韓国製ボトックスは、手ごろな価格や種類の豊富さから注目されています。そんな韓国製ボトックスですが、「本当に効果があるの?」「安全性は大丈夫?」と思う方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、「韓国製ボトックスの効果や特徴、アラガン社製ボトックスとの違い」を解説します。また、メリット・デメリットやおすすめの製剤も紹介します。

この記事を読めば、「韓国製ボトックスの特徴」を理解できるので、どの製剤を選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

韓国製ボトックスとは?

韓国製ボトックスは、韓国国内で開発・製造されたボツリヌストキシン製剤の総称です。一般的に、アラガン社のボトックスと比較して価格が安価であり、多くのクリニックで導入されています。

韓国製ボトックスにはさまざまなメーカーがあり、「ボツラックス」「リジェノックス」「ナボタ」などが代表的な製品です。これらは、しわやたるみの改善、エラやふくらはぎの痩身効果、多汗症治療などに使用されます。

ただし、製剤ごとに特徴や効果の持続期間が異なるため、使用する際には医師と相談しながら最適なものを選ぶことが重要です。

韓国製ボトックスのメリット・デメリット

韓国製ボトックスは、価格の手ごろさや入手しやすさから注目されています。しかし、効果の持続期間や品質に不安を感じる方もいるでしょう。ここでは、韓国製ボトックスのメリット・デメリットを詳しく解説します。

韓国製ボトックスのメリット

韓国製ボトックスのメリットは、以下のとおりです。

  • コストが抑えられる:アラガン社製に比べて価格が安く、気軽に試しやすい
  • 種類が豊富:韓国国内で複数のメーカーが製造しており、選択肢が多い
  • 入手しやすい:国内外のクリニックで扱われることが増えている
  • 即効性がある:効果が比較的早く現れる製剤もある

韓国製ボトックスは、コストパフォーマンスの高さが大きな魅力です。価格が安いため、定期的なメンテナンスが必要なボトックス施術を続けやすくなります。

また、種類が豊富で、それぞれの肌質や目的に合った製剤を選ぶことが可能です。加えて、流通量が増えているため、日本国内のクリニックでも使用される機会が増えています。

韓国製ボトックスのデメリット 

韓国製ボトックス韓国製ボトックスのデメリットは、以下のとおりです。

  • 持続期間が短い場合がある:アラガン社製と比べ、効果がやや短いと感じることがある
  • 品質のばらつきがある:メーカーによって成分や純度に違いがある
  • 抗体ができやすい可能性:一部の製剤では、長期使用によって効果が薄れるリスクが指摘されている
  • 正規品の判別が難しい:流通量が多いため、偽造品に注意が必要

韓国製ボトックスはコスト面で優れていますが、持続期間が短めだったり、メーカーによって品質に違いがあったりする点がデメリットです。特に、純度が低いものを使用すると、期待通りの効果が得られないことがあります。

また、継続的に使用することで抗体ができ、効果が弱くなる可能性があるため、慎重な選択が求められます。正規品と偽物の見分けも難しいため、安全なクリニックを選ぶことが重要です。

韓国製ボトックスの注意点

韓国製ボトックスを使用する際には、いくつかの注意点があります。

  • 正規品を取り扱っているクリニックを選ぶ:一部のクリニックでは、並行輸入品や品質の保証がない製剤を使用している可能性があるため、正規品を使用しているか確認する
  • 医師の技術力を確認する:施術の結果は医師の技術による部分も大きいため、経験豊富な医師を選ぶことが大切
  • 過去にボトックスを受けたことがある場合は医師に伝える:他のボトックス製剤を受けたことがある場合、抗体ができている可能性がある

韓国製ボトックスは価格や種類の豊富さが魅力ですが、使用する際には信頼できるクリニックで受けることが大切です。施術を検討している方は、しっかりと情報を集めたうえで、自分に合った製剤を選びましょう。

韓国製ボトックスとアラガン社ボトックスの違い

ボトックス治療を検討する際、韓国製ボトックスとアラガン社製ボトックスのどちらを選ぶべきか悩む方も多いでしょう。両者には、安全性や持続時間、価格などの違いがあります。ここでは、それぞれの特徴を比較し、どちらが適しているのかを解説します。

安全性と認証基準

韓国製ボトックスとアラガン社のボトックスは、安全性や認証基準に大きな違いがあります。

アラガン社のボトックスは米国FDA(食品医薬品局)や日本の厚生労働省の承認を受けており、長年にわたり世界中で使用されてきました。そのため、品質や安全性の信頼度が高いといえます。

一方、韓国製ボトックスは韓国国内のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けた製剤で、日本では未承認のものもあります。未承認の製剤を使用する場合、正規のルートで流通していない可能性もあり、品質にばらつきが生じることが懸念されるでしょう。

そのため、韓国製ボトックスを選ぶ際は、クリニックが安全性をしっかり確認しているかをチェックすることが重要です。

持続時間

ボトックスの持続時間には、製剤ごとに違いがあります。アラガン社のボトックスは、一般的に効果が4〜6ヶ月持続するといわれており、安定した結果を得やすい特徴があります。一方、韓国製ボトックスは製品によって差があり、3〜5ヶ月程度とやや短めです。

