ハイフはメスを使わずリフトアップやたるみ予防などができる人気の施術です。しかし、適切な間隔で施術を受けないと、かえって効果が得られない場合もあります。
それでは、ハイフをやりすぎるとどうなってしまうのでしょうか。この記事ではハイフの副作用リスクやハイフを安全に受けるためのポイントを解説します。
目次
ハイフとは?

ハイフ(HIFU)とは、高密度超音波を皮膚の深部に照射し、たるみやフェイスラインの引き締めの効果のある美容医療の1つです。メスを使用せずにリフトアップ効果があるとして、20代から50代までの幅広い年齢層の方々に人気を集めています。
特に、SMAS筋膜(表在性筋膜)と呼ばれる層まで熱エネルギーが届くことで、コラーゲやエラスチンの生成が促進されます。
コラーゲンが引き締め効果をもたらし、若々しい印象につながります。しかし、適切な施術の間隔や出力量を守らないと、思わぬ副作用が起こる可能性もあるため注意が必要です。
ハイフをやりすぎるとどうなる?

ハイフを頻繁に受けすぎたり、過剰に照射すると以下のようなトラブルが起こることがあります。それぞれの症状を詳しく解説します。
- 顔がこけて見える
- 皮膚がたるむ
- 神経が損傷する
顔がこけて見める
ハイフのやりすぎで最も多く報告されているのは、「顔がこけて見える」というトラブルです。熱エネルギーによって皮下脂肪が減少し、肌のふっくら感が失われてしまうことが原因です。
特に、頬やこめかみなどの脂肪が少ない部位では、照射を繰り返すことで骨ばった印象になる可能性があります。頬やこめかみなどの脂肪が減ると、若々しさよりも「疲れて見える」「老けた」という印象が残りやすくなります。
そのためハイフの照射範囲や頻度は医師としっかり相談したうえで決定することが大切です。
皮膚がたるむ
「たるみを改善したい」と思ってハイフの施術を受けたのに、かえって皮膚がたるんで見えることもあります。肌のハリを生み出しているコラーゲンやエラスチンが過剰に熱変性を起こし、弾力が損なわれたためです。
また、脂肪が減りすぎて皮膚の内側の支えがなくなり、重力に負けた皮膚が下垂して見えていることもあります。たるみ予防のつもりが、むしろ老化を加速させる結果にならないよう、施術の間隔をしっかり守りましょう。
神経が損傷する
ハイフの照射は筋膜や神経などの近い層まで届くため、照射の角度や深さを誤ると神経にダメージを与えるリスクがあります。とくにフェイスラインやあご下は顔面神経が走行しているため、注意が必要です。
神経が損傷した場合、顔面のしびれや筋肉の動かしにくさといった症状が現れることがあります。ほとんどは一時的なものですが、回復までに時間がかかるケースもあるため、施術は経験豊富な医師のもとで受けることが重要です。
ハイフの副作用

ハイフは美容医療のなかでも比較的安全な施術ですが、副作用が起こるケースも報告されています。体質や施術内容によって異なりますが、副作用でよく見られる症状もおさえておきましょう。
- 赤み・腫れ
- やけど・水ぶくれ
- しびれ
赤み・腫れ
ハイフの施術直後に起こる副作用として、赤みや腫れがあります。これは皮膚が熱の刺激を受けることによる自然な反応であり、通常は施術後から数日程度で落ち着きます。
肌が敏感な方や血行が良い方は、赤みや腫れが目立つこともあります。しかし、施術後に冷却や保湿を行うことで赤みや腫れの軽減が可能です。カバーできる程度の赤みであることがほとんどなので、気になる方はメイクをするのがおすすめです。
やけど・水ぶくれ
照射レベルが高すぎたり、機器の使い方に問題があると、やけどや水ぶくれが起こる可能性があります。これは熱エネルギーが皮膚の表面に集中してしまったことによるものです。ごくまれに炎症を伴うこともあります。
やけどや水ぶくれを避けるには、肌状態や照射部位に応じた適切な出力設定が欠かせません。施術前には肌のコンディションをしっかり確認しましょう。出力量の調整と信頼できる医療機関を選ぶことが重要です。
しびれ
神経に近い部位への照射では、まれにしびれを感じることがあります。顎下やフェイスラインなどでは神経が皮膚の表面から浅い位置にあるため、施術のスキルが求められます。
しびれの多くは一時的で、数日から数週間程度で自然に回復しますが、長期化する場合もあるため注意が必要です。肌の違和感が長引く場合は、すぐにクリニックに相談してください。
ハイフの効果の持続期間・施術頻度

