ふくらはぎボトックス注入とは？効果やメリット・デメリットもあわせて解説

近年、美容施術で注目を集めるボトックス注入では、顔の筋肉を緩める効果から、シワの改善やフェイスラインの引き締めが期待できます。一方で、ボトックスの注射は、ふくらはぎに関する悩みにもおすすめの施術です。それでは、ふくらはぎへのボトックス注入には、どのような効果が期待できるのでしょうか。

この記事では、ふくらはぎへのボトックス注入によって得られる効果や、メリット・デメリットについて解説します。ふくらはぎへのボトックス注入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。

ふくらはぎボトックス注入とは？

ふくらはぎのボトックス注射は、ふくらはぎの筋肉にボトックスを注射することで筋肉を緩めて緊張を緩和させ、ふくらはぎを細く見せる施術です。

スポーツをする方やヒールを履く機会が多い方は、ふくらはぎの筋肉が発達して足が太く見えるししゃも脚と呼ばれる状態となっています。ししゃも脚の部分痩せのために運動をしても、逆に筋肉がつくことになり、細くはなりません。

また、エステやマッサージを受けてもむくみが取れるだけで筋肉には変化がないため、ふくらはぎを細く見せることは難しいです。

ボトックスの施術では、ふくらはぎに片側5～10箇所を目安に注射します。注射後1ヶ月程度で筋肉の緊張がゆるんでいき、ふくらはぎが細くなっていきます。

ふくらはぎが太く見える原因

ふくらはぎが太く見える原因には、ふくらはぎのむくみや筋肉の肥大があります。前者が原因の場合は、エステやマッサージを行うことで部分痩せできる可能性が高いです。しかし、後者が原因の場合は、いくら脂肪を落としたとしても筋肉は残ってしまうため細くなりにくいです。

筋肉の肥大が原因の場合は、ボトックスで筋肉の緊張を緩めることで筋肉の張りを解消し、部分痩せを期待すると良いでしょう。

ふくらはぎボトックスの注入部位

ボトックス注射をする際には、腓腹筋とその下にあるひらめ筋に片方5～10箇所を目安に薬剤を注入していきます。どの部分にどれだけ薬剤を注射するかを決めるためには、全体の筋肉バランスを見ながら施術を行うことが重要です。

筋肉のつき方や左右差など、ふくらはぎの状態には個人差があるため、それぞれの状態に合わせて薬剤を注入していきます。

ふくらはぎへのボトックス注射で注意すべきなのは、注入する薬剤の量です。ボトックスの量を誤ってしまった場合には、歩行が困難になる可能性があるため、信頼できるクリニックで施術を行うことが大切です。

ふくらはぎへのボトックス注射の効果

ふくらはぎへのボトックス注射を行うと以下のような効果を得られます。ここでは、ボトックス注射によって得られる効果を詳しく見ていきましょう。

・ふくらはぎの部分痩せが期待できる
・ししゃも足の改善が期待できる
・筋肉質な見た目の改善

ふくらはぎの部分痩せが期待できる

1点目に、ふくらはぎの部分痩せが期待できることが挙げられます。筋肉を緩ませるボトックスをふくらはぎだけに打つことで、身体のほかの部位には変化を生じさせずに、ふくらはぎだけをひきしめることが可能です。

本来、部分痩せは難しいとされており、特に筋肉の部分痩せはエステやマッサージでは期待が持てません。しかし、ボトックス注射であれば、筋肉にアプローチをかけることができ、ふくらはぎをスリムに見せることが可能です。

ふくらはぎは歩行をするだけでも筋肉が付く部分であるため、筋肉にアプローチをかけられるボトックスには、一定の効果が期待できます。

ししゃも足の改善が期待できる

2点目に、ししゃも足の改善が期待できることが挙げられます。ししゃも足とは、足のラインがししゃものお腹のように膨らんで見える状態のことで、主な原因は筋肉の発達です。

ボトックス注射によって筋肉を緩ませることができるため、ふくらはぎの張りを解消し、ししゃも足を改善する効果が見込めます。

筋肉質な見た目の改善

3点目に、筋肉質な見た目を改善できることが挙げられます。

特に、ハイヒールを履く機会が多い女性は、ふくらはぎが発達しやすいため、ボトックス注射との相性が良い場合が多いです。ふくらはぎが筋肉質に見える場合は、ボトックス注射を行うことで、ふくらはぎのラインをなめらかにできます。

