肌を生まれ変わらせる!美容皮膚科のおすすめピーリング施術を紹介

「年齢とともに肌トラブルが増えた」「セルフケアではなかなか改善しない」と肌悩みを持つ方もいるでしょう。

市販の基礎化粧品を用いたセルフケアで改善しなかった肌悩みも、美容皮膚科の治療で肌の表層よりも深い層にアプローチすることで効果を実感できる可能性が高いです。

この記事では、スキンケアと美容皮膚科での肌質改善治療の違いについて解説します。

あわせて、肌悩み別におすすめの美容皮膚科治療を紹介するので、セルフケアでの改善に限界を感じる方やクリニックでの治療を検討している方の参考になれば幸いです。

スキンケアと美容皮膚科での肌質改善治療の違い


スキンケアと美容皮膚科での肌質改善治療の違い

肌質改善とは自身の肌質を正しく理解し、スキンケアや治療で健康かつ美しい肌に整えることを指します。

肌質改善の方法として、スキンケアと美容皮膚科での治療が挙げられますが、違いは以下のとおりです。

方法 効果
市販商品によるスキンケア 肌の表面である角質層までにしか浸透しない
美容皮膚科の治療 ・角質層よりもさらに深いところにアプローチできる
・医師の診察にもとづき適切な治療法や薬剤を選べる

それぞれの違いについて詳しくみていきましょう。

市販商品によるスキンケア

市販の化粧水や乳液・美容液などを使用したスキンケアでは、成分が肌の表面である角質層までしか浸透しません。

市販のスキンケア用品が肌の表面までしか浸透できないように法律で定まっているため、どの商品もあくまで保湿を目的として作られています。

たとえば、コラーゲンやヒアルロン酸が配合された化粧品を使っても、ケアできるのは肌表面までであり、真皮までケアが必要な深いシワやたるみは改善できないことを理解しておきましょう。

美容皮膚科の治療

美容皮膚科での治療は、施術方法によって角質層よりもさらに深い部分にアプローチできます。

近年では、自宅で使用できる美容機器もさまざまな種類が販売されるようになりました。

しかし、美容皮膚科で使用する機器のほうが肌に美容成分を浸透させる力が強いなどの理由から、より効率よく効果を感じられるでしょう。

また、医師に診てもらうことで、ご自身のお悩みや肌質、そのときのコンディションに合った適切な治療法や薬剤を選べることも大きな利点です。

特に、以下の肌悩みを持つ方は、美容皮膚科で肌質改善について相談するのがおすすめです。

  • ニキビ・ニキビ跡
  • 毛穴の詰まり
  • くすみ・肝斑
  • シミ・そばかす
  • シワ
  • ハリ不足

ご自宅でのケアに限界を感じる方は、美容皮膚科でカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。


生活習慣の見直し

また、肌質を改善するには、丁寧なスキンケアとともに以下の生活習慣の見直しが効果的です。

  • 睡眠
  • 食生活
  • 紫外線対策

質のよい睡眠や栄養バランスのとれた食事は、美肌を目指すためには欠かせません。

また、美肌の大敵である紫外線はシミやそばかすだけでなく、シワ・たるみの原因でもあります。

日焼け止めだけでは紫外線を防ぎきれないため、天候に応じて日傘や帽子・サングラスなども使用しましょう。

【お悩み別】美容皮膚科でできるおすすめ肌質改善治療


【お悩み別】美容皮膚科でできるおすすめ肌質改善治療

美容皮膚科でできる肌質改善治療をお悩み別にまとめました。

肌悩み 治療法
ニキビ・ニキビ跡 ケミカルピーリング・ポテンツァ・ダーマペン4
毛穴 ケミカルピーリング・ダーマペン4・レーザートーニング・フラクショナルCO2レーザー
シミ・そばかす ケミカルピーリング・フォトフェイシャル・ピコレーザー
肝斑・くすみ レーザートーニング・ピコトーニング

