なかなか改善しないニキビやニキビ跡に悩んでいる方は、美容皮膚科で症状に適した治療を受けるのがおすすめです。
しかし、なかには「美容皮膚科の治療は種類が多すぎてどれを選べばよいのかわからない」「自分に合う治療はどれだろう」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、効果的な美容皮膚科の治療やおすすめの美容皮膚科について詳しく解説します。
美容皮膚科に通って肌荒れを改善したい方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
目次
ニキビや跡の原因
ニキビやニキビ跡の治療を始める前に、まずはそれぞれの原因を押さえましょう。
まず、ニキビができる原因は、毛穴のつまりや過剰な皮脂の分泌で引き起こされるアクネ菌の増殖です。
肌の新陳代謝であるターンオーバーの周期が乱れると、古い角質が排出されずに蓄積されて毛穴が塞がれやすくなります。
そこに過剰な皮脂分泌が起こると、皮脂で毛穴が詰まってしまい、アクネ菌が増殖してニキビができます。
さらに、色素沈着や赤み、クレーターなどができることでニキビ跡として残ってしまうのです。
ニキビは、生活習慣の乱れ・ストレス・間違ったスキンケア・ホルモンバランスの乱れ・便秘などあらゆる要因で引き起こされます。
肌荒れしやすい方は、美容皮膚科で治療を受けると同時に、これまでの生活を振り返って肌が荒れる要因を見つけましょう。
ニキビの種類
ニキビは、初期の状態から悪化した状態までそれぞれ特徴が異なり、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビと3つの種類に分けられます。
ここからは、3種類のニキビの特徴について詳しく解説します。
美容皮膚科でニキビの治療を受ける前に、自分のニキビはどのような状態のニキビなのか確かめてみましょう。
白ニキビ
白ニキビは、白~乳白色に見える初期段階のニキビのこと。
毛穴に皮脂が詰まって古くなってはいるものの、薄い皮膜で覆われているため表面は閉じています。
毛穴が閉じていることから、「閉鎖面皰(へいさめんぽう)」と呼ばれています。
触るとザラザラしているものの、腫れや痛みなどの炎症が起きていないため、ニキビに気づかないことも。
放置しておくと症状が悪化する恐れがあるため注意が必要です。
毛穴にたまった皮脂を排出できるよう、古い角質や皮脂を除去する治療を行うと効果的です。
また、メイクや皮脂の汚れが毛穴に残らないよう肌を清潔に保つようにすると、白ニキビを防げます。
黒ニキビ
黒ニキビは、白ニキビが進行した状態のことで、医学的には「開放面皰(かいほうめんぽう)」と呼ばれています。
皮脂が盛り上がってニキビができている部分の毛穴が開き、空気に触れて酸化することで黒っぽく変色するのが原因です。
痛みや赤みなどの炎症がなく、ほくろや毛穴汚れと見間違えやすいため、対策が遅れて症状が進行しやすいことも。
黒ニキビができたときには、古い角質や皮脂を除去することで、皮脂を排出できるように治療すると効果的です。
赤ニキビ
赤ニキビは、黒ニキビが進行し状態が悪化したニキビであり、医学的には「紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)」と呼ばれています。
毛穴に詰まった皮脂にアクネ菌が繁殖して、炎症を起こすことでニキビが赤く腫れあがります。
赤みが強く、痛みやかゆみなどを感じるケースもあります。
赤ニキビを防ぐためには、炎症を起こす前の初期段階である白ニキビのときにしっかりケアすることが大切。
赤ニキビができたときには、炎症を抑えられるよう美容皮膚科で治療を受けましょう。
美容皮膚科で治療を受けずに炎症を放置しておくと、跡になる恐れもあるので注意が必要です。
肌荒れの跡の種類
ニキビと同様、ニキビ跡にもいくつか種類があります。
症状や原因によって適切な治療が異なるので、美容皮膚科で治療を受ける前に、どのタイプのニキビ跡ができているのかチェックしてみましょう。
赤みが残るニキビ跡
赤みが残るニキビ跡は、炎症が落ち着いても肌内部で炎症が続いていたり、うっ血が起こっていたりすると発生します。
赤ニキビの炎症がなかなか治らずに長引くと、赤みが残る跡になりやすい傾向があります。
肌を健康的に保っていれば、徐々に赤みが引いて、2ヶ月ほどで症状が治まるでしょう。
色素沈着のニキビ跡
色素沈着のニキビ跡は、ニキビがあった場所に茶色もしくは紫色のシミのような跡が残るのが特徴。
茶色のニキビ跡は、炎症から肌を守るためにメラニン色素を過剰に生み出し、そのメラニン色素が排出されずに残ったのが原因です。
紫色のニキビ跡は、ニキビ周辺の毛細血管を破壊した場合に起こります。
ニキビを発症した箇所が茶色や紫色になり、シミのように見えるニキビ跡です。
凹凸のあるにきび跡