ふくらはぎボトックスのメリット

数ある施術方法のなかで、ふくらはぎボトックスを選択するメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、以下の3つのメリットについて詳しく解説していきます。

・施術時間が短い
・ダウンタイムが短い
・周囲にバレにくい

施術時間が短い

1点目に、施術時間が短いことが挙げられます。美容施術というと、麻酔を使った大掛かりなものを想像する方が多いのではないでしょうか。しかし、ボトックス注射の場合は、カウンセリングからボトックス注入の流れまで10分〜15分ほどで施術が完了します。

痛みに弱いから麻酔を使いたいという方でも、30分かからずに施術が終わることがほとんどです。このように、短時間での施術のため、仕事の合間や仕事帰りなど、空いた時間に日帰りで施術を受けられる点は大きなメリットといえるでしょう。

ダウンタイムが短い

2点目に、ダウンタイムが短いことが挙げられます。ダウンタイムが長い施術を行うと、日常生活に大きな影響が出ますが、ボトックス注射の場合はダウンタイムが短い点が特徴です。

ボトックス注射のダウンタイムには腫れが挙げられますが、長くても1週間前後で解消するといわれています。大半の方は、数日程度で解消する場合が多いため、歩行に重要なふくらはぎにも適した施術方法といえるでしょう。

周囲にバレにくい

3点目に、施術を受けたことがバレにくいという点が挙げられます。ボトックス注射の効果は、すぐには現れないのが特徴です。数日で効果が現れ始め、1ヶ月ほど経過したころには効果が安定します。

すぐに効果が見えると、周囲に勘付かれてしまう恐れがありますが、ボトックス注射の場合は徐々に変化していくことから、周りに気づかれにくい点もメリットです。そのため、美容施術を行ったことを周囲に気づかれたくない、という方に向いている施術方法といえるでしょう。

ふくらはぎボトックスのデメリット

ふくらはぎボトックスのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、以下の4つのふくらはぎボトックスのデメリットについて詳しく解説していきます。

・一時的に歩きにくくなる
・赤みや内出血が起こる
・効果は永久的ではない
・アレルギー反応が起こる場合がある

一時的に歩きにくくなる

1点目に、一時的に歩きにくくなる点が挙げられます。ボトックスには筋肉の緊張を緩める効果があるため、足のだるさや重さを感じて歩行に支障が生じる可能性があります。

歩行は日常生活で避けられないことであるため、仕事上歩く機会の多い方は、ボトックス注射を受ける日程の調整が必要になるかもしれません。

ただし、歩きにくくなるのは一時的なものであるため、通常数日程度、長くても1週間を目安に改善すると考えて良いでしょう。

赤みや内出血が起こる

2点目に、赤みや内出血が起こることが挙げられます。ボトックス注射は、細い針を用いる施術方法のため、赤みや内出血が起こりにくいです。しかし、針が細かな血管に当たってしまうと、赤みや内出血が生じるリスクがあります。

万が一、赤みや内出血が起こったとしても、適切な処置をすることで1週間ほどで改善していきます。過度に不安に思う必要はありません。しかし、見た目に影響があるため、覚えておくようにしましょう。

赤みや内出血のリスクを下げるためには、ボトックス注射に精通した医師がいるクリニックで施術を行うことをおすすめします。最近では、ボトックス注射を専門としないクリニックでもボトックスの施術をしているケースが増えているため、クリニック選びは慎重に行いましょう。

効果は永久的ではない

3点目に、効果が永久的ではない点も挙げられます。ボトックス注射の効果には期限があるため、継続的な効果を期待する場合には、ボトックス注射を継続的に行わなければなりません。

ボトックス注射を行うためには、費用面での負担が発生してしまうため、継続して施術を行っていくのかという点を施術前に確認しておくことが重要です。

アレルギー反応が起こる場合がある

4点目に、アレルギー反応が起こる可能性があることが挙げられます。ボトックス施術では本来体内に存在しないボトックスを注入するため、ボトックスを異物と検知してアレルギー反応が起こる可能性があります。

症状としては、腫れや赤み、かゆみが挙げられ、1週間ほどでおさまることが多いです。深刻なアレルギー症状へと発展する可能性は低いですが、アレルギーの症状が重い場合や、長引く場合は医師に必ず相談するようにしましょう。

