赤ら顔、酒さ、毛細血管拡張症

医学的には、毛細血管拡張症と呼ばれる皮膚疾患です。酒さ(しゅさ)なども毛細血管拡張症という病気の一つの症状です。
酒さは、毛穴が開いて鼻が腫れたように赤くなる症状です。赤みだけでなく、ブツブツができて隆起することもあります。
毛細血管拡張症は、一般に女性に多い症状ですが、酒さは男性に見られることが多く、年齢とともに症状が悪化することもあります。
酒さは、毛細血管拡張症の一種なのですが、悪化して重症になると、ブツブツができたり、腫れあがったりして、鼻が変形してこぶができたように見えることもあります。
「酒さ」という名前からもわかるように、お酒を飲んでいなくても飲んでいるように思われることがあります。
血管腫、赤あざ

赤アザができていない通常の皮フでも毛細血管と呼ばれる細い血管が通っていますが、赤アザの場合は血管が以上に太かったり増殖したりしているために、血液の流れが盛んになって皮フの表面にまで血液の色があらわれているのです。
アザの色には、薄いピンクに近い色もあれば、黒っぽい濃い赤色もあります。
大きく分けて、表面が盛り上がっているものが、「いちご状血管腫」という赤あざで、表面が平らなものが「単純性血管腫」という赤あざです。
静脈瘤

心臓から脚に送られた血液の還流が正常に行われなくなることで引き起こされます。
下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)は足の血管の病気です。下肢とは足のことで、静脈瘤は血管(静脈)が文字どおりコブ(瘤)のようにふくらんだ状態のことをいいます。
下肢静脈瘤は良性の病気ですので急に悪化したり命の危険はありませんが、足のだるさや、むくみなどの症状が慢性的におこります。
まれに湿疹ができたり、皮膚が破れる潰瘍(かいよう)ができ重症になることがあります。
下肢静脈瘤は下半身に血が溜まる「うっ滞」が主な原因となって引き起こされますが、デスクワークの人や立ち仕事など、長い時間、足が下がった状態でいる人に、男女問わず多く見られ、若い人にも見られます。
また妊娠・出産を経験した女性に圧倒的に多くみられます。
血管性病変(赤ら顔、毛細血管拡張症、血管腫、静脈瘤)に適した治療法
※症状によって治療法が変わりますので、まずは診察でご相談下さいませ。
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エクセルV
血管性病変の症状に効果的なレーザーです。赤ら顔(毛細血管拡張症)や静脈瘤などなかなか治療しにくい症状を改善することができます。それだけでなく、シミ・美白・お肌の引き締めといった、ほとんどの皮膚科疾患に対応する、次世代ハイスペックレーザーです。
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ポテンツァ
微細な針(マイクロニードル)をお肌に刺入し、針の先からRF(高周波)を照射することで、にきび跡、毛穴の開き、小じわなど、さまざまな肌の悩みに働きかける治療機です。
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ジェネシスV
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