持続時間が短いと、その分施術の頻度が増え、長期的にみるとコストや手間がかかる可能性があるでしょう。

しかし、韓国製ボトックスの中には持続時間を向上させた製品も開発されており、効果が長めのものを選ぶことでアラガン社のボトックスに近い結果を得られることもあります。持続時間を重視する場合は、使用する製剤の特性を事前に確認することが重要です。

価格

価格の違いは、韓国製ボトックスを選ぶ大きなポイントの1つです。アラガン社のボトックスは世界的に流通しており、厳格な品質管理が行われているため、価格が比較的高めに設定されています。

施術1回あたりの費用は部位やクリニックによって異なりますが、韓国製ボトックスと比較すると高額になることが一般的です。一方、韓国製ボトックスは比較的低価格のことが多く、コストを抑えながら施術を受けたい人に向いています。

ただし、価格だけで選ぶのではなく、安全性や効果を考慮し、自分に合った選択をすることが重要です。低価格でも品質の良い製剤を選べば、満足度の高い施術が受けられる可能性があります。

どちらを選んだらいいの?

韓国製ボトックスとアラガン社のボトックスのどちらを選ぶべきかは、求める効果や安全性、コストをどの程度重視するかによって異なります。

アラガン社のボトックスは長年の実績があり、安全性や効果の持続期間が安定しているため、信頼性を重視する方におすすめです。特に、初めてボトックスを受ける方や、副作用のリスクをできるだけ減らしたい方には向いています。

一方、韓国製ボトックスはコストを抑えたい方や、短期間の効果で満足できる方に適しています。

ただし、製品ごとに品質に差があるため、信頼できるクリニックで施術を受けることが大切です。どちらを選ぶか迷った際は、医師と相談し、自分に最適な選択をすることが重要です。

韓国製のボトックスがおすすめの人

韓国製ボトックスがおすすめの人は、以下に該当する人です。

  • 費用を抑えたい人
  • 短期間で効果を実感したい人
  • 比較的軽度のしわ改善を希望する人
  • リーズナブルな価格でボトックスを試してみたい人
  • 効果の持続時間よりもコスト重視の人

韓国製ボトックスは、アラガン社の製品に比べて低価格のことが多いため、コストを抑えながらボトックス治療を受けたい方に適しています。韓また、持続時間がやや短めのため、短期間で効果を実感し、その後の変化を見ながら再度施術を受けたい方にも向いています。

比較的軽度のしわ改善や予防目的で施術を考えている場合にも、韓国製ボトックスは選択肢の1つとなるでしょう。ただし、製品の品質や安全性にはばらつきがあるため、信頼できるクリニックを選び、医師と相談したうえで施術を受けることが大切です。

アラガン社のボトックスがおすすめの人

アラガン社のボトックスがおすすめの人は、以下のとおりです。

  • 安全性を最優先したい人
  • 効果の持続期間を重視する人
  • しっかりとしたしわ改善を求める人
  • 繰り返し施術を受けることを考えている人
  • 医師の実績や技術を重視する人

アラガン社のボトックスは、FDA(米国食品医薬品局)や日本の厚生労働省に認可された製剤で、安全性と品質の安定性が高いのが特徴です。長年の使用実績があるため、安心して施術を受けたい方や、副作用のリスクをできるだけ抑えたい方に適しています。

また、韓国製のボトックスよりも効果の持続時間が長いため、頻繁に施術を受ける手間を省きたい方にもおすすめです。

特に、深いしわの改善を求める方やボトックス治療を継続的に受けることを検討している方には、信頼性の高いアラガン社のボトックスが適しているでしょう。

韓国製ボトックス製剤の種類

韓国製ボトックスは、国内外で広く使用されており、価格の手ごろさや種類の豊富さが魅力です。主な製剤には、ナボタ、ポツラックス、コアトックス、リジェノックス、ニューロノックスなどがあります。

それぞれの特徴や適した使用シーンが異なるため、施術を受ける際には製剤の違いを理解し、適切なものを選ぶことが重要です。

ナボタ

ナボタ(NABOTA)は、韓国の「デウン製薬」によって開発され、FDA(米国食品医薬品局)の認可を受けたボトックス製剤です。アメリカをはじめとする海外市場でも広く使用されており、安全性や品質の管理基準が高いのが特徴です。

純度の高いボツリヌストキシンが使用されているため、効果の持続期間が比較的長く、注入後の仕上がりが自然になるでしょう。表情じわの改善や、小顔効果を求める人に向いています。

ただし、日本国内ではまだアラガン社製ほどの認知度はないため、使用できるクリニックが限られていることがあります。

ポツラックス

ポツラックス(Botulax)は、韓国のヒューゲル社によって製造されているボトックス製剤で、韓国国内外の美容クリニックで広く使用されています。リーズナブルな価格設定が特徴で、コストパフォーマンスの良さを求める人に適しています。

なお、持続期間は約3~4ヶ月と比較的短めです。しかし、即効性が高いとされており、短期間で効果を実感したい人に向いています。表情じわの軽減や、エラボトックスとしての使用も人気です。

