「シミが気になるな・・・」
「シミ治療をしたいけどどのような治療があるのか知りたい」

 

そんなお声をよくいただきます。

 

シミ治療に有名なのはルメッカ、ピコトーニング、QスイッチYagレーザーがあります。そこで、今回はそもそもシミができる原因とその治療法であるこの三者の違いについて解説していきます。

 

Wクリニック福岡院ではシミ取り治療の実績も多く、顔のシミが気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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そもそもシミができる理由

シミのもとであるメラニンは、メラノサイトという細胞から作られます。メラニンは、細胞やDNAを壊してしまう紫外線から肌を守る役目があります。

 

通常、メラニンは皮膚のターンオーバーによって約28日かけて皮膚の表面に徐々に押し上げられ、身体の垢と一緒に排出されます。

 

しかし、紫外線を長時間浴びたり、皮膚に刺激が加わるとメラノサイトが活性化して、メラニンがどんどん作られてしまいます。

 

また、加齢や不規則な生活などを続けることによって、肌のターンオーバーのサイクルが崩れ、メラニンが肌の中にとどまり蓄積します。

 

結果、それが「シミ」と呼ばれる形で肌に現れます。

ルメッカについて


ルメッカはフォトフェイシャルという施術に用いられる機器です。ルメッカは、IPLと呼ばれる特殊な光を肌に向けて照射できます。

 

少ないエネルギーで高いレベルの治療ができ、目的に応じて2種類のアプリケーターを使い分けして施術します。

 

ルメッカは、シミの原因となっているメラニンを光で壊して、肌の代謝を活発化させてシミを薄くしていきます。

 

光と熱の作用により、コラーゲン繊維やエラスチンの再生が促進されるため、肌全体の若返りも期待できます。

 

ルメッカの頻度は、約1ヶ月におきに5回ほど受けて様子をみていただくのが良いです。個人差はありますが、ルメッカのほうが少ない回数でシミの治療ができます。

ルメッカがおすすめの方

濃いしみや広範囲のそばかすの場合は、ルメッカがおすすめです。

 

ただし、シミの状態によっては、ルメッカでの治療も難しい場合があります。

 

とりわけ、肝斑は、強い刺激を与えると悪化してしまう可能性があります。

 

ルメッカの照射パワーで、肝斑が悪化するリスクがあるため、肝斑がある方にはおすすめできません。

トーニングについて

レーザートーニングは、炎症を起こさないくらいの低出力のレーザーでメラニン色素を徐々に減らしていく治療法で、肝斑や炎症後色素沈着の方に効果的です。

 

具体的には、

・薄いシミが多い方

・そばかすが気になる方

・色むらを解消したい方

 

におすすめです。

 

中でもPTPトーニングは、レーザーをダブルパルス(2分割)で照射するため痛みも軽減され、台形型に均一なエネルギー(トップハット型)を 偏りなく照射することができます。

 

さらに、PTPトーニングは、白抜けの原因といわれる「サイトカイン」の生成を抑えることができるので、白抜けの心配がありません。

 

間隔として、1週間〜2週間ごとに、5〜10回程度行います。

 

実際の施術の状況はこちらです。

 

また、実際の症例写真はこちらになっています。

明らかに、照射前と後で肌のシミの状態が改善されているのがわかるかと思われます。より詳しくは、症例写真のページをご覧ください。

 

なお、個人差はありますが、赤みやほてり、かゆみ、湿疹などが出る場合があります。

 

これらは自然におさまりますが、症状がひどい場合はご相談ください。

QスイッチYAGレーザーについて

トーニングと同様、レーザー治療です。なおレーザー治療については「シミ取りレーザーの種類とクリニック選びについて」もご参考ください。

基本的にしみはレーザーで治療される場合が多いです。

 

Yagレーザーは基本的には一度の照射でシミを改善します。濃くて大き目のシミも照射が可能です。

 

ピンポイントで気になるシミがある、濃いシミをできるだけ早く取りたいという場合、スポットで照射するシミ取りがあります。

 

なお、<span class=”c_yellow”>気になる部分はシミ取りのQスイッチで、シミ予防としてトーニングを受けるということは可能</span>です。

 

スポット照射は、強いパワーでレーザーを照射するため、ダウンタイムが生じます。

 

照射後、数日は外用薬塗布と大きさや濃さによってはテープ保護が必要となります。

 

さらに、肌の状態によっては、受けて頂けない可能性もございます。

 

QスイッチYAGレーザーによるスポット照射は、紫外線が強くなる4月から9月は施術を控えてもらっています。

 

10月から2月ごろに受けると良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?

 

シミ治療といっても様々な方法があります。どの治療法が良いかは、なかなか専門家でないと判断しづらい部分ですので、素人でこの治療法と選ぶことは避けましょう。

 

Wクリニック福岡院では、シミ取り治療の奨励実績も多く、安心して受けていただけます。

 

自分の顔のシミが気になる方は、一度お気軽にWクリニック福岡院にお越しください。

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記事監修医師プロフィール

Kaoru Matsui

Wクリニック福岡院院長

松井 郁

2001年 福岡大学医学部医学科 卒業
2003年 福岡大学病院
2008年 独立行政法人九州がんセンター
2009年 福岡医科歯科大学病院
2010年 福岡大学筑紫病院
2013年 医療法人 天翠会 小倉きふね病院
2021年 Wクリニック 勤務

日本美容外科学会所属