ふくらはぎボトックスの値段はどれくらい？

ふくらはぎボトックスを検討していくうえで、費用相場も気になるのではないでしょうか。ボトックス注射は、効果を持続するために継続した施術が必要であるため、継続が可能な値段かどうかを知っておくことが重要です。

ここでは、ふくらはぎボトックスの値段について、価格変動のもととなるボトックスの単位をふまえて解説します。

ふくらはぎ ボトックスの単位とは？

ボトックスは量を単位で数えます。なぜなら、ボトックスは、粉末状の製剤を施術前に生理食塩水で希釈して使用するからです。ボトックスの種類によって希釈濃度が異なり、また、クリニックによっても希釈の濃度は異なります。

たとえば、厚生労働省の承認を受けているアラガン社のボトックスビスタは、生理食塩水1ccあたり40単位で薄めることを推奨しており、ボトックスを100単位を利用する場合には、2.5ccの生理食塩水で希釈します。

このように、ボトックス施術の際には単位で量をあらわすため、施術前に困惑しないようにあらかじめ単位の概念を理解しておくようにしましょう。

ふくらはぎボトックスの費用相場

ふくらはぎボトックスの費用相場は以下のとおりです。今回は、厚生労働省の承認を受けているアラガン社製のものと、次点で候補になりやすい韓国製のものを表にしてまとめています。

アラガン社製

50単位	3万～5万円
100単位	5万～8万円
200単位	10万～12万円

韓国製

50単位	2万～3万円
100単位	4万～6万円
200単位	7万～10万円

韓国製のものは、アラガン社製よりも安くはなっていますが、安全に施術を終えたい方は、厚生労働省に承認されているアラガン社製のものを利用すると良いでしょう。

ふくらはぎボトックス注入はこんな方におすすめ

ふくらはぎボトックス注入は、ふくらはぎが筋肉質であることを解消して足をスリムに見せたいという方や、ししゃも足に悩んでいる方におすすめです。ふくらはぎの筋肉へアプローチできるボトックスを注入することで、エステやマッサージでは得られない効果を期待できます。

また、大がかりな手術ではなく、手軽な施術で効果を感じたいという方にもおすすめです。ボトックス注射は、部位にボトックスを注入するだけで施術が完了するため、メスを用いた大がかりな手術は必要ありません。長くても30分程度で終わる施術であるため、手軽に施術を行うことが可能です。

ふくらはぎボトックスに関するよくある質問

ふくらはぎボトックスを検討中の方に向けて、よくある質問をまとめました。術中の痛みや、施術後の注意点などを記載しているので、ぜひ参考にしてください。

ボトックス注射は痛みはありますか？

ボトックス注射では極細針を使用するため、針を刺した際の痛みはほとんどないとされています。ただし、麻酔を用意しているクリニックもあるため、痛みに弱い方は麻酔を行ったうえでの施術が可能なクリニックに相談をすると良いでしょう。

施術後どれくらいからマッサージしても良いですか？

施術後72時間以降からマッサージが可能です。72時間経過すれば、ボトックスの作用位置が定まっているため、マッサージによって効果が薄れることはほとんどないでしょう。ただし、施術部位に痛みが生じる可能性があるため、本格的なマッサージはダウンタイムが完全に落ち着いてからがおすすめです。

ふくらはぎボトックスの値段はどれくらいですか？

ふくらはぎボトックスの費用相場はアラガン社製が3万円～12万円、韓国製が2万円～10万円です。ただし、使用する薬剤の種類や単位、施術部位などによって変動するので、費用相場は参考程度にするようにしてください。

まとめ

この記事では、ふくらはぎへのボトックス注入について、期待できる効果やメリット・デメリットについて解説しました。顔のパーツボトックスを注入する美容施術が多いですが、ふくらはぎにも効果があることがわかりました。

ふくらはぎの太さや筋肉の張りが気になる方は、ボトックスの注入を検討してみるのも良いでしょう。

ボトックス注射の施術を受けるなら、Wクリニックがおすすめです。ボトックス注射の施術を受けることで、ガミースマイルが改善されたり、シワを目立たせなくさせたり、肌のハリや弾力を出したりなど、若々しい印象を持ってもらえるようになるでしょう。若々しい見た目のままでいたいという方は、ぜひ一度Wクリニックに相談してみてください。料金や施術の詳細、実際の症例が気になるという方は、Wクリニックのボトックスのページから確認することができます。