ハイフの効果はずっと続くわけではありません。そのため定期的なメンテナンスが必要です。とはいえ、施術の頻度が多すぎても少なすぎても効果が得られません。
ハイフの施術に関する以下の項目を詳しくお伝えします。
- ハイフの効果の持続期間
- ハイフの施術頻度
ハイフの効果の持続期間
ハイフの効果は施術後1〜3ヶ月で効果がピークに達し、その後徐々に減退していきます。一般的には約半年〜1年ほどリフトアップや引き締め効果が持続しますが、施術を受ける方の年齢や生活習慣によって個人差があります。
定期的に施術を受けることで、たるみ予防や肌質の改善効果は長期間維持しやすくなります。ただし、施術の効果を実感するには一定の回数や期間が必要です。
ハイフの施術頻度
医療ハイフの適切な施術頻度は、年に1〜2回が目安です。約3ヶ月おきに行うケースもありますが、顔の脂肪量やたるみの程度によって適切な施術の間隔は異なります。
頻繁に照射すると脂肪が減りすぎたり、肌への負担が蓄積されやすくなります。クリニックでの診断に基づいたスケジュール管理が、安全かつ効果的なハイフ施術につながります。
ハイフを受けるのをやめたらどうなる?

「ハイフをやめたら引き締め効果がなくなり、たるみが一気に戻るのではないか?」と心配する方もいるかもしれませんが、実際には急激な変化は起こりません。
ただし、加齢によるたるみの進行は止められないでしょう。そのため、以前の施術を受ける前の状態に少しずつ戻っていく可能性はあります。
ハイフの効果が薄れることで、「たるんだ」と感じることもあると思いますが、これは自然な加齢による影響です。
施術をやめた後でも、生活習慣やスキンケアを見直すことで、美しさを維持することは十分に可能です。
ハイフの施術を安全に受けるためのポイント

ハイフは肌の引き締めや小顔効果が期待できる人気施術ですが、「やりすぎるとどうなるの?」という不安を抱く方も少なくありません。安全に高い効果を得るためには、正しい頻度と適切な方法で施術を受けることが重要です。
ここからは、ハイフの施術を安全に受けるためのポイントを大きく3点お伝えします。
- アフターケアの徹底
- 定期的な施術の受診
- 信頼できるクリニックや医師を選ぶ
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
アフターケアの徹底
ハイフの施術後の肌は一時的にダメージを受けている状態のため、アフターケアを徹底しましょう。アフターケアを怠ると、赤みや腫れが悪化したり、色素沈着が残るリスクも高まります。
施術当日は激しい運動や長時間の入浴、飲酒などは避け、肌を優しく労わることが大切です。
また、十分な保湿と紫外線対策も欠かせません。乾燥を防ぐことでコラーゲン生成が促進され、ハイフの効果を最大限に引き出せます。術後のトラブルを予防するためにも、クリニックが提示するケア方法を取り入れましょう。
定期的な施術の受診
ハイフの効果を維持するためには、継続的な施術が理想です。しかし頻度が多すぎると脂肪が減りすぎたり、肌がたるんでしまったりする原因になります。医療ハイフの場合、一般的には半年に1回、もしくは年2回の施術が推奨されています。
自己判断で短期間に繰り返すのではなく、医師と相談しながらスケジュールを立てることが、効果の獲得と安全性につながります。過剰な施術はかえって逆効果になることもあるため注意しましょう。
信頼できるクリニックや医師を選ぶ
ハイフは肌の深層部に高密度の熱エネルギーを届ける施術のため、医師の技術と機器の性能が結果に直結します。実績のある医療機関や、症例数が多くカウンセリングが丁寧なクリニックを選ぶことが重要です。
また、顔面神経や筋膜構造に精通した医師であれば、副作用のリスクも最小限に抑えられます。価格だけで選ぶのではなく、医療安全の観点からも慎重にクリニックを選びましょう。
Wクリニックでのハイフは、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイド照射が可能です。最新機器を使い分け、顔全体の引き締めから、目元や口元などの細かい部位まで的確にアプローチします。高度な資格を持つ医師やハイフ技術を極めたナースによる施術で、安全かつ効果的なリフトアップ効果が期待できます。
ハイフの施術がおすすめな人・向いていない人

