
ほうれい線にヒアルロン酸を注入すると、若々しい印象を取り戻せますが、施術後に笑うと不自然さを感じる方もいます。そのため、「ほうれい線にヒアルロン酸を入れるとバレるかも」「笑ってはいけない?」と不安な方もいるのではないでしょうか。
施術の際は技術力のある医師を選んでアフターケアもきちんとしておけば、自然な笑顔で過ごせます。この記事では、ほうれい線にヒアルロン酸を注入した後に笑うとどうなるか解説します。馴染むまでの期間や注入の目安なども解説するので、ほうれい線のヒアルロン酸注射を受けようか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ほうれい線にヒアルロン酸を注入した後に笑うとどうなる?
まずは、ほうれい線にヒアルロン酸を注入して笑うとどうなるのか、詳しくみていきましょう。ほうれい線にヒアルロン酸を入れて笑うと、以下の症状が現れます。
- 不自然な笑顔になる
- 笑うと引きつる
- ヒアルロン酸を注入したのがバレる
- 笑うと痛む
1つずつ詳しくみていきましょう。
不自然な笑顔になる
ヒアルロン酸をほうれい線に注入した後は、笑いにくい場合があります。原因は、ヒアルロン酸に含まれている麻酔によるものです。また、注入時の痛みを和らげるために、別枠でクリームなどの麻酔を使用する場合もあります。
麻酔を使用すると施術直後に皮膚の感覚が鈍くなり、自然な笑顔が作りにくくなる傾向にあります。このような状態は通常2〜3時間程度で解消されますが、初めてヒアルロン酸を注入する際は戸惑う方もいるでしょう。
施術後は笑いにくくなるため、数時間予定を入れないことをおすすめします。
笑うと引きつる
ヒアルロン酸は筋肉に作用しないため引きつるような症状は出ませんが、麻酔によるしびれは2〜3時間程度あります。ヒアルロン酸による違和感は、肌に馴染むまで続きます。
落ち着くまでに個人差はありますが、施術後2週間〜1ヶ月ほどで通常の感覚に戻るでしょう。腫れや痛みがある場合、間違った施術をされていなければ、数日で治まります。それでも気になる方は、施術を受けたクリニックに相談してください。
ヒアルロン酸を注入したのがバレる
ほうれい線にヒアルロン酸を注入した場合に、「笑ったときに周りにバレるのでは?」と不安な方もいるのではないでしょうか。ヒアルロン酸は筋肉に影響しないため、笑ったときに引きつって周囲にバレることはほとんどありません。
さらに、施術の傷跡も目立たないため、バレにくいです。しかし、腫れや内出血が生じた場合は、人と会うのを避けた方が良い可能性もあります。周囲にバレるのを避けたい方は、症状が落ち着くまでリラックスした時間を過ごすと良いでしょう。
笑うと痛む
ほうれい線にヒアルロン酸を注入した後、笑ったときに痛みを感じる場合があります。痛みは注入後の副作用である腫れによるものです。個人差にもよりますが、腫れは通常だと2〜3日程度で落ち着きます。
ヒアルロン酸が馴染むと違和感や痛みは治まりますが、長引くようならクリニックに相談してみましょう。痛みが続く場合、合併症などを起こしている可能性もあるため、注意が必要です。
ヒアルロン酸注入後の笑ったときの違和感をなくすには
ほうれい線にヒアルロン酸を注入した後、笑ったときに違和感を覚える方もいます。このような違和感を抑えるには、以下のようなアフターケアが必要です。
- 患部を刺激しない
- 血行が良くなる行動は控える
- 冷やす
- なるべくリラックスして過ごす
ヒアルロン酸を適切な場所に早く馴染ませるために、患部を刺激しないようにしましょう。患部の触り過ぎやマッサージなどの行為は、適切な場所に注入されたヒアルロン酸を移動させてしまう恐れもあるため注意が必要です。
また、血行が良くなるような激しい運動や長時間の入浴、飲酒なども違和感を悪化させる恐れがあるため控えましょう。
腫れや内出血がみられる場合は患部を冷やし、リラックスして過ごすことで笑ったときの違和感を早く抑えられます。
ただし、ここで紹介した違和感をなくす方法は、ヒアルロン酸注入が正しい位置と量で施術された場合のみに限ります。経験のない医師による間違った施術を受けた場合は、正しいアフターケアをしても違和感が治まらない場合もあるため、気をつけましょう。
ほうれい線のヒアルロン酸が馴染むまでの期間
ヒアルロン酸注入の効果は施術直後から実感できますが、完全に馴染むまでには1〜3週間ほどかかります。ヒアルロン酸は即効性があるため、注入後に若々しさを実感できるでしょう。
ヒアルロン酸が馴染むまでの期間は、スキンケアの際にほうれい線に刺激を与えないよう、注意が必要です。
ヒアルロン酸が馴染むと少しずつ体内に吸収されて、半年〜2年程度で自然になくなります。
ヒアルロン酸がなくなると効果も切れるため、維持したい方は医師に相談して適切な頻度で施術を受けると良いでしょう。
ほうれい線にヒアルロン酸を注入する目安は?