それぞれ詳しく解説していきます。

ニキビ・ニキビ跡

ニキビ・ニキビ跡

美容皮膚科で行われるニキビ・ニキビ跡への代表的な治療法は、以下のとおりです。

  • ケミカルピーリング
  • ダーマペン4
  • ポテンツァ

塞がった毛穴に皮脂が詰まった白ニキビから悪化して、炎症を起こした赤ニキビにまでなると、ニキビ跡になる可能性が高まります。

肌の状態に合わせた治療で、ニキビが悪化することの予防、またニキビ跡の改善が見込めます。


ケミカルピーリング

酸性の薬剤を肌に塗り、古い角質や表皮上層を取り除くことでターンオーバーを正常な状態に戻す治療方法です。

毛穴の詰まりも取り除けるため、ニキビ・ニキビ跡や毛穴の開き・黒ずみなどに効果が期待できます。

使用する薬剤によって副作用やダウンタイムが異なるため、クリニックでの取り扱いを確認したうえで自分に合ったピーリング方法を選択しましょう。


ダーマペン4

極細の針で肌に穴を開け、肌の自然治癒力を利用してコラーゲンやエラスチンなどの美肌成分の生成を促進する治療方法です。

施術を受けた肌は、自然治癒力により回復する過程でターンオーバーが促進されるため、肌質の改善が期待できます。

ダーマペン4はニキビやニキビ跡・毛穴の開きだけでなく、シワや色素沈着などの肌悩みに効果的です。

なかでも、ニキビ跡やクレーターの凹凸など、セルフケアでは改善が難しい肌悩みにもおすすめの方法といえるでしょう。

ダーマペン施術後に肌悩みに合った薬剤を塗布すると、より効果を感じられます。

なお、ダーマペンには、「ダーマペン3」「ダーマペン4」とタイプが2つあります。 大きな違いは針の深さで、ダーマペン4のほうがより深く刺せます。


ポテンツァ

微細な針を肌に刺し、針先からRFと呼ばれる高周波を照射することで、肌のターンオーバーを正常化しコラーゲン生成を促す治療方法です。

RFが流れた部位はタンパク質の熱凝固が生じます。この熱凝固は皮膚の修復可能な損傷で、創傷治癒がすぐに始まります。

加えて、ダーマペンと同様に微細な針を刺したことでも創傷治癒が促され、ニキビ跡・肝斑・毛穴の開きなど幅広い肌悩みに効果が期待できます。

美容皮膚科で使用される機器のなかでも最先端機器であり、ダーマペンの進化版と呼ばれています。

毛穴

毛穴

美容皮膚科で行われる毛穴への代表的な治療方法は、以下のとおりです。

  • ケミカルピーリング
  • レーザートーニング
  • ダーマペン4(上記で解説)
  • フラクショナルCO2レーザー

ここでは、レーザートーニングとフラクショナルCO2レーザーについて解説します。


レーザートーニング

医療用レーザーをごく微弱なパワーで照射し、緩やかにメラニン色素に働きかけることでメラニンを分解する方法です。

メラニン分解により、くすみや肝斑を目立たなくする効果が期待できます。

また、レーザーの温熱効果で皮膚のコラーゲン生成を促し、肌のハリアップや毛穴の開きの改善なども見込めます。

弱いパワーのレーザーを使用するため、肌質改善のためには複数回の治療が必要です。


フラクショナルCO2レーザー

レーザー照射により肌に極小の穴を開け、創傷治癒効果を利用してターンオーバーを促進させる治療方法です。

皮膚の深い層までアプローチできるため、毛穴や皮膚表面の凹凸・ニキビだけでなく、たるみやニキビ跡にも効果的です。

レーザーによる温熱効果によりコラーゲンの生成も促進され、肌のたるみが原因である毛穴の開きも改善できるでしょう。

シミ・そばかす

シミ・そばかす

シミ・そばかすに対して美容皮膚科で行われている代表的な治療方法は、以下のとおりです。

  • フォトフェイシャル
  • ピコレーザー
  • ケミカルピーリング

シミやそばかすの原因は大きく2つで、「メラニンが増殖した(している)こと」と「ターンオーバーの乱れからメラニンが代謝されないこと」だといわれています。

