陥没乳頭(乳首)の治療を受けた場合、保険適用になるの?

陥没乳頭(乳首)の治療をしようと検索すると、保険適用できると書いてあったり、自由診療の案内が書かれていたりするので、不安になる人も多いようです。

結論からいうと、機能改善のための手術なら、陥没乳頭(乳首)の治療は保険の適用ができます。

この記事では、陥没乳頭(乳首)の治療に保険適用ができるかどうかを詳しく解説します。

陥没乳頭(乳首)の治療を検討している人は参考にしてください。

陥没乳頭(乳首)の治療は保険適用になる場合もある

陥没乳頭(乳首)の治療は保険適用になる場合もある

凹んだ乳首に悩む人は、女性の2%〜10%※います。

原因は先天性が多く、症状が重い場合は手術が必要になります。

陥没乳頭(乳首)の治療は、美容クリニックから病院まで幅広く行われており、自由診療で行うものと勘違いをしている人もいるかもしれません。

ここでは、陥没乳頭(乳首)の治療が保険適用できるかどうかを詳しく紹介します。

※参考:医学専門雑誌・書籍の電子配信サービス 形成外科 66巻5号 (2023年5月発行)「特集 乳輪乳頭の疾患」(https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.18916/keisei.2023050010)

保険適用の条件は授乳が困難かどうか

結論からいうと、機能改善を目的とした陥没乳頭(乳首)の治療は、保険の適用が可能です。

保険は、40歳未満の授乳に困難な場合に適用されます。

陥没乳頭(乳首)の治療方法は、保存的な方法(マッサージや吸引器)から、手術による治療までさまざまです。

ただし、妊娠中は手術を行うことができないため、妊娠の計画がある方は、事前に手術を検討する必要があります。

見た目だけのための場合は自由診療の可能性も

美容クリニックなどで、自由診療を提示しているのは、見た目のために行う手術の場合があるからです。

形成外科は、機能不全を改善するために治療を行います。

美容外科のように見た目の改善には、保険は適用されません。

陥没乳頭(乳首)は、後天的に起こる場合もあります。

見た目を改善したい場合は、患者さんの負担も大きくなるということを忘れないでおきましょう。

保険適用されたときは形成手術にいくらかかるのか

保険適用されたときは形成手術にいくらかかるのか

陥没乳頭(乳首)の治療料金は、保険適用されると両側で45,000円程度です。

また、手術する際は、検査や麻酔などの費用も必要になるので、費用が気になる人は、治療費用全体の金額を確認しましょう。

陥没乳頭(乳首)の手術は、日帰りのため、初診のときに金額を確認しておくと安心です。

医師に相談しながら、治療方法を検討してみてください。

真性陥没乳頭(乳首)は手術が必要となる

真性陥没乳頭(乳首)は手術が必要となる

真性陥没乳頭(乳首)の治療では、主に手術が行われます。

乳首の形成手術には前述したとおり、保険適用も可能です。

ここでは、真性陥没乳頭(乳首)について紹介します。

真性陥没乳頭は乳首が埋もれている状態

陥没乳頭(乳首)とは、乳首が乳房に埋もれている状態で、刺激を与えて出てくるものを「仮性」、刺激を与えても出てこないものを「真性」と呼んでいます。

真性陥没乳頭(乳首)は、乳頭付近が硬くなり出てこないため授乳が難しく、手術などが必要となる場合が多いです。

保存的治療ができない真性陥没乳頭(乳首)の場合は、妊娠の計画と一緒に治療も検討しましょう。

真性陥没乳頭を放置するリスク

真性陥没乳頭(乳首)を放置するリスクは、2つあります。

1つは乳腺炎です。

乳首が埋もれていると汚れがたまりやすく、雑菌が増えると乳腺炎になりやすいと言われています。

もう1つは、授乳問題です。

乳首が出ないため、赤ちゃんが乳首を咥えるのが難しく、子育ての悩みが増えてしまう可能性も。

日々過ごす中ではあまり健康に被害がないと感じる人もいるかもしれませんが、放置はせず、まずは病院やクリニックに相談してみましょう。

陥没乳頭(乳首)が保険適用外となる理由

陥没乳頭(乳首)が保険適用外となる理由

陥没乳頭(乳首)が、保険適用外となるのは、機能保全を目的としていない場合です。

授乳機能が必要なく、見た目だけ治したいと手術を検討すると、保険が適用されず、自由診療となります。

また、年齢が高くなるにつれ、妊娠の可能性も低くなるので、40歳以降は保険が適用されにくいともいえるでしょう。

ただし、保険適用には、40歳以下という指標もありますが、近年は高齢出産も可能となってきているため、40歳以降でも保険適用となる可能性も考えられるため、まずは医師に相談してください。

大阪のWクリニックなら、形成外科も併設されているので、保険診療でも安心

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陥没乳頭(乳首)の治療は、授乳の機能保全のためなら保険適用ができます。

高額な費用に驚き、治療を断念する前に、まずは医師の診断を受けるのがおすすめです。

陥没乳頭(乳首)の患者さんは、誰にも相談できずに困っている人も少なくありません。

身近なクリニックを探し、相談してみるとよいでしょう。

当サイトを運営する大阪のWクリニックなら、形成外科も併設されているので、保険診療でも安心です。

オンライン診療も受けられるので、気軽に相談できるでしょう。

陥没乳頭(乳首)の治療を検討している人はぜひチェックしてください。

陥没乳頭手術
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