ここでは、ほうれい線にヒアルロン酸注入をする適切な頻度や適切な注入量、ヒアルロン酸の料金相場を紹介します。
ヒアルロン酸注入をする適切な頻度
ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、一定期間が経過すると効果も徐々に薄れていきます。そのため、効果を維持するなら繰り返しの注入が必要です。しかし、高頻度での注入は皮膚にしこりができるなどの失敗につながる可能性があります。
ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、1〜2年の間隔を空けて施術を受けるのがおすすめです。1〜2年に1度の頻度であれば、体への負担を抑えながら、自然で美しい仕上がりを保てるでしょう。
また、ヒアルロン酸の吸収速度は個人差があるため、予想より早く効果が切れた方は医師に相談したうえで次の施術を決めましょう。
ヒアルロン酸の適切な注入量
ほうれい線へのヒアルロン酸注入量は、片方あたり0.5cc〜1.0cc程度が自然な仕上がりになる目安です。ただし、適切な注入量は、肌の状態やほうれい線の深さによって異なります。
ほうれい線が長かったり溝が深かったりする場合は、片方あたり2.0cc〜3.0ccを注入する場合もあります。施術を受ける際は、医師と相談しながらカウンセリングを受け、自分に合った量を決める必要があります。
ヒアルロン酸は注入量を多くすれば良いわけではないため、経験のある医師の判断に任せて適切な量の施術を受けましょう。
ヒアルロン酸の料金相場
ヒアルロン酸注入にかかる費用は、使用する製剤の種類や注入量によって異なります。厚生労働省が承認した製剤は、1ccあたり40,000円〜90,000円程度が相場です。その他の製剤は、1ccあたり10,000円〜50,000円程度が相場です。
価格の違いは製剤の安全性や持続性にも影響します。どのヒアルロン酸を選ぶかは、医師と相談のうえ慎重に検討しましょう。
ほうれい線のヒアルロン酸注入で失敗しないためには
ヒアルロン酸をほうれい線に注入する際は、失敗しないための対策が必要です。ここからは、以下の内容で失敗しないための対策を紹介します。
- ヒアルロン酸注入の適量を守る
- カウンセリングをしっかり受ける
- クリニックの規模だけで選ばない
- 医師選びは慎重にする
それぞれ解説します。
ヒアルロン酸の適量を守る
ヒアルロン酸を用いる際は、適量を守りましょう。注入しすぎると、皮膚がボコボコになり、笑うと不自然な印象になる場合もあります。
また、頻繁に注入を繰り返すと不自然なふくらみができて、見た目のバランスを崩れる場合もあります。必要以上に施術を繰り返すと、どの状態がベストなのか判断できない場合もあるため経験豊富な医師に判断を仰ぎましょう。
適量を保ちつつ効果を発揮させるには、経験豊富な医師の指導のもと、適切な施術を受ける必要があります。
カウンセリングをしっかり受ける
施術前のカウンセリングでは、医師に希望する仕上がりやデザイン、自分の悩みなどを詳細に伝えましょう。医師は患者の情報に基づいて、どの部分にどれだけ注入するべきか、最適な方法を提案してもらいます。
悩みや理想によっては、ヒアルロン酸以外の施術をすすめられる場合もあるかもしれません。さらに、自分の体質やアレルギーなど、詳細に伝えておけば重い副作用やリスクを回避できます。
このように、施術前のカウンセリングは重要なため、丁寧にヒアリングしてくれるクリニックを選ぶと良いでしょう。
クリニックの規模だけで選ばない
クリニック選びは、規模や知名度だけで選ばないようにしましょう。美容医療の需要が増加するにつれて、安価な施術をするクリニックも増えています。そのため、安さのみで人気が出ているクリニックもあります。
費用が安いという理由だけで選ぶと、医師の技術不足により失敗するかもしれません。そのため、美容医療を受ける際は規模や知名度だけでなく、技術力が評価されているクリニックを選びましょう。
医師選びは慎重にする