シミ・そばかすを改善したいときは、医師に相談し、肌の状態と原因を見極めたうえで適切な施術方法を選ぶことが重要です。

ここでは、フォトフェイシャルとピコレーザーについて解説します。


フォトフェイシャル

IPLと呼ばれる広範囲の光を照射することで、メラニンを分解する治療方法です。

コラーゲンを作り出す線維芽細胞のはたらきを活性化させるため、シミ・そばかすだけでなく毛穴やキメなどの肌悩みの改善も期待できます。

フォトフェイシャルの光はターゲットのみに反応することから、周りの組織を傷つけずに施術可能です。


ピコレーザー

シミ・そばかすなどに効果的なメラニンを減らすレーザー治療です。

1兆分の1秒である「ピコ秒」という非常に短い照射時間のため、従来のレーザー治療よりも熱ダメージが少なく施術時の痛みが少ないという特徴があります。

ピコレーザーには照射モードが3種類あります。

照射モード 期待できる効果
ピコトーニング シミ・くすみ・肝斑を徐々に薄くする
ピコフラクショナル ニキビ跡・毛穴・小ジワを改善する
ピコスポット シミ・そばかすをピンポイントで除去する

症例に合わせた施術が必要となるため、担当医とも相談して自分に合った照射モードを選びましょう。

肝斑・くすみ

肝斑・くすみ

美容皮膚科で行われる肝斑・くすみに対する代表的な治療方法は、以下のとおりです。

  • レーザートーニング
  • ピコトーニング

肝斑・くすみに対する美容皮膚科での治療には、主にレーザー治療を実施します。

ピコトーニングはピコレーザーの一種で、レーザーを肌から少し離して照射することで皮膚のメラニンを徐々に減らす照射方法です。

皮膚の深い部分にある肝斑のメラニン色素までレーザーが届き、肌のくすみや色ムラなどを目立たなくし、トーンアップや美肌へ導きます。

また、施術以外にトラネキサム酸やビタミンCといった内服薬や、メラニン合成抑制剤などの外用薬を併用することもあります。

肝斑の場合、ホルモンバランスの変化が原因となることもあるため、ホルモン剤を服用している場合は担当医に伝えておきましょう。

Wクリニックの「カスタマイズ治療」はお肌の専門医が最適治療をカスタマイズします


カスタマイズ治療

カスタマイズ治療とは、皮膚科専門医が患者様に合わせてオーダーメイドで行う複合治療のことです。

医療機関であるWクリニックならではのオリジナル美肌治療によって、肌質を改善し美肌へと導きます。

シミの種類やシワのできやすさ・毛穴の状態など、肌の状態は一人ひとり異なるもの。

また、レーザー治療ひとつでも、肌の状態によって効果的な施術後、現状では別のアプローチ方法が良いこともあります。

Wクリニックはレーザーだけでも複数の機器が揃い、皮膚全層に働きかける施術を組み合わせられます。

ほかにも、ピーリングやダーマペン・点滴など、さまざまな施術がカスタマイズ治療の対象です。

ひとつの施術だけでは限界がみられる場合でも、Wクリニックのカスタマイズ治療により肌質の改善の効果を感じられるでしょう。

カスタマイズ治療の詳細はこちら

記事まとめ:美肌になるには信頼できるクリニック選びがポイント


記事まとめ:美肌になるには信頼できるクリニック選びがポイント

年齢とともに増える肌悩み。

市販の基礎化粧品は肌の表面である角質層までしか浸透しないため、自宅でのセルフケアのみでは期待するような肌質改善につながらないことも多いのではないでしょうか。

角質層よりも深い層にアプローチできる美容皮膚科での施術は、なかなか改善しない肌悩みを持つ方におすすめです。

肌質改善するには個々人の肌に合わせた施術が必要であるため、信頼できる美容皮膚科選びが重要です。

自分でのケアに限界を感じている方は、一度クリニックで相談してはいかがでしょうか。

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