ただし、持続力が短いことから、定期的な施術が必要となるため、長期間の効果を求める人には向いていないかもしれません。

コアトックス

コアトックス(Coretox)は、韓国のメディトックス社によって開発されたボトックス製剤です。

通常のボツリヌストキシン製剤とは異なり、複合タンパク質を含まない「純粋型」のボトックスとして知られています。これにより、ボトックス注射の繰り返しによる「抗体」の形成を防ぐことが期待できるでしょう。

ボトックスの効果が持続しにくい、または過去にボトックス耐性ができてしまったと感じる人には、コアトックスが適しているといえます。ただし、新しい製剤のため、従来の韓国製ボトックスよりも価格がやや高めに設定されています。

リジェノックス

リジェノックス(Regenox)は、韓国のヒューゲル社が開発したボトックス製剤で、韓国国内だけでなく海外市場にも展開されています。アラガン社のボトックスと同様の構造を持つため、比較的安定した効果が期待できるとされています。

また、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)に承認されており、安全性や効果の持続性にも注目されている製剤です。

費用が抑えられるため、コストを重視する人に適しており、比較的浅いしわの改善や小顔治療に向いています。ただし、持続期間は3〜4ヶ月と短いため、長期間の効果を求める場合には、他の製剤を検討するのが良いでしょう。

ニューロノックス

ニューロノックス(Neuronox)は、韓国のメディトックス社が製造するボトックス製剤で、韓国国内の厚生労働省に相当するMFDS(食品医薬品安全処)が認可した製品です。韓国製ボトックスの中でも比較的知名度が高く、多くのクリニックで使用されています。

アラガン社のボトックスと類似した作用機序を持ち、安全性や効果が比較的安定している点が評価されています。価格も手ごろなため、継続的なボトックス治療を検討している人に向いているでしょう。

ただし、アラガン社製よりも拡散しやすい特性があるため、医師の技術によって仕上がりに差が出ることがあります。

韓国製ボトックスに関するよくある質問 

韓国製ボトックスは価格の手ごろさや種類の豊富さから注目されていますが、安全性や効果に対する疑問を持つ人も少なくありません。ここでは、韓国製ボトックスに関するよくある質問に対して、詳しく解説します。

韓国製のボトックスは危険と聞いたのですが、本当ですか? 

「韓国製ボトックスは危険」との声を聞くことがありますが、一概に危険とは言い切れません。韓国製のボトックスの中には、韓国のMFDS(食品医薬品安全庁)の承認を受けているものもあり、安全性が確認されている製剤も多数存在します。

しかし、製剤ごとに品質のばらつきがあるため、選び方には注意が必要です。また、ボトックスの効果は製剤の違いだけではなく、注入技術や適切な投与量によっても変わります。

クリニックの選び方や医師の技術が仕上がりを大きく左右するため、事前に信頼できる医療機関で相談することが重要です。

韓国製ボトックス注射を打ち続けるとどうなりますか?

ボトックスを長期間にわたって繰り返し注入すると、効果が薄れることがあります。これは、体がボトックスの成分に対して「抗体」を作ることで起こる現象です。特に、タンパク質の不純物を多く含む製剤ほど、抗体ができやすいとされています。

韓国製ボトックスの中には、純度の高い製剤もある一方で、比較的安価なものは抗体ができやすい製剤もあります。そのため、定期的にボトックスを受ける場合は、医師と相談しながら適切な製剤を選ぶことが重要です。

施術間隔を適切に空けることで、ボトックスの効果を持続しやすくすることもできます。

韓国製ボトックスは1回でも効果がありますか?

韓国製ボトックスも、アラガン社製のボトックスと同様に、1回の施術で効果を実感できます。通常、施術後2〜3日ほどで筋肉の動きが抑えられ、1〜2週間後に効果のピークを迎えます。

ただし、製剤によって持続期間や効果の強さに違いがあるため、希望する仕上がりや持続期間に応じて適切な製剤を選ぶことが重要です。

特に、初めてボトックスを受ける場合は、持続期間が短めの製剤から試してみるのも良いでしょう。また、ボトックスの効果を最大限に引き出すためには、適切なアフターケアも大切です。

まとめ

この記事では、韓国製ボトックスやその効果を解説しました。

韓国製ボトックスは価格が手ごろで種類が豊富ですが、安全性や持続期間には個体差がある点に注意が必要です。

代表的な製剤にはナボタ、ポツラックス、コアトックス、リジェノックス、ニューロノックスがあり、それぞれ特徴が異なります。また、アラガン社製との違いとして、安全基準や持続時間、価格が挙げられます。

この記事を参考に、自分に合ったボトックス製剤を選び、信頼できるクリニックで適切な施術を受けましょう。

足立 真由美
この記事の監修者 医療法人 涼葵会 理事長 足立 真由美
美容医療の豊富な経験から美容医療の枠を超え、東洋医学・アーユルベーダ等のホリスティック医療を展開。「美は健康な身体から」をテーマに、美容クリニックとは思えない多彩なアプローチで、最新の美を提供する。
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