスクがないわけではありません。そのため、医師の技術や適切な施術条件の下で行うことが重要です。
また、事前にリスクを理解し、注意を払う必要もあります。ヒアルロン酸注入の施術を検討している方は、この記事を参考にして、リスクを回避してください。
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Kaoru Matsui
Wクリニック福岡院院長
松井 郁
| 2001年 | 福岡大学医学部医学科 卒業 |
|---|---|
| 2003年 | 福岡大学病院 |
| 2008年 | 独立行政法人九州がんセンター |
| 2009年 | 福岡医科歯科大学病院 |
| 2010年 | 福岡大学筑紫病院 |
| 2013年 | 医療法人 天翠会 小倉きふね病院 |
| 2021年 | Wクリニック 勤務 |
日本美容外科学会所属