ハイフはすべての人が効果を得られる最適な施術とは言い切れません。ハイフの施術が自身の悩みや肌質に合っているかを確認することが大切です。
- ハイフの施術がおすすめな人
- ハイフの施術が向いていない人
上記の特徴をそれぞれ詳しく解説します。
ハイフの施術がおすすめな人
下記のような方はハイフ施術のメリットを実感しやすい傾向にあります。
- 頬やフェイスラインのたるみが気になってきた
- 切らずにたるみを改善したい
- 小顔効果を得たい
- 肌のハリや弾力を取り戻したい
- ダウンタイムをできるだけ避けたい
特に、まだ加齢によるたるみが軽度の20代後半〜40代前半の方は、肌の土台を整えることでエイジングケア効果が得られやすくなります。肌に弾力が感じられるタイミングに施術を始めると、より高い予防効果が期待できるでしょう。
Wクリニックでのハイフは、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイド照射が可能です。最新機器を使い分け、顔全体の引き締めから、目元や口元などの細かい部位まで的確にアプローチします。高度な資格を持つ医師やハイフ技術を極めたナースによる施術で、安全かつ効果的なリフトアップ効果が期待できます。
ハイフの施術が向いていない人
一方で、以下に当てはまる方はハイフ施術が向いていない場合があります。
- 極端に皮膚が薄い、乾燥しやすい肌質
- 妊娠中や授乳中の方
- 神経疾患や自己免疫疾患のある方
- ペースメーカーや金属インプラントがある部位への施術を希望する方
- たるみの程度が重度で皮膚が大きく余っている
ハイフは肌の奥に熱を与える施術のため、肌のバリア機能が弱い方や疾患がある場合には慎重に判断する必要があります。気になる点があれば、必ず施術前のカウンセリングで医師に相談しましょう。
ハイフのやりすぎに関するよくある質問

ハイフのやりすぎに関連した以下の3点の質問について解説します。
- ハイフを続けているとがんになるって本当ですか?
- ハイフの施術を長年受け続けているとリスクはありますか?
- ハイフの効果はいつ頃戻りますか?
ハイフを続けているとがんになるって本当ですか?
ハイフの超音波は放射線と誤解されることがありますが、ハイフに使われる高密度焦点式超音波(HIFU)は、がんの原因となる放射線とは全く異なります。そのため、ハイフの施術ががんのリスクを高めるという科学的根拠は現在のところ確認されていません。
むしろ、ハイフの技術は前立腺がんなどの治療にも応用されており、安全性は一定の評価を受けています。正しい機器と方法で施術を行えば、がんのリスクを心配する必要はないと言えるでしょう。
ハイフの施術を長年受け続けているとリスクはありますか?
長期間にわたってハイフを受け続けた場合、リスクが生じる可能性があります。照射回数や頻度が過剰になると、脂肪組織の減少による顔のこけや皮膚のたるみの悪化、神経へのダメージなどの症状が出ることがあります。
これらの症状は適切な照射間隔や強度を守らなかった場合に起こりやすくなります。年単位で施術を続ける場合でも、医師の判断のもとで計画的に受けることで、施術の安全性は確保されるでしょう。
ハイフの効果はいつ頃戻りますか?
ハイフの効果は施術後2〜3ヶ月でピークを迎え、その後徐々に効果が薄れていきます。持続期間はおよそ半年程度が一般的ですが、肌質や年齢、生活習慣によって個人差があります。
効果が完全に消失しても、施術前の状態よりもコラーゲンが再構築されていることが多く、完全に元に戻るわけではありません。ただし、持続的なリフトアップ効果を希望する場合は、年1〜2回のメンテナンス施術が推奨されます。
まとめ

ハイフは、メスを使わずにリフトアップ効果が期待できる美容医療ですが、やりすぎると顔がこけたり、皮膚がたるんだり、神経を損傷するリスクがあります。
副作用として赤みや腫れ、やけど、しびれなどのトラブルの報告されており、適切な頻度と医師の判断のもとで受けることが大切です。ハイフの施術の効果は半年〜1年ほど持続し、年1〜2回の施術が推奨されます。
ハイフの効果だけではなく副作用までおさえることで、安全かつ高い効果の施術につながるでしょう。
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