凹凸のあるニキビ跡は、「クレーター」とも呼ばれるニキビ跡です。
炎症が悪化して毛穴の壁を破壊し、周辺組織まで広がると凹みが生じてクレーターができやすい傾向があります。
自然治癒は難しいため、美容皮膚科などの医療機関で治療を受けて改善しましょう。
ニキビが治る!効果的な美容皮膚科の人気&有名治療
美容皮膚科には、ニキビに効果がある治療方法が数種類あります。
しかし、あまり美容皮膚科や病院で治療を受けない方はどの治療方法を選べばよいのかわからずに悩んでしまうのではないでしょうか。
ここからは、ニキビに効果がある美容皮膚科の人気治療について詳しく解説します。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を顔全体に塗布し、肌表面に残る古い角質や皮脂、汚れなどを除去する美容皮膚科の治療です。
まだ炎症を起こしていない白ニキビや黒ニキビに適しています。
また、ターンオーバーの周期が整うため、古い角質が肌に残りにくくなり、ニキビの原因にアプローチできるのがうれしいところ。
繰り返す肌荒れに悩んでいる方にもおすすめです。
ウーバーピール
ウーバーピールとは、ダーマペンと専用のピーリング剤を併用した美容皮膚科の治療のこと。
ダーマペンで肌に小さな傷を負わせたあと、肌にピーリング剤を塗布し、表皮の古い角質層を除去します。
肌を傷つけて自然治癒力を活かすことで肌にハリや弾力が生まれる上に、ニキビの原因となる毛穴の詰まりも改善できるのが特徴です。
毛穴の詰まりを除去するため、白ニキビや黒ニキビに向いている美容皮膚科の治療方法です。
内服薬&外用薬
美容皮膚科では、内服薬や外用薬を使用した治療を受けられます。
取り扱っている薬は美容皮膚科によって異なりますが、重症の炎症性のニキビに対応できる薬もあるため、赤ニキビに悩んでいる方にもおすすめです。
肌の状態を見て医師が適切な内服薬や外用薬を選んでくれるため、まずは診察を受けて治療方法を医師に相談しましょう。
ニキビ跡が治る!効果的な美容皮膚科の人気&有名治療
美容皮膚科では、ニキビ跡に効果がある治療も様々な種類が用意されています。
症状や原因に適した、自分に合う美容皮膚科や病院の治療方法をチェックしましょう。
ダーマペン
ダーマペンは、超極細針で肌表面に小さな穴を作り、自然治癒力でコラーゲンやエラスチンを生成させる美容皮膚科の治療です。
肌がもともと持つ回復力で、ニキビ跡だけではなく、毛穴の開きや小じわ、ハリ不足にもアプローチします。
美容皮膚科でないと治療が難しいクレーターも治療できるので、凹凸のある跡に悩んでいる方にも適しています。
ポテンツァ
ポテンツァは、超極細針で肌表面に小さな穴を開け、針先から高周波を照射する美容皮膚科の治療法です。
傷を治癒するためにターンオーバーが促されるため、肌が生まれ変わってニキビ跡が改善する効果が期待できます。
さらに、真皮へ直接熱エネルギーを送り込むので、コラーゲン生成を促してハリや弾力のある肌を目指せます。
高周波をあてながら同時に止血でき、ダウンタイムや痛みを最小限で抑えられるのも魅力です。
ジェネシスV
ジェネシスVは、2種類の波長のレーザーが搭載されており、ホワイトニングモードとタイトニングモードを組み合わせて施術する美容皮膚科の治療方法です。
ニキビ跡の赤み・色素沈着・シミ・肌の引き締め・美白など、様々な肌トラブルに対応できるのが魅力。
ゴムで弾かれたような痛みはあるものの、腫れや傷跡は残らず、レーザー特有の赤みもすぐに引くのがうれしいポイントです。
肌荒れを美容皮膚科で治療&予防するならWクリニックにお任せください
ニキビやニキビ跡を美容皮膚科で治療したい方は、「Wクリニック」がおすすめです。
内服薬や外用薬、メディカルスキンケア治療、レーザー治療など様々な治療方法に対応しており、肌荒れの状態に合わせて適切な治療を受けられます。
軽度の状態はもちろん、重度の炎症を起こしている状態でも治療を受けられるため、肌荒れしやすい方や頑固なニキビに悩んでいる方も通えます。
美容皮膚科選びに悩んでいる方は、Wクリニックで肌荒れの症状に適した治療を受けてみてはいかがでしょうか。
肌荒れを潰すことなく病院で肌荒れを治そう
この記事のポイントは、以下の3点です。
- ニキビやニキビ跡は種類によって特徴が異なる
- 症状や原因に合わせて美容皮膚科で治療を受けることが大切
- 肌荒れを繰り返さないためには、治療だけではなく生活を見直すことも重要
ニキビやニキビ跡にはそれぞれ種類があり、症状や原因などが様々です。
美容皮膚科で肌荒れを治すためには、症状や原因に合う美容皮膚科の治療方法を選ぶことが大切。
美容皮膚科で対応している治療方法を見ながら適したものを選んでもよいですが、判断に迷う場合はカウンセリングを受けて医師に相談しながら決めましょう。
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