陥没乳頭手術
凹んでいる乳首、平坦な乳首のことを陥没乳頭と言います。
原因は、乳腺と乳管の発達のアンバランスで起こります。
乳首を指で引っ張っても外に出ないものを「真性」、すぐに出るものを「仮性」と呼び、その状態をそのまま放っておくと、授乳ができないというケースもあります。
「仮性」の場合、授乳可能な場合もありますが、「真性」と同様、へこんでいる部分に汚れがたまり、雑菌が繁殖し、乳腺というお乳をつくる器官が炎症を起こす乳腺炎という病気になるケースもあります。
陥没乳頭は立派な病気と判断し、出産するまでにきちんと治療することをおすすめします。
原因は、乳腺と乳管の発達のアンバランスで起こります。
乳首を指で引っ張っても外に出ないものを「真性」、すぐに出るものを「仮性」と呼び、その状態をそのまま放っておくと、授乳ができないというケースもあります。
「仮性」の場合、授乳可能な場合もありますが、「真性」と同様、へこんでいる部分に汚れがたまり、雑菌が繁殖し、乳腺というお乳をつくる器官が炎症を起こす乳腺炎という病気になるケースもあります。
陥没乳頭は立派な病気と判断し、出産するまでにきちんと治療することをおすすめします。
特徴
陥没乳頭手術も様々な手術方法があります。
これら手術法に共通するのは、乳頭を引っ張り出してしてその根本を切開し、細くして逆戻りを防ぐという方法です。
短短時間の治療で終了し数ミリの切開で効果が出る「埋没法」と、乳首の周囲を3か所ほどZ型に切開する「難波法」と、重度の陥没が見られる方には「皮膚切開法」の3種類が代表的です。
保険が適応される場合もございますので、まずは診察でお気軽にご相談くださいませ。
これら手術法に共通するのは、乳頭を引っ張り出してしてその根本を切開し、細くして逆戻りを防ぐという方法です。
短短時間の治療で終了し数ミリの切開で効果が出る「埋没法」と、乳首の周囲を3か所ほどZ型に切開する「難波法」と、重度の陥没が見られる方には「皮膚切開法」の3種類が代表的です。
保険が適応される場合もございますので、まずは診察でお気軽にご相談くださいませ。
埋没法と難波法
皮膚切開法
重度の場合は、皮膚切開法で行います。
陥没乳頭は美容的な問題だけではありません
乳首の見た目だけではなく、「真性の陥没乳頭」の場合は授乳ができません。
「仮性の陥没乳頭」の場合は、授乳は可能ではありますが、真性と同じく凹んでいる部分に汚れが溜まって雑菌の繁殖しやすい状況を作ってしまいます。 それにより、乳腺炎という病気を併発するリスクが高くなってしまいます。
「仮性の陥没乳頭」の場合は、授乳は可能ではありますが、真性と同じく凹んでいる部分に汚れが溜まって雑菌の繁殖しやすい状況を作ってしまいます。 それにより、乳腺炎という病気を併発するリスクが高くなってしまいます。
乳腺炎という病気のリスク
乳腺炎とは、母乳を作るための乳腺という器官が炎症を起こしてしまう病気です。
放置していると、正常な乳腺の部分まで炎症が広がってしまい、うつぶせで寝ることもできないぐらい激しい痛みを伴い、発熱や悪寒で日常生活に支障をきたすことになります。
更に放置すると、膿が溜まり乳房内に膿瘍ができ、どんどん悪化していきます。
そうなってしまうと、切開排膿での処置が必要となります。
放置していると、正常な乳腺の部分まで炎症が広がってしまい、うつぶせで寝ることもできないぐらい激しい痛みを伴い、発熱や悪寒で日常生活に支障をきたすことになります。
更に放置すると、膿が溜まり乳房内に膿瘍ができ、どんどん悪化していきます。
そうなってしまうと、切開排膿での処置が必要となります。
※陥没乳頭手術は保険適応になる場合があります!
陥没乳頭治療に保険が適応されるには、陥没乳頭により今後授乳に障害がある・困難であると思われる場合です。
また、ご年齢が25~40歳未満の方に限り適応になります。
最終的には医師の診断によりますので、まずは診察を受けて頂くことをおすすめします。
また、ご年齢が25~40歳未満の方に限り適応になります。
最終的には医師の診断によりますので、まずは診察を受けて頂くことをおすすめします。
ダウンタイム
- 【施術時間】・・・手術方法で異なりますが、40分~90分ほどで終了します。
- 【麻酔】・・・局所麻酔で行います。痛みに弱い方はリラックスできる笑気麻酔もございます。
- 【腫れ・傷跡】・・・傷跡は乳頭に沿って切開するのでほとんど目立ちません。腫れや赤みは個人差はありますが、1~2週間ほどで治まります。
- 【通院ペース】・・・抜糸のために1週間後に1回診察にお越しください。
- 【お薬】・・・5日分~7日分(抗生剤/痛み止め)
- 【シャワー・入浴】・・・シャワーは当日より可能です。入浴はお体を温めると腫れが長引く場合がありますので、抜糸の翌日からにしてください。
- 【備考】・・・患部に糸がついた状態ですので、抜糸まではキャップのような器具で保護します。必要以上に患部は触らない様にしてください。
よくある質問
- 初回に施術可能ですか?
- 初回はカウンセリングのみとなります。
カウンセリング後に、ご希望の日程で担当医師の予約をお取りください。
その際、手術代金の100%がご予約金となり、お支払い終了後ご予約確定となります。 - 傷跡は目立ちませんか?
- 術後直後は、麻酔や切開による腫れもあり、縫合糸もついているため、どうしても手術跡は目立ってしまいます。
術後7~14日ほどで行う抜糸が終わると、切開口も治癒して腫れも引き、ぱっと見ではほとんど目立たない状態になります。
徐々に他の部分となじんでいきますので、時間がたつにつれ、人目にわかってしまう心配はまずないのではと思います。 - 術後、どれくらいで普段の生活に戻れますか?
- シャワーは創部が濡れなければ手術当日からもできますので、日常生活に大きな支障はないと思います。
但し、術後は1~2週間ほど腫れが出る可能性があるので、この間は飲酒や激しい運動、長湯などはできるだけ控えたほうが術後の経過がよくなります。
また、術後約7~14日ほどで抜糸が終了するまでは、ブラジャーをソフトなものにするなど、乳頭周辺を圧迫しすぎないようご注意ください。 - 陥没乳頭施術と同時に乳輪縮小や乳頭縮小は可能ですか?
- 陥没乳頭施術と乳輪縮小または乳頭縮小は、同時に行えることが可能なケースと、行うことができないケースがあります。
その方の乳頭や乳輪の状態によって、2回に分けなければできない場合があるのです。
診察で医師がしっかりと判断して適切な方法をご提示いたします。
ご希望を十分にお伝えのうえ、じっくりとご相談ください。 - 他院で手術したのですが、形が気に入りません。修正してもらえますか?
- 修正手術が可能であるかどうかは状態によるので、診察させていただいてからの判断となります。
- 妊娠・授乳中でも手術できますか?
- 大変申し訳ございませんが、妊娠・授乳中の方は施術をお断りさせて頂いております。