ヒアルロン酸注入の失敗は医師の経験不足によるケースが多いため、医師選びは慎重にしましょう。クリニックを選ぶ際は医師の実績や経歴、できればプロフィールまで確認しておくことをおすすめします。
安さを追求しすぎると、経験の浅い医師が担当し、思わぬ失敗につながるため注意が必要です。
Wクリニックオムには、経験と実力のある医師が多数在籍しています。ホームページでは医師のキャリアやプロフィールまで確認できるため、安心して任せられるでしょう。ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、ぜひWクリニックオム大阪院の医師へお任せください。
笑うと目立つほうれい線にヒアルロン酸注射がおすすめな理由
笑うと目立ってしまうほうれい線に対して、ヒアルロン酸注射は理想的な治療法です。ここでは、ほうれい線にヒアルロン酸注入がおすすめな理由を紹介します。
- ダウンタイムが短い
- 1年~2年程度効果が持続するから通院しなくて良い
- クリニックの規模だけで選ばない
- 頬に弾力が出る
- メスの後が残らない
- 即効性がある
1つずつ詳しくみていきましょう。
ダウンタイムが短い
ヒアルロン酸注射はダウンタイムが比較的短く、すぐに日常生活に戻りやすい治療法です。施術後に腫れや内出血が生じることもありますが、通常は数日〜2週間程度で落ち着きます。
その間、血行を促進する行為(運動や長時間の入浴など)は避け、なるべくリラックスして過ごしましょう。ヒアルロン酸による施術は短期間で目立つ変化が得られるため、仕事や生活に支障をきたすことなく若々しい印象を取り戻せます。
1年~2年程度効果が持続するから通院しなくて良い
ほうれい線に注入されたヒアルロン酸の効果は、半年から2年程度続くため、頻繁な通院は不要です。使用する製剤や個人差にもよりますが、1度の施術で長期間にわたる効果が得られるため、忙しい方にとっても受けやすいです。
施術前にはカウンセリングで悩みや希望をしっかり伝えることで、理想の仕上がりと持続性に期待できます。
頬に弾力が出る
ヒアルロン酸注射は、ほうれい線のしわ改善だけでなく、頬にハリと弾力を与える効果もあります。さらに、ヒアルロン酸は保水性にも優れているため、みずみずしさも感じられるでしょう。
注入後はふっくらとしたボリュームも感じられ、周囲に若々しい印象を与えやすくなります。このようなメリットがある理由は、ヒアルロン酸がもとから体内にあった成分で、肌との親和性があるためです。
アレルギーが出にくいため、安心して施術を受けられるでしょう。
メスの後が残らない
ヒアルロン酸注入は細い注射針を使用するため、メスを使用せず傷跡が残りにくいのも特徴です。キズが小さく施術当日からメイクも可能で、ダウンタイムを最小限に抑えられるため、周囲にバレにくいです。
さらに、切開しないため施術時間も短く、手軽に受けられるのも人気の理由の1つです。
即効性がある
ヒアルロン酸注射は即効性が高く、施術直後からしわやたるみの改善効果を実感できます。注入してすぐに体内の水分を吸収し、個人差にもよりますが、2〜3日後には理想の形に落ち着くでしょう。
注入された種類によっては、体内の水分を吸収してふくらみ、ほうれい線をなめらかなラインに仕上げるヒアルロン酸もあります。ほうれい線へのヒアルロン酸注入は、早く結果を出したい方におすすめの施術です。
まとめ
ほうれい線にヒアルロン酸を注入して笑うと、違和感を覚える場合もありますが、周囲にバレることはほとんどありません。ヒアルロン酸は注入してから2〜3日で馴染むため、気になる方は仕事の休みなどを利用して施術を受けると良いでしょう。
ヒアルロン酸注入は即効性があるため、早く結果を出したい方におすすめの美容整形です。施術する際は適切な量と頻度を守る必要があるため、指導してくれる経験豊富な医師を選びましょう。
安さや知名度だけでクリニックを選ぶと、失敗して後悔する可能性もあるため注意が必要です。
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